お互いを失いたくない:それはなぜか?その背後にある何かをこそ|相互依存としての母娘関係(501)

「母を棄ててもいいですか?」(熊谷早智子 講談社)という本には、次のような意味の文章があります。母娘関係の相互依存から抜け出せない仕組みとして、母親側からは娘へ「あんなにしてやった」「こんなに面倒を見てやった」と刷り込みを行い、娘に「母に恩を返さなければならない」と思わせたい<娘を手放したくない>気持ちがある。他方、娘側には「母には自分<娘>への<本当の>愛情がないと認めてしまったら、<自分は>絶望するのではないか」と不安になってしまう<母を本当に失ってしまう>という気持ちがある。(なお< >書きはこのブログで追加)
お互いに、お互いを手放したくない、失いたくないという気持ちが背後にあるということだと思われます。このことは、弊社アコールの心理セッションでも常にテーマになるところです。では、さらにその背後には、何があるのでしょうか。手放し、失ったなら、何が起きるのでしょうか。言葉にならない領域です。ベビーブレスではその領域を味わうことができます。とても大切です。味わうことで大きな成長が起きてくるようです。

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引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あり、また、ベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブレスワーク,またはブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中