ただ甘えたいだけ|どうしようもない母親からの脱出口|セラピーの現場から(534)


これまで私が苦しんできたのは、母からもらうことばかりだったから。今回、「ただ甘えたいだけなのに」という境地に居れた。その違いは大きい。<もらう>とか<甘える>とかの言葉の問題ではない。
母親からもらうことばっかりでいっぱいになっていた。幼い頃から愛情をもらえない渇きはほとんど命の問題だった。しかも、当の母親は、どうしょうもない、愛情をくれない母親であったため、大きな混乱が生じていた。今は、母親自身も寂しい人で、愛情を人にあげられるような余裕は無いことがわかってきた。それが分かっているにもかかわらず自分には甘えたい気持ちがある。とても激しい気持ちだ。その甘えたい気持ちは、母親とは関係なく、{独立して}{自分の}気持ちとして存在する。そういう自分がいとおしい。これが寂しさに居ることなんだ。寂しいというところに居られると、母親が関係なくなる。自分が1人で立っている。そうして、さらに、寂しいことが正面から味わえる。逃げずに居られる。

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人生への強い悔いと敵意|ケアマネが担当を辞退する老人介護の現場|セラピーの休憩時間(533)

 

老人介護の現場を扱うケアマネさんたちの業界の、ある話を聞いたことがあります。一部に介護が困難になる人たちがいます。介護のシステムがうまくはたらかなくなるのです。その背景に、人間関係の崩壊があるというのです。その人たちは、家族や親戚の支援を受けられず、また、受ける気もありません。経済が破たんするだけではなく情が破たんするのです。人間関係の崩壊の裏には、結局、その人自身の人生の崩壊があるというのです。人を信用できず支援を拒否したりします。かといって自分自身の世話は既に肉体的にできなくなっており、その苦痛を周りへの敵意に変換してしまうようです。ケアマネが担当を辞退する状況になってしまいます。にっちもさっちもいかないのです。けっして社会の底辺にいた人たちの話ではありません。かっては高学歴、高収入、高い地位。人生の終末で彼らに何が起きているのか、私たちは見ないふりをするわけにはいきません。心の中に押し込められているのは人生への強い悔い、絶望、敵意。まれには、そのような人たちも、世間話のように成育歴を聞いていくことで、ほだされ徐々に介護を受け入れると聞きました。はじめて聞いてもらえる幼い頃のつらさ、悲しさ・・・。やや認知症があらわれ人間性がむき出しになるとき、私たちの人生は覆い隠せなくなるようです。

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小さいころから良い子でいようと頑張っていた|「人が怖」くて人前で緊張|セラピーの現場から(532)

小さいころから良い子でいようと頑張っていた。お母さんも自分の事で大変そうだなと分かっていた。でも、良い子でいようと思って過ごしていたら、精神的に参ってきて、「人が怖い」とか思うようになった。人前で緊張してうまくやっていけない。
高校2年のころ、母に、精神科に行って薬を飲みたいと話した。母は、精神科にいくのは「キチガイになったという事なんだよ」と応えた。「キチガイにしたのは誰だよ」と思った。凄い言い合いになって、平手打ちをされて、返して、怒りに怒った。「この人に何を言ってもダメだ」と思って、ドアをバンと閉じこもったが、これは何もならないから、出て、どうにか母を説得して病院に一緒に行った。医者とは私一人で会った。母は会わなかった。母は、医者との話の内容は聞かない。薬は自分で調べて、副作用が出ると分かり、実際にちょっと出たが、飲み続けた。薬で症状は安定はしていった。それまで学校の授業だけでなく、電車に乗るのも、人とご飯食べるのも、怖くなっていたが、だんだん大丈夫になったので、飲み続けた。ずっと飲み続けているのが5年くらいあった。
そのうち、おかしいぞと思うようになった。保育の仕事をはじめていたが、そこは心を育てる保育園で、園児の「自己肯定感」が大切だとかキーワードが出てきた。それがきっかけで、園児のことではなく、むしろ自分の事を考えるようになった。薬でなく、心と向き合って行こうと思った。
セラピーを始めた。少し進み、グループカウンセリング勉強会で人の前で話せたことが自信になった。職場では大勢の前で話す場面があると緊張するので、そんな時は事前に薬を飲んでいた。最近、同じような場面があったものの、薬を飲まずに済んだ。実は、飲むのを忘れていた。

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辛すぎた記憶ご飯を食べたら忘れた|赤ちゃんの時に首を絞められた|セラピーの現場から(531)


手掛かりになる重要なことを思い出した。赤ちゃんの時に母に首を絞められた記憶。それだけではない。そのほかにも似たことを思い出した。それらのことを忘れるために、日常の、私の記憶の機能そのものが損なわれているらしい。この状況はいやだ。逃げずにいつも思い出していたい。思い出したけれども、時間が経つと忘れる。(辛すぎて)すぐに忘れてしまう。思い出した後、ご飯作っている時はまだ(思い出した内容が頭の中に)あったが、ご飯を食べたら忘れた。今、自分の話をしようとして再び思い出した。
忘れるのは怖いところにいられないため。内容自体は思い出せても怖さの感覚が少ない。それが分かる。怖さと何とか向き合いたい。
1人では苦戦する。誰かに助けて欲しい。見限ったはずの母に助けを求めてしまった。困り果てて「どうして良いかわからない」と母に頼ってしまった。頼りにならないけど助けて欲しい。助ける力がなくても、助けてくれなくても、助けて欲しいと言いたい。助けてくれないのは分かっている。母は分かってくれないけど、分かって欲しかった。
必要なのは自分で自分のことを分かっていくことだけ。頭では分かっている。それでも助けを求めてしまう。

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自分をダメにした母親への怒り|理想の母親との一体感が欲しい|セラピーの現場から(530)

自分をダメにした母親への怒りが強い。母親は、どうにもならないと頭では分かっている。それでも母親を何とかしたいと思う。怒りが掻き立てられる。ほとんど絶望的だ。子供のころ母親から本当の愛情をもらえなかった。寂しい。その寂しさには、耐えられない。いつも怒ってきた。怒りは出しやすい。怒ることには慣れている。でも、それだけでは物足りない。それだけでは自分の成長は望めないのではと感じている。このままでは、いつまでも子供のままいる感じがする。嫌だ。でも、そこのところで停滞している。つい先ごろのセッションで、自分の心の深いところにある本音に気が付いた。母親と一体になりたい。母親との一体感が本当に欲しいもの。それが本音。でも、どうしようもない現実の母親との一体はまっぴらごめん。多分、幼いころ味わった理想の母親との一体感。それが欲しい。
そこまでは分かっているのだが、それらの気づきがなかなかつながらず、堂々巡りの傾向がある。そこで、分かっている範囲でまとめてみる。
① 母親への怒りは出しやすい。
② 寂しいところにいなければならないと思う。
③ 理想の母親との一体感が本当に欲しいもの。
これらをつなげるために、①②③を使って、まとめてみた。
「自分の母親への怒りは、どうにもならないと頭では分かっている母親を、それでも何とかしたいと言う絶望的な怒りだ。母親から本当の愛情をもらえなかった寂しさにはいられないので、怒ることで自分を支えてきた。でも、それだけでは自分の成長は望めない。自分の心の深いところの本音は、母親との一体感が本当に欲しいというものだ。どうしようもない現実の母親ではなく、理想の母親との一体感だ。一人になり寂しさに耐えることができれば、人生の早期に得られていたように、その一体感が得られる感じがする。」

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仲間と話しながら原因を探る|セラピーの現場から(529)

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傷つきながら生きてきた人は、大方、自分を抑え込む感じがあります。ベビーブレスで徐々に解放されて行くようです。押え込み、抵抗、癖・・・というようなもの(言い方はいろいろ)がなくなっていきます。そして、ベビーブレス仲間と自分の癖をオープンに話せるようになります。その癖が付くまでに、幼い自分がどれだけ傷ついてきたことかと。お互いに、各自の癖や傷を意識させられるから余計に自覚でき認識しやすい自分が出てきます。自覚や認識の機会が少ないまま毎日を過ごしてしまうことを避けられます。そして、何でこうするんだろうと、原因となっている子供時代へと繋げていける機会が多くなるようです。

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自分がかわるときの予感|セラピー現場への報告(528)

 

セラピーを重ね、自分が徐々に変わっていくとともに、ある日、突然大きく変わることがある。そのある日の直前、自分が変わる予感のようなものがする。何か不思議なウキウキするような感じ。そわそわするような、怖いような、楽しみのような感じ。心の中に大切にしまいこまれていた愛(いと)しい何かから、待ちに待ったメールが来るような、そんな感じ。

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望まれるままに自分の死を望む|セラピーの現場から(527)

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若い母親が、いろいろな理由で、子供に愛情が注げない。心の奥では、子供がいなくなればいい、死んでしまえばいいと思ってしまうこともある。子供の食べ物やおしめの世話は、何とか頑張って、する。しかし本心から生きてほしいなどとは思えない。思っていない。(彼女がそうなるには理由があるのだけれども・・。)

幼い子供は、自我が十分にできておらず、その母と一体。心が一体。母の思いを自分の思いとする。望まれるままに、いつしか自分の死を望む。自分自身の望みとして、望む。本心で望む。そうして、それでも肉体は生きていく。体は生きようとする。心は死を、身体は生を。葛藤(かっとう)が起きる。子供は大きくなるに従い、この葛藤を押し隠す。隠しても、しかし無くなることはない。肝心なところで顔を出す。そのようにして人生の苦しみの基盤がつくられる。

 

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どうして私がそんな心の傷を負わなければならないのか嫌だ!という「なぜだ!」|セラピーの現場から(526)

 

私たちは、心が辛すぎて「なぜだ!」と叫びたいことがあります。ベビーブレスでは、自分の心の傷に直面するときに、実際に経験することがあります。幼い頃から作られた切ないほどの傷に、心からの叫びが上がるのです。うまくいかない人生のカラクリも浮かび上がります。ところが、この「なぜだ」には二通りの種類があるように思われます。一つは傷の理由を知りたいという「なぜだ」です。もう一つは、私に何一つ落ち度はないのに、どうして私がそんな傷を負うひどい目に会わなければならないのか、帳消しにしてほしい、迷惑だ、嫌だ!という「なぜだ」です。

自分の心の中のことだけではありません。例えば、殺人犯に子供を殺された親御さんが「なぜだ」と死刑囚となった殺人犯に面会に行くことがあります。裁判で明らかになった内容には満足できないのです。何かが足りない。何かを理解したい。顔を見て心を覗きたい。そういう気持ちです。
もう一つ。殺人犯に子供を殺された親御さんが「なぜだ」と、死刑囚となった殺人犯を、一度の死刑では足りず、何度でも殺し続けてほしいと願う気持ちです。私の子供に私に何一つ落ち度はない。犯人を粉々にしてほしいと思う。恨んでも恨んでも恨み足りない。怒っても怒っても怒りたりない。そういう意味の「なぜだ」です。
子供を殺される体験は稀でしょうが、幼い自分自身の魂を殺された体験は、稀ではありません。それに気が付いたとき私たちの「なぜだ」はどっちになるのでしょうか。大きな岐路のように思えます。

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涙が溢れて止まらない40年前の中学校を昨日卒業した|セラピーの休憩時間(525)

凄いことが起った!!昨日の息子が中学の卒業式だった。父親である私も出席した。でも、それは、まるで自分自身の卒業式だった!涙が溢れて止まらなかった。やっと自分が、この〇〇中学校を卒業できた。
40年近く前に、私がこの〇〇中学校を卒業したときのことを、その卒業式を、私はまるで覚えていなかった。当時、私は、シングルマザーで病弱な母に育てられ、進学する経済的な余裕はなく、母の不安定な心の状況をそのままもらって、心の余裕も全然なかった。ほとんど一人で社会へ出ていく心細さに、耐えられない気持ちだった。不安で怖くて、友達も先生も卒業式会場も何もかも全く覚えていなかった。ただただ真っ暗な空間に包み込まれて、おびえているひ弱な自分がいるだけだった。
その後、セラピーを重ね、自分の中に隠れていた怒り、恐怖、不安、母親への隠された心情を扱った。そして最近、徐々に、自分の本当の姿を味わうことができるようになってきた。感情が甦り(よみがえり)、家族への愛情が自然に湧くようになっていた。
そして昨日の卒業式の会場!!広々とした思い出の詰まっ体育館、一緒に過ごした友達の顔、優しい先生達、懐かしい学校の匂いなど、当時の感覚でよみがえってきた。不思議!当時の私がそこに居た。昨日、友達と楽しそうに絡む息子は、実は私だった。40年近く前にはできなかったが、本当の私は、まさに、そのようでした。それが本当の自分の姿でした。
今もまだ、思い出すと涙が溢れて止まらない。自分のこと(セラピーを通しての自分の探求)やっててよかった。本当にありがとう。

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つい人に慰めを求めそしてつい恨む|セラピーの現場から(524)

 

どうしても辛く苦しいときがあります。苦しさに追いつめられて、私たちは、その苦しさから逃れる助けとして、人に頼ることがあります。まるで、昔失った親を求めるように。しかし、そのことも、あまり長く続くと、本当の気づきや癒しから遠ざかることが多いようです。人からもらえる愛情が目的になってしまいます。一時的な慰めを追い求めるだけになってしまいます。慰めが一時的だと気づくと、今度はひるがえって、その人を怨み攻撃するようにもなります。本当に自分のことを観なければ、本当の癒しにはなりません。経験の事実としてそのようなのです。人に頼っているとご自身で思う人は、頼ることに飽きたら、その苦しみの奥に隠れている本当の問題を観ることをお勧めしたいと思います。ほんとうに納得するために。本当に始めるために。

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子供への意識がなかった|回復途中で気が付く|セラピーの現場から(523)

 

子供との関係性に悩みセラピーを受ける。子供自身の問題というよりも、母である自分自身の問題に、始めはいやいやながら、気が付くようになる。そうこうするうちに、自分自身が、自分の母親に同じように扱われたことに思い至るようになる。ことの全体が観えてくる。徐々に自分自身の傷がいやされるようになる。子供の問題も少しずつ、知らないうちに、よくなってくる。そのような時期に、はっと気が付くことがある。アルバムや、子供の使わなくなったおもちゃ、子供がむかし学校で作った作品、などなど。何ということはないありふれた品々。心を打つ。涙さえ出る。今まで気が付かなかった。子供への意識がなかった。子供と十分に相手をしていなかった。どうしてそんなことができたのだろう。後悔と、すがすがしい気持ちとが、入り混じった気持ち。自分のこころに何が起きたのか、説明しろと言われても難しい。でも、そういいうこと。間違いなく、何かが起きた。

 

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毒親の世代間連鎖|いつの時代から女性は子供を愛せなくなったのか|セラピーの休憩時間(522)

毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり、やがて自分自身の子供を毒するようになる、という世代間連鎖は、何を意味するのでしょうか。世代を下れば、親、子、孫、ひ孫・・・。どこまでも続くように思われます。自分は親から十分に愛情をもらえなかったので「自分の子供にだけはけっして同じ思いをさせない。」人生の中ではこう決心する瞬間もあるでしょう。でも気が付くと結局は親と同じことを子供にやってしまっている、というのが正直なとこのようです。セラピーの役割は、この強靭な世代間連鎖を断つことであるとも言えると思います。
世代をさかのぼれば、母親、祖母、宗祖母、・・・。どこまでさかのぼると「犯人」がいるのでしょうか。結局、いつの時代から女性は子供を愛せなくなったのでしょうか。女性が自分の妊娠や子育てを、自分のものにできなくなったのは、いつでしょうか。
大昔、人類は母系社会だったという説があります。母系社会では、女性が経済を握り、自分の妊娠は自分で選び、産まれた子供は、おばあちゃん(ボス)を中心とする大家族が手伝って子育てをするという社会だったという・・。女性にとっては少なくとも心理的には生きやすい社会であり、子供にも愛情が注がれやすかったでしょう。そうであるとすれば、母系社会から父系社会へ転換する時代に、少しずつ、女性にとって不本意な妊娠や子育てが増え、愛情をもらえない子供が増え、毒親の世代間連鎖が始まったのかもしれません。

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幼い頃に抱き閉じ込めた怒り(521)

自分の中に怒りがある。最近のことではない。普通に覚えているような頃の記憶でもない。かなり古い記憶。古い怒り。それしか「手がかりがない。」そうして、ベビーブレスをすると徐々に表れてくる。何か幼い頃の「象徴のようなものが出た」などと、断片的な記憶が、また一つ、また一つと増える。これらの記憶はやがて互いにつながり、はっきりした全体的なものになっていく。同時に怒りもはっきりした大きなものになっていく。怒りを「また強く出せた」とやや満足する。はっきりした怒りが、更に、隠されていた記憶を押し出す。そのようにして、隠されていた怒りと記憶が表れる。それに伴って、自分が怒りを抑えていることが認識できる。「我慢してたんだ」「出せなかったんだ」と。なぜ抑えているのかも、「知りたい」気持ちになり、おのずと分かってくる。「そういうことだったのか」となる。

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毒親はいかにして毒親になったのか3つの原因?|毒親のこころ|セラピーの現場から(520)

毒親の親もまた毒親であったというのは、セラピーの現場ではほとんど、あたり前のことのように思えます。つまり、毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり自分自身の子供を毒するようになる、ということのようです。世代間連鎖とはそういうもの、と、ラベルを張っても、それだけでは何か腹の足しにはならないような気がします。毒親によって子供はどのようにして自分自身も毒親になっていくのでしょうか。納得できる原因は、仕組みは、どうなっているのでしょうか。いろいろのケースを思い浮かべて、推察します。
○愛情が分からない
親が毒親であるために、愛情をもらっていない人は、愛情の温かさなどの良さがわかりません。そのため、その良さを子供に伝えられない感じがします。愛情を伝える積極性が欠如するようです。興味がないように見えます。愛情そのものを持っていないのでは、などと不覚にも思ってしまいそうにもなります。子供に無関心な毒親になっていきます。意識しないネグレクトなども生じます。
〇復讐
親が毒親であるために、愛情をもらっていない人は、子供のとき、愛情をもらえなかったことから、親に対して攻撃性や殺意を抱きます。しかし、幼い子供にとって親は宇宙のようなもので反抗はできないので、我慢し、自分の中に内在させます。意識はできません。やがて、大人になり、自分の子供をもうけると、愛情を求めて自分に擦り寄ってくる弱い子供へ、その攻撃性や殺意が噴出するようです。「私は我慢してきたのに、どうしてあなたは我慢できないの!私がどうして与えなければならないの!」というわけです。愛情の反対物である攻撃性や殺意を伝えてしまう。復讐のようにも見えます。子供へ敵意がある毒親になっていきます。積極的な虐待も生じます。
〇依存
親が毒親であるために、愛情をもらっていない人は、未だに不足し続ける自分への愛情をなんとか補うために、自分の子供から愛情を吸い取ろうとするように思われます。親からもらえなかったものを、ついつい子供に求めてしまいます。依存です。一見するとやさしく見えます。でも、やはり本当の愛情ではないと言えます。なお、この状況では子供も本当は愛情不足であり、愛情をもらうために自分も、一見やさしい親に近づきます。しかし、近づいても本当には満たされないので、成長することができず、親から離れていけません。相互依存となります。子供を成長させない、巣立ちをさせない毒親になっていきます。

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アニメ妖怪「顔なし」は自分であり母であり|解き放たれる寂しいという感情と満足|セラピーの現場から(519)

経営する店の従業員の人間関係が、なかなか、うまくいかない。経営者である自分自身の問題があって、本当の感情を抑えてしまい、これもうまくいかない感じがしていた。
ところが、自分のセラピーが知らないうちに心の奥で進んでいたのか、ある日、それは起きた。うまくいかない問題の中心の従業員に、ガンガンやった(怒った)。始めてというくらい自分の中にあった怒りを全部出した感じ。凄くすっきりした。帰宅したとき奥さんに「何か良いことあったの」と言われたくらい。次の日、人の話を聞いていても、全部出した後なので晴れやかに聞けた。
後日のベビーブレス
感情が出て泣けた。自分でも驚くくらい自由かもしれないと思う。
続いて、自分の正体を暴露するようなイメージが出てきた。
アニメ映画の「千(せん)と千尋(ちひろ)」の中で登場する妖怪の「顔なし」のイメージが出てきた。まるで自分だった。従業員を激しく怒ってしまったこと、自分が自由になる感じがすること、今まではできなかったということ、怒っていながら罪悪感のような恐怖があること。これら今起こっていることで寂しくて怖くて、顔なし(私)が千(お母さん)に求めるけど、(求めは満たされず)寂しくて(寂しさを紛らすために食物を)食べている。そして、苦(にが)団子を食べて、(諭(さと)されるように)シュッとして寂しくている。苦団子はベビーブレスで吐き出すこと。シュッとして寂しく(隠していた正体の)顔なしになっている。
寂しい自分が本当の自分だろうな。「お母ちゃん、お母ちゃん」とお母ちゃんを求めていた。ずっと泣いていた。恋しくて愛おしくてずっと泣いていた。凄くお母ちゃんを求めた。キチガイ(注:母は心を病み入院した)じゃない(本当の)お母ちゃんも(心を病むほどに)寂しかった。兄ちゃんも寂しい。みんな寂しい。ここに来て(自分の正体がわかるようになって来て)、求めていても(本当には)満たされない。でも求めているので満足。それでも(お母ちゃんは)いない。(昔は目の前のお母ちゃんを)求めることもしなかった。(今は求めるということを)声に出して吐き出してそれで満足っていう感じ。でも寂しい。お母ちゃんの寂しさをリアルに感じる。声を出せば出すほど寂しい。

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また、やってしまった(>_<)|子供との時間が宝物とわっと泣けたはずなのに|セラピーの現場から(518)

セラピーを続け、今まで気が付かずにいたことに、気が付きました。「子供との時間が宝物だった」ということ。それを思った時、家でもじーんときました。そのことをグループカウンセリングで話そうとしたら、話しながら、わっと泣けてしまいました。
グループカウンセリングのように、人がいて、その場所が安心出来る所だと、感情がどっと出るのだなと改めて思いました。そういえば、(私の)子供にとっては、安心できるはずの人と場所が母親(私)なのです。私は、子供にとって安心して話せる母親だったかな? また、自分の母親は私が安心して話せる人だったかな?と考えさせられます。<注:彼女は産後鬱(うつ)っぽくなったことをきっかけにセラピーを受け始めた>
それにもかかわらず、宝物であるはずの子供に対して、後から思うと、「また、やってしまった(>_<)」と思うことがちょくちょくあります。でも、セラピーを受ける前に比べると、家の中で子供との関わり方を工夫できること、伝えられること、がまだまだ沢山あるんだなと、改めて思うようになっています。これからの工夫の毎日…なんだか楽しみです。

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自分にある健忘に気が付かない|背景に幼い時の辛いことか|セラピーの現場から(517)

人は色々のことを忘れます。便利でもあります。でも、重要なことを、思い出そうとしても思い出せないと生活や職場でに困ることになります。度々だととても困ります。何か原因があるかもしれません。その場合には、幼い時に対応できないほど辛いこと(例:虐待)があり、忘れるという作用を強めることで対処する癖を、身に付けてきたのかもしれません。大人になっても、その癖は続き、何かまずいことがあると、すぐに忘れてしまう。忘れたことに気がつかない。職場でも迷惑をかける。「誰がそんなヘマをしたんだろう、俺じゃない」なんてことになることもあります。

さらに、忘れるだけでは間に合わないこともあります。辛い出来事が大きすぎると、忘れたくても忘れられず、単に忘れるという作用は役に立たないことになります。すると、一人の人間でありながら、その出来事に別の人格を割り当てて、本来の人格との間では連絡が取れないようにすることで対応しようとします。なかなか自分で認識できることはできません。そうすることで、辛くても忘れられない出来事は、その別の人格Bが担当してくれるので、本来の人格Aが、思い出す必要はなくなります。人格Aの状態の人に、人格B担当の出来事をたずねても、雲をつかむような戸惑った表情を浮かべるだけ。鉄壁の忘却ともいえます。この忘却の方法がさらに強化されると、複数の辛い出来事ごとに、それぞれ人格を割り当て、人格ABCD・・・が一人の人間の中に存在する、ということにもなります。

グループカウンセリングなどに参加していると、日常では分からないことも分かることになりますが、前者(健忘)は珍しいことではなく、割に多く見られる作用のように思われます。後者(人格が複数)は、はっきり現れる例は少ないようですが、その人の心の深いところに入っていくと、これもまた、それほど珍しくないのではなかろうかと感じられます。前者のことを解離性健忘といい、後者のことを解離性同一性障害(多重人格)というようです。

忘れていることに気付くようにすること、原因となっている幼い頃のことを思い出してみること、これらの試みは普段の生活でもできます。

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毒親は「毒親」とは気がつかない?|私は全部押し殺してきた|セラピーの現場から(516)

毒親をテーマにした本が増えています。「毒親」とは厳しい非難の響きのある言葉です。センセーショナルな言葉です。しかし、親から毒された子供の側からすれば、そんな言葉でも足りないほどの気持ちがあるでしょう。一生を台無しにされた場合もあるでしょう。
しかし、当の親からすると、心外であり、言いがかりであり、まったく心当たりがないことがほとんどです。自分の子供が苦しんでいても、まるで他人事です。子供がおかしくなっているのは、子供の問題であって、親(自分)の問題ではありません。
それでも、やがて、子供の状況が危機的になり、あるいは、親(自分)への攻撃が激しくなり、どうにもこうにもいかなくなって、カウンセリングにやってきます。当初はカウンセリングやセラピーもなかなか難航します。
突破口なるのは例えば次のことです。子供が親(自分)へ抱える不満や怒りと同じものを、どうやら自分も自分の親に対して持っている、ということです。「恵まれたお前がそんな不満を言うのか。苦労を重ねてきた私の不満は、とてもそんな程度のものじゃないぞ」「お前は親の悪口を自由に言えるが、私は言おうと思ってもまったく言えなかった」「お前は怒りや悲しさを出せるが、私は全部押し殺してきた」などなど。
そうして親は、自分自身の親に関するセラピーを開始します。心の傷の世代間連鎖を、言葉や理屈ではなく、体感します。
気がつくことは素晴らしいことです。気がつかないことは罪なことです。同じように子供を傷つけてきてしまった人でも、それに気づいている人は清々(すがすが)しい。気がつくためには、自分自身の中にある傷にこそ気がつかなければなりません。その自分の傷がどんなに大きいのか思い知った後で、初めて自分が子供に何をしたのかを理解します。自分が毒親であると気がついた親はもう毒親ではありません。

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「毒親」←「阿闍世コンプレックス」←「母拘束」|セラピーの休憩時間(515)

「毒親」というセンセーショナルな言葉が使われるようになっています。心のトラブルが母子関係からきていることを、子の側から被害者の立場で強調するもののように思われます。
実は、母子関係の重要性は、既に、70~80年位前に古沢平作によって、「阿闍世(あじゃせ)コンプレックス」という概念で提唱されています。内容のセンセーショナルさでは、こちらのほうが遥かにセンセーショナルです。弊社の実際のセラピーの実情には、こちらの方が合っているようです。
この古沢平作という人はフロイトと同時代の人で、フロイトから指導も受けているようです。残念なことにフロイトは母子関係は研究しなかったようです。阿闍世コンプレックスという概念の前にも、実は既に、「母拘束」という言葉があったようです。古沢平作が、教育分析を施している若い精神分析医の質問に対して、「阿闍世(コンプレックス)というのは母拘束のことなのですよ」と答えたことが残っています(「自由連想覚え書き」古沢平作博士による精神分析 前田重治 岩崎学術出版社 p64)。昔から精神分析のテーマとして、母による子供への拘束が、あったのですね。重要なことなので、当然でしょうけれども・・・。

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辛い記憶が鍵|セラピーの現場から(514)

とても簡単に言ってしまうと、幼い遠い日の辛い記憶を思い出すことが、すべての鍵のようなのです。思い出す事は、辛いです。しかし、思い出した後では、何物にも変えがたい奥底の心地よさを感じさせます。たとえその記憶が自分の命を脅かすような記憶であっても、です。それを分かる人は、めざましく前に前進するようです。回復するようです。その人そのものが、内側から、変化する。これは多くの仲間が経験する事実だと思われます。

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「毒親」に気がつくのは軽傷の子供|セラピーの現場から(513)

自分の親が「毒親」だと気がつくのは、軽傷の子供の場合のようです。子供にとって毒親と気がつくのには大きな勇気がいるからです。子供にとって親はどんな親でも命の基盤です。自分を産み育ててくれた大きな宇宙です。それを否定することは、簡単には、できません。やっつけることは簡単にはできません。非難することは容易ではありません。なぜなら、それは「失う」ことになるからです。命の基盤を失い、宇宙を失い、心(幼いこころ)は生きてはいけません。大きな不安や恐怖に直面します。
だから気が付かないまま抑え込まなければなりません。しかし、抑え込んでも傷自体がが治るわけではないようです。かえって傷は膿み塞(ふさ)がれ重くなります。外出できず、動けず、表現できません。抑え込んで重篤になります。それでも「失う」不安や恐怖よりは増しなのです。
不安や恐怖への直面は、一人ではできなくても、カウンセラーや仲間と一緒にいることで可能になります。不安や恐怖は弱められます。直面することで徐々に傷は開放され癒されていきます。

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私は2度捨てられた|母親は宗教に入信|心理セラピーの現場から(512)

母親は宗教に入信した。そのことで私は2度捨てられた。小さい時に私は母親から愛情を貰えずに捨てられた。大きな傷になった。大人になりその傷を修復する作業し始めた。始めは、その傷がどこから来るのか、はっきりしなかった。作業を続けるうちに、そこには母親がいた。原因としての母親がいた。原因が分かり、私は、母親にそのことを問い詰めたかった。しかし、母親は入信した宗教を守りとして、私の言い分には耳をかさない。そうやって、母親は私をもう一度捨てた。
母親には母親の傷があり、傷の原因があると、頭ではわかっている。でも、どうしても許す気にはなれない。遠くない時期に、私が母を看取る時期がやってくるだろう。許せないが、ことの全体をわかっている事はせめてもの救い。

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うまくいかない子育て|恥じることなく生きてきたのに「毒親」なんて|セラピーの現場から(511)

自分は社会的にも頑張って人生も恥じることがなく生きてきました。一生懸命に子育てもしてきました。

いつも子供の気持ちを考え無理なことはさせなかったと思います。子供に特別なことは何も望んでいません。

普通に学校に行き、家のことも少しでいいから手伝い、自分で稼いで一人前になり、できれば家族を持って欲しいと願うだけ…ただそれだけ…なのです。

それなのに学校には行かない、仕事は途中でやめる、自分のこともできない、引きこもる。

子供はそれも親のせいだという。それを許せない。私はそんな子供を許せない。私はどうして良いか分からないのです。

「毒親」なんて激しい言葉もあるようですが、一生懸命やってきた身としては、戸惑うばかりです。

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なぜ女性は禅寺の坊さんにはいないのか?|でも濃い関係性から温かい大きな理解へ|セラピーの現場から(510)

心理セッションやグループカウンセリングに立ち会わせていただいて、感じることがあります。男女の違いのことです。男性や女性がそれぞれ示す、人との関係性。
女性は、親や子供など人との関係性の中に、自分の問題の解決を見出そうとする傾向が強い。男性はその傾向は弱い。そう感じます。
人は、自分の問題が、人生早期の母子関係にあることが分かってくると、さらに、その理解を深めようとします。深めることができれば問題がひとりでに解消するようです。ところが、深めようとする際に、人との関係性の中にこそ問題解決があるとする気持ちがあまりにも強いと、どうにもならない母親をどうにかしようとして、大苦戦する傾向があります。ほとんど自滅の方へ向かおうとするのです。それほどの強い傾向は必ず女性が示します。男性はそれほど強くありません。
関係性があまりに強いと、一人になれません。そういえば、禅寺の坊さんは皆男性です。禅の修行は、個的な作業で、ほとんど一人ぼっち。しかも尼寺の数はとても少ないです。
なぜでしょうか?この男女の違いを見るにつけ、その原因を想像することがあります。以下、その想像です。

人類はたかだか数千年以前は母系社会でした。何万年も、ひょっとしてもっと何百万年もの間、女性は家を支配し、常に家族の中心にいました。人類へ進化する以前は、ハーレムなどのグループの中にいました。常にメスの周りには仲間がいました。
他方、男性は違います。父系社会は高々この数千年で、それ以前は母系社会の中で、冷や飯食いでした。家族の中心にはなれませんでした。人類へ進化する以前は、ハーレムなどのグループの中に居られたのはごく一部のオスであり、他のほとんどのオスは、離れオスとなって、グループの外で単独で暮らしました。オスの周りには仲間がいないのが常でした。一匹で死んでいくことがほとんどでした。
子づくりにおける男女の違いも、関係性の違いに、大きな影響があると想像されます。女性は、長い妊娠期間をすごし、お腹の中の胎児を感じながら暮らします。自分の血と肉で胎児を大きくする実感を持ちます。子が産まれた後も、自分の体の一部(乳という形で)を与えて、大きくします。何年もの間、自分の体に、子の温かさを感じ、子のあまい匂いを嗅ぎ、子のやわらかな動きを感じて過ごします。子の動きに応え、子の泣き声に応え、子の雰囲気に応えます。自分のこと以上の世話をして過ごします。時として子への完全な支配をつくります。ほとんど母子一体の長い期間を過ごします。子(人)との関係性は非常に濃いといえます。
男性は違います。極端に言えば、受胎期の一瞬だけしか関係しないこともあります。
ところが、そんな濃い関係性を持つ女性が、苦戦を乗り越えて、理解を深めると、男性には無いような、温かい大きな理解にたどり着くようです。周りの人を全て包み込むような温かさ、大きさがあります。女性が持つ関係性がゆえであろうと思われます。

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頑張っても報われない職場への怒りが手がかり|実は心の中では母に認めてもらおうと頑張る|セラピーの現場から(509)

○職場へのいかり
自分が勤めている職場に不満があった。「何てブラックな職場なんだろう」と思っていた。実際忙しい。私の同僚は、その同じ不満から、爆発してしまい、上司からは不評を買ったらしい。私はその場にはいなかったが、溜飲を下げ、「別にいいんじゃない」と思いながらも、私の姿だと思った。
しかし、落ち着いて考えると私は、職場で、やりすぎるほど一生懸命に頑張ってしまう面もある。そして後で爆発しそうになる。良い子をやって報われないと不満を溜め込むのは、昔からの自分自身の癖でもある。良い子をやめないと潰れてしまう危機感を感じていた。
○実は母への怒り
その不満の奥には、もともと持っている自分自身の強い怒りがあった。実は、母への怒り。その怒りの中に、(母から)捨てられた寂しさもあったことに気づけた。母に認めてもらいたいから頑張る。でも認めてもらえない。怒りがイライラと燃え上がる。
気づく前は、訳がわからず、(職場などで)怒りに溢れていた。 次から次へと仕事の時間に追われ、立ち止まらないままに、訳がわからず、(怒りの)傷口が導火線になり、 爆発してしまう危険な状態だった。
少し冷静になると、周りの人をみる余裕が出来た。被害者になっている!だから爆発せざるを得ない!そんな状態だった。

○母にどうしてほしかったのか:娘にはできた。
娘は、小5の秋から不登校になり、あの時はこの世の終わりのように悲しくて仕方がなかった。その時に、今のカウンセラーにアドバイスをもらて、<不登校>と言うのは、お腹にいて10ヵ月間の満足を未だ得られない胎児のように、外に出れない状態だと聞いた。その胎児のような状態を積極的に満足させるために、いろいろ努力した。いっしょに寝たり、いっしょにお風呂に入り、洗ってあげたり、あちこちの公園に出かけたり、夜中に泣き叫ぶ彼女を受け止めたりした。
おかげで、その後に娘は、活発な自分を取り戻した。娘は、ここ最近、短期 留学の後、自分の住いの引越しを終え、私の家に立ち寄って、それから、友達と台湾旅行に行く。親(私)のスネを思いっきりかじっている。「ずるい、私がこんなに大変な思いをしているのに」と思いっきり嫉妬してしまいそう。僻んでる?嫉妬してる?と自問している。今までの私なら嫉妬するはずだと思えば思うほど、不思議とそういう感情がなく、素直に喜んでいる私がいる。さんざん、不登校だった娘の被害者になっていた私が、喜ぶなんて、不思議なくらい。
○自分にはしてもらえていない。
あの時に娘へいろいろ努力できた私は、自分では好きだ。辛かったけれど、一生懸命だった。あの時の自分をすぐそばにおいておこうと思っている。何に怒っているのか。娘にはできた。自分にはしてもらえていない。そのことだと思う。

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気持ちが通じない家族 |孤立して苦しむ|心理セラピーの現場から(508)

自分の気持ちが家族に通じないということがあります。そのため家族の中で孤立して苦しんできた人たちがいます。そういう人は、グループカウンセリングが役に立つと思われます。仲間が、同じような傷を持ち理解力を養ってきた人たちが、自分を理解してくれます。包み込んでもらえ分かってもらえます。普段の生活では手に入らないような雰囲気の中にいられます。そのこと自体が助けになるようです。癒しになり感情がほぐれます。そうして余裕ができ、はじめて、自分の傷を客観的に見られるようです。セラピーが本格的になります。

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せっかくの大きな気づきからつい逃げてしまうのはなぜ?|心理セラピーの現場から(507)

心理カウンセリング等の心理セッションを続け、大切な気づきに次々と出会うと、実生活もいろいろな改善が起き、順調に進みます。それに伴い心理セッションへの意欲も出て、もっと進みたいと思います。そして、徐々に大きな気づきがあります。往々にして、心理的に生存にかかわるようなことです。いよいよです。
大きな気づきがあったときに、そこから逃げないことが大事です。長い間その気づきと一緒に居られれば、徐々に、自然に癒しが起き、大きな成長が起き、物事は進んでいきます。ところが、よくあることなのですが、いつの間にか、逃げてしまう。忘れたり、乖離(かいり)が働いたりします。大きな気づきは辛さを伴うためです。その辛さと一緒にいられないのです。
そして、前の大きな気づきはまるで無かったようにして、次の新しい気づきを求めるようです。ところが、また別の大きな気づきがあると、また逃げてしまう。そのようにして繰り返しが起きる。繰り返しているだけでなかなか前進しない。そんなことがよくあります。気づきはまるで漢方薬。苦い(辛い)けれど、徐々に効く。なんとか吐き出さないで。なんとか逃げないで。

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阿闍世コンプレックスの妥当性をなぜ仏典に求めるの?|心理セラピーの現場から(506)

心理トラブルの深い部分を探ると、母親から出生を本当には歓迎されないのに産まれてきてしまった、という事情が隠れていることが多々あります。そのようにして生まれてきた人が抱える葛藤は、阿闍世コンプレックスと呼ばれます。この名称(名前)の由来となった阿闍世王の物語が、仏典にあります。しかし、阿闍世王の物語を載せる仏典は複数あり、物語の内容も少しずつ違うようです。そして必ずしも、阿闍世王の物語の中に、阿闍世コンプレックスと呼ばれるコンプレックスが正確に描かれていないのではと、妥当性が議論されます(例えば「阿闍世コンプレックス」小此木啓吾 創元社)。まるで、正確に描かれていないと、阿闍世コンプレックスという概念そのものが妥当でなくなるような勢いで、議論されます。
そのような議論は、心理セラピーの現場からいうと、無意味な感じがします。阿闍世コンプレックスは、あるコンプレックスの名称にしかすぎません。名前自体は何でもいいはずです。ABCコンプレックスでも、胎児コンプレックスでも、構わないはずです。母親から出生を歓迎されないのに産まれてきてしまったことが原因となって、深刻な葛藤が、実際に多くの人に共通して存在するのは事実です。多くの共通した事実があるので、この共通性に対して、一つ名称を付けましょうというのは、便宜上、当然のことです。
また名称を離れて、阿闍世コンプレックスという概念そのものの妥当性は、心理セラピーの現場で議論されるべきでしょう。そもそも仏典は、お釈迦様が亡くなって、かなり時代が下って伝承により書かれたものだそうで、しかも、その書かれたものも、さらに時代が下り人々に受け入れやすいように色々に書き直されていることが予想されるのですから、仏典の事実内容の正確さを云々するのが無理ではないでしょうか。

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実は分かっているけれど・・?|現実的トラブルの勃発と自分の問題を見るチャンス|心理セラピーの現場から(505)


心理セッションを受けて、短期の内に、当面の目標に到達する人もいます。しかし、当面の目標には到達したものの、更に深く自分の問題に着手する人も多くいます。ひと月に一回、あるいは数か月に1回の割合で、心理セッションを受けます。長い期間、続きます。
その長い期間の途中で、生活の中で突発的な現実的トラブルが発生してしまうことがあります。肉親の病気、事故、死。一時的に経済的負担のかかる事柄、などなどです。
これら現実的トラブルの解決を優先させるため、心理セッションを休もうとする人もいます。深い自分の問題に直面し続けるのにエネルギーが要り、さらに、現実的トラブルに対処するのにエネルギーが要るので、どちらか減らせるほうを減らしたい、と思うようなのです。他方で、それらの現実的トラブルを、自分の問題に向かうチャンスだと見る人もいます。現実的トラブルで自分に精神的な負荷がかかり、そのため自分の本音がはっきりしたり弱点が明確になったりするので、自分の問題がはっきりするからです。
興味深いのは次のことです。多くの場合、自分の現実的トラブルが発生したときは、前者をとり、他人のときには後者を勧める傾向が強いことです。
勇気は出しにくいものの、実は、現実的トラブルの勃発こそ、自分の問題を見るチャンスだと、本当は分かっているのです。外側のことによって内側の自分の問題がより鮮明になる。外側のことで、ゆり動かされる自分がよりはっきりとする。普段はわからない自分の問題が現れる。だからチャンス。そう、実は分かっているのです。

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始めは好きだった相手をなぜ害しようとするのか?|心理トラブルの謎は解ける|心理セラピーの現場から(504)

一方的な恋愛感情を相手に抱き、思うようにならないと、相手を傷つけたり殺したりする事件が起きています。悲惨な事件です。しかし、同様の事件は、古今東西、珍しくないようです。
では、そもそも始めは好きだった相手を、害しようとする感情はどこから来るのでしょうか。謎です。犯人は事件を起こす前は、まともで、相手に出会って初めて原因が発生し、おかしくなるのでしょうか。そう考える人はほとんどいないだろうと思われます。犯人はもともとから自分自身の心理的トラブルを持っていると、皆が思うことでしょう。
犯人を長い間、刑務所に入れば、そのトラブルが治るのでしょうか。望み薄のようです。死刑にすればいいのでしょうか。そうしても同じような事件はまた起き続けるでしょう。出所後も、犯人はあまり変わらないまま人生を過ごすと思われます。いつものように。使い古された「心の闇」という言葉がまたつかわれるのかもしれません。それで事件は、また、いつの間にか忘れられるのでしょう。
ベビーブレスを経験していくと、その心理トラブルの謎は解けるようです。自分自身のセラピー体験として、謎を構成するカラクリを理解するようです。母子関係が隠れています。そうして、理解した人は、そのような事件を謎とは思わないでしょう。心理トラブルに支配されず、心理トラブルを越えていきます。

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実は母の側の愛情飢餓だった?|依存としての母娘関係|心理セラピーの現場から(503)

「長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか」(第一章43ページ 大美賀直子 さくら舎)には、次のような箇所があります。娘に執着する母の心の底には「愛情欲求」がある。その欲求は、母が子供の頃に満たされなかったもので、次には、夫からもやがて疎ましく感じられたもので、結果として娘に向かった、と意味される箇所です。
弊社アコールのベビーブレスでも、娘との問題を抱える女性は、やがて、そのような自分自身の愛情飢餓の事実に気が付くことが多くあります。気が付くことでベビーブレスにより表現できるので癒されます。そうして、愛情飢餓は、娘との問題だけではなく、人生全体の根本的な問題と気が付くことになります。それを通して、何よりも大切な事柄に気が付いていくようです。それらのプロセスを通るからこそ魅力的な女性になるのだと思われます。

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自分の問題を早く片付けたいと思ってしまう落とし穴|心理セラピーの現場から(502)

セラピーが進むと、やがて実力がつき、自分の真の問題が見えてくるようです。ところが、その問題の奥深さも見えてきてしまいます。そして、自分の問題を早く片付けたい、と思うようです。この「早く」が、実は、訳ありなのです。早く片付けたい時は何かを温存したい。早くやってその温存に手をつけさせないようにしたい。そして、その何かが温存されるが故に、結局は長引いてしまいます。それが温存されている限りは真の問題は解決しない、ということになるようです。

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お互いを失いたくない:それはなぜか?その背後にある何かをこそ|相互依存としての母娘関係(501)

「母を棄ててもいいですか?」(熊谷早智子 講談社)という本には、次のような意味の文章があります。母娘関係の相互依存から抜け出せない仕組みとして、母親側からは娘へ「あんなにしてやった」「こんなに面倒を見てやった」と刷り込みを行い、娘に「母に恩を返さなければならない」と思わせたい<娘を手放したくない>気持ちがある。他方、娘側には「母には自分<娘>への<本当の>愛情がないと認めてしまったら、<自分は>絶望するのではないか」と不安になってしまう<母を本当に失ってしまう>という気持ちがある。(なお< >書きはこのブログで追加)
お互いに、お互いを手放したくない、失いたくないという気持ちが背後にあるということだと思われます。このことは、弊社アコールの心理セッションでも常にテーマになるところです。では、さらにその背後には、何があるのでしょうか。手放し、失ったなら、何が起きるのでしょうか。言葉にならない領域です。ベビーブレスではその領域を味わうことができます。とても大切です。味わうことで大きな成長が起きてくるようです。

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「毒親」といって諦めたいのだろうか|心理セラピーの現場から(500)

スーザン・フォワードの「毒親」という著書から始まり、あちこちで「毒親」という言葉・概念が使われています。この言葉・概念は、< ひどい親のせいで自分は不幸な思いをしており将来もろくなことにはならない >という運命論だと批判され、そういう「アダルト・チルドレン」と呼ばれる人たちでも、たくさんの可能性があることに目を向けるべきだと論じられています(「毒親」のこどもたちへ 斉藤学  メタモル出版)。
確かに運命として諦めるのは早すぎると思われます。ひどい親だと攻撃するのは誠に無理もないことです。諦めてしまえば、辛いことに直面し続ける苦痛もいくらか減らすことができるでしょう。自分が「毒親」の世代間伝達(最近ではよく「世代間連鎖」と言われる)の伝達手になっている現実にも気が付かなくて済むかもしれません。しかし突破口も閉じてしまうのではないでしょうか。
ベビーブレスでは、そのような母子関係に強く気が付き、逆に、[今までは諦めて生きてきたけれど、気が付いた今は、絶対に諦めない]という心境になるようです。ひどい親のせいで、自分が不幸になり、今度は自分が自分の子供を不幸にするという世代間伝達(世代間連鎖)を、自分の世代で断ち切れる。そういう手ごたえを感じるからだと思われます。強烈な手法であるベビーブレスを手に入れることで、やれる、断ち切れると感じるようなのです。

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なぜ?死と背中合わせから温かい無条件の自分の命へ|体験談|心理セラピーの現場から(499)

東京の電車の中から富士山が見える場所がある。毎朝、通勤の途中に眺(なが)める。富士山のふもとの山中湖の近くにある研修施設。そこでの気づき。私の命は条件付きの命。役に立つことが生きていてもいいことの条件。そのように生きてきた。そのことに気がついた。さらに実は、役に立とうが立つまいが、本当はそもそもいらない子だった。それにも思いあったった。
その気付きから逃げないでいるうちに、今、条件なしの自分に居る。役に立たなくても自分自身だ。いらない子だけれど自分には温かいのがある。気がつけば、体がポカポカしている。富士山が見える度(たび)に、そのことを思い出す。毎朝そこで確認する。体が暖かい。
天気によっては富士山が見えない日もある。でもそこに富士山がある事は、見えなくても感じる。富士山が見えない日も、自分の事を感じられる。条件付きの命、いらない子、を通して、その先にまっすぐな死がある事を。そうして、その死と背中合わせに、温かい無条件の自分の命がある事を、感じられる。

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いったいどうすれば母子関係を突破できるか|心理セラピーの現場から(498)

私たちは心のトラブルを解決するのに、母子関係は避けて通れないようです。そして自分の母子関係を理解すればするほど、母を許すことなどできなくなり、どうしようもない母親をどうにかしようとして、絶望的な葛藤をし、ホントに絶望してしまうこともあります。
その絶望の様子を見て、次のような連想をしてしまいました。
自分の車が動かない。前の車(母親)がじゃまになっている。後ろにも車がいる。周りの車のせいで運転がうまくいかない。動けない。立ち往生しているうちに、時が流れ、やがて自分の車が故障している。エンジンが故障している。ガソリンが切れてしまった。昔は、前の車にじゃまされていたため動けなかったのかもしれない。前の車のせいでだったのかもしれない。しかし、今は、長い時間を経て、自分の車自体が故障してしまった。
さて、そうであるなら、自分の車を路肩に止めて、自分の車を修理しよう。周りの車を押して動かすことはできない。周りの車はもう廃車になっている。自分を修理して別の道を行こう。

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ブレスワークの最中には考えるのか考えないのか|心理セラピーの基本(497)

沖縄の花

ベビーブレス(弊所で開発したブレスワーク)のセッションで、隠れていた過去の重要な記憶が手に入ることがあります。それらはジグゾーパズルのように断片的です。カウンセリングでそれらの断片を精神分析的につなげます。つながって初めてことの全体が観えます。全体が観えてその人が変わります。
ところで、ブレスワークの最中には、「なんとか記憶を出したい」「出てきたこれは記憶なのか」、などと考えるのか。あるいは、考えるとうまくいかない気がするのだが、というようなことがあります。
簡単に言えば、ベビーブレスの最中では何も考えないことをお勧めします。ただ一心に呼吸をする。そうして溜め込んでいた感覚を吐き出す。出てくるものを、もっとたくさん出すように、努める、ということです。考えると、心理操作が活発になり、それは防衛になってしまいます。溜め込んでいたものを何とか出さないようにする防衛が働いてしまうのです。だから考えない。感覚だけになる。それがコツです。
ベビーブレスが終了した後では、頭を使い、出てきたものの中から手掛かりを探すことをお勧めします。手掛かりの中に、人生早期の記憶の断片が隠れていることがよくあります。大事です。できれば、探偵シャーロックホームズのように、鋭く考えなければなりません。考えて、つなぎ合わせ、謎を解く。感覚を研ぎ澄まして考えることが役に立つと思われます。

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496 女性は濃い関係性がゆえの温かい大きな理解にたどり着く

心理セッションやグループカウンセリングに立ち会わせていただいて、感じることがある。男女の違い。男性や女性がそれぞれ示す、人との関係性。
女性は、親や子供など人との関係性の中に、自分の問題の解決を見出そうとする傾向が強い。男性はその傾向は弱い。
自分の問題が、人生早期の母子関係にあることが分かってくると、さらに、その理解を深めようとする。深めることができれば問題がひとりでに解消する。ところが、人との関係性の中にこそ問題解決があるとする気持ちがあまりにも強いと、どうにもならない母親をどうにかしようとして、大苦戦する。ほとんど自滅の方へ向かおうとする。それほどの強い傾向は必ず女性が示す。男性はそれほど強くない。
関係性があまりに強いと、一人になれない。そういえば、禅寺の坊さんは皆男性だ。禅の修行は、個的な作業で、ほとんど一人ぼっち。尼寺の数はとても少ない。
なぜだろう?この男女の違いを見るにつけ、その原因を想像することがある。ほとんど確信に近い。人類はたかだか数千年以前は母系社会だった。何万年も、あるいはもっと何百万年もの間、女性は家を支配し、常に家族の中心にいた。人類へ進化する以前は、ハーレムなどのグループの中にいた。常にメスの周りには仲間がいた。
男性は違う。父系社会は高々この数千年で、それ以前は母系社会の中で、冷や飯食いだった。家族の中心にはなれなかった。人類へ進化する以前は、ハーレムなどのグループの中に居られたのはごく一部のオスであり、他のほとんどのオスは、離れオスとなって、グループの外で単独で暮らした。オスの周りには仲間がいないのが常だった。一匹で死んでいくことがほとんどだった。
子づくりにおける男女の違いも、関係性の違いに、大きな影響があると想像される。女性は、長い妊娠期間をすごし、お腹の中の胎児を感じながら暮らす。自分の血と肉で胎児を大きくする実感を持つ。子が産まれた後も、自分の体の一部(乳という形で)を与えて、大きくする。何年もの間、自分の体に、子の温かさを感じ、子のあまい匂いを嗅ぎ、子のやわらかな動きを感じて過ごす。子の動きに応え、子の泣き声に応え、子の雰囲気に応える。自分のこと以上の世話をして過ごす。子への支配を子は一身に受け取る。ほとんど母子一体の長い期間を過ごす。子(人)との関係性は非常に濃い。
男性は違う。極端に言えば、受胎期の一瞬だけしか関係しないこともある。
ところが、そんな濃い関係性を持つ女性が、苦戦を乗り越えて、理解を深めると、男性には無いような、温かい大きな理解にたどり着く。周りの人を全て包み込むような温かさ、大きさがある。関係性がゆえであろう。

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495 人から意識がなくなり「無視」になる、その原因

対人関係で「無視」してしまうクセがある。今は、かなり改善されたと思うのだが、知らないうちに、そうしているらしく、自分でもショックだ。根深い「無視」がなぜ起きるかという原因が不明だった。今回、その原因に迫ることができた。
私を出産する時、母親は「陣痛が来ると眠くなる」と言っていたそうだ。その上、私は帝王切開で産まれた。母は麻酔をかけられ、ほんとに意識がなくなってしまった。そのことで私には大きな恐怖がある。これが原因だと直感できた。
生まれたばかりの子羊は、母羊とのコミニュケーションが欠けると自閉的になる。同じように、人間の新生児は、母親とのコミニュケーションが健全な成長に必要である(ブログ479「他の仔羊と遊ばない子羊」)ということらしい。もう少し早い時期、つまり人が生まれる前後も、母親とのコミニュケーションは重要なことが容易に推測できる。通常は、母親の全意識は産まれ出る子供に向いているはずだ。
私の場合、出産の前後に、それがなかった。これは大きな傷となる。大きな恐怖になる。その傷が癒えないと、その傷によって、人をやっつける。虐待された人は他人を虐待してしまう。子供を虐待してしまう。それと同じ。人から意識がなくなり無視する。普通は「無視」というと、「積極的に」知らんぷりするという感じがある。私の場合、そうではない。自分の意識がなくなってしまう。意識なし。それが「無視」になる。

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494 お母さんだって人間なんだから

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ベビーブレスをした。(母親に)わかってくれない事に対して怒りが出てきた。言おうとする前に「怖い顔がくるから言えないんだ」という気持ち。その後、聞いてもくれないから、自分の気持ちをわからなくして泣く事しかできなくて「何で聞いてくれないんだよ」って泣いているのに、怖くてこの瞬間が「終わってくれないかな」と。
聞いてもくれないので(そのままでは)怒りが増えてくるから「なかったものにしよう」としていたと気がついた。気が付いてから「何で聞いてくれなかったんだよ」本当は「こう思っていたのに」「怒った顔が怖いから言えなくなるじゃないか」と出た。怒りと悲しみをボコボコとぶつけた。私が大声であまり泣くからその場から母が立ち去って、泣き止んだ頃に優しい顔でくるけど、私は疑う気持ちで母の気持ちが分からないまま。受け入れてくるから(母の近くへ)行くんだけど。わからないまま行く。その瞬間しか甘えられないから(行く)。その時はべったり行くが、心は疑わしくて、私の事を好きか嫌いかわからないし、私も分からなくて苦しい。「分からないままくるな」と怒りたいけど母の感情のまま(それに従って今まで)生きてきた。
ブレスをやって深く入っていく中で、だんだん、お母さんに求めても繋がれない感覚で(私は)泣いている。「分からない」と泣いている。お母さんもどうして良いか、(なぜ私が)こんなに怒っちゃうか分からない。私の気持ちを聞けないのか、分からないのか、お母さんも泣いている。母の泣いた顔を見ると私が安心する。(母の)感情をもっと出して欲しかった。
大人になって心理の学びをして、おかあさんのせいでこうなったんだよと(強く)は言わないけど、「母親がこうだと子供は荒れるよね」と言う。お母さんを傷つける事を言って、母親を試すようにいうんだろうと思っていたけど、(本当は母親に)泣いて欲しかった、気付いて欲しかった。お母さんだって「泣くのを辞めた」というけど人間なんだから泣いて良いのに。
静かな呼吸になって、かわいそうなお母さんを小さくしてお腹の中に乗っけて「穏やかになって良いよ」というイメージでいた。一緒に穏やかになったよう。
足は震えて、怖い。怖いけど繋がりたい。そんなイメージだったのかも。

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493 昔からの物語は人の心を深く打つ:エディプス王や阿闍世王の物語

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昔から伝わる物語は、人の心を深く打つから伝わるのであり、打たれる側の人に同じものがあることを意味する。
エディプスコンプレックスの語源は、ギリシャ悲劇のエディプス王の物語にある。この物語で、エディプス王は、それと知らないうちに父王を殺して母との間に子供を作っていたことに気が付き、深く葛藤し自らの目をつぶした。一般的にも、男の子には父親への殺意があり母を得たいと望む気持ちが隠れているとして、フロイトは、その葛藤をエディプスコンプレックスと名付けた。これは有名な話。自分、父、母の3者関係。
阿闍世(あじゃせ)コンプレックスの語源は、仏典の阿闍世王の物語にある。阿闍世王は母親が胎児の自分を殺そうとしたことから、長じて母親への殺意を持つ。一般的にも、母親が胎児を望まない時期があると、子は長じて母親への激しい怒りを持つとして、古澤平作は、この葛藤を阿闍世コンプレックスと名付けた。生まれる前からの怨(うら)みという意味で未生怨(みしょうおん)ともいう。自分、母の2者関係。
ところが前者の物語にも、後者の物語に相当する部分がある。前者のエディプス王の物語では、「産まれてくる子は父を殺し母を犯すであろう」との神託を信じた両親(父王とその妃)によって、エディプスは産まれてすぐに、殺すために捨てられてしまう。殺すために捨てられるシーンは色々あるらしい。一つには、エディプスの踵を矢で射ぬいて川に捨ててしまう(「阿闍世コンプレックス」小此木啓吾 他著 創元社 54ページ)。他には、外に放置して死なせるように、踵(かかと)から木に吊り下げた(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 第4章81ページ)。エディプスとはギリシャ語で腫れた足の意味だそうである。
ベビーブレスでは、未生怨(阿闍世コンプレックス)がテーマになることは珍しくない。昔から私たちは同じテーマで葛藤してきたようだ。

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492 だってママは男の子を欲しがっていたんだもの

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「胎児は知っている母親のこころ」という本に、以下のような内容がある。ある母親が娘を産んだ時に、この新生児の娘が怒っているように感じたのを覚えていた。そこで娘が12歳の時にそのことを聞いてみた。すると娘は「だってママは男の子を欲しがっていたんだもの」と答えた(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 第4章83ページ)。
娘は、胎児期の記憶があり、母親の質問を理解し、それに真っ直ぐに答えた。このことに圧倒される。ベビーブレスをしなくても、やってのける子供(娘)が居る。

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491 こういう風に子供の心に届いたのは嬉しい

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子供にかかわる仕事をしていて、向き合うのが難しい子供がいる。思い通りにならないと仲間から抜けていく子。私の幼少期と同じで自分の気持ちが言えない子。今まで、その子に関わるのが難しくて距離が遠かった。
最近、関係が近くなった。そのKちゃんといると苦しいんだけど面白さがある。心の動きが見える。Kちゃんは人間関係でぶつかると前は逃げていたが最近ぶつかって言い返してヒートアップして言い合いができるようになった。手が出そうになる。Kちゃんに本当はどう思っていたのと気持ちを聞いても、前は、喋ってくれなかったり、寄り添おうとすると反発されてどうしようもなかった。
この前は、(私にKちゃんが)「Uちゃんが怒って怖かった」と言った。私自身がちょっと前にカウンセリングで母が怖かったという気持ちに気づいた後だった。私は自分の怖かった気持ちに気付けず言えなかったが、「怒られると怖いんだ」と気づけるKちゃんは良いなと思った。その時、寄り添っていて手を握ったら握り返してくれた。
Kちゃんは作った(おもちゃの)家を壊していたので、Kちゃんに「壊したくなるくらい怖かったんだよね」と言いに行った。「怖い口調で言われてKちゃんの心が泣いているみたいだよ」と言ったらKちゃんもハッとして「それだ」という感じだった。みんなとの遊びにはKちゃんは入らなかったが私の側にきて「本読んで」と安心して繋がれた。前は難しく距離があったけど、今は、こんな風に心を委ねてくれたのが嬉しかった。Kちゃんがおしゃれ道具を持ってきたから、私が「髪の毛とかして欲しい」というと、といてくれた。感動した。
しばらくして夕方くらいにKちゃんが「怒られると心が泣いちゃうんだよね」と言ってきた。響いていたようでびっくり。嬉しかった。こういう風に(Kちゃんの心に)届いたのは嬉しい。Kちゃんから目線が送られたり微笑みかけられるのが多い。
難しい子は気持ちが痛くなるし近寄れなかったが、関係ができてきて嬉しい。

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490 胎児は知っている

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「胎児は知っている母親のこころ」という本に、母親から胎児が受ける心理的な影響の物理的な根拠とし挙げられ得るものとして、以下のような意味の内容がある。母親のストレスホルモンであるノルアドレナリンの血中濃度が、高いと、胎児の血流も同じように、その値が高くなる(「胎児は知っている母親のこころ」トマス・バーニー著 日本教文社 60ページ)。
思うに、ノルアドレナリンに限らず、血液中の微量物質が、胎盤を介して、母子に共有されることは、無理なく予想される。その微量物質(ホルモン)が心理的な影響を伝えることがあることも、容易に想像される。
「胎児は知っている」というのは、ベビーブレスで自分の内を深く感じれば、むしろ当然と思う。実際、胎児は声や音を聞いているということらしい。昔から胎教の大切さも伝えられてきた。科学が進んで、物質的な裏付けも徐々になされてくると思われる。

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489 自分自身が解放される

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「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」という本に、以下のような意味の内容がある。象徴的な意味で「父親殺し」は可能であるが「母親殺し」はそう簡単にはいかない。父親とは簡単に対立関係になれるが、母殺しはそのまま娘にとっての自傷行為になってしまうから、という内容(「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」斉藤環 著 NHKBOOKS )。
これはベビーブレスの初期で多くの人が体感すること。人によっては、初回のベビーブレスの前半で、「父親殺し」を完了し、本当はこれではないとして後半では「母親殺し」に着手する。「母親殺し」に難渋する人も多い。人が持つ怒りのすべて、殺意のすべてが解放されて、はじめて人は自分を理解し、そうして自分自身が解放される。

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488 体感すれば溶ける

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「母は娘の人生を支配する」という本に、以下のような意味の内容がある。母親は娘の生き方を支配して良いと言う思い込みがあるように思われる。この思い込みは非常に強固なもので本人(母親)にはどうしようもない「症状」のようなものだ。それは母親の母親によって植えつけられたものに違いない。(「母は娘の人生を支配する:なぜ「母殺し」は難しいのか」斉藤環 著 NHKBOOKS <症状の連鎖>という項目)
「強固」になるには、それだけの理由がある。母親自身の人生、母親自身の命に関する理由。その理由が体感されなければならない。ベビーブレスではそれが可能になる。「強固」さの理由が体感され理解されて、はじめて、強固さは緩み、溶けはじめる。

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487 インターナルマザーとインナーマザー

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「毒になる母親」という本には、「インターナルマザー」と呼ばれる「自らの母性」によって「自分で自分を育てる」ことが大事とする意味の記事がある(キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部)が、ベビーブレスでは、少なからずの人が、体感しているように思われる。この「インターナルマザー」はベビーブレスで、深く自分の奥底に到達することで体感できる、いわば理想的な母性だ。
「「母」がいちばん危ない」という本には、似た「インナーマザー」という概念が使われる。これは、理想的なものではなく、母親の影響をうけて一体化したものというほどの意味で使用されている(「「母」がいちばん危ない」斉藤学 大和書房 185ページ)。奥底ではなく、より浅いところでは、母親からの傷をうけており、傷ついた自分の母性が自分を傷つけ続けてしまうということと思われる。

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486 寂しさに包まれて温かい

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寂しいところにいる。凄く寂しい自分が感じられて、同時に、寂しい自分を包み込んでいる感じで、優しくいられる。寂しい「から」だけど、いろんなものや人に包み込まれている感じがあり、気持ちいい。
私の娘たちの婚約者と会った。その男の子たちも、話(成育歴)を聞くと、みんな寂しい奴ら。共通点は寂しさ。奴ら悪い訳でない。私の寂しさが、娘たち経由で、奴らとつながったのかもしれない。奴らは私。その寂しさを癒すのが、娘たちや私の奥さん。彼女らが癒し部隊。寂しい奴らも癒し部隊も、中心は「寂しい」。
でも、今日は怖くない。お母ちゃんの愛情に包まれていた。寂しくて泣いているが、温かい。贅沢な、いつも行きたいけど行けない(ところへ行った)ベビーブレスだった。
1回目も2回目も呼吸ができた。2回目は呼吸はできていたが頭痛くなった。(何かを)押さえ込んでいるのかと思ったら、包み込んでいる感じが占めてきて、ワーッと泣いて痛みが取れた。一部始終温かい。自分を抱いていた。心地いい。私を含めた寂しい奴らも癒し部隊も全員を包み込んでいるのが、お母ちゃんだった<そう思いたいのかもしれないが>。「何でこんなに寂しいんだよ」「大丈夫だよ」というがのやってきて、これ「何なんだよ」と。でも超気持ちいい。いよいよのところ(お母ちゃんに関するところ)へ入る準備かもと言われるが、今はここが温かい。

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485 心のこもった「ごめんね」

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子供にかかわる仕事をしている。前より子供の気持ちが分かるようになってきた。自分の対応を客観視できるようになってきた。
この前、雪が降りそうな日、庭に出ないでお部屋にいる日にした。お庭が好きな男の子が着替える時「お庭が良かった」と泣いた。説明しても分からないのでイライラしてきたが、思い直して、お庭に行きたいと言っていたなと思って、「ごめんね」というと、男の子はスッと気持ちが変わって抱きついてきて「ご飯食べよう」となった。今までならカチンとしてイライラしていたと思う。今は自分も悪かったなと思える。ゆっくり向き合えたのが良かったなと思う。自分も時間もかかるし、食事の準備や着替えもあるしやることがあるし、他のクラスで外に出ていた子がいたから余計だった。凄く寒かったから体調が下降気味の子がいたし週末だしという思いで外に出さなかった。だから「ごめんね」というのに時間がかかった。・・・心のこもった「ごめんね」は経験がない。

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484 根源的な問題はアメリカも同じ

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「毒になる母親」という本に次のような内容がある。[(母親の)生い立ちについて知れば知るほど、母親と言う人間と、母親がそのように振る舞う理由がわかってくる。母親自身が「愛されない子供」として、トラウマを抱えている可能性も高い。母親が自分の生い立ちや過去を否認することもあるだろう。](「毒になる母親」キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部232ページ)
著者はアメリカ人である。西洋は父権社会といわれ、心理的なことも父親の重要さが日本より大きいとされたりする。しかし、根源的な問題は、同じように、母親が大きなカギを握るようだ。

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483 不平を言わず、やさしく、良心的に義務を果たした

 

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ヒットラーの母親のこと。アドルフ・ヒットラーはあれだけ多くの人を殺し都市を破壊をしたのだから、幼少期の母親との関係はさぞかし悪かったのだろうと思われている。しかし、少ない記録を見る限り、母親はとてもいい人だということである。謎とされている。母親は叔父の女中として働き、24歳の時に倍も歳の離れた、この叔父の子を妊娠し、その妊娠中に、叔父の妻は亡くなり、そして叔父と結婚した。彼女の「結婚生活はあまり幸福ではなかったが、彼女は決して不平を言わなかった。彼女はやさしく、良心的に義務を果たした。」(「破壊 人間性の解剖」エーリッヒ・フロム 第13章)そうである。
母親は「やさしく良心的」だったので母親との関係はわるくなかったはずだ、という見方は常識的一般的かもしれない。しかし、ベビーブレスを通してわかる、胎児期を含めた早期の環境が人の心に大きな影響を与えるという事実からすると、そうは言えない。
母親は、妊娠期に女中であり、病床にあったであろう叔父の妻の面倒を、肌身を接するようにして、みていたであろう。であれば、叔父の妻の顔を間近に見ながら、自分の妊娠に罪悪感を抱き葛藤を起こしていた可能性は高い。増して「不平を言わ」ず「やさしく良心的」に「義務を果たす」ような性格だったのであれば、罪悪感は非常に高かったであろう。歳も24で、葛藤や不安も大きかったはずだ。堕胎を考えたかもしれない。

そのような胎児期を過ごした人(アドルフ・ヒットラー)は、自分の命を根源から脅かされる不安・恐怖があり、その反動から、外界に対して激しい殺意を抱く。
そうすると、ヒットラーのその激しい殺意が、その時代の戦争という道具を得て、あたかも世界全体に牙をむいたことは、「謎」とは言えない。あり得ることだと思われる。

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482 満足と寂しさに包まれる:ずっとこうやって生きたい!

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最近、父が亡くなった。納得のいく看取りが出来た。父への憎悪が底をついていたからこそ、一方の愛情も溢れ出したのだ、と感じる。
だけど、そこから思う。私の母への憎悪は底をついてないのでは、、。それを観たい。そこに挑みたいとベビーブレスをスタートした。

呼吸がスムーズに出来た。丁寧に一つ一つ手で探るように感情を探した。言葉にならない 唸りのような腹の底から絞りでる怒り。怒りを感じながら何故かずっと落ち着いていた。今回は父の死が近くにあったので、最初から死を意識していた。父に比べ、母は遠すぎてリアルではなく、なかなかスムーズにはいかない。

転移(私からの感情転移)のある夫に対しての感情から探った。分かって欲しい。一人にしないで欲しい。背中を向ける夫を力づくでこちらに向け、憎悪をぶつける。怖い。殺したくない。死ぬなら一緒。一人は嫌だ。絶対に離れたくない。

突然強い恐怖がやってきた。怖い怖い怖い、、。死の恐怖、 一人の恐怖。お腹の中!お母さんから絶対に離れない。絶対に絶対に産まれないと決める。産まれる位なら死んだ方がまし。お母さんごめんなさい!何でもするから産まないで。離さないで捨てないで。

ふと「私は知っていた?」愛されない事も捨てられる事も人生に起こる全てを知っていたから、こんなにも産まれる事を拒否してるんじゃないかと感じた。

絶対に離れない 。このまましがみ付いたまま一緒に死んでいく事が自然。それが一番の望み。だが、、、。私がしがみ付いている母には何もない。生を感じないただの亡骸。だから私の存在が分からない。しがみ付かれている事も気づいてない。私が母の体にぶら下がって引っ付いているだけ。ただただ自分の気持ちだけがそこにあった。それだけだった。満足と寂しさに包まれながら、離れないと言いながら私は死に向かっていた。

その後の笑いのセッションでは少しずつテンションが上がってきた。みんなを輪にして 外から私が応援で包み込む。楽しい。ずっとこうやって生きたい!

瞑想もいつもより深さと静けさがあった。

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481 「いらない子」を受け入れたい

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私の根っこは「いらない子」なのだが、すぐに忘れる。忘れて頑張ろうとする。頑張って役に立って、いてもいい子に、昇格したい。「働けよ、役に立つために働け」と自分が自分自身にやられる。それだけでなく他人にもやる自分がいる。「いらない子」を受け入れられないのだ。
ベビーブレスの吐き出しのときに、凄く抑えている自分がいた。抑えている自分がいて、その自分が空っぽになる感じ。抑えて何もない感じ。しばらくそこにいたら、私自身に「お前なんかいらないのに」と言われた。それは知っている事でもあった。自分ができても(妊娠しても期待していたようには)何も変わらない母は、「お前なんかいらない」という。お前なんかいらないと言われて「そうだよね」と空っぽの中が受け入れて温かくなった。いらないけど、別に役にも立たないけど、ただただ温かい自分がそこにいた。条件付きの命を感じるのでなく、確かに親はいらないけど、私自身は温かかった。温かい私自身がいる。
役に立たなくても自分自身だった。いらない子だけど自分は温かいのがあるという感じ。今温かい。

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480 本来の父は人間でした、嬉しいです

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私の母は昔、父の女性問題や暴力で苦労しました。その後、私が14歳の頃に、父は母とは離婚し、私は父方祖父母に引き取られました。私は24歳の頃に父から理不尽な暴力を受けたのがきっかけで、その後縁遠くなっていました。
そんな父も今は年老い、私が看(み)取ることになりました。5日前から父の最期を看取るために病室に泊まり込んでいます。医者にいよいよ峠だと言われて泊まり込みましたが少し持ち直しました。
癌末期なので緩和ケアのホスピスです。病室は死に向かう穏やかな空間を作りだし、初めて、本来の父と出逢ってます。まるで(ベビーブレスの後で瞑想する時間がある)ブレスルームのような空間です。24時間が瞑想的です。窓からは光が差し込み 穏やかに時間が流れ、私の愛情が溢れでる、、かけがいのない時間とは こんな時間の事をいうのか、、そんな風に感じています。
父は、不安、1人ぼっちの恐怖、寂しさ、甘え、全てを出しています。赤ちゃん返りして、自由自在に甘えられています。父は私が片時も離れる事を許しません。ずーっと触ってあげてないと寂しがります。赤ちゃんのように敏感なセンサーが働いています。 15秒ごとに私が側に居るかどうか確認します。そして甘えます。
最期に本来の父に触れる事が出来ました。ベビーブレスで死に向かう体験をしてきて、経験があるのでどっしりと構えてられます。本来の父は人間でした。嬉しいです。穏やかに看とれる自分が居て本当に幸せです。
今日、父は、病室で68歳の誕生日を迎えました。本人はしんどくてもう無理だから今日死にたいと言ってますが、言葉とは裏腹に、まだ生へのしがみつきがある感じです。モルヒネと眠剤で今うとうとしてます。また報告します。

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479 他の子羊と遊ばない子羊

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生まれたばかりの子羊を数時間の間だけ母羊から引き離すと、その後、見た目には健康に育っても、他の子羊と遊ばない、一人ぼっちの子羊になってしまうらしい。実は、本来ならば、その失われた数時間の間に、母羊が子羊の体中を舐めまわし続けるというコミニュケーションをとる。それができなくなってしまったことが原因らしい。
そして、似たことが人間にもあるという。生後平均32時間の新生児40人を観察したところ、母と子がその間に既に、口の動きなどの顔面運動を通してコミニュケーションをとっており、それが互いの共感を生み出し、その共感が言葉獲得の源泉となっている、らしい(「なぜ自閉症になるのか」花伝社 別府真琴 第1章」)
ベビーブレスを通した体験では、赤ん坊のときの非常に早期においての母親との関係性が自分に大きな影響を与えていることを、実感するので、以上の内容も、いわば当然と思われる。
新生児40人の中には生後42分の産まれた直後の赤ん坊もいたらしい。そこまで早期の影響が存在することがわかるならば、胎児期の影響も当然に研究されるべきである。ベビーブレスの体験では、胎児期の影響も決定的であることを、多くの人が体験している。胎児も外界の音や母親の声や振動を感知している。血液の酸素濃度の変化などで母親の感情を感知している。足をけって返事をする。

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478 あー生きているなぁ

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今回のセッションは弾けた。仲間が話してくれた、お父さんを看取る話が響いていた。
初めからエネルギーを出せた。久々に気持ち良く笑えた。身体の痛みを感じたがそれも笑えた。あー、生きているなぁと実感。
ダンスは思い通りに出来て気持ち良かったー!最高に気持ち良かった。今までにも何度かフロアーを走り回りたい、スキップしたいと思ったことはあったが抑えてやらなかった。抑えた自覚もあった。今日はどうしてもやりたかった。やった。大満足!
死のセッションは呼吸が落ち着くのを待って深呼吸を2度して倒れた。あー、よく生きたなー、ほんと幸せだったなー、もう満足!これで、ちゃんと死ねると思った。
最後にまた2度深い呼吸をして死んだ。身体は重力でどんどん大地に吸収され溶け込んでいく。でも魂はスッーと抜け出て上にいった。これが死なんだと感じた。
瞑想は雑念も湧かず静かで穏やかだった。呼吸が深く長くできるようになったなぁと感じた。気持ち良かった。

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477 母にただ幸せになってもらいたいだけ

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ベビーブレス。最初に湧き出てきたのは母に対して、本来の自分で生きて欲しいという願いだった。母にただ幸せになってもらいたいだけ。
いい加減今までの生き方を止めて欲しい。いつもの不幸せな母の顔が浮かぶ。
「ちゃんと生きろー!」やっと声に出し何度も叫んだ。
叫んでいたらどんどん怒りが出てきて唸り声に変わってきた。
人のせい、環境のせい、そうするしか仕方なかった‥と自分がなく何かのせいにする母へ殺意が湧く。
私が許さん。逃がさん。段ボールをボッコボッコにして馬乗りになって捻りあげ息の根を止めた。小さくなった段ボールを股の間に挟み抱え込んだ。
このまま離さない。一体感。自分の子宮の中に母がいるイメージと、自分が子宮の中にいるイメージとが、重なる。
私は産まれたくなかった。もしかしたら母もだったのかと思った。
母自身が本来の母(自分自身)と繋がれない‥本当に孤独な母を思い泣けてきた。せつなかった。

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476 私は諦めない

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私は諦めない。ベビーブレスに出会う前は諦めようとしていた。人生を諦めようとしていた。でも今は違う。自分のエネルギーに目覚めた。諦めない。母親を諦めない。母親が自分へ愛情を与えないという理不尽さを諦めるわけにはいかない。母親は変わることを諦めてしまった。そのことへものすごい怒りが起きる。ものすごいエネルギー。生きようとするエネルギー。尊いエネルギー。失っていたが今は自分のものになったエネルギー。
しかし問題がやってくる。母親は変わらない。事実として変わらない(変わらないことがほとんど)。振り返える。自分は十分に変わったのか。自分の子供に対して愛情が湧くように自分自身は変わったのだろうか。母からの愛情がこない死の砂漠の真っただ中で、自分のエネルギーを背中に背負って、覚悟を決めることはできないのだろうか。死があるのであれば死はある。母親に要求しているように、自分が自分自身の要求を受けて立つことはできないのだろうか。人を変える事はできないが自分を変えることができるはず。諦めないで!。そのときエネルギーの方向が違う。

 

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475 ちゃんと人として向き合える感じ

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アコールのブログを読んでいる。「376 自分にはホントの部分がない」と「407 思い出し、表現、感情」が印象に残った。最近の自分と重なる。
前回のベビーブレスは正直何に向かって(隠れている自分の)感情を出していけば良いのか分からなかった。カウンセリングに行っているんだから(カウンセラーが付いているんだから)、大丈夫という考えが心の奥にあって、本気で探そうとしていない、その場しのぎの自分。薬に頼っている時と何も変わらない。そんな自分を心のどこかで、受け入れている。真面目に向き合いたいのに「疲れた」がやってくる。苦しいも辛いも「いやー」というような気持ちでセッションに臨んで、変わることを抵抗していたように思う。
だけど(その後の)日常で、他人を気にして発言出来なくなってしまう自分や、人の話を(その人の気持ちまで)感じるように聞けない自分、不快な思いにさせるんじゃないかと思って質問していくことが怖い自分に出会うたび、再び、自然と自分の過去を振り返るようになった。
この振り返りが起きる中、アコールのブログが心に響き、それまでカウンセリングで意識したことがなかった感情が出てきた。それは母を怖いと思う気持ち。
思うに、わたしの話[意見]は、(母が基準となった)正解か不正解かで聞き分けられていた。母の中で、不正解だと‘わたし’は受け止めてもらえなかった。受け止めてもらえなかったわたしは怒りを感じるが、(母の)怒りで返されたりする。(わたしの)本当の気持ちは、どんどん言えなくなってしまっていた。
母の怒りは、時として身体が震えるほど怖い。そのことに思い当たって「そうか」と思ったら、喉の奥が詰まるような感じだけど、泣けた。(よかった。でも本当はもっと)怖いよー!と思いっきり泣きたかった。
次の日の仕事はずっと穏やかな気持ちでいられた。ちゃんと人として向き合える感じ。人と接することが苦でない感じ。毎日こんな自分でいられたら、いいのにな~。
(自分のことが)分かると、嬉しい。私は、本当の私で生きることを諦めたくない。心の奥深くで閉じた蓋を、開きたい。そう感じている。

 

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474 理解しようとしている

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職場には一緒に組んでいる男の人がいる。去年も組んでいた。この頃、その人をそのまま受け取るようになった。
前は「ここは何でできないんだよ」と思ったりしていた。転職してきた人で色んな人から「プライドが高くていい加減なところがある」と言われていた。ビシッとしない。なんとなく嫌だった。
この頃、私の見方が変わってきた。そういえば私も似たようなところがある。彼なりに頑張っているというのも見えやすくなった。自分も、緊張しやすいし自分の事を話すのも苦手でいるが、頑張ったとか成長したとか感じられるようになってきて、その経験もあって、彼のことを今は嫌でない。彼の弟の話を聞いた事がある。弟が「大学に行かない」というので…困っていると。母親の心配もして彼は「調整役」をしている。長男で大変なんだなと思った。中学のころは荒れたともいう。彼をそのまま理解しようとしている感じがする。

 

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473 私は逃げない

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お父さんも聞いてくれなかったじゃないか、逃げてばかりで、最後は本当に逃げた(家出し離婚した)し、祖母(父の母)もあんなに学童の送り迎えもしてくれたのに私に向いてくれなかったでしょ。祖母はおかあさんの事をあまりよく思っていないようで(私のことを父の子じゃなく)「おかあさんの子でしょ」と言っている感じがしてきて、「何で結婚許して子供を産んだんだ」と怒りが出てきた。祖母とお父さんはセット。二人して繋がって逃げて行って、何も話さないでおいて行って「ずるいだろう」と。「私は逃げないぞ」と。「逃げないでちゃんと自分の事を言うし、話せるんだぞ」というのが湧いてきて。
ベビーブレスを知らなかった今までは、つながりとかを捨てられたくない気持ちで、真実を知りたくなかったけど、今は、自分の本当の気持ちでいるから(お父さんに)会ってみたい。(父母のどちらが)良い悪いは置いておいて、真実を話せるのが大事だから(お父さんに向かっても)「逃げないで行くぞ」という気持ちが湧いてきた。そしたら穏やかになって、そんなに怒らなくても大丈夫だなと。穏やかな気持ちでスーッと横になれた。
私の子供の頃を思い出して、そう言えば、私が寝ている間にお母さんが買い物に出ちゃって、起きたら誰もいなくて、慌てて探しに出た事があった。アパートに住んでいたから(近隣の人に)保護されて一緒に待っていた。いざお母さんが帰ってきたら安心したけど、「怖かったね」とか聞いてくれなかったなと。それよりお世話になった近隣の人にペコペコしている。私より人に気を使っているんだなと、じんわり思い出した。でもお母さん、見捨てないでいてくれたなという気持ちもあって、大変だったなという気持ちもあるけど・・・。関係は親子でいてくれてそこは有難うという気持ちが出てきたけど・・・。

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472 ブログの感想 私もある宝物

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○ ブログの感想 私もある宝物
ブログ「自分を表現出来ないという謎がとけた」は自分の体験と同じだってすごく共感しながら読みました。
このブログへの共感によって呼び起されるように思い出すことがあります。そう、私自身のベビーブレスの体験の中には、今でも度々思い出し感動したり、涙がでるなどぐっと記憶に濃く残る衝撃を受けたものがあります。その中のひとつが<大地に溶け込む死の体験>でした。この体験は私にとっては宝物です。

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471 いつになく笑いあう事が多かった

hana24

実家に時々帰る。あるとき、帰る時に「今日は何時頃帰るね」とメールで連絡をしていたが返事がなかなかなかった。電話すれば良かったが、せずに、そのまま心配になった。帰ってくる事をあまり嬉しくないのか、何ですぐに返事がないのか、だんだんイライラしてその日に帰る気がなくなってきた。母は早めに予定を分かっていたい人だから帰る時間が遅くなって怒ったのかなと思った。動けなくなった。「今日は帰らないです」と出した。母は「寒いからね」とはぐらかした・・気がした。私の気持ちは伝わらなかった。
これに限らず、毎回、実家に帰って嫌な思いをする。些細なところで噛み合わなさにイラっとする。<ここで返事が欲しい>のに貰えなかったり。話しかけて欲しくない時に側に来られると嫌悪する気持ちもある。いつも心の動きをモヤモヤとして帰るというのがある。だから帰るときは、また嫌な思いをするかもしれないと、腰が重い。
今回はエイと帰ってみたら、いつになく「帰って良かったな」と思った。何をする訳でもないがダラダラしていたのに充実した感じがあった。この充実感はどっから来たのかと思った。祖父母がいつも口喧嘩していたが、今回はそんなに口喧嘩なく笑いあう事が多かったから安心した気持ちでいられたのかも。
なぜ、こんな変化があったのか、色々考えた。昔、祖母も忙しかったし母も愛されないなら、私が求めるのは難しいのかと思った。前なら「何で愛してくれないんだ」と憎んでいたが、どこかで「仕方ないんだな」と思えて。そしたら、エイと帰れる気持ちになって次の日の昼には帰れた。母たちと一緒にお昼ご飯を食べて普通の会話ができた。イライラしていなかった。いつも会話しているとイライラしていたが。イライラせずに話せただけで凄く良かった。帰ってみて、帰る前は気持ちが重かったが、帰ってからは、明日から東京へ戻って仕事を「頑張るぞ」という気持ちになれた。良かったなと思った。

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470 心柱(しんばしら)

hana12

せっかく大きな手掛かりが、いくつかつかめても、なかなか繋(つな)がらず、うまく話せないことがある。多くのことを話そうとして支離滅裂ぎみになる。小さなころから話をうまくまとめて話すことをやってこなかったのかもしれない。自分自身が何を話していいのか分からなくなる傾向もある。
そんなときやってみて欲しい。一言で言えばどんなことを話をしたいのか。自分に聞いてみる。「つまり何が言いたいの。」要約して核心の一言にしてみる。「辛いわけが分かったよ」or「ある出来事が背後に隠れていたぞ」or「実は生きたかった」or「あの感覚だったな」などなど・・・・。そうして一言にできたら、それを心に持って、忘れないようにしながら話す。その一言の周りで、つかめたいくつかの大きな手掛かりを、一つずつ話す。その一言との関連を話しながら(その一言とどんな関係にあるのかを心に浮かべながら)次の手掛かりを話す。その一言の周りに色々な言葉(つかめた手掛かり)が集まり、全体として、まとまる。まとまれば自分の気持ちを込めやすい。この話し方を練習すれば、往々にして、長い話であっても言いたいことはたった一言であることが分かる。
このことで連想することがある。五重塔などの高い建物を建てる方法。建設重機などを使わずに建てる昔の方法。まずはじめに、真ん中に一本、心柱(しんばしら)という高い太い柱を立てる。背の高い木の枝を払ったもの。ロープや棒を使って人力で立てる。これが大事。立てたならば、その心柱の周りに、各階の梁や柱が取り付けられ、床や壁や天井が取り付けられ、全体として、しっかりとした一つの高い建物になる。

話す時は、たった一言、心柱がはっきりしているかどうか。

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469 ブログの感想  私も底をみたい

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○ブログの感想  私も底をみたい
ブログで印象に残ってるのは「寂しい底なしの沼はピンクの底が見え美しく輝いた」と「何もないという感じを初めてオープンにできた」です。
「寂しい底なしの沼」はまずタイトルからグッときました。「寂しい底なしの沼」は私もいつも思うことなので、ひびきました。その「寂しい底なしの沼」を美しいと思う体験をしてみたい。底をみたいと思いました。

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468 いいぞいいぞ

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ベビーブレスの後はすっきりして、仕事で接する子供たちにも、穏やかに接せられる(もっとも時間が1ヶ月あるとそろそろ切れてくるが・・・)。穏やかなとき、子供たちの子供らしい振る舞いが、ベビーブレスの私のように思えて、「いいぞいいぞ」となる。子供たちを見ていると、子供らしく自由なことも分かれば、2歳くらいから我慢する子は凄く我慢しているのも分かる。本当の気持ちがあるのに違う表現をしていると、自分自身と重なる。もっと素直になると良いのにと思うが、その子にとっては簡単な事でないんだろうなと思う。子供が寝起きや寝る時、寂しい感じの時は、抱きしめるとしっくりくる。子供はこれを待っていたんだと思うくらい落ち着く。 私自身が穏やかでなく強がっている時は、しっくりこない。私自身がものごとを表面的に見たり、(気持ちではなく)仕事に向いたりすると、怒りたくなるような事を子供たちはドンドンやってくる。子供たちの表情がきつくなる。

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467 怒りのおかげで仕事も家事も暴走するようにできる

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私はこの怒りのおかげで仕事も家事も暴走するようにできる。この底知れない怒りには、私自身の母親に対する怒り、そして、母親自身の母(私の祖母)に対しての怒り、またまたその上の母に対する怒りが、連なる底知れない怒りが、重なっている。それらの怒りが生きる糧として私の中にあるのかもしれない。

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466 怪談番町皿屋敷のお菊さん

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私たちは悩みがあるときに同じ思考過程でぐるぐると回ってしまうことがある。グループカウンセリングでも同じようなことがしばしば起きる。止めどなく同じ思考過程で円を描いてぐるぐると考えが回り、なかなか先に進まない。何か重要なことが抜けていることが多い。それは(その時は)絶対に思い出したくないことでもある。
そのことで思い出す話に、怪談話の「番町皿屋敷」がある。絶対に欠けてはならないはずの皿の1枚が欠けてしまったために非業の死を遂げたお菊が、幽霊となって、残りの9枚の皿を、何かの間違いであってほしいと、恨めしく、飽くことなく「1枚・・2枚・・・」と数える。9枚まで行くと元に戻って1枚から数え始める。ぐるぐる回る。
さて、割れてしまった10枚目は、いったい、どこに行ったのだろうか。多分、縁の下にでも隠されてしまったのであろう。バラバラになった10枚目の皿を探し出し、透明なビニールの袋に包んで、数を数えている最中のお菊さんの目の前に差し出せば、お菊さんは悲鳴をあげ、きっと、二度と幽霊になって出る事は無いのかもしれない。(もっとも実際の番町皿屋敷の話ではお坊さんが「十」と声をかけるとお菊さんは「あら、うれしや」といって消える。)
「皿屋敷」の怪談話は日本中のあちこちにあり、ストーリーは色々らしい。何か人間の思考には、欠けたものを観ないままぐるぐる回ってしまう機能があり、長い間、広く共感を得られるのだと思う。

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465 ハッとした

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いろんなことが分かるようになってきた。仕事でいろんな子供たちに接する。あるとき、危ない事をなんどもする子にきつく言ったら、後で楽しんでいた時に、その子が、その叱られたときのことを言ってきた。「あんなに怒らないでね」とポツンと言われた。ハッとした。あわてて「危ない事をしたのでハラハラして叱ったのよ」と説明した。でも本当は痛いところを突かれたことへの言い逃れだった。

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464 直(じか)に話したい

hana14

最近、母親への気持ちが徐々に素直になっている気がする。母親とのメールのやり取りで、自分の感情を一歩引いて冷静に言えた。兄の事で「イライラした」と素直に言えた。良かった。こういう風に言えば良いと気付けた。思っている事を素直に言えた。今までだったらツンケンして素直な気持ちは出せない。本当の気持ちより、強がる事で、隠れた表現をしていた。
メールでなく直(じか)に話したい。実家に帰った時には祖父母がいるから、直には聞けない。母と二人になかなかなれない。母が私の家にたまに泊まりに来るので聞いてみようかなと思う。

 

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463 ジグゾーパズルのピースその3

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出したくない最後のピースの手前で何としてでも踏みとどまろうとする、表面の自分には分からない隠れた自分がいる。そんな時、何ができるか。ただただ望み続けなければならない。心のそこから望み続ける。それがなければ、表面的な努力など何も役に立たない。どんなインチキでもやってしまう。それが人間。それが意識のずるいところ。ただただ真に望み続けなければならない。幸薄い人生で死が迫っているとき初恋の人に今一度会いたいと望むように。望み続けることに耐えられたとき何かが起きる。その最後のものが顔を出した時、大きな大きな変化が起きる。

 

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462 感覚が変わってきた

hana16

最近、カウンセリングを受けるようになって気持ちが楽になって、人前で話すのにあまり緊張しない。
昨日も会議があったが、いつもならすごく緊張する会議だった。普通は、自分の意見を聞かれるのも嫌でひっそりしていたいという感じだった。人事案のことだった。いつもなら、自分の気持ちをいうのは難しい。ベテランと組みたいというと新人を否定してしまうだろうし、あたり障(さわ)りのない事だけを話したりする。気持ちを出す事が難しい。
昨日は初めてその場に居られた。凄く緊張することなく話せた。自分の事を言った。うまく言えなくても傷つけないように話せれば良いやと思えて言えた。昨日は、いつもなら飲む薬を、飲んでいない。
それだけではない。毎月、仕事の内容を同僚10人くらいで話す時がある。今までは毎回薬をちょっと飲んでいたが、飲まなくても大丈夫になってきた。ちょっとずつ感覚が変わってきた。伝わらなくても言ってみようと思えてきている。良いことを言わないといけないというプレッシャーがあったが、それは必要なかった。

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461 病院の匂い

hana 11

職場でトラブルが起きると、責任上、トラブルに向かい合わなければならない立場にいる。トラブルはほとんど従業員のこと。人間関係。その時に、自分の内面が影響する感じがある。良い面と悪い面と両方。自分の内面としては、シングルマザーとして私一人を育ててくれた優しい母親が、精神を病んで病院で亡くなっていったことが半消化のまま残り、苦戦していることだと思う。
トラブルに対して、従業員の個人的内面の状況はよくわかるようになった。そして、それに対して自分が、尻込みして隠れるような感じはない。前とは違う。前は問題をぼやかして見えないようにしていた。十分ではないがある程度対応できるようになっている。自分自身も変に頑張らずに済む状況になっている。それは良い面。
悪い面が困っている。自分自身が緩んできているせいか、人(従業員)と当たれば当たるほど不安や恐怖が来る。次に何なんだよとグワーッと来るのは怒り。怒りがきているなと思うとまたワーッと恐怖がやって来る。自分の内面が出ている。この自分の感情を職場で表に出すわけにはいかない。それを家庭に出している。奥さんに出している。
ベビーブレスをした。まさにそこに触る。最初、呼吸してちょっとしたら怒りが出てきた。怒りがきていて、そしたら怖くなった。怖さがきて、深く泣けた。泣けたのが良かった。一人ぽっちという感覚がやってきてより怖くなってきて、病院の匂いが感じた。病院の映像はないが臭いがした。病院の匂いが今でも怖い。そんだけ怖い状況に、(現状に至る今まで)ずっと怖い状態に怒ってもいる。その匂いで余計怖くて真っ暗になって、怖い怖いと泣いていた。寂しいというより、怖かった。そうして、一山超えて、一人ぽっち。一人が怖い。暗黒の中に一人。今まではそれをないことにしていた。その感覚に触れられた。良かった。

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460 得体のしれない不安から安心へ

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アコールでセッションを受けるようになってから少しずつ自分に変化がある。以前は、職場で発表〈プレゼンテーション〉の仕事があると、緊張してしまうので、準備のために薬も飲んだ。そうしないと、手が震えたり、声が震えたり、身体症状があって嫌だった。年上、偉い人だと萎縮(いしゅく)していた。全体に話さないといけないと思って、得体の知れない不安があった。
今回、薬は飲まなかった。前に出たら思っている以上に大丈夫だった。人の顔を見られた。「緊張しています」と言ったら笑ってくれた。笑いを聞きながら話し出せた。前より「人」と話せている感じ。(この目の前にいる人も)一人の人なんだなとか。相手も私と同じ人だと思えた。終わった後で、「良かったよ」とも言ってもらえて嬉しかった。前の得体のしれない不安から変化して、目に見えたら安心した、という感じ。

 

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459 事実と伴に居れる自分でありたい

hana22

私の中には私自身に対する「役にたたなければいらない」という感覚がある。役にたたなければいらないという条件付きの死…見方を変えると、役にたてば、生きても良い可能性がある。その可能性にしがみついて生きてきた。条件付きの生だ。
もっと奥を観ると、最初からいらないという本当の死がある。本当の死…最初からいらないと言うことを分からなくする為に、何をしても何も役にもたたないのに、本当の死の事実は変わらないのに、条件付きの死と条件付きの生に挟まれた間の所にいた。これを以前、サンドイッチと言ってはいたが、なかなか、そこにいられなかった。
なぜ、いられないのか、それは本当の死が怖く、そのため条件付き・・・の「条件」を受け入れて、すぐ生きやすい方(役に立とうとする方)にいってしまうからである。本当の死…この事が、どれだけ自分にとって、知ってはいけない事実だったのかという事が分かった。でも、最初からいらなかったんだ…という事実はとても安心する。居心地が良い。
その居心地の良さがある反面、昔の癖も消えない。何かあるとすぐに、本当の死を感じないように、萎縮して、役に立とうとニコニコ仮面をする自分、役にたたなければいらないよと(自分にだけではなく)周囲にもしてしまう自分がいる。そのことが今はよく解る。きっと、この癖はずっと自分から消えないのかもしれないと思う。
そして同時に、今を生きたいと思うようになってきた。それは、最初からいらないという本当の死と、役にたたなければいらないという条件付きの死があるということ、つまり自分の中に死があること、そして、今まで生きる為にしてきた根深い癖があること、これらの事実と伴に居れる自分でありたいということ。それが今の私。

 

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458 ブログの閲覧をありがとう

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閲覧件数を伸ばすことで、アコールホームページの検索順位を高めることができます。よろしくご支援いただければ幸いです。有意義な体験などお伝えできるように日々精進しています。ご感想もお寄せください。首を長くして待っています。

 

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457 ジグゾーパズルのピースその2

 

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いくつもの重要な記憶の断片、ピースが手に入ったにもかかわらず、つながらない時に、何が起きているか。最後のピースだけは是が非でも出したくない。最後のピースを出すと全てが失われてしまう。全てがぶち壊しになる。全てが消え失せてしまう。そんな恐ろしい最後のピース。その手前で何としてでも踏みとどまらなければならない最後のピース。しかしそれは自分に嘘の人生を強いている最後のピース。

 

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456 自分も反抗期をやってみた

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父の記憶は少ない。ほとんど母と二人きりで子供時代を過ごした。母は心の病気がちで、私は彼女を守るので精いっぱいだった。悲しさや怒りを感じる余裕はなかった。親への不平は言わなかった。子供らしい反抗はしなかった。
現在、私の中学生の息子が反抗期を全(まっと)うし、私への反発も羨(うらや)ましいほどだ。まぶしく見える。自分にはなかった。自分はおかしかった。自分の子供が参考になる。反抗期がなかったが、それが普通、と防衛してきた。でも私の子供の方が自然だ。今、セミナーを重ねて私は自分を取り戻しつつ、思う。自分の中にいた傷ついた小さな幼児は、解離していたが、癒され、ようやく回復し現実の自分と一体化できた。今度はもう少し成長し、自分も反抗期をやってみたい。怖いけれど。
セッションでそこを扱った。
お母さんに文句を言った。自分勝手で、私は、いいように褒(ほめ)められてきた。でも褒めるのは表面的だった。なのに褒めてもらうと私は一生懸命だった。文句言った。自分の子供が私にするように文句言った。「飯作れ!」「ばあちゃんの味しか知らないじゃないか」ずっと含んでいた、滞っていたところなので、すごく出せた。「俺はここにいる、俺を見ろ」と言いたいことを言えた。自分の子供のまねだったが、結構リアルだった。「飯!」と言ったらばあちゃんの後ろ姿が出てきた。「ばあちゃんの飯はしょっぱい」母は「作ってくれない」「いつもいないじゃん」。いたのにいないと感じていたのもある。母は全然分かっていない。「クソババア」「親父も出てこい」。俺は「ちゃんとここにいるぞ」と文句を言っていた。
やる前は怖くて、やり終わってみると、心配していた罪悪感はあるけど、そんなでもなかった。でも、祖母の背中は見えたが、母は顔も(姿そのものの)物体も見えない。次回はもっとやってみたい。恨み辛みをやってみたい。求めたり蹴飛ばしたりやってみたい。

 

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455 ジグゾーパズルのピース

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ベビーブレスなどのセッションで、隠れていた過去の重要な記憶が手に入る。それらはジグゾーパズルのピースのように断片的。複数の記憶の断片がつながって初めて全体が観える。つなげる作業が必要になる。つながって全体が観えてその人が変わる。
しかし、重要な断片がいくつも手に入っているのに、どうしてもつながらないことがある。これだけ重要な断片が揃(そろ)ったのであれば、もう、つながって構わないと思うのだけれども、つながらない。何かある。隠れたもう一つの断片。これだけは出したくないという大きなピースがあるに違いない。

 

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454 深い理由がある

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どうしてもうまくいかないとき、深く隠れているものがある。自分でも意識できないほど深く。自分の人生そのものに対する深い拒否。その拒否に比べたら、出来ないことは何もない。どんな酷な事でも構わず知らずにやってしまう。他人や自分に対する残虐な行為。表面は穏やかな表情していても。一見して何もないような顔をしていても。深いところでは恐ろしい事が進む。
その拒否の存在を知らなければならない。拒否を許容に塗り替えようというような偽善をするのではない。知って理解されなければならない。深い拒否には深い理由がある。誰もが沈黙するような深い理由がある。人の生が理解されなければならない。
その深い理由が理解され拒否が溶けるのを目(ま)の当たりにするとき、私たちは深い感銘を受ける。拒否が溶けて人生そのものが顔を出す。

 

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453 やっかいな仕事と成長

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私たちにとって仕事は重要です。ときとして、弱い自分が仕事のじゃまになっていると、感じてしまうこともあります。この弱ささえなければ、もっと仕事はうまくいくのに、というものです。あるいは仕事が自分に無理難題を要求するように思えることもあります。絶望するかもしれません。
しかし、このやっかいな仕事と、自分の心の成長とは、実は車の両輪なのです。仕事で真剣に悩むことで、私たちは立ち止まり、振り返り、自分に何が起きているのかを探ろうとします。遠く忘れてしまった幼い子供のころのこと・・・。あなたは本当は知っているのです。自分の成長のチャンスが訪れます。助けは必要ですが、このチャンスを生かすことができれば、仕事への能力も高まります。

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452 納得したい

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背中に刺さった恐怖の大きさにたじろいで、そもそも振り返ったことが間違いであったのではと思ってしまうこともある。何かを守ろうとしてしまう。しかし、時間が経ち、じわじわと欲求不満がつのる。やっぱり、このままでは嫌だ。突き止めたい。納得したい。この刺さったものが原因であったのか!と思い、さらに知りたいと感じる。そして進む。

 

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451 ブログ「犬はずっとこっちを見ていた」を読んで

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1月7日の朝、出かける支度をしながらブログを読み始めた。「犬はずっとこっちを見ていた」。・・元旦の晩・・「家には誰もいないのか」「よしよし」「さびしいな」と読んでいたら涙が止まらなくて、一頻(しき)り泣いた。支度途中だったので、顔をもう一度洗い、今度は支度を終えてからまた読み返した。やっぱり同じところで泣けた。そして、最後の「心がある」というところで再び泣けた。
私の現状は、自分の傷の全体が観れずに苦労している。部分部分はその時はつかめるのだが、つなげていくのが難しい。記憶や感情も心もとない。毎日の瞑想で思い出しながら座っている。瞑想の中で少しでも感情が回復するといい感じがする。しかし、ここ二日ほど感情が出ないでいた。そんな中、朝、ブログを読んでいたら感情が出てびっくりした。ブログの「さびしい」と自分の中のさびしいが重なった感じ。傷ついた私が現在の私に気持ち(感情)を教えてくれている気がする。

 

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450 知らないうちに与える

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乞食でさえ金持ちを選ぶ。持たない人(母)から無理にもらおうとするのは暴力。そうとわかっていても奪おうとする。どうしようもなく、また、やってしまう。やってしまう根源的な欲求がある。自分ではどうしようもない。
やってしまうときに、その最中に、観てほしい。自分の中で何が起きているのか。何に狂気しているのか。何に震え上がっているのか。全意識を集中して観てほしい。
要(い)らなくなれば、もらうのではなく、知らないうちに与えるようになる。与えると言うのも偽善的で恥ずかしいほど。それもまた、どうしようもないもの。

 

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449 宇宙背景放射(昔の記憶)の話もう一度

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2週間ほど前、宇宙背景放射と呼ばれる現象があって、宇宙がビッグバンから誕生した証拠と言われている話をした。それが人の遠い昔の記憶と似ているという話。難しくて分からなかったらしい。めげずにもう一度、わかりやすく話したい。
ビッグバンといって、宇宙は小さな一つの点から急速に広がってできた。強烈な電波も広がった。その電波も、その中心の点から出た。宇宙が広がる速度は電波より速かった。広がった宇宙のすべての場所は始めは中心点だった。だから宇宙の一番遠くからやってくる謎の弱い(漠然とした)電波(宇宙背景放射)は、ビッグバンの中心点(宇宙の遠く)から出て今ごろ私たちのところに遅れて届くビッグバンのなごりの電波だ。宇宙は広がる速度が速かったので、いまだに電波は届き続ける。同じように私たちの場所も昔起きたビックバンの中心点であって、私たちの場所から出た電波は宇宙の遠くへ向かって今も飛んでいる。
自分の調子が悪いとき、自分への悪意が、他人から、社会全体から漠然と、やってくるように感じられる。その悪意は今現在感じられるものであっても、実は、遠い昔に存在したもののなごり。昔の記憶。他人や社会という遠いところから来るように感じられても、本当はもっと近いところ、自分の中心近くで起きたこと。おそらく自分が抱かれていた懐(ふところ)からやってくる記憶。その懐は、子供にとって、社会全体、世界のすべて、宇宙全体。懐の中で感じた悪意が、いまだに、社会全体から漠然と、やってくる。まるで宇宙背景放射と同じ。ふしぎ。

 

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448 傷がわかるとどうして成長するか

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愛情をもらえなかった。存在を認められなかった。その傷がわかるとどうして自立するのか、どうして回復するのか、どうして成長するのか。
(1)傷が分かったからといって、愛情なしで、どうして成長するはずもない。回復するはずがない。自立もない。決定的に不足しているのは愛情。愛情の欠如(けつにょ)で、私の存在は軽んじられ、命が脅(おびや)かされてきた。その残酷なまでの恐ろしさ。一人になるとその傷が未(いま)だに私を脅かす。傷が手で触れられそうだ。その傷が私をダメにした。動かしようのない事実だ。その傷を愛情なしで満たせるはずがない。回復できるはずがない。どんな愛情でも求めてしまう。渇きが泥水でも飲もうとする。そのことを誰が責められようか。愛情がもらえて初めて愛情を与えられる。それ以外にない。目の前に愛情をくれるべきだった人が居る。のうのうと分からないまま居る。どうして諦められようか。渦巻く怒りは湧いて出るが、あきらめは付かない。あきらめる?どんなに頑張っても不可能!。愛情もない成長や回復や自立など在(あ)ろうはずもないし興味はない。

(2)自分を傷つけたのは既に他人。過去に愛情くれなかったのは、もはや他人。生物学的な血はつながっているが、他人。私の存在を認めなかったのは他人。気の毒にも鈍感になってしまった人。その人は自分ではない。その人を変える力は今の私には無い。    自分は愛情を求め、得られず苦しんだ人。限りなく苦悩した人。求める力を持った人。苦しむ力を持った人。本当に求めるから本当に苦しむ。求める力は私のもの。求める心は私のもの。この健康さは私のもの。この私のものは誰にも奪うことはできない。この私のものの中でこそ私は満たされる。失うことのないその中に、投げ出され溶け出されて、初めて温かくなる。この健康さがあるから憎しみと愛情の区別ができる。嘘の愛情と本当の愛情が分かる。もっと分かるようになりたい。本物の中で生きていきたい。不思議なことに、供給されていなかったはずの愛情が湧く。存在できなかったはずのものが湧いて出る。依存の必要がなくなる。初めて他人との自立した関係が築ける。それが回復。それが成長。それが自立。

 

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447 解放されておしゃべりになる

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自分の隠された心の傷が表われてくると、自分の気持ちが分かるようになる。気持ちが分かるようになれば、その気持ちを表現することもできるようになる。表現したい内容がはっきりする。おしゃべりになる。表現そのものが楽しくなる。考えること自体が楽になる。表情が豊かになる。思い出すこと自体も容易になる。豊富な想い出を楽しむことができる。
それまでの、分かりたくない、表現したくない、思い出したくない、そんな閉じ込められたような人生から解放される。解放された後で、はじめて、実感できる。

 

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446 自分が分かると人を分かる

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自分の心の傷がわかるようになると、人の心の傷がわかるようになる。自分の隠された気持ちがわかるようになると、人の隠された気持ちがわかるようになる。よくある現象。 自分の傷が分からないままでいると、同じ傷を持ってる人を嫌い、攻撃する。自分を攻撃したい、自分と同じ傷を憎んでしまう。自分の傷が分かると、そんな窮屈(きゅうくつ)な轍(わだち)から、抜け出すことができる。憎まなくていい。嫌わなくて済む。攻撃が影をひそめる。自分も同じだったと思う。別の道が可能になる。別の大地、別の景色が表われる。

 

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445 ブログの シェアお願い

いつもアコールのブログを閲覧いただきありがとうございます。

よろしければ気に入ったブログをフェイスブックなどでシェアしていただければ、と思います。

たとえばアイフォンでフェイスブックできる場合の手順は下のとおりです。

拡散手順1 拡散手順2 拡散手順3

 

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444 怒りは生きようとする力

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怒りは生きようとする力。「死」を抹殺するしようとする力。怒りをうまく活用できれば現状を変え社会変革を起こせる力。敵を壊滅できる。英雄になれる。
その陰には忌(い)み嫌われる「死」の存在。しかしすべては生と死からなる。生は事実の半分。残りの半分は死からできている。死を否定すると、否定された死は、いつまでも出番を待っている。隙(すき)あらば顔を出す。無くなることはけっしてない。生がある限り、ない。
怒りを出し尽くせばいい。後に何も残らないほどに出し尽くす。四方の壁を粉砕しようとすればいい。その間、盲(めくら)にならないで。意識を無くさないで。気を失わないで。そうすれば気が付く。気が付いた後では、こう思う。生と死は、二つで一つ。同じもの。
死を観る人は全体を観ることができる。壁の向こう側を見通すことができる。壁を通り抜けることができる。

 

 

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443 いろんな状況にいる

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心の傷や、その傷に向かうきっかけになる生きづらさに、気が付いているか、というところから私たち人間を眺めてみると、私たちはいろんな状況にいるように思われる。そして、ある状況に長く留まる場合もあるし、他の状況へ早く変化する場合もある。
一 心や内面、生きづらさにはあまり頓着(とんちゃく)せず、あるいは、ことさら見ないようにしている状況。人生はこんなもの。一見して楽天的に見えることもある。
二 生きづらさやトラブルには気が付いているが、原因は外側にあると感じるので、外側へ対処することをもっぱらとする状況。周囲の状況を換えたり、自己の技術を向上させたりすることで人生の突破口を図る。うまくいけば、心の傷が産み続けるエネルギーにより社会を変えたり富を蓄えたりできる。
三 生きづらさの原因が自分の心の傷にあると分かり、その傷に向かうが、実はその傷に対して自分は無力であると感じている状況。慰めに魅力を感じる。生きづらさに関して手ごろな因果関係を作り上げて安心を得ようとする罠(わな)に落ちることがある。
四 生きづらさの原因となっている心の傷に向かうことで、慰めや手ごろな安心ではなく、自分の心の傷を知ること自体に、癒しや魅力を感じる状況。傷のより深い本質を観る。

いろんな状況の人々がいる。一人の人が時と伴にいろんな状況にいる。

 

 

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442 自分の直感は正しかった

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前回のセッションの後で、以前に増して母に腹が立たなくなりました。いい意味で、(母に)すがらなくなった(からだ)と思います。(私の中には)母は「いない」気分です。私の母は何処にいるんでしょうか。寂しいですが、すっきりもしています。私は、ずっと手に入らない母の愛情を求め続けていたんだと思います。ここまで(母から)殺意や憎しみを持たれているとは思いませんでした。
彼女は永遠に(本当の自分ではなく周囲に合わせるだけの)道化をするつもりなのでしょうか。(そのような道化を続けるということは)それだけ(過去や現在で)辛い思いをしているのでしょうが、本人は辛いことすら忘れかけているのかもしてません。たまに世界を恨んだような顔をしていますが、本人に自覚はないようです。以前の私も無自覚に世界を恨んでいましたから、母の気持ちもわかる気がします。(母に関する以上のような辛い事実が少し見抜けるようになったから、すっきりしているのかもしれません。) 辛い事実が癒しになる。(今の私の感覚をあえて言えば)こんな感覚なのでしょうか。
母を本当に理解出来たかは、まだ自信がありませんが、昔から持っていた自分の直感は正しかった、と感じています。

 

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441 愛憎のアンビバレントから生死のアンビバレントへ

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愛憎のアンビバレントから生死のアンビバレントへ。
前者は対象が母。後者は対象が宇宙や生命そのもの。前者が十分に進むとその後に後者がやってくる。やってくるのに、時間間隔があいている場合もあれば、ほとんど同時の場合もある。
前者は対象が明確で、分かりやすい。近い。そのためか、なにか華々(はなばな)しい。激しい感情の起伏がある。
後者は対象が大き過ぎて、やや、つかみにくい。遠い。そのためか、ただただ圧倒される。華々しさは影をひそめることが多い。静かにいつの間にかやってくることもある。わかりにくいこともある。

 

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440 幼児健忘

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人は小さい頃の記憶が無い。胎児期や乳児期の記憶は無いと思われている。
ところがそうではない。記憶は残っている。思い出せないからといって無いのとは違う。ベビーブレスをするとその記憶が蘇(よみがえ)る。思い出せる。赤ん坊のとき私たちは分かっていた。分かっていたときの記憶はある。普通は思い出せない状態になっているだけ。「幼児健忘」という言葉がある。思い出せない記憶、言語化できない記憶が、実は私たちを支配している。

 

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439 新年第1回目のカウンセリング勉強会のお知らせ

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あけましておめでとうございます。穏やかな気候のお正月でしたが、いかがお過ごしでしょうか。 

さて、新年第1回目のカウンセリング勉強会を新年会を兼ねて開催したいと思います。

山中湖のセミナーのその後などをお話しして頂ければと思います。

お待ちしています。

************* 

期日:128()10時〜17

場所:林家 府中市天神町1-3-1-708

会費:10800 

*予約制です。早めにご連絡ください。定員になり次第締め切らせて頂きます。

 

 

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438 心の傷を観る喜びとは何

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心の傷を扱うことは心の痛みを伴う。それでも私たちは心の傷を観ようとする。その動機となる喜びは何だろうか。見聞きし、あるいは経験した、いろいろな喜びを掲げてみたい。
①自分の心の傷が観えるようになり、その結果、対人関係が改善され、仕事がうまくいき経済が上昇する喜び。
②仕事や経済もさることながら、対人関係が改善する喜び。
③対人関係でも、特に身近な人つまり家族や友達との関係がよくなる喜び。
④人との関係もさることながら、自分自身の日ごろの気分がよくなる喜び。
⑤自分の日ごろの気分を左右する、奥深いところの何かが、霧が晴れるようになる喜び。
⑥気分というより、うまく表現できないものの、自分の中の何かが変わり、うまくいっている喜び。
⑦「喜び」という範疇(はんちゅう)を越える何か。

 

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437 犬はずっとこっちを見ていた

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私の家は、都会にもかかわらず、とても静かなところ。瞑想にはもってこい。ところが夏ごろからか、何軒か先に犬が飼われていて、毎日、よく吠えるようになった。特に日暮れ時から遠吠えをしながら2時間ほど吠え続ける。その時間帯は瞑想ができない。犬の寂しさが伝わってくる。散歩には連れて行ってもらえてないはずだ。事情を想像した。家主は職場環境が厳しくなって生きるのが大変で犬にまでは手が回らない。手放せば役所で処分されるだけだ。残酷だ。子犬の頃はとてもかわいかった。その愛着もある。このまま放っておくしかできない。隣接宅はとても迷惑だ。

やがて大晦日の日におかしくなった・・・犬が。一晩中、明け方まで吠えている。元旦の晩も同じ。吠えている最中に行ってみた。近づく途中から吠えるのを止めた。家には灯りがついてない。近くで見ると、ますます毛並みが悪くやせて、汚れた毛布のような犬だ。警戒して立木の陰に隠れ、低く唸(うな)っているので、話しかけた。「家には誰もいないのか」「よしよし」「さびしいな」「お腹すいたろ」3つの子供に話すように。少し緊張がほぐれた感じがしたときに、餌を投げた。横浜中華街で買った焼き豚を何枚か。陰からは出てきたが、始めは食べるのを用心してた。そのうちバクついた。「なーおいいしいだろ」「水があったらもっとよかったな」ずーっと話しかけ続けた。私の手から食べるのはまだ無理。「またくるな」「この人(自分のこと)を覚えているんだよ」犬はまっすぐに、ずっとこっちを見ていた。

それから2日経つが犬は晩も静かなままだ。不思議。犬も人も、そうなるには事情がある。心がある。

 

 

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436 あけましておめでとう

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あけましておめでとう。
今年もまた帰省に孫を連れて行った。孫と実家の犬は仲がいい。一緒に戯れるのを楽しみにしていた。実家は砂浜近くにあり遊びにはことかかない。孫はいつもは都会生活でもありストレスが多い。このときばかりは自由にさせてやりたい。孫も大人も今日は気がすむまで外で遊ぼうと張り切った!ところが子供(孫)のエネルギーに大人は付いていけない。暗くなって大人は寒いので帰ろうとすると、孫はまだ気が済んでない。約束が違う。むくれた。
これに限らず大人が「忙しい」と、子供は思いっきり遊べない。子供が自由になれる機会が少ない。大人の都合に従わされる。思えば昔は違ったなあ。いつまでも遊んで楽しかったなぁ~。反省。
取り戻すように、夜の宴会で大はしゃぎ。弾けると寝る時間が惜しい。子供のエネルギーはすごい。

 

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435 動物や赤ん坊は、わかる

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赤ん坊は話さない。ただ泣くだけ。問いかけても言葉を発さない。だからどうせ分かりゃしない。同じように動物は話さない。ただ鳴くだけ。唸るだけ。言葉はわからない。だからどうせ分かりゃしない。
ところがどっこい、そうではない。オラウータンや白熊やパンダの赤ちゃんは、そうではない。大人は言葉で騙(だま)されるが、赤ん坊は言葉が分からないので騙されない。動物も言葉が分からないので騙されない。肝心なことは分かる。人間の大人だけが肝心なことを分からないようにして生きていく。

 

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