せっかくの大きな気づきからつい逃げてしまうのはなぜ?|心理セラピーの現場から(507)

心理カウンセリング等の心理セッションを続け、大切な気づきに次々と出会うと、実生活もいろいろな改善が起き、順調に進みます。それに伴い心理セッションへの意欲も出て、もっと進みたいと思います。そして、徐々に大きな気づきがあります。往々にして、心理的に生存にかかわるようなことです。いよいよです。
大きな気づきがあったときに、そこから逃げないことが大事です。長い間その気づきと一緒に居られれば、徐々に、自然に癒しが起き、大きな成長が起き、物事は進んでいきます。ところが、よくあることなのですが、いつの間にか、逃げてしまう。忘れたり、乖離(かいり)が働いたりします。大きな気づきは辛さを伴うためです。その辛さと一緒にいられないのです。
そして、前の大きな気づきはまるで無かったようにして、次の新しい気づきを求めるようです。ところが、また別の大きな気づきがあると、また逃げてしまう。そのようにして繰り返しが起きる。繰り返しているだけでなかなか前進しない。そんなことがよくあります。気づきはまるで漢方薬。苦い(辛い)けれど、徐々に効く。なんとか吐き出さないで。なんとか逃げないで。

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