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アーカイブ カテゴリー: 説明

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憎しみを感じるほど愚かな母親と自分の命のような母親と|同じとは認められない|セラピーの現場から(538)

  多くの人にとって、自分の苦しみが、母親との関係で苦しんできたことが分かってきます。しかしなぜ、それほどまでに苦しむのか。大人になった自分が、目の前の年老いた母(今は経済も肉体的力も失っている人)によって、な […]

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どうして私がそんな心の傷を負わなければならないのか嫌だ!という「なぜだ!」|セラピーの現場から(526)

  私たちは、心が辛すぎて「なぜだ!」と叫びたいことがあります。ベビーブレスでは、自分の心の傷に直面するときに、実際に経験することがあります。幼い頃から作られた切ないほどの傷に、心からの叫びが上がるのです。うま […]

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316 受け入れきれないことを正直に話す

セッションがその人の心の奥へたどり着けばつくほど、本当のことがだんだん分かり、否定的な気持ちに直面することがある。受け入れきれないことがある。その場合には、隠そうとせずに、受け入れきれないことを正直に周囲の仲間に話すこと […]

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310 どっちの「なぜなんだ」?

辛すぎて「なぜなんだ」と叫びたいことがある。殺人犯に子供を殺された親御さんが「なぜなんだ」と死刑囚となった殺人犯に面会に行く。裁判で明らかになった内容には満足できない。何かが足りない。何かを理解したい。顔を見て心を覗きた […]

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306 自分を信じる:納得できない人は知っている

納得できない人は知っている。納得できるとはどういうことか。それが間違っていようがいまいが、あまり関係ない。自分が納得する方向を探すべき。たくさん誤りをしても、その誤りが納得できれば、結局は一番の近道。感覚を研ぎ澄まして進 […]

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301 どうして:訳をしりたい⇔ああいやだ

ベビーブレスで、あることを思い出す。幼少期のつらい体験。あまりのつらさに「どうしてだー」と思う。「どうして」そんなつらい目に合うことになったのか。事情を知りたい。事実を知りたい。訳を知りたい。その体験が自分の人生を解くカ […]

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299 お前が甘やかすからだ・・しかし・・

子供が言うことを聞かない。お前が甘やかすからだ。しかし甘やかすずに厳しくしたら子供は言うことを聞くのだろうか。ポイントはそこには無い。ほんとに子供を愛せるのか。自分を愛せるのか。自分の人生を気にいっているのか。自分が人生 […]

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298 解き放たれて開き肯定的に

セラピーの現場では、その人の未開の部分、否定的な部分を扱うことになる。それで初めて、解き放たれて開き、肯定的になる。既に開いて肯定的になった部分は、現場では扱わない。セラピーの宿命。しかし、開き肯定的な部分が大切であるこ […]

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295 目を閉じ静かにして思い出す

ベビーブレスの中で、大きな気づきがあり、エネルギーが体に充満して、今までの人生ではなかったように大きな声で笑えた、というような体験をすることがある。その感覚を家に戻っても思い出してほしい。目を閉じて静かにして思い出してほ […]

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290 母親は嫌いでした

あなたの母親はどんな人でしたか?「母親は嫌いでした」と答えるものの、細かなことは話したくない。そんな場合がある。現実の母親はどうしようもない人かもしれないが、あなたの心の中の母親には、ひよっとして、本当は今でも心から愛情 […]

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288 愛していないことがわかる

ふ 愛していない事が「分からない」母親に子供は傷つく。それに比べて、愛していない事が「分かる」母親には子供はそれほど傷つかない。 ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験  

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282 産みの母との2者関係

フロイトは、いわば、父母息子の3者関係を中心に精神分析を発達させていったが、母子の2者関係をあまり扱わなかった。それは、「フロイトの防衛が働いていた」(「阿闍世コンプレックス」P55)と批判される。 ベビーブレスでも、隠 […]

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281 母親はいい人でした

あなたの母親はどんな人でしたか?「母親は嫌いでした」と答えるものの、細かなことは話したくない。口ごもる。重い気持ちになる。そんな場合がある。ひよっとして、現実の母親はどうしようもない人かもしれないが、あなたの心の中の母親 […]

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280 途中をしっかり納得

人が赤ん坊から大人に成長する過程で、人間関係は外側の方向へ広がる。大よそ方向は、母親、父親、兄妹、親戚、友達、職場の人、配偶者、自分の子ども、というように、外側の方向へ。セラピーで人間関係のトラブルを扱い、その原因をたど […]

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279 愛憎と生死

自分と母親との関係を自分で見抜くのは難しい。母親への愛憎のアンビバレントの背後には、自分自身が生きるか死ぬか(生死のアンビバレント)が存在する。実は私たちは、毎日、その中で生きている。 ***************** […]

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260  999球のボール|プロセスにこそ意味がある

ストライクが投げられるように練習してたくさんの球を投げる。1,000球目にストライクが入るようになる。999球の苦しいボールは無駄だったのか。いいえ。それこそが必要だったはず。同じことが、自分を回復するセッションでも言え […]

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251 夜明け前|後戻りの現象|

セッションを続け、改善が続く中、本当に良くなる前に急に悪くなることがある。夜明け前が一番暗い。 たとえば、不安や恐怖に悩まされ、それをテーマとして扱っているときに、不安や恐怖の原因がだんだんわかってきて、改善が進み、不安 […]

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193 「観ている自分」と「しらけ」|違うもの

「観ている自分」は「しらけ」とは反対のこと ベビーブレスなどで、自分が再体験し味わっている感情、記憶、苦痛を観ている自分がいます。これは、自らすすんで再体験しつつ、しかも観ることができる力があることを意味します。この力に […]

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134 怒りは生のエネルギー死のエネルギーはどこ?

怒りは生きようとする生のエネルギー。怒りが大きいという事は、周囲は迷惑かも知れない。自分自身も何とかしたいと悩むかもしれない。しかし、エネルギーが大きいということは有利。自分の問題を突破するエネルギーになる。このエネルギ […]

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119 「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れているーそう思われていたことも忘れている

自分自身の子供を堕胎した事実さえ忘れていることがある。記憶にないことがある。悪人だからではなく、それに耐えられないからである。生まれて今は立派に(肉体的には)育った子供も、その子供が自分のお腹の中にいるときに、「この子さ […]

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117 甘えは突破口ー甘えるトレ-ニング

甘えは大きな突破口になる。甘えることは思ったより難しい。甘えることは自分を裸にすること。無防備にすること。恐怖が来る。「いい母親」に甘えようとしても、すぐそばには「わるい母親」がいる。心を無防備にした瞬間に、バシッとやら […]

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115 世代間伝達とそれを越えてー死と生が仲良く

<世代間伝達> セッションが進むといつも間にか取り組むことになるのが、世代間伝達。 私たちの心の悩みが、母、私、娘へと伝達されているということを観抜くようになる。例えば、心の中にある自閉、恐怖、殺意などのことは、母、私、 […]

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111 すばらしいことー二元論から脱する

いい母親と悪い母親の両方をそれぞれ体感し、両方を受け入れる事は、すばらしいこと。人を支配してしまう重い二元論から脱すること。とらわれずに、そのままの世界を見る目を持てるようになること。体感は言葉を超える。ブログは言葉。 […]

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110 探しても見つからない(?)「いい母親」(コンラット・ローレンツの実験)2/2ー幼い子供が汚れないまごころでつかんだもの

探しても見つからない(?)「いい母親」    2/2 目の前にいる愚かな母親の中に「いい母親」を探すことは、無駄なことのように思える。 その無駄なことの中に何とか活路を見出し、妥協し、再び偽善の努力の中に戻ろうというよう […]

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109 探しても見つからない(?)「いい母親」1/2ー愛情をくれずにこの世を去ろうとしている

探しても見つからない(?)「いい母親」1/2 健康な人は、自分の母親の中には、本当には自分を愛してくれなかった憎い母親(わるい母親)と、できる範囲で生いっぱい自分を育ててくれた大恩のある母親(いい母親)と、二つの面がある […]

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107 似ていて非なる気持ちーいやだ!これか!

セラピーの中で、隠れていたものが現れる。実は自分が、幼い時に母親から愛情をもらっていないことに、大きく気がつく。そのとき、悲しく落ち込んだ気持ちになる。その落ち込んだ気持ちには、2種類ある。似ていて非なる気持ち。 (1) […]

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104 「いい母親」を殺す。「大嫌いな母親」を抱きしめる。ー人の根源的なエネルギーが沸き起こる

私たちの心の中で、母親のイメージには大きく分けて二つの方向がある。肯定と否定。例。一つ「母親はいい人でした。以上です」。もう一つ「母親は大嫌いでした。関わり合いたくありません」。愛憎のアンビバレンツ(両価性)のうち、一方 […]

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103 最大の鍵、最大の難関ー母親

自分自身の母親との関係(母子2者関係)を見抜くのは大変難しい。フロイトでさえ難しかった。母親への愛着と殺意(愛憎のアンビバレント)の背後には、自分自身が生きるか死ぬか(生死のアンビバレント)が控えているから。だからこそ最 […]

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99 木田恵子ー未生怨は珍しくない

日本に精神分析を導入した古沢平作の愛弟子で、精神分析家(故人)。弟(おとうと)弟子に精神分析学者の小此木啓吾(故人)。彼女が行っていた分析的カウンセリングの中で、母に対する産まれる前からの殺意(未生怨)を出してみせるクラ […]

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98 古沢平作の「阿闍世コンプレックス」ーむしろ普通

日本に精神分析を導入した。フロイトと書簡のやり取りがあった。気難しいフロイトに珍しく「東洋の友」と親しく呼ばしめた。体内の自分の命を否定(堕胎など)しようとする母に対し、産まれる前から殺意(未生怨)をもつことがあり、これ […]

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94 メラニークラインーいつも間にか同じ場所へ

フロイトは人の心を科学の土俵の上に載せた。彼の後には多くの優れた人が続いた。フロイトの業績は評価されすぎることはないほどに優れていると思われるが、それでも、完ぺきではありえない。彼は息子と父と母の3者関係の秘密を描いて見 […]

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93 フロイトー後に続く人は進むことができた

人の心を解明する上でフロイトの功績は大きい。心には自分では普通には認識できない大きな領域(無意識)があり、その領域を認識することができれば心の病気(当時は主に神経症)を治せることを実践して見せた。なぜ認識できなくさせてし […]

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92 続おちんちんべーほんとに言ったの?

続おちんちんべー:孫の話その5(健忘) 以前、孫の話その3で、孫娘なーちゃんに、「おちんちんべー」と言われ反抗されてしまった私の話を愉快なこととして載せたが、実は、その続きがある。 何年か後になった最近のこと。その話を誰 […]

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87 不思議ふしぎーイやな人イヤでない人

長い間抑え込んでいた怒りや悲しみを、何とか表現することができるようになると、大きく前進する。しばらくは、前進の時期である。しかし、その後、停滞する場合がある。表現する心地よさのみが先に立ち、表現することだけが主体となって […]

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86 自分自身で納得ー誰かの教えは人の教え

  迷っていて、苦しくて、五里霧中(ごりむちゅう)の時には、誰かに助けてほしい、誰かの教えを乞いたい。しかし、教えは[自分ではない]人の言葉、人の理解、人の感覚です。そのため一時的なヒントにしかなりません。その […]

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83 人への依存ー泥水でも飲む

例えばカウンセラーへの依存は、長く続くと自分の成長のためには障害になります。 自分の成長が起きる前には、人からの愛情は必要でしょう。その愛情は、仮に本物ではないにしても、魅力的に感じられます。しかし、その状態が長く続くの […]

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79 心の傷の深さー傷の元は母親

心の傷の元は、その傷が深ければ深いほど、母親であることが分かってくる。分かったとき人は自分の心の傷の深さを、初めて理解する。傷の一番深くでは、生と死がいっしょにいる。その母親にも、傷の元となった母親がいる。そのようにして […]

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77 母親の意向に沿う

母親へのアンビバレンツに私たちは手こずる。人生そのものの困難さ。子供であった私たちは、母親へのアンビバレンツ(愛憎)を心に持ちながらも、生きるためには、はからずも母親の意向に沿おうとする。自分を支えてくれる不十分な愛情を […]

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76 「何が」?「愛情」さえ軽薄

「何が」? 与えられなかったことが分かる。「愛情」という言葉さえ軽薄。やがて「何が」与えられなかったかを知る。自分の中に不足があることが分かる人は幸運。遠からず「何が」不足かを知る。楽ではない。平坦ではない。セッションは […]

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73 甘えは起きてくるー傷を深く見たとき

甘えは重要である。自分が本当に甘えられなければ、子供の甘えを許せない。子供を本当に愛することはできない。 しかし自分が甘えることは難しい。セッションで甘えるしぐさ試みたり、ハグしたりすることさえ勇気がいる。勇気を出して「 […]