スタッフ対談|憎悪はダメ|セラピーの現場から(664)
スタッフ対談 <W> 今回は、愛憎のアンビバレントについて、少し話したいと思います。 <H> 分かりました。 <W> ブレスワークを通して分析すると、母親への愛憎のアンビバレントが事実として出てくるのですが、社会的には困 […]
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スタッフ対談 <W> 今回は、愛憎のアンビバレントについて、少し話したいと思います。 <H> 分かりました。 <W> ブレスワークを通して分析すると、母親への愛憎のアンビバレントが事実として出てくるのですが、社会的には困 […]
セッションで行き詰っている。理屈では、自分がなぜ行き詰っているのか、その理由は分かっているつもりだ(母親との関係だ)。でも、感覚ではどうしようもない。 恐怖から何とか逃げようとしている、らしい。それも分かった。激しい怒り […]
今回のセラピーを振り返ると、セラピーの間、一部始終、自分を抑え込んでいたと感じました。その姿は、恐怖を隠す寂しい自分です。恐怖の正体は、殺意に関係するようです。優しく愛情いっぱいの母と、狂気の母が混在する環境で育った影響 […]
自分は自閉的だと思う。考えがまとまらない。特に、母についてはまとまらない。いい母親とわるい母親がごちゃ混ぜになる(*1)。シーソーのように考えが変わる。 どこかで母親に認めてほしいと思うのに、すぐに、あんな母親に認めてく […]
セラピーが進むにつれて、いよいよ、重要なこと(重要な記憶)を思い出すか否かの境い目に来ることがあります。その記憶を観たい(思い出したい)気持ちと観たくない気持ちが半々に存在するのが通常です。境い目を突破するには、気持ちが […]
あなたの母親はどんな人でしたか?とお尋ねすることがあります。すると、例えば「母親は嫌いでした」と答える人々がいます。そうは答えるものの、詳しいことは話しにのぼりません。細かなことは思い出せないか、話したくな […]
私にはもの凄い怒りがある。母に対する憎悪がある。でも母親には言えない。言うのが怖い。母親は受け入れられない。受け入れない母親を見て、また私は自分を無くす。それでも、母親を私はずーっと求めていた。嫌いだと思いながら、私の大 […]
母と私は別だった。母親は、子供(私)に愛情を与えることができず、いろいろな欠点を持っていた。しかし、そのことは母親の問題。私の問題ではなかった。それでも母親へ愛情を求め続けるのは私の側のことだ。純粋に私のもの。私自身の強 […]
あなたの母親はどんな人でしたか?「母親は嫌いでした」と答えるものの、細かなことは話したくない。そんな場合がある。現実の母親はどうしようもない人かもしれないが、あなたの心の中の母親には、ひよっとして、本当は今でも心から愛情 […]
セラピーが進み、いろいろのことが分かってきた。分かってくるに伴い、それまで感情の起伏が激しかったのが、平らになった。真っ平ら。仕事もうまくいくようになった。仕事仲間とも楽しくやれる。平穏な人生がやってきた。ただ、いまだに […]
私は昔から母のことを好きになれなかった。でも母親をあからさまに嫌いとは言えなかった。自分と子供とは不仲だった。セラピーを重ね、その不仲の原因が、自分が母親から愛情をもらえなかったことに遠因があると分かった。母親をは […]
母親へのアンビバレンツは、父親へのアンビバレンツなどに比べ、乗り越えて、受け入れることに苦戦します。母親への恨みや殺意が出そうになると、命の大恩がある母親の面影が、それを引き留めます。逆に、母親への愛着が出そうになると、 […]
刺さった矢の鏃(矢尻、アローヘッド) 私たちは苦しみの矢を抜きたい。葛藤という名の矢をこころに受けている。小さな赤ちゃんだったころ母親から受けた。その矢には、先端に2つの返しがついていて、抜くのに邪魔になっている。 返し […]
気がついた。母には子供である私への愛情がないのを知っている。小さな頃のあの時は耐えられなかった。諦めなければいけないと思い続けてきた。だけれど、私には「熱い思いがあるじゃん」と気がついた。これは諦める必要がない。「ある」 […]
母親から与えられた、自分の存在の否定。 それに対する反応には大きく分けて二つ。 ひとつは怒り。怒りは生きるエネルギー。母親への攻撃。外側への攻撃。思い通りにならない母親を、なんとか、思い通りにしたい気持ち。現実を見ない。 […]
自分のトラブルが母親への憎悪であることが明らかになっている人がいる。その憎悪をセラピーでは表現できる人。その人のために次の段階のトレーニングをお勧めです。 自分の母親への愛着を書き出してみると良い。母親の良いところが見つ […]
私が小さい頃の母の記憶がほとんどない。思い出す努力をした。瞑想を重ねBabyブレスをした。イメージが出た。でんでん太鼓のような母の顔。良い母の顔と悪い母の顔が交互に素早く入れ替わる。子供の私は対応できない。母の全体だけで […]
母と十分な交流がないまま母を失った。たった一人の大事な人だった。その悲しみを長い間閉じ込めてきた。辛い時代を耐えてきた。今その悲しさを解放できるようになってきた。もっと解放できるようにアクセルをいっぱいに開けたい。 しか […]
怒りは生きようとする生のエネルギー。怒りが大きいという事は、周囲は迷惑かも知れない。自分自身も何とかしたいと悩むかもしれない。しかし、エネルギーが大きいということは有利。自分の問題を突破するエネルギーになる。このエネルギ […]
母のことは嫌いだった。母と自分と似ているところがあることにも耐えられないほどだった。セッションでは、嫌いな母の呪縛から逃れるのに必死だった。自分を解放するのに必死だった。解放は少しできるようになった。 しかし幼い頃の記憶 […]
甘えは大きな突破口になる。甘えることは思ったより難しい。甘えることは自分を裸にすること。無防備にすること。恐怖が来る。「いい母親」に甘えようとしても、すぐそばには「わるい母親」がいる。心を無防備にした瞬間に、バシッとやら […]
いい母親と悪い母親の両方をそれぞれ体感し、両方を受け入れる事は、すばらしいこと。人を支配してしまう重い二元論から脱すること。とらわれずに、そのままの世界を見る目を持てるようになること。体感は言葉を超える。ブログは言葉。 […]
探しても見つからない(?)「いい母親」1/2 健康な人は、自分の母親の中には、本当には自分を愛してくれなかった憎い母親(わるい母親)と、できる範囲で生いっぱい自分を育ててくれた大恩のある母親(いい母親)と、二つの面がある […]
母親へのアンビバレンツに私たちは手こずる。人生そのものの困難さ。子供であった私たちは、母親へのアンビバレンツ(愛憎)を心に持ちながらも、生きるためには、はからずも母親の意向に沿おうとする。自分を支えてくれる不十分な愛情を […]
生と死 母親からの愛情が十分でないことは、小さな子供にとって生きていけないこと。子供には、愛情は生であり、愛情がないことは死。私たちは昔、みな子供。このため、私たちの心の奥には、生と死のアンビバレンツが存在する。そのこと […]
<アンビバレンツ> 自分を産んでくれ育ててくれ、十分ではなかったものの愛情もくれた母親。その母親に対し、こころから愛着を感じる。同時に、自分への愛情が十分でなかったことから、ひそかに憎しみを感じる。相反する感情が同時に存 […]
<母は宇宙> 母は人にとって宇宙のようなもの。無から命を与え育ててくれた。人はその宇宙の中で、愛されもすれば、傷つきもする。その宇宙は完全ではありえなかった。その宇宙は普通の若い一人の女性であったかもしれない。小さな生命 […]
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著者:林貞子 雲泥諸智
単行本:162ページ
発行所:アコール有限会社