495 人から意識がなくなり「無視」になる、その原因

対人関係で「無視」してしまうクセがある。今は、かなり改善されたと思うのだが、知らないうちに、そうしているらしく、自分でもショックだ。根深い「無視」がなぜ起きるかという原因が不明だった。今回、その原因に迫ることができた。
私を出産する時、母親は「陣痛が来ると眠くなる」と言っていたそうだ。その上、私は帝王切開で産まれた。母は麻酔をかけられ、ほんとに意識がなくなってしまった。そのことで私には大きな恐怖がある。これが原因だと直感できた。
生まれたばかりの子羊は、母羊とのコミニュケーションが欠けると自閉的になる。同じように、人間の新生児は、母親とのコミニュケーションが健全な成長に必要である(ブログ479「他の仔羊と遊ばない子羊」)ということらしい。もう少し早い時期、つまり人が生まれる前後も、母親とのコミニュケーションは重要なことが容易に推測できる。通常は、母親の全意識は産まれ出る子供に向いているはずだ。
私の場合、出産の前後に、それがなかった。これは大きな傷となる。大きな恐怖になる。その傷が癒えないと、その傷によって、人をやっつける。虐待された人は他人を虐待してしまう。子供を虐待してしまう。それと同じ。人から意識がなくなり無視する。普通は「無視」というと、「積極的に」知らんぷりするという感じがある。私の場合、そうではない。自分の意識がなくなってしまう。意識なし。それが「無視」になる。

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494 お母さんだって人間なんだから

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ベビーブレスをした。(母親に)わかってくれない事に対して怒りが出てきた。言おうとする前に「怖い顔がくるから言えないんだ」という気持ち。その後、聞いてもくれないから、自分の気持ちをわからなくして泣く事しかできなくて「何で聞いてくれないんだよ」って泣いているのに、怖くてこの瞬間が「終わってくれないかな」と。
聞いてもくれないので(そのままでは)怒りが増えてくるから「なかったものにしよう」としていたと気がついた。気が付いてから「何で聞いてくれなかったんだよ」本当は「こう思っていたのに」「怒った顔が怖いから言えなくなるじゃないか」と出た。怒りと悲しみをボコボコとぶつけた。私が大声であまり泣くからその場から母が立ち去って、泣き止んだ頃に優しい顔でくるけど、私は疑う気持ちで母の気持ちが分からないまま。受け入れてくるから(母の近くへ)行くんだけど。わからないまま行く。その瞬間しか甘えられないから(行く)。その時はべったり行くが、心は疑わしくて、私の事を好きか嫌いかわからないし、私も分からなくて苦しい。「分からないままくるな」と怒りたいけど母の感情のまま(それに従って今まで)生きてきた。
ブレスをやって深く入っていく中で、だんだん、お母さんに求めても繋がれない感覚で(私は)泣いている。「分からない」と泣いている。お母さんもどうして良いか、(なぜ私が)こんなに怒っちゃうか分からない。私の気持ちを聞けないのか、分からないのか、お母さんも泣いている。母の泣いた顔を見ると私が安心する。(母の)感情をもっと出して欲しかった。
大人になって心理の学びをして、おかあさんのせいでこうなったんだよと(強く)は言わないけど、「母親がこうだと子供は荒れるよね」と言う。お母さんを傷つける事を言って、母親を試すようにいうんだろうと思っていたけど、(本当は母親に)泣いて欲しかった、気付いて欲しかった。お母さんだって「泣くのを辞めた」というけど人間なんだから泣いて良いのに。
静かな呼吸になって、かわいそうなお母さんを小さくしてお腹の中に乗っけて「穏やかになって良いよ」というイメージでいた。一緒に穏やかになったよう。
足は震えて、怖い。怖いけど繋がりたい。そんなイメージだったのかも。

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493 昔からの物語は人の心を深く打つ:エディプス王や阿闍世王の物語

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昔から伝わる物語は、人の心を深く打つから伝わるのであり、打たれる側の人に同じものがあることを意味する。
エディプスコンプレックスの語源は、ギリシャ悲劇のエディプス王の物語にある。この物語で、エディプス王は、それと知らないうちに父王を殺して母との間に子供を作っていたことに気が付き、深く葛藤し自らの目をつぶした。一般的にも、男の子には父親への殺意があり母を得たいと望む気持ちが隠れているとして、フロイトは、その葛藤をエディプスコンプレックスと名付けた。これは有名な話。自分、父、母の3者関係。
阿闍世(あじゃせ)コンプレックスの語源は、仏典の阿闍世王の物語にある。阿闍世王は母親が胎児の自分を殺そうとしたことから、長じて母親への殺意を持つ。一般的にも、母親が胎児を望まない時期があると、子は長じて母親への激しい怒りを持つとして、古澤平作は、この葛藤を阿闍世コンプレックスと名付けた。生まれる前からの怨(うら)みという意味で未生怨(みしょうおん)ともいう。自分、母の2者関係。
ところが前者の物語にも、後者の物語に相当する部分がある。前者のエディプス王の物語では、「産まれてくる子は父を殺し母を犯すであろう」との神託を信じた両親(父王とその妃)によって、エディプスは産まれてすぐに、殺すために捨てられてしまう。殺すために捨てられるシーンは色々あるらしい。一つには、エディプスの踵を矢で射ぬいて川に捨ててしまう(「阿闍世コンプレックス」小此木啓吾 他著 創元社 54ページ)。他には、外に放置して死なせるように、踵(かかと)から木に吊り下げた(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 第4章81ページ)。エディプスとはギリシャ語で腫れた足の意味だそうである。
ベビーブレスでは、未生怨(阿闍世コンプレックス)がテーマになることは珍しくない。昔から私たちは同じテーマで葛藤してきたようだ。

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492 だってママは男の子を欲しがっていたんだもの

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「胎児は知っている母親のこころ」という本に、以下のような内容がある。ある母親が娘を産んだ時に、この新生児の娘が怒っているように感じたのを覚えていた。そこで娘が12歳の時にそのことを聞いてみた。すると娘は「だってママは男の子を欲しがっていたんだもの」と答えた(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 第4章83ページ)。
娘は、胎児期の記憶があり、母親の質問を理解し、それに真っ直ぐに答えた。このことに圧倒される。ベビーブレスをしなくても、やってのける子供(娘)が居る。

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491 こういう風に子供の心に届いたのは嬉しい

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子供にかかわる仕事をしていて、向き合うのが難しい子供がいる。思い通りにならないと仲間から抜けていく子。私の幼少期と同じで自分の気持ちが言えない子。今まで、その子に関わるのが難しくて距離が遠かった。
最近、関係が近くなった。そのKちゃんといると苦しいんだけど面白さがある。心の動きが見える。Kちゃんは人間関係でぶつかると前は逃げていたが最近ぶつかって言い返してヒートアップして言い合いができるようになった。手が出そうになる。Kちゃんに本当はどう思っていたのと気持ちを聞いても、前は、喋ってくれなかったり、寄り添おうとすると反発されてどうしようもなかった。
この前は、(私にKちゃんが)「Uちゃんが怒って怖かった」と言った。私自身がちょっと前にカウンセリングで母が怖かったという気持ちに気づいた後だった。私は自分の怖かった気持ちに気付けず言えなかったが、「怒られると怖いんだ」と気づけるKちゃんは良いなと思った。その時、寄り添っていて手を握ったら握り返してくれた。
Kちゃんは作った(おもちゃの)家を壊していたので、Kちゃんに「壊したくなるくらい怖かったんだよね」と言いに行った。「怖い口調で言われてKちゃんの心が泣いているみたいだよ」と言ったらKちゃんもハッとして「それだ」という感じだった。みんなとの遊びにはKちゃんは入らなかったが私の側にきて「本読んで」と安心して繋がれた。前は難しく距離があったけど、今は、こんな風に心を委ねてくれたのが嬉しかった。Kちゃんがおしゃれ道具を持ってきたから、私が「髪の毛とかして欲しい」というと、といてくれた。感動した。
しばらくして夕方くらいにKちゃんが「怒られると心が泣いちゃうんだよね」と言ってきた。響いていたようでびっくり。嬉しかった。こういう風に(Kちゃんの心に)届いたのは嬉しい。Kちゃんから目線が送られたり微笑みかけられるのが多い。
難しい子は気持ちが痛くなるし近寄れなかったが、関係ができてきて嬉しい。

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490 胎児は知っている

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「胎児は知っている母親のこころ」という本に、母親から胎児が受ける心理的な影響の物理的な根拠とし挙げられ得るものとして、以下のような意味の内容がある。母親のストレスホルモンであるノルアドレナリンの血中濃度が、高いと、胎児の血流も同じように、その値が高くなる(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 60ページ)。
思うに、ノルアドレナリンに限らず、血液中の微量物質が、胎盤を介して、母子に共有されることは、無理なく予想される。その微量物質(ホルモン)が心理的な影響を伝えることがあることも、容易に想像される。
「胎児は知っている」というのは、ベビーブレスで自分の内を深く感じれば、むしろ当然と思う。実際、胎児は声や音を聞いているということらしい。昔から胎教の大切さも伝えられてきた。科学が進んで、物質的な裏付けも徐々になされてくると思われる。

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489 自分自身が解放される

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「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」という本に、以下のような意味の内容がある。象徴的な意味で「父親殺し」は可能であるが「母親殺し」はそう簡単にはいかない。父親とは簡単に対立関係になれるが、母殺しはそのまま娘にとっての自傷行為になってしまうから、という内容(「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」斉藤環 著 NHKBOOKS )。
これはベビーブレスの初期で多くの人が体感すること。人によっては、初回のベビーブレスの前半で、「父親殺し」を完了し、本当はこれではないとして後半では「母親殺し」に着手する。「母親殺し」に難渋する人も多い。人が持つ怒りのすべて、殺意のすべてが解放されて、はじめて人は自分を理解し、そうして自分自身が解放される。

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488 体感すれば溶ける

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「母は娘の人生を支配する」という本に、以下のような意味の内容がある。母親は娘の生き方を支配して良いと言う思い込みがあるように思われる。この思い込みは非常に強固なもので本人(母親)にはどうしようもない「症状」のようなものだ。それは母親の母親によって植えつけられたものに違いない。(「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」斉藤環 著 NHKBOOKS <症状の連鎖>という項目)
「強固」になるには、それだけの理由がある。母親自身の人生、母親自身の命に関する理由。その理由が体感されなければならない。ベビーブレスではそれが可能になる。「強固」さの理由が体感され理解されて、はじめて、強固さは緩み、溶けはじめる。

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487 インターナルマザーとインナーマザー

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「毒になる母親」という本には、「インターナルマザー」と呼ばれる「自らの母性」によって「自分で自分を育てる」ことが大事とする意味の記事がある(キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部)が、ベビーブレスでは、少なからずの人が、体感しているように思われる。この「インターナルマザー」はベビーブレスで、深く自分の奥底に到達することで体感できる、いわば理想的な母性だ。
「「母」がいちばん危ない」という本には、似た「インナーマザー」という概念が使われる。これは、理想的なものではなく、母親の影響をうけて一体化したものというほどの意味で使用されている(「「母」がいちばん危ない」斉藤学 大和書房 185ページ)。奥底ではなく、より浅いところでは、母親からの傷をうけており、傷ついた自分の母性が自分を傷つけ続けてしまうということと思われる。

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486 寂しさに包まれて温かい

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寂しいところにいる。凄く寂しい自分が感じられて、同時に、寂しい自分を包み込んでいる感じで、優しくいられる。寂しい「から」だけど、いろんなものや人に包み込まれている感じがあり、気持ちいい。
私の娘たちの婚約者と会った。その男の子たちも、話(成育歴)を聞くと、みんな寂しい奴ら。共通点は寂しさ。奴ら悪い訳でない。私の寂しさが、娘たち経由で、奴らとつながったのかもしれない。奴らは私。その寂しさを癒すのが、娘たちや私の奥さん。彼女らが癒し部隊。寂しい奴らも癒し部隊も、中心は「寂しい」。
でも、今日は怖くない。お母ちゃんの愛情に包まれていた。寂しくて泣いているが、温かい。贅沢な、いつも行きたいけど行けない(ところへ行った)ベビーブレスだった。
1回目も2回目も呼吸ができた。2回目は呼吸はできていたが頭痛くなった。(何かを)押さえ込んでいるのかと思ったら、包み込んでいる感じが占めてきて、ワーッと泣いて痛みが取れた。一部始終温かい。自分を抱いていた。心地いい。私を含めた寂しい奴らも癒し部隊も全員を包み込んでいるのが、お母ちゃんだった<そう思いたいのかもしれないが>。「何でこんなに寂しいんだよ」「大丈夫だよ」というがのやってきて、これ「何なんだよ」と。でも超気持ちいい。いよいよのところ(お母ちゃんに関するところ)へ入る準備かもと言われるが、今はここが温かい。

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485 心のこもった「ごめんね」

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子供にかかわる仕事をしている。前より子供の気持ちが分かるようになってきた。自分の対応を客観視できるようになってきた。
この前、雪が降りそうな日、庭に出ないでお部屋にいる日にした。お庭が好きな男の子が着替える時「お庭が良かった」と泣いた。説明しても分からないのでイライラしてきたが、思い直して、お庭に行きたいと言っていたなと思って、「ごめんね」というと、男の子はスッと気持ちが変わって抱きついてきて「ご飯食べよう」となった。今までならカチンとしてイライラしていたと思う。今は自分も悪かったなと思える。ゆっくり向き合えたのが良かったなと思う。自分も時間もかかるし、食事の準備や着替えもあるしやることがあるし、他のクラスで外に出ていた子がいたから余計だった。凄く寒かったから体調が下降気味の子がいたし週末だしという思いで外に出さなかった。だから「ごめんね」というのに時間がかかった。・・・心のこもった「ごめんね」は経験がない。

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484 根源的な問題はアメリカも同じ

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「毒になる母親」という本に次のような内容がある。[(母親の)生い立ちについて知れば知るほど、母親と言う人間と、母親がそのように振る舞う理由がわかってくる。母親自身が「愛されない子供」として、トラウマを抱えている可能性も高い。母親が自分の生い立ちや過去を否認することもあるだろう。](「毒になる母親」キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部232ページ)
著者はアメリカ人である。西洋は父権社会といわれ、心理的なことも父親の重要さが日本より大きいとされたりする。しかし、根源的な問題は、同じように、母親が大きなカギを握るようだ。

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483 不平を言わず、やさしく、良心的に義務を果たした

 

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ヒットラーの母親のこと。アドルフ・ヒットラーはあれだけ多くの人を殺し都市を破壊をしたのだから、幼少期の母親との関係はさぞかし悪かったのだろうと思われている。しかし、少ない記録を見る限り、母親はとてもいい人だということである。謎とされている。母親は叔父の女中として働き、24歳の時に倍も歳の離れた、この叔父の子を妊娠し、その妊娠中に、叔父の妻は亡くなり、そして叔父と結婚した。彼女の「結婚生活はあまり幸福ではなかったが、彼女は決して不平を言わなかった。彼女はやさしく、良心的に義務を果たした。」(「破壊 人間性の解剖」エーリッヒ・フロム 第13章)そうである。
母親は「やさしく良心的」だったので母親との関係はわるくなかったはずだ、という見方は常識的一般的かもしれない。しかし、ベビーブレスを通してわかる、胎児期を含めた早期の環境が人の心に大きな影響を与えるという事実からすると、そうは言えない。
母親は、妊娠期に女中であり、病床にあったであろう叔父の妻の面倒を、肌身を接するようにして、みていたであろう。であれば、叔父の妻の顔を間近に見ながら、自分の妊娠に罪悪感を抱き葛藤を起こしていた可能性は高い。増して「不平を言わ」ず「やさしく良心的」に「義務を果たす」ような性格だったのであれば、罪悪感は非常に高かったであろう。歳も24で、葛藤や不安も大きかったはずだ。堕胎を考えたかもしれない。

そのような胎児期を過ごした人(アドルフ・ヒットラー)は、自分の命を根源から脅かされる不安・恐怖があり、その反動から、外界に対して激しい殺意を抱く。
そうすると、ヒットラーのその激しい殺意が、その時代の戦争という道具を得て、あたかも世界全体に牙をむいたことは、「謎」とは言えない。あり得ることだと思われる。

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482 満足と寂しさに包まれる:ずっとこうやって生きたい!

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最近、父が亡くなった。納得のいく看取りが出来た。父への憎悪が底をついていたからこそ、一方の愛情も溢れ出したのだ、と感じる。
だけど、そこから思う。私の母への憎悪は底をついてないのでは、、。それを観たい。そこに挑みたいとベビーブレスをスタートした。

呼吸がスムーズに出来た。丁寧に一つ一つ手で探るように感情を探した。言葉にならない 唸りのような腹の底から絞りでる怒り。怒りを感じながら何故かずっと落ち着いていた。今回は父の死が近くにあったので、最初から死を意識していた。父に比べ、母は遠すぎてリアルではなく、なかなかスムーズにはいかない。

転移(私からの感情転移)のある夫に対しての感情から探った。分かって欲しい。一人にしないで欲しい。背中を向ける夫を力づくでこちらに向け、憎悪をぶつける。怖い。殺したくない。死ぬなら一緒。一人は嫌だ。絶対に離れたくない。

突然強い恐怖がやってきた。怖い怖い怖い、、。死の恐怖、 一人の恐怖。お腹の中!お母さんから絶対に離れない。絶対に絶対に産まれないと決める。産まれる位なら死んだ方がまし。お母さんごめんなさい!何でもするから産まないで。離さないで捨てないで。

ふと「私は知っていた?」愛されない事も捨てられる事も人生に起こる全てを知っていたから、こんなにも産まれる事を拒否してるんじゃないかと感じた。

絶対に離れない 。このまましがみ付いたまま一緒に死んでいく事が自然。それが一番の望み。だが、、、。私がしがみ付いている母には何もない。生を感じないただの亡骸。だから私の存在が分からない。しがみ付かれている事も気づいてない。私が母の体にぶら下がって引っ付いているだけ。ただただ自分の気持ちだけがそこにあった。それだけだった。満足と寂しさに包まれながら、離れないと言いながら私は死に向かっていた。

その後の笑いのセッションでは少しずつテンションが上がってきた。みんなを輪にして 外から私が応援で包み込む。楽しい。ずっとこうやって生きたい!

瞑想もいつもより深さと静けさがあった。

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481 「いらない子」を受け入れたい

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私の根っこは「いらない子」なのだが、すぐに忘れる。忘れて頑張ろうとする。頑張って役に立って、いてもいい子に、昇格したい。「働けよ、役に立つために働け」と自分が自分自身にやられる。それだけでなく他人にもやる自分がいる。「いらない子」を受け入れられないのだ。
ベビーブレスの吐き出しのときに、凄く抑えている自分がいた。抑えている自分がいて、その自分が空っぽになる感じ。抑えて何もない感じ。しばらくそこにいたら、私自身に「お前なんかいらないのに」と言われた。それは知っている事でもあった。自分ができても(妊娠しても期待していたようには)何も変わらない母は、「お前なんかいらない」という。お前なんかいらないと言われて「そうだよね」と空っぽの中が受け入れて温かくなった。いらないけど、別に役にも立たないけど、ただただ温かい自分がそこにいた。条件付きの命を感じるのでなく、確かに親はいらないけど、私自身は温かかった。温かい私自身がいる。
役に立たなくても自分自身だった。いらない子だけど自分は温かいのがあるという感じ。今温かい。

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480 本来の父は人間でした、嬉しいです

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私の母は昔、父の女性問題や暴力で苦労しました。その後、私が14歳の頃に、父は母とは離婚し、私は父方祖父母に引き取られました。私は24歳の頃に父から理不尽な暴力を受けたのがきっかけで、その後縁遠くなっていました。
そんな父も今は年老い、私が看(み)取ることになりました。5日前から父の最期を看取るために病室に泊まり込んでいます。医者にいよいよ峠だと言われて泊まり込みましたが少し持ち直しました。
癌末期なので緩和ケアのホスピスです。病室は死に向かう穏やかな空間を作りだし、初めて、本来の父と出逢ってます。まるで(ベビーブレスの後で瞑想する時間がある)ブレスルームのような空間です。24時間が瞑想的です。窓からは光が差し込み 穏やかに時間が流れ、私の愛情が溢れでる、、かけがいのない時間とは こんな時間の事をいうのか、、そんな風に感じています。
父は、不安、1人ぼっちの恐怖、寂しさ、甘え、全てを出しています。赤ちゃん返りして、自由自在に甘えられています。父は私が片時も離れる事を許しません。ずーっと触ってあげてないと寂しがります。赤ちゃんのように敏感なセンサーが働いています。 15秒ごとに私が側に居るかどうか確認します。そして甘えます。
最期に本来の父に触れる事が出来ました。ベビーブレスで死に向かう体験をしてきて、経験があるのでどっしりと構えてられます。本来の父は人間でした。嬉しいです。穏やかに看とれる自分が居て本当に幸せです。
今日、父は、病室で68歳の誕生日を迎えました。本人はしんどくてもう無理だから今日死にたいと言ってますが、言葉とは裏腹に、まだ生へのしがみつきがある感じです。モルヒネと眠剤で今うとうとしてます。また報告します。

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479 他の子羊と遊ばない子羊

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生まれたばかりの子羊を数時間の間だけ母羊から引き離すと、その後、見た目には健康に育っても、他の子羊と遊ばない、一人ぼっちの子羊になってしまうらしい。実は、本来ならば、その失われた数時間の間に、母羊が子羊の体中を舐めまわし続けるというコミニュケーションをとる。それができなくなってしまったことが原因らしい。
そして、似たことが人間にもあるという。生後平均32時間の新生児40人を観察したところ、母と子がその間に既に、口の動きなどの顔面運動を通してコミニュケーションをとっており、それが互いの共感を生み出し、その共感が言葉獲得の源泉となっている、らしい(「なぜ自閉症になるのか」花伝社 別府真琴 第1章」)
ベビーブレスを通した体験では、赤ん坊のときの非常に早期においての母親との関係性が自分に大きな影響を与えていることを、実感するので、以上の内容も、いわば当然と思われる。
新生児40人の中には生後42分の産まれた直後の赤ん坊もいたらしい。そこまで早期の影響が存在することがわかるならば、胎児期の影響も当然に研究されるべきである。ベビーブレスの体験では、胎児期の影響も決定的であることを、多くの人が体験している。胎児も外界の音や母親の声や振動を感知している。血液の酸素濃度の変化などで母親の感情を感知している。足をけって返事をする。

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478 あー生きているなぁ

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今回のセッションは弾けた。仲間が話してくれた、お父さんを看取る話が響いていた。
初めからエネルギーを出せた。久々に気持ち良く笑えた。身体の痛みを感じたがそれも笑えた。あー、生きているなぁと実感。
ダンスは思い通りに出来て気持ち良かったー!最高に気持ち良かった。今までにも何度かフロアーを走り回りたい、スキップしたいと思ったことはあったが抑えてやらなかった。抑えた自覚もあった。今日はどうしてもやりたかった。やった。大満足!
死のセッションは呼吸が落ち着くのを待って深呼吸を2度して倒れた。あー、よく生きたなー、ほんと幸せだったなー、もう満足!これで、ちゃんと死ねると思った。
最後にまた2度深い呼吸をして死んだ。身体は重力でどんどん大地に吸収され溶け込んでいく。でも魂はスッーと抜け出て上にいった。これが死なんだと感じた。
瞑想は雑念も湧かず静かで穏やかだった。呼吸が深く長くできるようになったなぁと感じた。気持ち良かった。

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477 母にただ幸せになってもらいたいだけ

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ベビーブレス。最初に湧き出てきたのは母に対して、本来の自分で生きて欲しいという願いだった。母にただ幸せになってもらいたいだけ。
いい加減今までの生き方を止めて欲しい。いつもの不幸せな母の顔が浮かぶ。
「ちゃんと生きろー!」やっと声に出し何度も叫んだ。
叫んでいたらどんどん怒りが出てきて唸り声に変わってきた。
人のせい、環境のせい、そうするしか仕方なかった‥と自分がなく何かのせいにする母へ殺意が湧く。
私が許さん。逃がさん。段ボールをボッコボッコにして馬乗りになって捻りあげ息の根を止めた。小さくなった段ボールを股の間に挟み抱え込んだ。
このまま離さない。一体感。自分の子宮の中に母がいるイメージと、自分が子宮の中にいるイメージとが、重なる。
私は産まれたくなかった。もしかしたら母もだったのかと思った。
母自身が本来の母(自分自身)と繋がれない‥本当に孤独な母を思い泣けてきた。せつなかった。

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476 私は諦めない

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私は諦めない。ベビーブレスに出会う前は諦めようとしていた。人生を諦めようとしていた。でも今は違う。自分のエネルギーに目覚めた。諦めない。母親を諦めない。母親が自分へ愛情を与えないという理不尽さを諦めるわけにはいかない。母親は変わることを諦めてしまった。そのことへものすごい怒りが起きる。ものすごいエネルギー。生きようとするエネルギー。尊いエネルギー。失っていたが今は自分のものになったエネルギー。
しかし問題がやってくる。母親は変わらない。事実として変わらない(変わらないことがほとんど)。振り返える。自分は十分に変わったのか。自分の子供に対して愛情が湧くように自分自身は変わったのだろうか。母からの愛情がこない死の砂漠の真っただ中で、自分のエネルギーを背中に背負って、覚悟を決めることはできないのだろうか。死があるのであれば死はある。母親に要求しているように、自分が自分自身の要求を受けて立つことはできないのだろうか。人を変える事はできないが自分を変えることができるはず。諦めないで!。そのときエネルギーの方向が違う。

 

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475 ちゃんと人として向き合える感じ

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アコールのブログを読んでいる。「376 自分にはホントの部分がない」と「407 思い出し、表現、感情」が印象に残った。最近の自分と重なる。
前回のベビーブレスは正直何に向かって(隠れている自分の)感情を出していけば良いのか分からなかった。カウンセリングに行っているんだから(カウンセラーが付いているんだから)、大丈夫という考えが心の奥にあって、本気で探そうとしていない、その場しのぎの自分。薬に頼っている時と何も変わらない。そんな自分を心のどこかで、受け入れている。真面目に向き合いたいのに「疲れた」がやってくる。苦しいも辛いも「いやー」というような気持ちでセッションに臨んで、変わることを抵抗していたように思う。
だけど(その後の)日常で、他人を気にして発言出来なくなってしまう自分や、人の話を(その人の気持ちまで)感じるように聞けない自分、不快な思いにさせるんじゃないかと思って質問していくことが怖い自分に出会うたび、再び、自然と自分の過去を振り返るようになった。
この振り返りが起きる中、アコールのブログが心に響き、それまでカウンセリングで意識したことがなかった感情が出てきた。それは母を怖いと思う気持ち。
思うに、わたしの話[意見]は、(母が基準となった)正解か不正解かで聞き分けられていた。母の中で、不正解だと‘わたし’は受け止めてもらえなかった。受け止めてもらえなかったわたしは怒りを感じるが、(母の)怒りで返されたりする。(わたしの)本当の気持ちは、どんどん言えなくなってしまっていた。
母の怒りは、時として身体が震えるほど怖い。そのことに思い当たって「そうか」と思ったら、喉の奥が詰まるような感じだけど、泣けた。(よかった。でも本当はもっと)怖いよー!と思いっきり泣きたかった。
次の日の仕事はずっと穏やかな気持ちでいられた。ちゃんと人として向き合える感じ。人と接することが苦でない感じ。毎日こんな自分でいられたら、いいのにな~。
(自分のことが)分かると、嬉しい。私は、本当の私で生きることを諦めたくない。心の奥深くで閉じた蓋を、開きたい。そう感じている。

 

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474 理解しようとしている

hana13

職場には一緒に組んでいる男の人がいる。去年も組んでいた。この頃、その人をそのまま受け取るようになった。
前は「ここは何でできないんだよ」と思ったりしていた。転職してきた人で色んな人から「プライドが高くていい加減なところがある」と言われていた。ビシッとしない。なんとなく嫌だった。
この頃、私の見方が変わってきた。そういえば私も似たようなところがある。彼なりに頑張っているというのも見えやすくなった。自分も、緊張しやすいし自分の事を話すのも苦手でいるが、頑張ったとか成長したとか感じられるようになってきて、その経験もあって、彼のことを今は嫌でない。彼の弟の話を聞いた事がある。弟が「大学に行かない」というので…困っていると。母親の心配もして彼は「調整役」をしている。長男で大変なんだなと思った。中学のころは荒れたともいう。彼をそのまま理解しようとしている感じがする。

 

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473 私は逃げない

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お父さんも聞いてくれなかったじゃないか、逃げてばかりで、最後は本当に逃げた(家出し離婚した)し、祖母(父の母)もあんなに学童の送り迎えもしてくれたのに私に向いてくれなかったでしょ。祖母はおかあさんの事をあまりよく思っていないようで(私のことを父の子じゃなく)「おかあさんの子でしょ」と言っている感じがしてきて、「何で結婚許して子供を産んだんだ」と怒りが出てきた。祖母とお父さんはセット。二人して繋がって逃げて行って、何も話さないでおいて行って「ずるいだろう」と。「私は逃げないぞ」と。「逃げないでちゃんと自分の事を言うし、話せるんだぞ」というのが湧いてきて。
ベビーブレスを知らなかった今までは、つながりとかを捨てられたくない気持ちで、真実を知りたくなかったけど、今は、自分の本当の気持ちでいるから(お父さんに)会ってみたい。(父母のどちらが)良い悪いは置いておいて、真実を話せるのが大事だから(お父さんに向かっても)「逃げないで行くぞ」という気持ちが湧いてきた。そしたら穏やかになって、そんなに怒らなくても大丈夫だなと。穏やかな気持ちでスーッと横になれた。
私の子供の頃を思い出して、そう言えば、私が寝ている間にお母さんが買い物に出ちゃって、起きたら誰もいなくて、慌てて探しに出た事があった。アパートに住んでいたから(近隣の人に)保護されて一緒に待っていた。いざお母さんが帰ってきたら安心したけど、「怖かったね」とか聞いてくれなかったなと。それよりお世話になった近隣の人にペコペコしている。私より人に気を使っているんだなと、じんわり思い出した。でもお母さん、見捨てないでいてくれたなという気持ちもあって、大変だったなという気持ちもあるけど・・・。関係は親子でいてくれてそこは有難うという気持ちが出てきたけど・・・。

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472 ブログの感想 私もある宝物

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○ ブログの感想 私もある宝物
ブログ「自分を表現出来ないという謎がとけた」は自分の体験と同じだってすごく共感しながら読みました。
このブログへの共感によって呼び起されるように思い出すことがあります。そう、私自身のベビーブレスの体験の中には、今でも度々思い出し感動したり、涙がでるなどぐっと記憶に濃く残る衝撃を受けたものがあります。その中のひとつが<大地に溶け込む死の体験>でした。この体験は私にとっては宝物です。

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471 いつになく笑いあう事が多かった

hana24

実家に時々帰る。あるとき、帰る時に「今日は何時頃帰るね」とメールで連絡をしていたが返事がなかなかなかった。電話すれば良かったが、せずに、そのまま心配になった。帰ってくる事をあまり嬉しくないのか、何ですぐに返事がないのか、だんだんイライラしてその日に帰る気がなくなってきた。母は早めに予定を分かっていたい人だから帰る時間が遅くなって怒ったのかなと思った。動けなくなった。「今日は帰らないです」と出した。母は「寒いからね」とはぐらかした・・気がした。私の気持ちは伝わらなかった。
これに限らず、毎回、実家に帰って嫌な思いをする。些細なところで噛み合わなさにイラっとする。<ここで返事が欲しい>のに貰えなかったり。話しかけて欲しくない時に側に来られると嫌悪する気持ちもある。いつも心の動きをモヤモヤとして帰るというのがある。だから帰るときは、また嫌な思いをするかもしれないと、腰が重い。
今回はエイと帰ってみたら、いつになく「帰って良かったな」と思った。何をする訳でもないがダラダラしていたのに充実した感じがあった。この充実感はどっから来たのかと思った。祖父母がいつも口喧嘩していたが、今回はそんなに口喧嘩なく笑いあう事が多かったから安心した気持ちでいられたのかも。
なぜ、こんな変化があったのか、色々考えた。昔、祖母も忙しかったし母も愛されないなら、私が求めるのは難しいのかと思った。前なら「何で愛してくれないんだ」と憎んでいたが、どこかで「仕方ないんだな」と思えて。そしたら、エイと帰れる気持ちになって次の日の昼には帰れた。母たちと一緒にお昼ご飯を食べて普通の会話ができた。イライラしていなかった。いつも会話しているとイライラしていたが。イライラせずに話せただけで凄く良かった。帰ってみて、帰る前は気持ちが重かったが、帰ってからは、明日から東京へ戻って仕事を「頑張るぞ」という気持ちになれた。良かったなと思った。

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470 心柱(しんばしら)

hana12

せっかく大きな手掛かりが、いくつかつかめても、なかなか繋(つな)がらず、うまく話せないことがある。多くのことを話そうとして支離滅裂ぎみになる。小さなころから話をうまくまとめて話すことをやってこなかったのかもしれない。自分自身が何を話していいのか分からなくなる傾向もある。
そんなときやってみて欲しい。一言で言えばどんなことを話をしたいのか。自分に聞いてみる。「つまり何が言いたいの。」要約して核心の一言にしてみる。「辛いわけが分かったよ」or「ある出来事が背後に隠れていたぞ」or「実は生きたかった」or「あの感覚だったな」などなど・・・・。そうして一言にできたら、それを心に持って、忘れないようにしながら話す。その一言の周りで、つかめたいくつかの大きな手掛かりを、一つずつ話す。その一言との関連を話しながら(その一言とどんな関係にあるのかを心に浮かべながら)次の手掛かりを話す。その一言の周りに色々な言葉(つかめた手掛かり)が集まり、全体として、まとまる。まとまれば自分の気持ちを込めやすい。この話し方を練習すれば、往々にして、長い話であっても言いたいことはたった一言であることが分かる。
このことで連想することがある。五重塔などの高い建物を建てる方法。建設重機などを使わずに建てる昔の方法。まずはじめに、真ん中に一本、心柱(しんばしら)という高い太い柱を立てる。背の高い木の枝を払ったもの。ロープや棒を使って人力で立てる。これが大事。立てたならば、その心柱の周りに、各階の梁や柱が取り付けられ、床や壁や天井が取り付けられ、全体として、しっかりとした一つの高い建物になる。

話す時は、たった一言、心柱がはっきりしているかどうか。

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469 ブログの感想  私も底をみたい

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○ブログの感想  私も底をみたい
ブログで印象に残ってるのは「寂しい底なしの沼はピンクの底が見え美しく輝いた」と「何もないという感じを初めてオープンにできた」です。
「寂しい底なしの沼」はまずタイトルからグッときました。「寂しい底なしの沼」は私もいつも思うことなので、ひびきました。その「寂しい底なしの沼」を美しいと思う体験をしてみたい。底をみたいと思いました。

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