女性32歳 「子供を愛せない」

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息子が産まれて10か月、もう限界だった。
抱いていないと寝なくて、おっぱいばかり飲んで、朝が来ると今日一日泣いてばかりいる子供と過ごす事が怖くてたまらなかった。私はノイローゼになっていた。「私が泣きたいのに、なぜこの子をあやさなければいけない」と泣いている息子の顔を見ながら思っていた。

ベイビーブレスで、泣きたかった幼い頃の私の寂しさが分かった。泣いている息子も私と同じ気持ちなのだと分かり、涙が溢れた。おっぱいを必死に飲んでいる息子を見ながら「この子が可愛い・・」と言う気持ちが勝手に湧いてきた。息子を愛せず、この子がいなければ良かったと思っていた幼い私がその後、もう一人子供が欲しいと思えるようになりました。.