保育器から出せ!|さっさと私を預けてホッとしたんだろ|セラピーの現場から(576)
生後すぐに保育器へ入れられ長い間入院させられた。そのことに産みの母は無頓着(むとんちゃく)だったようだ。その時の心の傷が私を苦しめている。そこをセッションでやる。 保育器から出せ。 お母さんに言おうとすることをためらう。 […]
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生後すぐに保育器へ入れられ長い間入院させられた。そのことに産みの母は無頓着(むとんちゃく)だったようだ。その時の心の傷が私を苦しめている。そこをセッションでやる。 保育器から出せ。 お母さんに言おうとすることをためらう。 […]
セッションでは、私はいつも激しい怒りが出ます。以前はこの怒りを抑えることで心のトラブルを抱えていました。セッションで怒りを存分に噴出させることで自分を徐々に回復できてきました。 しかし、だんだん物足りなくなってきました。 […]
登山ガイドが必ず教えてくれる山登りの秘訣があります。①できるだけ小さな歩幅で歩くこと。まるでお婆ちゃんのように。足元の小さな段差に合わせてひとつづつ丁寧に登ること。②焦らないこと。いつかは頂上に着くというつもりで、 1歩 […]
怒りが自分を支えてくれていた。そのことに気が付いた。気が付くと、やがて怒りだけでは嫌になった。怒りを取り除いた自分は何だろう。怒りの無い自分は「抜け殻」だった。そこに居ようと思い、ずっと「抜け殻」をやっていた。 ところが […]
私は、小さなころから親や姉妹に疎外(そがい)されたらしく、愛情をうまく育めず、子育てに失敗し、その影響は孫にも出ているようだ。 セッションをすると「なんで、なんで」というのが出る。始めのころは「なんで、なんで」の意味がは […]
子供の閉じこもりがきっかけでセラピーを始めた。セラピーで気が付いたところを家で瞑想するようにしている。しかし、怖くて瞑想できないことがある。何が怖いのか。自分の中の恐怖を考えていた。腑に落ちたことがある。閉じこもりは私が […]
グループセラピーに初めて参加した。周りの人との関わりが良くない、というのが動機。当日、行くまでの間、大事なものが壊れたり、体調が優れなかったりした。 セッションでは、他の人を見て、涙が止まらなかった。なぜこんなに涙が溢れ […]
子供が閉じこもりから回復する兆しが出て、ひと段落した感じがある。子供の閉じこもりは、母である自分が影響していた。特に自分の中の恐怖が元になっていた。この恐怖は出生の時にもらった死の恐怖だと思う。そのようにして、私のセラピ […]
息子は、引きこもりで家から全く出ない状態だった。しかし、母親である私のセラピーが進むにつれ、最近は、家から出て買い物に行くようになった。始めのときは嬉しくて驚いた。息子にばれないように表情は隠した。息子は買い物にもだんだ […]
私たちは不快を避け、快の方向へ生きます。当たり前のようですが、セラピー(ベビーブレス)の中での理解には大切になってくる事柄です。例えば、怒りのエネルギーは生のエネルギーで心地よいものです。怒りを押し殺していては人は病気に […]
今回(明日)のセッション前は、かなり気が立っているように思います。元々、(あまり付き合いもよくない方)なのですが、友人の誘いも断ってしまい、常に怒っているところに怒りを上乗せしている気分です。 これは、セラピーへの拒絶の […]
セッションを何回か受けて少し自分に余裕が出来てきました。今まで母へは怒りばかりが出ていましたが、母への理解も自分の中に生まれてきて、母の大変さも感じられる気がするので、ここはひとつ、母を褒めてみようと思いました。 昨日は […]
失われた記憶を思い出すことには2つの価値があるように思われます。1つはその記憶そのものの重要性です。つまり、その記憶を知ることで、なぜ、その記憶を思い出したくなかったのかが理解できるようになります。自分の隠れた気持ちを知 […]
セッションを始めてから、徐々に上司たちとの関係が楽しめるようになった。 会社で毎年、旅行がある。小さなグループで行く。同じメンバー。その中に苦手な上司もいる。2年前の旅行では、上司たちへ自分からは話しかけられなかった。頑 […]
(先日のブログ(549)の続き) ある女性は、戸籍から家系図をつくってみることにより、祖母や母から連鎖したであろう、女性であるがゆえの寂しさ不自由さを、経済的な頑張りで挽回しようとする傾向を、自分自身が持っているこ […]
ありふれた場所、ありふれた時間に、幼い子供たちが遊んでいるのを見ることがあります。幼稚園の帰りに。立ち話の親の足元で。自宅の前で。買い物の途中の階段で。子供はどうしてあんなにかわいいのかと思います。彼らは生きることに夢中 […]
セラピーの現場では「疾病利得」という言葉をかみしめるようなことがあります。心のトラブルがなかなか改善しない場合です。ついつい、心のトラブルから得る損得、トラブルの回復から得る損得などを、目(ま)の当たりにするかのような思 […]
セラピーを始めて、いろいろなことが理解できるようになっている。母を理想像に近づけようと必死に努力した。母が怒ると面倒なので、かなり無理をして母を褒めたり肯定したりしていた。でもこれは、かなりのストレスで、不自然なことだと […]
セッションから後、雑念に負けず、毎日30分瞑想している。 自分を見つめ、分かってくればくるほど、まるで、狂った人の人生のよう。私の人生をこれ以上狂わしたくない。 ブログも毎日チェックしている。自分を見つめる視点が変わるの […]
フローティングセラピー(弊社で開発のセラピー)で、それまで分からなかった胎児期の事情が理解できるような心象が体験されることがあります。以下、その一例の聞き取り内容です。 ++++++++++++++ お腹の中に帰れて良か […]
戸籍から家系図をつくってみることも自分自身を理解するのに役に立ちます。戸籍は、誕生、養子、結婚、死亡など各人の人生の節目の記録しか記載されていませんが、それでも丹念に見ていくことで、いろいろな事実が分かり、手掛かりになり […]
人によってセラピーで進みが速いか遅いは違いがあります。誰しも早く進みたいがなかなかそうはならないのは残念です。速く進みたい人ほど、焦りとなるのか、うまくない、ということもあります。焦りのこころには、セラピー […]
ベビーブレスで出てきたイメージ。おっぱいをお母さんがくれようとする。それを私は飲まない。お母さんはなんとか飲ませようとするが私は飲まない(*なぜ飲まないのかという原因はここでは暗示されていない)。一生懸命手でいらないと表 […]
私たちは、本当においしいものを食べると「美味しい」と感じます。美しいものを見ると「美しい」と感じます。骨董などに興味もなかったのに、たくさんの骨董の群れの中から、気になる一品を選んでみると、実は、名のある作 […]
ありふれた場所、ありふれた時間に、幼い子供たちが遊んでいるのを見ることがあります。幼稚園の帰りに。立ち話の親の足元で。自宅の前で。買い物の途中の階段で。子供はどうしてあんなにかわいいのかと思います。彼らは生きることに夢中 […]
多くの人にとって、自分の苦しみが、母親との関係で苦しんできたことが分かってきます。しかしなぜ、それほどまでに苦しむのか。大人になった自分が、目の前の年老いた母(今は経済も肉体的力も失っている人)によって、な […]
グループカウンセリング。みんなの前で決して出してはならなかったもの。自分でも意識するのが難しかったもの。それを初めて出すことができた。激しい怒りの、破壊のエネルギー。世の中全体に対する怒り、世界を破壊するようなエネルギー […]
ブレスワーク(弊社の開発したものはベビーブレスと呼んでいる)の最中に、しらけてしまうのだけれどどうすればいいか、ということが時々あります。それほど心配することはありません。 しらけるのは、あなたの一部が、あなた自身にブレ […]
気が付いた。今まで、我慢して頑張って良い子をやって来た。本音を言葉にできない。母に必要とされたいから。いらない子にならないために。死なないために、生きるために。 でもそれは、本当を生きていないことを実は知っていた。今、本 […]
これまで私が苦しんできたのは、母からもらうことばかりだったから。今回、「ただ甘えたいだけなのに」という境地に居れた。その違いは大きい。<もらう>とか<甘える>とかの言葉の問題ではない。 母親からもらうことばっかりでいっぱ […]
老人介護の現場を扱うケアマネさんたちの業界の、ある話を聞いたことがあります。一部に介護が困難になる人たちがいます。介護のシステムがうまくはたらかなくなるのです。その背景に、人間関係の崩壊があるというのです。 […]
小さいころから良い子でいようと頑張っていた。お母さんも自分の事で大変そうだなと分かっていた。でも、良い子でいようと思って過ごしていたら、精神的に参ってきて、「人が怖い」とか思うようになった。人前で緊張してうまくやっていけ […]
手掛かりになる重要なことを思い出した。赤ちゃんの時に母に首を絞められた記憶。それだけではない。そのほかにも似たことを思い出した。それらのことを忘れるために、日常の、私の記憶の機能そのものが損なわれているらしい。この状況は […]
自分をダメにした母親への怒りが強い。母親は、どうにもならないと頭では分かっている。それでも母親を何とかしたいと思う。怒りが掻き立てられる。ほとんど絶望的だ。子供のころ母親から本当の愛情をもらえなかった。寂しい。その寂しさ […]
傷つきながら生きてきた人は、大方、自分を抑え込む感じがあります。ベビーブレスで徐々に解放されて行くようです。押え込み、抵抗、癖・・・というようなもの(言い方はいろいろ)がなくなっていきます。そして、ベビーブレス仲間と自分 […]
セラピーを重ね、自分が徐々に変わっていくとともに、ある日、突然大きく変わることがある。そのある日の直前、自分が変わる予感のようなものがする。何か不思議なウキウキするような感じ。そわそわするような、怖いような […]
若い母親が、いろいろな理由で、子供に愛情が注げない。心の奥では、子供がいなくなればいい、死んでしまえばいいと思ってしまうこともある。子供の食べ物やおしめの世話は、何とか頑張って、する。しかし本心から生きてほしいなどとは思 […]
私たちは、心が辛すぎて「なぜだ!」と叫びたいことがあります。ベビーブレスでは、自分の心の傷に直面するときに、実際に経験することがあります。幼い頃から作られた切ないほどの傷に、心からの叫びが上がるのです。うま […]
凄いことが起った!!昨日の息子が中学の卒業式だった。父親である私も出席した。でも、それは、まるで自分自身の卒業式だった!涙が溢れて止まらなかった。やっと自分が、この〇〇中学校を卒業できた。 40年近く前に、私がこの〇〇中 […]
どうしても辛く苦しいときがあります。苦しさに追いつめられて、私たちは、その苦しさから逃れる助けとして、人に頼ることがあります。まるで、昔失った親を求めるように。しかし、そのことも、あまり長く続くと、本当の気 […]
毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり、やがて自分自身の子供を毒するようになる、という世代間連鎖は、何を意味するのでしょうか。世代を下れば、親、子、孫、ひ孫・・・。どこまでも続くように思われます。自分は親か […]
自分の中に怒りがある。最近のことではない。普通に覚えているような頃の記憶でもない。かなり古い記憶。古い怒り。それしか「手がかりがない。」そうして、ベビーブレスをすると徐々に表れてくる。何か幼い頃の「象徴のようなものが出た […]
毒親の親もまた毒親であったというのは、セラピーの現場ではほとんど、あたり前のことのように思えます。つまり、毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり自分自身の子供を毒するようになる、ということのようです。世代間 […]
経営する店の従業員の人間関係が、なかなか、うまくいかない。経営者である自分自身の問題があって、本当の感情を抑えてしまい、これもうまくいかない感じがしていた。 ところが、自分のセラピーが知らないうちに心の奥で進んでいたのか […]
セラピーを続け、今まで気が付かずにいたことに、気が付きました。「子供との時間が宝物だった」ということ。それを思った時、家でもじーんときました。そのことをグループカウンセリングで話そうとしたら、話しながら、わっと泣けてしま […]
人は色々のことを忘れます。便利でもあります。でも、重要なことを、思い出そうとしても思い出せないと生活や職場でに困ることになります。度々だととても困ります。何か原因があるかもしれません。その場合には、幼い時に対応できないほ […]
毒親をテーマにした本が増えています。「毒親」とは厳しい非難の響きのある言葉です。センセーショナルな言葉です。しかし、親から毒された子供の側からすれば、そんな言葉でも足りないほどの気持ちがあるでしょう。一生を台無しにされた […]
自分の親が「毒親」だと気がつくのは、軽傷の子供の場合のようです。子供にとって毒親と気がつくのには大きな勇気がいるからです。子供にとって親はどんな親でも命の基盤です。自分を産み育ててくれた大きな宇宙です。それを否定すること […]
母親は宗教に入信した。そのことで私は2度捨てられた。小さい時に私は母親から愛情を貰えずに捨てられた。大きな傷になった。大人になりその傷を修復する作業し始めた。始めは、その傷がどこから来るのか、はっきりしなかった。作業を続 […]
心理セッションやグループカウンセリングに立ち会わせていただいて、感じることがあります。男女の違いのことです。男性や女性がそれぞれ示す、人との関係性。 女性は、親や子供など人との関係性の中に、自分の問題の解決を見出そうとす […]
○職場へのいかり 自分が勤めている職場に不満があった。「何てブラックな職場なんだろう」と思っていた。実際忙しい。私の同僚は、その同じ不満から、爆発してしまい、上司からは不評を買ったらしい。私はその場にはいなかったが、溜飲 […]
自分の気持ちが家族に通じないということがあります。そのため家族の中で孤立して苦しんできた人たちがいます。そういう人は、グループカウンセリングが役に立つと思われます。仲間が、同じような傷を持ち理解力を養ってきた人たちが、自 […]
心理カウンセリング等の心理セッションを続け、大切な気づきに次々と出会うと、実生活もいろいろな改善が起き、順調に進みます。それに伴い心理セッションへの意欲も出て、もっと進みたいと思います。そして、徐々に大きな気づきがありま […]
心理トラブルの深い部分を探ると、母親から出生を本当には歓迎されないのに産まれてきてしまった、という事情が隠れていることが多々あります。そのようにして生まれてきた人が抱える葛藤は、阿闍世コンプレックスと呼ばれます。この名称 […]
心理セッションを受けて、短期の内に、当面の目標に到達する人もいます。しかし、当面の目標には到達したものの、更に深く自分の問題に着手する人も多くいます。ひと月に一回、あるいは数か月に1回の割合で、心理セッションを受けます。 […]
一方的な恋愛感情を相手に抱き、思うようにならないと、相手を傷つけたり殺したりする事件が起きています。悲惨な事件です。しかし、同様の事件は、古今東西、珍しくないようです。 では、そもそも始めは好きだった相手を、害しようとす […]
「長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか」(第一章43ページ 大美賀直子 さくら舎)には、次のような箇所があります。娘に執着する母の心の底には「愛情欲求」がある。その欲求は、母が子供の頃に満たされなかったもので、次には、夫 […]
セラピーが進むと、やがて実力がつき、自分の真の問題が見えてくるようです。ところが、その問題の奥深さも見えてきてしまいます。そして、自分の問題を早く片付けたい、と思うようです。この「早く」が、実は、訳ありなのです。早く片付 […]
「母を棄ててもいいですか?」(熊谷早智子 講談社)という本には、次のような意味の文章があります。母娘関係の相互依存から抜け出せない仕組みとして、母親側からは娘へ「あんなにしてやった」「こんなに面倒を見てやった」と刷り込み […]
スーザン・フォワードの「毒親」という著書から始まり、あちこちで「毒親」という言葉・概念が使われています。この言葉・概念は、< ひどい親のせいで自分は不幸な思いをしており将来もろくなことにはならない >という運命論だと批判 […]
東京の電車の中から富士山が見える場所がある。毎朝、通勤の途中に眺(なが)める。富士山のふもとの山中湖の近くにある研修施設。そこでの気づき。私の命は条件付きの命。役に立つことが生きていてもいいことの条件。そのように生きてき […]
私たちは心のトラブルを解決するのに、母子関係は避けて通れないようです。そして自分の母子関係を理解すればするほど、母を許すことなどできなくなり、どうしようもない母親をどうにかしようとして、絶望的な葛藤をし、ホントに絶望して […]
沖縄の花 ベビーブレス(弊所で開発したブレスワーク)のセッションで、隠れていた過去の重要な記憶が手に入ることがあります。それらはジグゾーパズルのように断片的です。カウンセリングでそれらの断片を精神分析的につなげます。つな […]
心理セッションやグループカウンセリングに立ち会わせていただいて、感じることがある。男女の違い。男性や女性がそれぞれ示す、人との関係性。 女性は、親や子供など人との関係性の中に、自分の問題の解決を見出そうとする傾向が強い。 […]
対人関係で「無視」してしまうクセがある。今は、かなり改善されたと思うのだが、知らないうちに、そうしているらしく、自分でもショックだ。根深い「無視」がなぜ起きるかという原因が不明だった。今回、その原因に迫ることができた。 […]
ベビーブレスをした。(母親に)わかってくれない事に対して怒りが出てきた。言おうとする前に「怖い顔がくるから言えないんだ」という気持ち。その後、聞いてもくれないから、自分の気持ちをわからなくして泣く事しかできなくて「何で聞 […]
昔から伝わる物語は、人の心を深く打つから伝わるのであり、打たれる側の人に同じものがあることを意味する。 エディプスコンプレックスの語源は、ギリシャ悲劇のエディプス王の物語にある。この物語で、エディプス王は、それと知らない […]
「胎児は知っている母親のこころ」という本に、以下のような内容がある。ある母親が娘を産んだ時に、この新生児の娘が怒っているように感じたのを覚えていた。そこで娘が12歳の時にそのことを聞いてみた。すると娘は「だってママは男の […]
子供にかかわる仕事をしていて、向き合うのが難しい子供がいる。思い通りにならないと仲間から抜けていく子。私の幼少期と同じで自分の気持ちが言えない子。今まで、その子に関わるのが難しくて距離が遠かった。 最近、関係が近くなった […]
「胎児は知っている母親のこころ」という本に、母親から胎児が受ける心理的な影響の物理的な根拠とし挙げられ得るものとして、以下のような意味の内容がある。母親のストレスホルモンであるノルアドレナリンの血中濃度が、高いと、胎児の […]
「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」という本に、以下のような意味の内容がある。象徴的な意味で「父親殺し」は可能であるが「母親殺し」はそう簡単にはいかない。父親とは簡単に対立関係になれるが、母殺しはそのま […]
「母は娘の人生を支配する」という本に、以下のような意味の内容がある。母親は娘の生き方を支配して良いと言う思い込みがあるように思われる。この思い込みは非常に強固なもので本人(母親)にはどうしようもない「症状」のようなものだ […]
「毒になる母親」という本には、「インターナルマザー」と呼ばれる「自らの母性」によって「自分で自分を育てる」ことが大事とする意味の記事がある(キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部)が、ベビーブレスでは、少なからずの人 […]
「毒になる母親」という本に次のような内容がある。[(母親の)生い立ちについて知れば知るほど、母親と言う人間と、母親がそのように振る舞う理由がわかってくる。母親自身が「愛されない子供」として、トラウマを抱えている可能性も高 […]
ヒットラーの母親のこと。アドルフ・ヒットラーはあれだけ多くの人を殺し都市を破壊をしたのだから、幼少期の母親との関係はさぞかし悪かったのだろうと思われている。しかし、少ない記録を見る限り、母親はとてもいい人だ […]
最近、父が亡くなった。納得のいく看取りが出来た。父への憎悪が底をついていたからこそ、一方の愛情も溢れ出したのだ、と感じる。 だけど、そこから思う。私の母への憎悪は底をついてないのでは、、。それを観たい。そこに挑みたいとベ […]
私の根っこは「いらない子」なのだが、すぐに忘れる。忘れて頑張ろうとする。頑張って役に立って、いてもいい子に、昇格したい。「働けよ、役に立つために働け」と自分が自分自身にやられる。それだけでなく他人にもやる自分がいる。「い […]
私の母は昔、父の女性問題や暴力で苦労しました。その後、私が14歳の頃に、父は母とは離婚し、私は父方祖父母に引き取られました。私は24歳の頃に父から理不尽な暴力を受けたのがきっかけで、その後縁遠くなっていました。 そんな父 […]
生まれたばかりの子羊を数時間の間だけ母羊から引き離すと、その後、見た目には健康に育っても、他の子羊と遊ばない、一人ぼっちの子羊になってしまうらしい。実は、本来ならば、その失われた数時間の間に、母羊が子羊の体中を舐めまわし […]
今回のセッションは弾けた。仲間が話してくれた、お父さんを看取る話が響いていた。 初めからエネルギーを出せた。久々に気持ち良く笑えた。身体の痛みを感じたがそれも笑えた。あー、生きているなぁと実感。 ダンスは思い通りに出来て […]
ベビーブレス。最初に湧き出てきたのは母に対して、本来の自分で生きて欲しいという願いだった。母にただ幸せになってもらいたいだけ。 いい加減今までの生き方を止めて欲しい。いつもの不幸せな母の顔が浮かぶ。 「ちゃんと生きろー! […]
私は諦めない。ベビーブレスに出会う前は諦めようとしていた。人生を諦めようとしていた。でも今は違う。自分のエネルギーに目覚めた。諦めない。母親を諦めない。母親が自分へ愛情を与えないという理不尽さを諦めるわけにはいかない。母 […]
アコールのブログを読んでいる。「376 自分にはホントの部分がない」と「407 思い出し、表現、感情」が印象に残った。最近の自分と重なる。 前回のベビーブレスは正直何に向かって(隠れている自分の)感情を出していけば良いの […]
職場には一緒に組んでいる男の人がいる。去年も組んでいた。この頃、その人をそのまま受け取るようになった。 前は「ここは何でできないんだよ」と思ったりしていた。転職してきた人で色んな人から「プライドが高くていい加減なところが […]
○ ブログの感想 私もある宝物 ブログ「自分を表現出来ないという謎がとけた」は自分の体験と同じだってすごく共感しながら読みました。 このブログへの共感によって呼び起されるように思い出すことがあります。そう、私自身のベビー […]
実家に時々帰る。あるとき、帰る時に「今日は何時頃帰るね」とメールで連絡をしていたが返事がなかなかなかった。電話すれば良かったが、せずに、そのまま心配になった。帰ってくる事をあまり嬉しくないのか、何ですぐに返事がないのか、 […]
せっかく大きな手掛かりが、いくつかつかめても、なかなか繋(つな)がらず、うまく話せないことがある。多くのことを話そうとして支離滅裂ぎみになる。小さなころから話をうまくまとめて話すことをやってこなかったのかもしれない。自分 […]
ベビーブレスの後はすっきりして、仕事で接する子供たちにも、穏やかに接せられる(もっとも時間が1ヶ月あるとそろそろ切れてくるが・・・)。穏やかなとき、子供たちの子供らしい振る舞いが、ベビーブレスの私のように思えて、「いいぞ […]
私はこの怒りのおかげで仕事も家事も暴走するようにできる。この底知れない怒りには、私自身の母親に対する怒り、そして、母親自身の母(私の祖母)に対しての怒り、またまたその上の母に対する怒りが、連なる底知れない怒りが、重なって […]
私たちは悩みがあるときに同じ思考過程でぐるぐると回ってしまうことがある。グループカウンセリングでも同じようなことがしばしば起きる。止めどなく同じ思考過程で円を描いてぐるぐると考えが回り、なかなか先に進まない。何か重要なこ […]
私の中には私自身に対する「役にたたなければいらない」という感覚がある。役にたたなければいらないという条件付きの死…見方を変えると、役にたてば、生きても良い可能性がある。その可能性にしがみついて生きてきた。条件付きの生だ。 […]
私たちにとって仕事は重要です。ときとして、弱い自分が仕事のじゃまになっていると、感じてしまうこともあります。この弱ささえなければ、もっと仕事はうまくいくのに、というものです。あるいは仕事が自分に無理難題を要求するように思 […]
1月7日の朝、出かける支度をしながらブログを読み始めた。「犬はずっとこっちを見ていた」。・・元旦の晩・・「家には誰もいないのか」「よしよし」「さびしいな」と読んでいたら涙が止まらなくて、一頻(しき)り泣いた。支度途中だっ […]
乞食でさえ金持ちを選ぶ。持たない人(母)から無理にもらおうとするのは暴力。そうとわかっていても奪おうとする。どうしようもなく、また、やってしまう。やってしまう根源的な欲求がある。自分ではどうしようもない。 やってしまうと […]
いつもアコールのブログを閲覧いただきありがとうございます。 よろしければ気に入ったブログをフェイスブックなどでシェアしていただければ、と思います。 たとえばアイフォンでフェイスブックできる場合の手順は下のとおりです。 & […]
グループセッションは助けになる。周りの(セッション仲間の)刺激と応援と安心があってなんとか、この1年やれてこれた。大きい。集団の力やたくさんの人の関わりがあることが有難いし、嬉しかった。今年はグループセッションに母が何回 […]
オラウータンの話の続き。赤ん坊に乳を与えられないオラウータンは、赤ん坊を引き離される。赤ん坊の命を救うために、飼育員が育てる。飼育員に育てられたオラウータンは、将来、仲間のオラウータンとやっていけなくなる。だから、成長し […]
アコールのセミナーのセッションでは、記憶が焦点になることが多い。遠い昔の記憶、特に胎児期や乳幼児期の記憶。昔のことなのでなかなか思い出せない?。だいたい乳幼児期以前の記憶が残っているはずがない?。 そうではない。記憶と言 […]
セミナーで、いよいよ、自分の核心のところにたどり着く。すると、うまくいかない。迷う。どうなっているのか戸惑う。苦痛に思う。逃げているのだろうか。逃げているかどうかは本当は自分が知っている。どうすれば逃げずに、向かっていけ […]
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胎児期も視野に入れた精神分析的カウンセリング、ベビーブレスを体験し、自分の心理的なトラブルを理解し、本当の自分をつかんだ人々の体験談集
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著者:林貞子 雲泥諸智
単行本:162ページ
発行所:アコール有限会社