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414 受け入れられなかったものが少しずつ馴染んでくる

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セッションの中で味わうポイントが変わってきた。それまでの激しい怒りの後にくる死から、やがて抜け殻のような死へ、変わってきた。この抜け殻のような死は、強い眩暈(めまい)をともなう。実はそれはずっと昔からあった。自分で受け入れられなかったもの。そのために、朝起きることができず、育児放棄のようなことも起きた。自分の子供が傷つき今も苦しんでいるのはそのためだ。
その受け入れられなかったものが、時間とともに少しずつ馴染んでくるような感じ。板についてくる感じがある。感じても、いられるようになったなと思う。
いられるようになってから、子供の調子も少しずつ、いい。つい最近、河口湖へドライブした。河口湖は、つらい想い出につながる場所でもあり、以前なら決してしないようなことだ。しかし、深い想い出の場所でもある。途中で、ラベンダーのソフトクリームを久しぶりに食べた。美味しくて感動した。目眩の原因を知りたいと思う。

 

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413 寂しい底なし沼はピンクの底が見え美しく輝いた

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今までのセッションで、ジャケット(世間体を気にすることの象徴と思われた、色は白)を脱ぐことをやってきた。ずっとピエロをやってきたと思っていたが、その通りだと確信した。あるとき、もうピエロをしなくていいよという声が聞こえてびっくりした。セッションを始めた初期の頃に、セッション中に、理由のわからない叫びをすることがあった。あの叫びはなんだろうと聞かれたが解明しようと思わなかった。でも、自分がいらない子であることを見た時に、私の叫びはいらない子の叫びだったとストンと落ちた。自然にいった。すっきりした感じだ。
しかしその後は寂しい気持ちがずっとある。自分の中が空っぽになっちゃったという感じ。空だというと何もないようだが、「これが私」という自分になったのかもしれない。格好良すぎるが・・。言葉では言い表せられない。なにか静かなもの。自分が軽くなったが、今はまだ落ち着かない。不思議な気持ち。
いらない子とは分かっていたが、はっきり認めるのは大きかった。いらない子だったのですよと服を脱ぐようにしている。こんなに隠してきたのに脱いでしまった・・。でも生きている。呼吸をすると生きていると思う。今まで寂しい底なし沼のイメージがあったのに、その沼の深いピンクの底が見えた。その沼はとても美しく輝いて澄んでいた。寂しさは美しい。

 

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410 母と一体

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若い母親が、いろいろな理由で、子供に愛情が注げない。子供がいなくなればいい、死んでしまえばいいと思ってしまうこともある。
幼い子供は、自我ができておらず、その母と一体。母の思いを自分の思いとする。自分の死を望む。本心でのぞむ。そうして、それでも肉体は生きていく。体は生きようとする。葛藤(かっとう)が起きる。苦しみの基盤がつくられる。

 

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403 初めて開くときの匂い

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テレビで「スニッファー(嗅覚捜査官)」とドラマを見た。人間離れした嗅覚の鋭い捜査官が、匂いを嗅いで犯人を当てる、犯人の感情が匂いでわかる、という内容だった。このドラマに限らず、人は幸せだったり恐怖を感じたりすると発する体臭が異なるという科学的研究があるらしい。
ベビーブレスでも、長い間人生で閉じていた人の感情が初めて開くとき、独特の強烈な匂いが出る。その強烈さは、嗅覚の鈍い人でも、おなじ部屋の中に居たくないほどだ。体の中で強い化学変化が起きているのに違いない、と思える。

 

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402 始めから知っていた

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私が生まれる前、母は父の実家に身を寄せ事実婚の状態だった。しかし、姑の反対にあって籍を入れてもらうことができなかった。耐えられなくなった母は一度、父の家を出た。その後、思い直し、子供さえできれば籍を入れてもらえるに違いないと、父の家に戻り、私を産んだ。私の命が利用された。妹も産まれた。だが、それでも、籍に入れてもらえなかった。
私が小学生のころ、不思議に思った。同じく父の家に住んでいるのに、私や母は、名前が違う。小学校の電話網で連絡が入っても、その連絡は私や母の名前宛てなので、そんな人は「いません」と、姑が電話を切ってしまう。電話連絡がつかないので、学校からは使いの人が連絡を持って、家を訪ねてきた。そのことも苦痛だった。この家に私は居てもいいのだろうか。
父は、母と姑(自分の母親)との間で、困っていたように思う。一つの家の中が、姑の側のグループと、母や母方祖母の側のグループに分かれていた。あるとき、父が、小さなことで母や母方祖母の側のグループに、よそよそしくされた。父は母をぶった。
私は、一人で、どちらのグループにも属さなかった。母は家の二階に居住した。姑やその親戚は、お店を兼ねる一階にいることが多かった。私は二階と一階の中間の階段に居た。階段の踊り場で一人でたたずむのが、そのころの自分のイメージだ。
そんなある日、私は母に聞いた。「なぜ名前が違うの?」。母は何も答えなかった。そのあと母親と祖母が話をしているのを聞いた。私の話。「あの子がとうとう聞くようになったのよね。」聞いてはいけない話だった。母には話せる母方祖母がいるけれど、私には話せる母がいなかった。そのことが悲しい。私は、聞いた事実を、ないことにした。
続く

 

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401 まるで初恋の人の返事

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セッションを重ね、自分が変わるときには予感のようなものがする。何かざわめきのような、そわそわするような、怖いような、楽しみのような。まるで初恋の人に返事をもらうような。

 

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394 怒りから抜け殻へ

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セミナーから帰りながら、反芻(はんすう)するように、抜け殻のような死を味わいました。これまで味わうのを避けていたものです。怒りの力を借りずに入っていく死です。家に着くと怒りが奥の方でフツフツしている感じが出てきました。この怒りから入っていく怒りの死はなじみ深いものです。抜け殻の死と怒りを両方感じながら、ゆっくりお風呂に入りその後瞑想しました。
怒りの死はとろけるような死です。抜け殻の死は、怒りの死にはない深みがあります。両方の死を同時に満足したい。今のところ、どちらか一方しか手に入りません。
これら二つは、なんか、実際の私達姉弟みたいだな、と思わず笑ってしまいました。母が私をかまうと弟は嫉妬し私を憎たらしそうに見る。そんな弟を見て私は喜びの快感を得る。母が弟をかまうと私は嫉妬し、寂しく弟が憎たらしい。さてどうすれば、2人嫉妬せず2人とも同じように満足するのだろう?と考えてしまいました。
抜け殻の死と怒りの後の死。両極端なようで実は近いような…。まだ良く分かりません。自分自身のこの感情を探り、どうしても知っていきたい。前回までのセッションを通して感じてきた事を、そして今回感じた事を、繰り返し繰り返し瞑想をしていきたいと思います。

 

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387 お母さんの不幸を思うほうが先だった

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セミナーで〇〇ちゃんと知り合ったのが嬉しくて、珍しくセミナーの話を母にした。「同じような境遇の人と友達になったよ」と言ったら、明らかに私から逃げるような態度を取ったのがわかった。それが悲しく悲しくて泣いた。私に意識がないからではなく、自分が受け入れられないものに対して忘れることしが選択出来ない彼女の不幸を思うほうが先だった。
このまま無視するのが普段なのだが、昨日は勇気を出して母に話した。「お母さんが嫌いで憎いけど私は逃げない。私はお母さんを嫌いになりたくない、やっぱりお母さんが好きだからセミナーに行っている。変わってしまった私はいらない子供かもしれないけど、ほんの少しでもいいから私から逃げずに踏ん張って欲しい。」彼女の心に響いたかは分からないが、彼女に今の本音は言えた。彼女は自分の都合のいいところしか聞いてない気もするが……。いつかは真正面から母とやり合うことができたらいいと思う。

 

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365 幼い子供は本質を観抜いている

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子殺しはいろいろな動物で確認されている。ゴリラやライオンの群れではボス(オス)が交代するときに、その新しいボスが古いボス(オス)の子供を殺す。そのときに、子供の親であるメスは、ほとんど抵抗しない。少しでも優秀な遺伝子を残すための群れとしての掟(おきて)とも考えられる。
ゴリラと同じ霊長類の人間もそのような子殺しと無縁というわけにはいかない。朝日新聞デジタルで配給された[「バイバイ」笑顔の幼子、母は橋から落とした]とする記事では、交際相手の男性の不機嫌になっていく様子を見て、女性は、自分の元夫との子供である3歳の女の子を自ら殺した。
話しは少し違う。女の子の側のこと。記事は、殺される瞬間の女の子の様子を伝える。女性は橋の欄干の上に女の子を立たせた。車が通るので3度ためらった。そして[娘を抱く手を伸ばし、宙に浮く状態にしてみた。川面からの高さは4メートル以上。娘はにこっと笑い、突然こう言ったという。「バイバイ」。手を離した。ドボンという音が聞こえた]
幼い子供はものごとの本質をよく観ぬいている。言葉をあまり知らないためか、言葉ではごまかされない。親の雰囲気や態度から状況を察知する。私たちは幼い子供でもあった。幼い子供を育てる親でもある。幼い子供は本質を観ぬいていることを忘れるわけにはいかない。
本質を観るがゆえに、辛すぎて耐えられず、こころの病気にもなる。記憶も消す。人生を台無しにする。一方で、記憶を取り戻し、認識し、受け入れることで、人生を取り戻す。この世というものを理解する。強い人間性を取り戻す。

 

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364 わかった事が喜びになり嗚咽した

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ベビーブレス。呼吸を意識すると寂しさが出てきた。泣いて母を求める。一、二才の赤ちゃんの自分。泣いても一人ぼっち。お母さんと言ってみる。自分で自分を抱いて慰める。再度呼吸をすると母やミルクをくれた祖母が出てきた。私の存在が鼻についている。目障りで嫌われている感じ。

怒りが湧いた。産まれたくなかった。それを、せっかく産まれて来てやったのになんでだ!なんでだ!愛されない事をそんなに簡単に諦めきれるか!諦めきれるか!と怒り。それでも求め続ける諦めない自分が凄いと思いながら、自分の気持ちに圧倒されながら 、怒りながら求め続けた。諦めない自分に満足だった。

イメージで再婚相手の連れ子のGとダンスをした。Gも私もお互い気を使って生活している。でも、このときはダンスができた。

突然 、産んでない子、私のGに対する気持ちと、母の私に対する気持ちが、同じだったとわかった。母は私を産でいるのに同じようによその子と同じ気持ちだった事がわかった。

私はそこまで愛されていなかったのかと。愕然(がくぜん)としながらもわかった事が喜びになり嗚咽(おえつ)した。ダンスはそれから更に自由にやれた。

 

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360 新しく気づいた肯定的な感情

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3日間のセミナーお世話になり、ありがとうございました。今、バスの中で今回のセッションの送ってもらった記録を読み、気付いたことや感じたことを自分でノートに書いてみました。母に対する新しく気づいた肯定的な感情やそのときの想いが今の自分の感じ方の基礎になっていることに気付きました。大きな発見をすることができました。この思いを生かし、今後に生かしていきたいです。ベビーブレスや寸劇を行い、みんなで話し合うのは、どこにもない素晴らしい良さがあり、新たな発見や元気を取り戻すことができます。また伺います。

 

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358 セミナーから帰って要らない服を捨てた

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セミナーから帰ってきてから、すぐに要らない服をゴミ袋2つ分捨てました。前は「いつか使えるかもしれない」と思い捨てられなかったのですが、あっさりと捨てられました。いい意味で、物への執着が少なくなった気がします。必要なものと不要なものの区別が少しですがついてきた気がします。
ただ、母の好み(自分が同化していた)から自分の好みに移行している時期だからか、服や靴は買ってしまいます。母の好みに合わせて買っていたものがしっくり来なくなってしまって。母の好みで買った服や靴は捨てるなり売るなりして、自分の好みで買ったものは残そうと思います。
私は片づけられないダメな人間だ!と思い込んでいたので、あっさり服を捨てたり本を片づけられたときは、正直驚きました。これから少しずつ片づけることに慣れていこうと思います。
他にも(変化は)あるのですが、そこまで重要ではないのでまたメールします。

 

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353 セッションにおいて感情が出やすい女性は有利か不利か

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セッションで感情を取り戻すことは、自分を取り戻すことの近道である。一般的に、男性は感情が出にくく怒りにくい。女性は感情が出やすく怒りやすい。
その理由。男は大きな体力を持っているので、本気で怒ると、相手を殺傷するかも知れない。怒りを抑えることを動物的に心得る。聞いた話だと、ライオンや犬などの肉食獣は、鋭い牙をもっているので、仲間内で本気で噛み合うことは少ない。仲間を殺さないように自然にブレーキがかかる。逆に、羚羊(れいよう)などの草食獣は、ブレーキがなく、発情期に頭突きなどで仲間を殺してしまうことがあるらしい。同じように、女性は体力が小さいので、本気で怒っても、相手を大きく傷つける事はない。せいぜい顔面にひっかき傷をつけるくらい。本気の怒りを抑える必要がない。そのことから感情も出すやすいのかもしれない。社会的にも男の子は(女の子とは違うのだから)メソメソ泣いてはいけませんなどと言う超自我もある。
そういうことで、セッションを行うときに、感情のでやすい女性は有利である。自分の本当の気持ちをすぐに出しやすい。正直になりやすい。男はそうはいかない。この点は女性は有利である。
ところがセッションが進むと逆もある。セッションが深まり、いよいよと言うところで、女性は肝心のところに行けない。自分の大きなエネルギーが目の前にあり、そのエネルギーで肝心なところを突破していけば良いのだが、そのエネルギーを無駄に感情へ流してしまう。悲しみや怒りの感情へ流してしまう。エネルギーを流す流路が感情の方向へ大きくできてしまっている。だから肝心なところいけない。その点は不利である。
山から流れてきたきれいな水を、せっかく田畑へ流して豊かな実りを期待できるところ、やすやすと排水管の中に流し込んでしまうようなもの。もったいない話である。

 

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348 幼い女の子の散歩:その2

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幼い女の子の散歩:その2
目的の公園はすぐそこに見えている。デモ、延々ト、モノゴトハ起キル。遠くから犬の散歩が近づいてきた。「ワンワン!」じっと見る。白い大きな二頭の犬。彼女より背が高い。だんだん近づき横を通り遠ざかる。その間、口をあけてじーーと見る。まるで動物園から大きな白いインド象が逃げてきたのを見ている感じ。
公園に着いた。子供たちが遊んでいる。じーーっと見る。(イッショニ、アソベルカナ?チョット、ムリネ)あきらめて、滑り台の方に向かう。途中、植木の繁みの入り口があった。入口に立つ。ハイッテミタイ。でも、茂みの中は暗い。スコシ、コワイ。入り口から中を覗(のぞ)いたまま。長い間、迷った。ぎりぎりで勇気は出なかった。やっぱり滑り台へ向かう。台は雨で濡れていた。ハンカチで拭いた。彼女は何度も何度も滑った。興味は次から次に移った。次々と遊んだ。・・・・。
やがて公園から帰る。住宅地の中を通る。まっすぐな広い道で車や人がほとんど通らないので安全。すると彼女は突然走り始めた。叫んでいる。髪がなびく。エネルギーが彼女の中で爆発している。最後のフィナーレだ。私も一緒に走った。道はその先で大きなバス通りとT字になる。「はい、そこまで!」私は叫んだが止まる気配がない。「ほんとにそこまで!」彼女は私の声など無視して走る。バス通りに入る瞬間、走りながら彼女を抱きあげた。すぐそこにバスが来ていた。バスの運転手と目が会った。
また彼女と手をつないで歩いた。彼女は静かだった。冒険が終わった時に子供が出す堂々とした雰囲気をしていた

 

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346 ある精神科医がカウンセリングを受けた

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例えば、宿題をちゃっちゃと終わらせて遊びに行きたい子供に、親が宿題の手伝いを頼まれる。そのとき親は、子供が自力で解けるようになるよう、問題の解き方、考え方を教えようとする。正解だけ教えるのは変。意味がない。ほとんどの人はそう思う。
さて、ある精神科医が、あるセラピストにカウンセリングを受けた。その医者には子供がいて親(医者)の言うことを聞かず食事をとらない。セラピストは助言した。子供の分の食事もきちんと作りなさい。食べそうになくても作りなさい。食べなかったら黙ってその食事を下げなさい。そして同じように次の食事もきちんと作って出してあげなさい。それを繰り返しなさい。医者はその通りにした。子供はそのうち黙って食べ始めた。医者は言った。誰も、どんな教官医師も、私にそんなことを教えてくれなかったと。
これは変。カウンセラーは本を読んで医者に伝えたわけではない。そのカウンセラーは自分の感覚で子供の気持ちを感じ取ることができる。食事を拒否しても繰り返して黙って食事を作ってくれる親に愛情を感じる。その愛情が子供の心を徐々に開いた。その感じるということがその医者にはわからない。教科書を読み直す。文献を探す。論文を読みあさる。でも子供の心を自分で感じる力がない。自分で問題を解く力がない。Baby ブレスをしたことがない。いつも誰かに正解を教えて欲しい。ちゃっちゃと終わらせたい。
誰かに教えてもらった知識やテクニックに頼っていると、すぐに子供に見抜かれて、もっと手ひどい拒否を喰らう。

 

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344 幼い女の子の散歩:小さな蟻に「アー!」

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2歳1か月の女の子。無口。ちょっとの時間、その子の子守を頼まれた。彼女とは初めて二人っきりになる。つい最近まで私は極端に怖がられていた。スマホの電話で、私の顔をライブ動画で見せると、逃げた。彼女には、私が子守にならなければならない事を話した。表情からは、やや分かってもらえたのかもしれない。でも、どんな感じになるのか神のみぞ知る。
どうして時間をつぶそうか。とりあえず、手をつないで屋外に出た。雨上がり。小さな水たまりがあちこちにできている。小さな足が、まるで大きな湖のように水たまりを迂回する。私は一緒に動くだけ。彼女の動きが生き生きとしている。楽しんでいる。いい感じ。うまくいくかもしれない感じが伝わってくる。
おやつを買って、それから公園に行こう。その方針を彼女につげた。分かってもらえたかどうか不明。ところがコンビニの前まで来ると、彼女は私の手を引っ張って、自分から店の中に入った。しっかり分かっている。買い物かごは彼女が持った。かごの方が彼女より大きい。山ほどの他の食べ物に見向きもせず、矢のように、あるお菓子のところに行って、そのお菓子をかごに入れた。彼女は重いアレルギーを持っている。だいじょうぶかなあ。「いつも食べてるの?」ウンとうなずいた。どうかなーうーん神様。彼女は、そのお菓子が一つだけぽつんと入ったかごを、私へ突き出して一言「ジージ!」。(ワタクシハ、エランダノデ、ツギハ、ジージヨ、オマエガエラビナサイ。)私はお茶とバナナを選んだ。彼女も食べられる。
店を出ると買い物の袋は彼女が持った。あんまり袋が大きいので、ほとんど不可能に見える。しかし、彼女は毅然(きぜん)として袋をもち上げて歩く。(ジャマスルト、ユルサナイヨ。)
数歩も歩かないうちに「アー!」と大きな声を上げる。何ごとかと思うと、歩道の端に小さな蟻。イキテイル。ウゴク。スバシッコイ。クロイ目ガ、コチラヲ見ル。その蟻と長い間遊ぶ。私は、彼女に覆いかぶさるようにして、歩道を疾走する自転車や歩行者から守る役目。また数歩も歩かないうちに「アー!」。今度は歩道の端に枯葉。大人の目からはただのありふれた枯葉。彼女には、スバラシイ、キレイ、タカラモノ。また数歩で「アー!」。その枯葉はさっきの枯葉と同じに見える。デモ形ガ色ガ全然チガウ。10メートル進むのに10分かかる。フシギノ世界。ライブショウ。ホンモノノ自然!。

続く

 

 

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340 映画「太陽のめざめ」

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「太陽のめざめ」という映画を見た。カトリーヌ・ドヌーヴ出演。学生時代に映画でカトリーヌ・ドヌーヴの美しい魅力に圧倒されていたので、どんなお婆ちゃんになっているかな、という興味もあった。大きな映画館ではやっていないので、横浜の小さな映画館で見た。彼女はちょっと太めになっていたが、未だに魅力的な現役だった。
さて、映画は、乱暴なひどい母親に育てられた幼い男の子が、愛情を知らないまま長じて札付きの不良少年になり、更生施設の職員や裁判所の人(そこの判事がカトリーヌ・ドヌーヴ)等との人間的なやり取りを通して、何とか自立できそうなところまで成長する話。この人間的なやり取りがこの映画の圧巻。自立の大きなきっかけが、恋人との出会いにより真に人間的なものに触れるというストーリのようだった。その恋人との間にできた子供を、堕胎の直前に思いとどまって産まれた姿で、少年がまるで自分自身を抱くように不器用に手に抱えて、広場に出ていくシーンで映画は終わる。
最後はハッピーエンドを予感させる終わり方だが、仮に本当の話であれば、実際にはそうにはならない悲劇が待つだろうと思われた。なぜなら、少年が愛情を知らずに育ったことが暗示されるものの、何に傷ついて、そんなに更正が危ぶまれるほどだったのか。何に傷ついて、そんなに荒れたのか、描かれていない。母親も乱暴なひどい母親として描かれるが、なぜ、そうだったのか描かれない。原因は全く触れられていない。であれば本当の癒しは期待できない。
子育ては甘いものではない。自分のように不幸な子供にはけっして育てないぞと、そのときは強い決心をしても、子育ては人間対人間の本質が触れ合うもの。心の傷を隠し抱えたままやれるものではない。あっという間に自分と同じ傷を持つ不幸な子供にしてしまうはずだ。最後に少年が不器用に手に抱えた赤ん坊をいつぶん投げてしまうのかと、ヒヤヒヤしたという鑑賞者もいた。そのとおり。

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337 エネルギーを噴射して重力を振り切り宇宙へ出る

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母親から自立するのは大変。まるで地球の重力を振り切って脱出するロケットが、何トンもの燃料を噴射するのに似ている。一度、宇宙へ出れば、大きな噴射は必要ない。無重力状態で自由自在。
小さな子供にとって、母親との同化も母親からの庇護も、なくてはならないもの。ないと生きていけない。地球そのものが存在しなくなるようなもの。同化と庇護の甘い一体感を存分に味わう必要がある。味わい尽くして満足し飽きる必要がある。飽き果てたときに、子供の興味は外へ向かう。安心して外界に向かう。外界は子供にとって宇宙のように広く魅力的。そして、母親と自分は異なる存在だということを実感し、母親から心的に自立する。大きくなった子供にとって、自立は必要。自立して初めて人生を味わうことができる。自由自在に生きることができる。
ところが幸薄い人生を送ってきた母親は、子供の自立を許せないことが多い。満たされなかった人間関係の唯一の希望であった子供。何とか自分の手の中に収めておきたい。いつまでも赤ん坊のように懐(ふところ)の中に暖かさを感じていたい。暖かく柔らかく程度に重く赤ん坊のいい香りがする。逃がしたくない。一人になりたくない。飲み込んで置きたい。できれば子宮に戻したい。重力は強い。
そして実は子供もそれに応じてしまう。母親は都合のいいときには自分を可愛がったが本当は違った。本当は子供を要らなかった。自分を要らなかった。同化も庇護も上質なものはほとんど無かった。ゼロ。未だに本物の同化と庇護を渇望している幼い子供が自分の中に居る。永遠の栄養失調。いつまでもお腹を空かしている。偽物にもついよろよろとしてしまう。重力は増々強い。
それでも自由になりたい。自由になろうとする欲求は強い。生きようとする欲求は強い。ベビーブレスがそれを証明する。ベビーブレスの中でエネルギーが爆発し噴射される。こんなすごいエネルギーが自分の中に隠れていたのかと思うほど。重力を振り切って宇宙へ出る。

 

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336 一生を支える母親との一体感

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幼い子供が母親と過ごす時の忘我の一体感は、子供の一生を左右する。子供の一生の基盤を造る。
胎児期・乳幼児期に母親からの健康な愛情があれば、この一体感は、そのまま至福の感覚として無条件に取り込まれ、長じては根拠のない自信、常在する幸福感となり、子供の一生を幸福の内に支え、子供の能力を最大に引き出す。
ところが母親からの健康な愛情がなければ、この一体感は、満足されて完了するということがなく、いつまでも続く母親との同一化となり、自立困難の元となる。母親が子供に憎悪や殺意を抱けば、それらを母親から無防備に取り込むということを経て、死の受け入れとやがて生きるためにそれを否定することから、根拠のない不安や恐怖が一生を支配する。不安や恐怖を抑えこみ戦うことにエネルギーが費やされ、せっかくの能力は発揮できない。

 

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334 エネルギーそのものを楽しむ

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あるところの子供たちがおばあちゃんに会いに行く。子供たちはおばあちゃんが待っていてくれることを知っている。おばあちゃんに会いたいというエネルギーを楽しむことができる。会いに行く道中、おしゃべりをし、歌い、笑い合う。目的はおばあちゃん。でも途中のエネルギーそのものを楽しんでいる。目的が、母親、友達、その他の親戚の人々であっても同じこと。自分たちを心から待っていてくれるのであれば同じこと。
しかし心から待っていてくれない状況では、同じ会いたいというエネルギーが、苦痛の種となる。エネルギーを楽しめない。
ところがエネルギーに色が付いているわけではない。エネルギーが2種類があるわけではない。エネルギーはエネルギー。状況が許すときは抑えつけなくて済む。許さない時は抑えてしまう。それだけの違い。そのことがベビーブレスでわかる。許さないのは相手の状況。会いたいエネルギーは自分のもの。エネルギーが爆発する。それまで押さえ込まれていたエネルギーが爆発する。そしてエネルギーを楽しむことができる。エネルギーとは自分自身。エネルギーとは存在そのもの。

 

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333 欠けていたのはこれだったのか!

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セッションを重ねた。どのセッション中もゲホゲホと吐き気がするだけだった。吐き気を促した。そのたびに健康になる感じがした。吐き気の理由は分からなかったが、いろいろの改善があった。潔癖症が治った。できなかった外食ができるようになった。それだけではない。自分を解放できるようになった。でも何かが欠けていた。
最近のセッションでイメージが出てきた。幼い私を殺そうと首を絞めている般若のような怖い母の顔と、ニコニコしている母の顔。ニコニコしている母に「助けて」とやったら、ニコニコしている母の顔が、般若の顔の中にすっと入る。気持ち悪い。顔が何度も出入りする。気持ち悪い。その後に、今度は、般若ではなくしらっとした若い母と思われる、首を絞める人が出てきた。怖くてゲホゲホと吐き気がした。あの吐き気はこれだったのかもしれない。

 

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331 同化から自立へむかって

 

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始めはフローティングセラピーを受けた。(フローティングセラピーでは胎児期のときの気持ちや雰囲気を漠然と思い出す事はよくある。まれにはもっとはっきりと具体的な記憶が蘇ることもある。彼女の場合には、それが非常にはっきりとしていた。)フローティングセラピーで、母親は自分の妊娠を望んでいなかったことがハッキリしてた。父親が望むので、そのために生むことにした。この気づきが大きかった。今まで、妊婦さんを見ると気持ちが悪いと思っていた。そう思う自分は、体は30代なのにメンタル的には3歳の感じがした。妊婦さんを嫌う気持ちも妊娠を望まれなかったことに関係するかも。母の気持ちがそのまま自分の気持ちに影響しているのかも。謎がやや解けた気がする。

母親は私の自主性を認めず自分の分身のように育てた。同じ髪型、同じ体型でないと気に入ってもらえなかった。着るものも遊び道具も用意された。この遊びはしたくないと言うと母親は烈火のごとく怒った。殺されるなというくらいだった。私は幼く、受け入れ、母親から自立できず同化したままになった。同化した私は苦しんだ。母親と自分が違う人間だと気づくのに時間がかかり最近になってわかった。

でも母親も私と同じように苦しんだ。母親は放置されて育った。母親を理解しなければならないと思う。責められない。しかし母親のことを慮(おもんばか)っていると、自分のことができず、結局は自立できない。

母親から本当の愛情がもらえず、愛情不足に陥り、自立に必要な十分な愛情が手に入らず、そのために母親から自立できない。それが分かった。これをきっかけに自立の道を歩み始める事ができた。

私の中は2人に分かれている。母から自立しようとするM。母を理解しようとするK。今まではっきりせず苦しかった。MとKをはっきり認識することで楽になった。(将来は統合が期待される。)

ベビーブレスでは、今までの母と同化してきた私は死んだ。今までは死にたい気持ちがあったが、死にたいというのは母と同化している私。母じゃない自分は死にたくない。生きたい。ベビーブレスの最後の方で、楽しかった。無になれた。 

 

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330忘れるけど向き合いたい

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手掛かりになる重要なことを思い出した。赤ちゃんの時に母に首を絞められた記憶。それだけではない。そのほかにも似たことを思い出した。それらのことを忘れるために、日常の、私の記憶の機能そのものが損なわれているらしい。この状況はいやだ。逃げずにいつも思い出していたい。思い出したけれども、時間が経つと忘れる。(辛すぎて)すぐに忘れてしまう。思い出した後、ご飯作っている時はまだ(思い出した内容が頭の中に)あったが、ご飯を食べたら忘れた。今、自分の話をしようとして再び思い出した。
忘れるのは怖いところにいられないため。内容自体は思い出せても怖さの感覚が少ない。それが分かる。怖さと何とか向き合いたい。
1人では苦戦する。誰かに助けて欲しい。見限ったはずの母に助けを求めてしまった。困り果てて「どうして良いかわからない」と母に頼ってしまった。頼りにならないけど助けて欲しい。助ける力がなくても、助けてくれなくても、助けて欲しいと言いたい。助けてくれないのは分かっている。母は分かってくれないけど、分かって欲しかった。
必要なのは自分で自分のことを分かっていくことだけ。頭では分かっている。それでも助けを求めてしまう。

 

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329似た迷路の突破方法

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遊園地にある迷路は迷うことが楽しい。心の迷路は迷わずに早く脱出したい。しかしこの2つの迷路は似ている。
出口があっちの方角だとわかっているからといって、そっちの方角へ行くと袋小路に入り迷ってしまう。そのように遊園地の迷路は意図されてできている。心の迷路もそれとそっくりである。ブログに正解が書いてあると思って、そっちの方向へショートカットしようと思うと、ただの理屈屋さんになってしまい、袋小路に閉じ込められて迷路からは出られない。
遊園地の迷路は必ず出口に到達する方法がある。迷路の壁を手で触りながら、手をけっして離さずに、どこまでもどこまでも、その向きでそのまま行くことである。手を離さなければ袋小路に入ってもUターンして戻ってこられる。同じ壁には2度と触らなくて済む。長い距離を行くことになるが、必ず出られる。
心の迷路もそれとそっくりである。心の迷路では自分に正直になることが1番。どこまでも自分に正直なまま居れば、その居場所の正体が納得でき、2度と同じ居場所にはいない。すべての居場所を経験すれば、2度と迷路のどんな居場所にもいない。そのとき出口に立っている。
ある人達が正直になり本音を言えば、自分の子供を絶対に手放したくない。子供が潰れようと、不登校が治らないままになろうと、絶対に手放したくない。それが本音。その本音をその通りに認識し話題にしセッションで扱うことが大切。そうするとその本音の奥には、その人達がそうせざるを得なかった心的事情がある。そのことが分かる。そうして迷路をさらに進むことができる。今度はその心的事情に正直になる。さらに進む。そのようにして、迷路の各居場所で十分に正直になれば、それらの居場所は完了する。2度と戻る必要はない。そうして出口に立つ。
そうではなく、正解は子供を手放し自立させることだから手放すべきだと自分に強いると、正直になれない。その不正直が同じ居場所に逆戻りさせる。出口に行こうとしても気がついたら、同じ居場所に居る。納得などどこにもない。迷路はさらに大きく底なしになる。そこが悩ましい。
また、別のある人達が正直になり本音を言えば、母親のからの愛情が絶対に欲しい。母親側の事情はどうでも構わない。絶対に欲しい。絶対にあきらめない。母親が死んでしまっても愛情は絶対にあきらめない。墓を掘り起こす。たとえこの身が気違いになろうとあきらめない。そのことを話題にしそのことをセッションで扱いその全ての理解を深める。とことんやって、これは何か変だぞと気が付くまであきらめない。気が付いたときにその居場所は完了する。十分に正直であったなら2度と戻る必要はない。これが本当の近道。距離は長いけれども早く迷路を脱出できる。このことが大切。そうして出口に立つ。
そうではなくて母親から自立することでしょうとやっても無理。それが出口への近道だと言っても無駄。気がついたら、同じ居場所に戻っている。納得などどこにもない。余計迷路に迷う。そこが悩みの種。

 

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327 本気の感情が出た

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セッションを続け自分を観る作業を重ねてきた。職場や家庭では信頼され、いい人だという人望を得てきた。しかし何かもう一つ満足しなかった。なかなか本気の感情が出なかった。
そして「やだよー」という確かな感情が出てきた。この「やだよー」には3つの意味があることも分かってきた。①干渉され束縛されるのがいやだ。②本当にはかまってくれないのがいやだ。③母親が遠くに行ってしまうのがいやだ。この3つ。そして、なんで行くんだよという怒りがある。
そういえば、この内在する怒りが誤って自分の子供に出てしまうことがある。怒った後は気持ちいいものではない。怒ることで子供への支配になるのではないかと心配になる。子供もそのことを察しているような気がする。
そして「やだよー」と言いながら強く拒否するパワーが出ない。抵抗できない感じがある。それがなぜなのか謎だった。いやなことに対して反抗できない自分になってしまった。悶々(もんもん)とする。生き生きして生きていきたいという気持ちが自分にはいつもある。
私が小さいころ母親はよく私の準備をしてくれていた。私に選択の余地はなかった。それをノーと言ったことがない。いま、私の幼い子供たちを見ていて、いいなと思う。いやなことはいやだとはっきりしている。生き生きと子供らしい。
母は仕事を続けるために、生後6ヶ月の私を預けた。預け先は姑の家。お金を払ったそうだ。その預けられたことが関係している。そこが焦点だった。ところが実は6ケ月ではなく60日だということが分かってきた。「6」という数字だけで曖昧だった記憶が、はっきりしてきた。
雲泥の差だ。あまりにも小さ過ぎる。2ヶ月(60日)の赤ん坊に抵抗できるはずがない。そもそも自我は育っていない。周りの大人になされるまま。ただ受け入れるしかない。ただあきらめるしかない。それが人生最初に起きたことだった。かなり謎が解けてきた。
今回のセッションではその部分がやれた。抵抗でき「クソババ」と言えた。母が私を預け働きに行くとき、寂しいと泣けた。固まらず出せた。それでも思いが出てくると吐き気が出て、また出て、感情と混ざる。「ヤダ」「抱っこ抱っこ」足を怒りでバタバタして小さい頃に戻れた。自分の心の中に悲しい、寂しい、甘えたいという気持ちがあるのが分かった。よかった。嬉しかった。でも、まだ、母の顔は見えない。

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320 本音で表現して繋(つな)がりたい

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我慢して頑張って良い子をやって来た。本音を言葉にできない。母に必要とされたいから。いらない子にならないために。死なないために、生きるために。
でもそれは、本当を生きていないことを知っていた。今、本当の人間の人生を送りたい。本音で表現して、繋(つな)がりたい。本当の自分に繋がりたい。ほかの人や社会に本当に繋がりたい。

 

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318 肉体の苦痛と心の苦痛の不思議

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不思議なことがある。肉体の苦痛と心の苦痛は同じ苦痛のはずなのに、私たちの対処が違う。  背中の傷がズキズキと痛むと、この傷はどこから来ているのか探ろうとする。刺さっているナイフを必死になって見ようとする。誰が刺したのか知ろうとする。そいつは私をなぜ刺したのか瞬時に探る。推測できる理由を何度も何度も考える。執拗に確かめる。
ところが心の苦痛については、そうはしない。この傷はどこから来ているのか探ろうとはしない。刺さっている苦痛の種は何なのか見ようとしない。誰が苦痛を私にもたらしているのか知ろうともしない。なぜ苦痛があるのかいつまで経っても探らない。不思議。ただ痛み続ける傷に苦しみ続けるだけ。我慢するだけ。我慢して頑張ることを「前向き」と呼んだりする。不思議、不思議。

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316 受け入れきれないことを正直に話す

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セッションがその人の心の奥へたどり着けばつくほど、本当のことがだんだん分かり、否定的な気持ちに直面することがある。受け入れきれないことがある。その場合には、隠そうとせずに、受け入れきれないことを正直に周囲の仲間に話すことが役に立つ。皆、多かれ少なかれ、同じような体験を持つ。

 

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315 私はなぜ責められなきゃいけないの

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実の両親は全く話にならなかった。義理の両親からはいじめられた。夫は弱くて頼りにならなかった。私だけが頑張った。子供だけを一生懸命育てた。それなのに子供は大きくなって私の言うことをきかなくなった。いったい私のどこがいけないの。私はなぜ責められなきゃいけないの。子供は不平を言う。しかし人生なんてそんなもの。なぜ心の傷に触らなきゃいけないの。時間が解決してくれるはず。今はただ時間が過ぎるのを待つだけ。波風を立てずに静かにして。

 

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312 表現するのが苦手:表現すると何がおきるのか

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私は言葉で表現するのが苦手。人のことは良く感じることができ良くわかる。自分のことも理解しているつもり。感覚はいいと思う。でも、どちらも、うまく言葉にできない。表現できない。表現しないで、その代わりに我慢して頑張るのが、私のクセ。私の生き方。祖母も母もそう。何か重要なことがあっても、表現しないことで、ない事にしちゃってる気がする。ない事にしてきた。
何か人とのトラブルがあると「無視」してしまう。交流を断つ。トラブルの陰にある何か重要なことを、本当は、相手に伝えなければならない。でもできない。表現できない。言葉にならない。
自分自身のことも同じ。言葉にならない。表現できない。だからグループカウンセリングは苦手。伝えたい何か重要なことがあったはずなのに、自分の話す番になると、頭が真っ白になり、言葉が出ない。まるで「無視」と同じ。
「無視」で重要なことがなくなったわけではない。「あった」ことを知っているからこそ「無視」してきたのだろう。「ある」ことを今も知っているからこそ今も「無視」が起きるのだろう。
「無視」せずに表現できたとすると何が起きるのだろうか。ぼんやり想像するに、それは「死」にかかわることかもしれない。
私は「人間になりたい」と思う。それがベビーブレスの動機。私の中に隠された重要なことが「ある」ことを知っていたからこそ。なかったら「人間になりたい」と言わないと思う。
感じる事を表現していきたい。表現することで、周りの人との関係が作れる。繋がれる。そうして、生きていきたい。

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310 どっちの「なぜなんだ」?

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辛すぎて「なぜなんだ」と叫びたいことがある。殺人犯に子供を殺された親御さんが「なぜなんだ」と死刑囚となった殺人犯に面会に行く。裁判で明らかになった内容には満足できない。何かが足りない。何かを理解したい。顔を見て心を覗きたい。
もう一つ。殺人犯に子供を殺された親御さんが「なぜなんだ」と死刑囚となった殺人犯を、一度の死刑では足りず、何度でも殺し続けてほしいと願う。粉々にしてほしいと思う。悔やんでも悔やんでも悔やみ足りない。怒っても怒っても怒りたりない。
子供を殺される体験は稀だろうが、幼い自分自身の魂を殺された体験は、稀ではない。それに気が付いたとき私たちの「なぜなんだ」はどっちになるのか。

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295 目を閉じ静かにして思い出す

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ベビーブレスの中で、大きな気づきがあり、エネルギーが体に充満して、今までの人生ではなかったように大きな声で笑えた、というような体験をすることがある。その感覚を家に戻っても思い出してほしい。目を閉じて静かにして思い出してほしい。そうして、人生が変わっていくのを援助してほしい。

 

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280 途中をしっかり納得

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人が赤ん坊から大人に成長する過程で、人間関係は外側の方向へ広がる。大よそ方向は、母親、父親、兄妹、親戚、友達、職場の人、配偶者、自分の子ども、というように、外側の方向へ。セラピーで人間関係のトラブルを扱い、その原因をたどると、今度はほぼ逆の方向で、内側へ向かい、最後は母親になる。途中をしっかり納得することが、本当に最後のところまでたどり着くコツ。

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277 愛していないことがわからない母親

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子供は愛されない事に傷つく。それにも増して、愛していない事が「分からない」母親に子供はひどく傷つく。

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276 激しい怒りでも満足しなかった本当の爆発

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ベビーブレスで激しい怒りをだせるようになった。しかし、そのうち怒りを出しても出しても、出し切れない。納得できない。満足しない。本当の爆発がない。
そんな私が爆発した。
なんと、爆発のきっかけとなったその言葉は「お母さ~ん!!」だった。腹の底から母親を求めた。母親に助けて欲しかった。
でも言ったら殺されるかもしれない。はたまた、受け入れてもらえないで、私が無くなるだけかもしれない。
そんな母親を、でも私は求めた。私の大好きな大好きな母親を求めていた。私のこの死の恐怖を母親に救い出して欲しかった。

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273 このことは知っていた|母親は自分を望んでいなかった|大きな開放感と未だ生きていない人生

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自分は母親から普通に愛されて育ったと思っていた。しかし、実はそうではなかった。母親は自分(の存在)を望んでいなかった、と気づく瞬間がくる。そのとき人は「このことは知っていた」と思う。
これだけは気が付かないようにしていた。そうではないように・・と、いろいろの工夫や何やかやを、むなしく努力してきた。エンジンが半分壊れた飛行機のように、かろうじて生きてきた。自分の人生が何か困難なのは、これだった。
気が付いたとき、悲しみの霧の中から、大きな開放感と、未だ生きていない人生とが、目の前に広がりはじめる。その大きさに圧倒される。

 

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272 体調が悪くなるほどの恐怖|そして出せるようになった激しい怒り

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いつも恐怖があった。何故こんなに恐怖がくるのだろう。全く分からなかった。考えても考えても体調が悪くなるばかりだった。お願いだから助けて!!誰か助けて!!と思えば思うほど体調は悪くなっていく。そんな人生を歩んできた。ベビーブレスでは怒りを出せるようになった。激しい怒り。そのうち怒りを出しても出しても、出し切れない。それが私。段々自分を分かるような気がしてきた。

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261 真剣な顔でお茶を入れた|学校では集中力に欠けると言われ

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大人たちのカウンセリングの部屋の中に、子供が1人居た。小学3年生。親の都合で居ることになった。学校では集中力に欠けると言われて親は困っている。ところがその部屋では、文句も言わずに静かにしていた。ぐずらなかった。健気(けなげ)だった。普段の彼女はなかなかできないことだ。大人が何をやってるかよく知っている雰囲気がある。カウンセリングの休憩中に、真剣な顔で、すすんで全員の分のお茶を入れた。大人たちの真剣さがわかるのかもしれない。

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260  999球のボール|プロセスにこそ意味がある

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ストライクが投げられるように練習してたくさんの球を投げる。1,000球目にストライクが入るようになる。999球の苦しいボールは無駄だったのか。いいえ。それこそが必要だったはず。同じことが、自分を回復するセッションでも言える。ブログで正解と思われるものだけを探してもそれは意味がない。プロセスにこそ意味がある。999のプロセスに意味がある。それなしでは納得できるようなことには達しない。どうか勘違いの起こりませんように。

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259 生きよう!生きて行こう!空が真っ青で綺麗|恐かったのは母からの殺意だと分かった

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回を重ねたベビーブレス。今回、初めてのように感動した。何が怖いのかずっと知りたかった。なのに分からなかった。
いつものブレスなら出しても出しても、出し切れない怒り。ところが、今回は、すぐに怒りの先の恐怖へいった。誰も助けに来ない。一人ぼっちの恐怖。どういうことなのか分からない、教えて!。寂しい。それでも呼吸していると殺意がでた。自分への殺意。自分を3ツキやった(刺した)。今度は母に変わった。母から私への殺意。リアルだった。母の心臓の鼓動の早さを感じた。私はバラバラになった。母からの死があった。こうやって(私の魂は)死んだんだな。瞬間に理解した。恐かったのは母からの殺意だと分かった。
私はお腹の中の子どもを殺してきた。無意識の殺意だ。私の生きるエネルギーは怒りと殺意。それが分かって嬉しかった。そうして集めた。バラバラな自分とバラバラにした子どもを集めた。一つにまとめて抱いた。
分からなかったこと、それを分かることができた。母からの死だった。究極の死だ。私の生きるエネルギーと私の死が、一つになった。表と裏がそろった。エネルギーが満ち溢れてきた。光が全身に降り注ぐ感じ。全ての光を吸収して自分も輝いているようだ。生きよう!生きて行こう!生きていたい!!。窓の空が真っ青で綺麗。初めて味わうような感動があった。有難いと思った。

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256 ここ30日間の人気ブログ

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いつも閲覧ありがとうございます。

また、投稿をありがとうございます。

ここ30日間の人気ブログは以下の通りでした。

一位:モミジのような両手をいっぱいに広げて

二位:嘘偽りのない本音の憎しみ、嘘偽りのない本音の愛着

三位:何かが隠れている

お役にたてるブログは他にもたくさんあると思われます。

どうぞヒントにしてください。

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254 ここ30日間のブログ閲覧回数

いつも閲覧ありがとうございます。

また投稿をありがとうございました。

ここ30日間のブログ閲覧回数は、下記の通りでした。

もっとも多かった日は69回でした。

 

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253 目の前のお母さんは居なかった|涙が流れて止まらなかった

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私は小さい時から母親と二人で生きてきた。母親への世話も人並み以上にやってきた。でも何だかとても寂しかった。なにが寂しいか分からなかった。

そしてセッションを受けて気がついた。

母親が目の前にいるのに、お母さんと呼んだ事がなかった。呼べなかったのだ。目の前のお母さんは、いなかった。いても、いなかった。その事を知っていた。だから目の前にいても母を求める事はなかった。涙が流れて止まらなかった。

 

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251 夜明け前|後戻りの現象|

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セッションを続け、改善が続く中、本当に良くなる前に急に悪くなることがある。夜明け前が一番暗い。

たとえば、不安や恐怖に悩まされ、それをテーマとして扱っているときに、不安や恐怖の原因がだんだんわかってきて、改善が進み、不安や恐怖が弱くなって来てくる。ところが原因のその奥の本当の原因に着手し始めた途端、不安や恐怖が急に強くなり、後戻りの現象が起きる。そして後戻りの直後に大きな本当の改善が起きる。そのようなことがしばしばある。「夜明け前」と呼んでいる。

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249 深く深く隠していたことがあった 3 :意外にも娘は仕事をこなした

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前回の話。社会に適応できない娘を、認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていたことに気が付いた。大きな気付きだが、ことが重大だ。それをいよいよ、娘に話した。娘は動揺する事も無く、「もう知っているよ」と聞いてくれた。そして、翌日起きてきて、昨日は「泣きながら寝たけど、ぐっすり眠れた」という。

あれから私の罪悪感が激しくなった。毎夜、娘を粗末に扱った事が申し訳なくて、涙が枕を濡らした。ところが意外にも、娘は元気に仕事をこなした。いつもは仕事の愚痴を聞かされる。仕事で割り当てられる早番もなかなかこなせない。それなのに、今回、早番連続3日間を愚痴も言わずやり遂げた。こんな事は、初めての気がする。職場の人から自分が「受け入れられたかもしれない」と言う。

何が起きたのか。私が本音を告白することで、初めて娘を受け入れ、その結果、娘が自分自身を受け入れ、そうして、職場の人が娘を受け入れたのか?すんだ青空が心に染みる。

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拡散手順1 拡散手順2 拡散手順3

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246 モミジのような両手を口に重ね泣くまいと堪(こら)えた|未だ片言しかしゃべれないのに理解した

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私のもうすぐ3歳になる孫の話。彼はすぐ下に生まれた赤ん坊の妹に、母親の愛情を取られている。母親はそのことにあまり意識がない。彼はジュースを際限なく飲みたがる。ジュースで自分をごまかし、自分を必死に抑えている。あるときチャンスを見て私は彼に言った。「お前のママも、小さいときに、すぐ下の〇〇おじさんが生まれて、お前と同じに寂しい思いをしたんだよ。」彼は泣き出した。未だ片言しかしゃべれないのに、理解した。モミジのような両手をいっぱいに広げて、自分の口に重ねて押え、泣くまいと堪(こら)えた。嗚咽(おえつ)が止まらなかった。母親はもらい泣きし、少し、涙をこぼした。

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自社施設紹介

242 「ふり向けば南」|やがて来る大逆転

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「ふり向けば南」というのは、昔ふとしたことで、アコールの標語(?)のようなものになってしまった句だ。
自社研修用の建物物件を探しているときに、予算の関係で価格の高い物件には手がでなかった。日が当たりにくい北向きの物件ばっかりだった。日陰。庭が北側になる。庭に洗濯物を干しても日光が当たらないなぁと思った。ある日、そんな、ある物件で、北側の庭の、さらに北に行くと、一角にかすかに光が当たる場所がある。ここに洗濯物干そうか。その場所に立って、ふとふり向いてみると太陽がサンサンとしていた。
これと同じことが、私たちのセミナーでは起きている。起き続けている。いつも「辛い」「愛情が足りなかった」事実ばかりが話題になり、付きつけられる。日の当たらない話題。事実は曲がらない、逃げるわけにはいかない。それでも、やはり愛情が欲しい。あたたかい日が差すことばかりを望む。当然といえば当然。それでも、生まれて以来北向きなので光は来ない。辛い、なぜこんなに辛いのか。本当の辛さの原因は何か。辛さのさらに奥。奥の奥に隠れていたこと。そこまで入って本当の原因が分かってみると、やがて大逆転が起きる。言葉にはできないこと。経験しなければわからないこと。ひかりはさんさんと降り注ぐ。世界はまるで天国のよう。振り向けば南。

 

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239 なぜあんなにも頭が真っ白になってしまったのか 2|子供にしてきた事はわかるけれど「自分がされた事がわからない」

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私のセラピーは、母親との関係性のところが欠けているのではないかと、気が付いたころ、母親のある言葉に頭が真っ白になった。なぜ真っ白になったのかを探っていったら、自分自身もが、子どもを、閉じこもっていることを、真っ向から強く否定する心があったことが、わかった。それは、母親からの否定が大元にあることもわかった。しかし、分かったことを素直に喜べなかった。罪悪感に打ちのめされた。

罪悪感は大きかった。後日、何に凹んでるのか良く解らず1日落ち込んでいた。夜になってから、子供にしてきた事はわかるけれど「自分がされた事がわからない」と今まで言って来たけれど、本当に「全然わかってなかったなあ」とつくづく思った。

今までの事をよくよく思い返すと、子どもの気持ちはどうだったのか、子どもにとって、どんな事をしてきたのか全然わかってなくて、ただただ自分が辛かった、苦しかった、と言う事ばかりだったと愕然とした。

自分ばかりが可哀想、という母親とまるで同じだとようやく気付いた。がっかりと納得した…。

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ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

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234 「自分自身の存在がない」のだと感じ取れた|「甘えたい」と心の底から叫ぶことができた

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セラピーでの最初の強烈な体験は「つらい!」とほえるように叫べたことだった。しかし、すぐに、何を叫んだのかも思い出せなくなっていた。何が辛いのかも、誰が辛いのかも、わからなかった。その後の体験でも「つらい!寂しい!」だけだった。何がはわからなかった。謎だった。
子供との関係はよくなかった。子供は、私に激しく反発し、私から「愛情がもらえなかった」といい苦しみ続けた。子供や孫が辛い人生を歩んでいるのは、「お前のせいだ」と子供に責められつづけた。そう言われても、なぜそう言われるのか分からなかった。「わたし(子供)なんかいらなかっただろう」と言われても、全く覚えがなかった。子供の怒りにどう接すればいいのかわからなかった。子供が苦しんでいるので、謝れと言われればいくらでも謝りたかったが、何を謝ればいいのかわからなかった。自分の感覚は、ただ、「わからない」と言う感覚だった。それだけでなく「わからない」ということも、なにか人ごとの感じがしていた。
ところが最近のセラピーで、「わからない」と思っている人格が登場した。私の正体が「自分自身の存在がない」のだと感じ取れた。嬉しかった。前へ進んだ。それまでは、正体のわからない、つらさや寂しさに、むなしく潰されていくだけだった。それが、違ってきた。
それとともに、私は<甘えたい>というはっきりした欲求が出た。初めての欲求だった。「甘えたい」と心の底から叫ぶことができた。やがて、「なぜ甘えさせてくれないのか」という強い怒りが出せた。初めての怒りだった。積極的な感情だった。大きな前進だった。 セラピーの翌日、疲れているはずなのに、意外にも、体は動き家事をこなしている自分が居た。

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222 そのときの黒目 2|寝てしまうか聞き耳を立てるか

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そのときの黒目 2
グループカウンセリングでは、ある人の話をみんなで聞く。話が堂々巡りになったりわき道にそれたりすると、聞いている人は眠くなる。そして、あるとき話が核心に及ぶ。それまで寝ていた人も目を開く。みんなが聞き耳を立てる。誰も体を動かさない。そのとき、みんなの目が違う。よくあること。

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215 行き詰まりとチャンス|心の古い傷は開いている

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行き詰まりとチャンス

私たちの生活の中で仕事は大きな部分を占めます。何とかうまくいくように努力します。そして、しばしば、行き詰まります。自分へのふがいなさを感じるかもしれません。その仕事をやめようと思うかもしれません。やけを起こすかもしれません。
しかし、実はチャンスなのです。そのとき、私たちの心の古い傷は開いているのです。私たちはそのことを認識できないかもしれません。しかし、心の門は開いていて、自分を変えて成功する絶好のチャンスなのです。そのチャンスを逃がしてはいけません。・・・その恩恵は仕事だけにとどまりません。

 

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210 介護が困難になる人たちに何が起きているのか|幼い頃のつらさ

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老人介護の現場を扱うケアマネさんたちの業界の話を聞いたことがある。介護が困難になる人たちがいる。

介護のシステムがうまくはたらかなくなる背景に、人間関係の崩壊がある。家族や親戚の支援を受けられず、また、受ける気もない。経済が破たんし情が破たんする。人間関係の崩壊には、その人自身の人生の崩壊がある。人を信用できず支援を拒否する。かといって自分の世話は肉体的にできず、その苦痛を周りへの敵意に変換する。ケアマネが担当を辞退する。にっちもさっちもいかない。

けっして社会の底辺にいた人たちの話ではない。かっては高学歴、高収入、高い地位。人生の終末で彼らに何が起きているのか。心の中に押し込められているのは人生への強い悔い、絶望、敵意。世間話のように成育歴を聞くことで、ほだされ徐々に介護を受け入れると聞いた。はじめて聞いてもらえる幼い頃のつらさ、悲しさ・・・。

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206 象徴的に理解する2(言葉を越える)|言語のない胎児期幼児期

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ベビーブレスで「自分と折り合いの悪い母と祖母が、ブレスの中で自分のかわいい小さな子供と同じように、小さな子供になって自分にすり寄ってきた」という映像的な経験をすることで深い理解が得られることは、興味深い。
自分が胎児期幼児期に悲しみなどの傷(自分と折り合いの悪い母と祖母からの傷)を受けると、その傷は何とか理解され納得されるまで、心の深くに潜伏する。その傷を自分で理解・納得しようとするときに、理解の材料としては言語や現実的な映像は手元にない。言葉は分からず、目がまだ見えない頃の遺物だから。漠然とした感覚的なものしか残っていない。この「感覚的なもの」は、胎児期幼児期から遥かに年月が過ぎた現在の大人になっても、心の中に存在する。不思議だが、当然。なぜなら、この「感覚的なもの」によって現在の自分(本人)が苦しむのであるから。この「傷」そのものも「感覚的なもの」として保存されているのかも知れない。
ベビーブレスでは、この「感覚的なもの」を、あたかもパズルのように組み合わせて、意識がはっきりつかめるように、すなわち理解できるように、しようとする。本人が、自分でも知らないうちに行う。パズルが組み合わさったとき、それは合理的な映像として、意味のある映像として認識される。「母と祖母が、小さな子供になって自分にすり寄ってきた」という映像である。
さらに、その映像によって自分が理解したことを再認識する。
(1)母や祖母は小さい頃、甘えられなかったが、本当は甘えたかった。
(2)そうすれば、本当は、母や祖母と自分の仲はよかったであろう。
(3)そして、自分もそれを喜んだであろう。
1番目の理解で映像が完成し、その映像をまるでテレビの映像のように見て、2番目の理解がなされる。これらは言葉を介さない理解である。理解を通して傷は癒される。

 

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205子供は見ている|小さな手で、習いたての文字を使いながらカウンセリング

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子供は見ている(小さな手で、習いたての文字を使いながら・・)
研修施設には子供たちも顔を出す。核家族化で親御さんが子供を預ける先がないことが多いためだ。その子供たちは親御さんのカウンセリングやセラピーを目にする。
そんな経験をしている小学3年生のN子の自宅に、1つ年上のいとこが転がり込んだ。学校に行きたくなくなり、プチ家出したのだ。いとこは黙り込んでいる。大人が話しかけてもしゃべらない。事情が分からない。驚いたことに、N子は自分のノートを持ち出していとこへの筆談の聞き取りを始めた。小さな手で、習いたての文字を使いながら・・。家出の原因は家庭の居心地の悪さからだったが、直接の原因は、友達とのけんかだった。そのことを聞き出していたのはN子だけだった。あとで分かったことだった。いとこはN子の部屋に長とう留した。N子は研修施設で大人が何をしているのか学んでいたのだ。

 

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203 象徴的に理解する|すり寄ってきた母と祖母

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ベビーブレスの中では、現実的でない映像を見る、あるいは思い出す、ということが多くある。その映像で、いろいろなことが理解でき、重要な手がかりになることが多い。

例えば、Gさんの場合のように、「自分と折り合いの悪い母と祖母が、ブレスの中で自分のかわいい小さな子供と同じように、小さな子供になって自分にすり寄ってきた」という映像的な経験をするとき、Gさんは次のようなことを理解する。
(1)母や祖母は小さい頃、甘えられなかったが、本当は自分の子供がするように、甘えたかった。
(2)そうすれば、自分の子供と自分の仲がいいように、母や祖母と自分の仲はよかったであろう。
(3)そして、自分もそれを喜んだであろう。自分の子供に対して喜びを感じるように。

このように深い理解をともなう経験は、言語を介さず、映像が中心で、しかも「すり寄ってきた」という触感もあるので、映像的理解、あるいは象徴的理解とでも呼ぶべきかと思う。そしてGさんは、自分、母、祖母の三者の関係をより深く体感として納得することになる。

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202 エネルギーと心地よさ|セラピーがうまくいっているか否か

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カウンセリングやベビーブレスなどのセラピーがうまくいっているか否かということは、自分で判断できると思われます。それは、エネルギーと心地よさです。

自分のことについては、自分が十分に正直か、閉じていないかを、常に、気を付けたいと誰もが思うでしょう。十分に正直であれば自然な感情エネルギーの爆発があります。そうでなくて、閉じている感じがあれば、あるいは自分に不正直な感じがあれば、何かが隠れているはずです。恥じる必要はありません。その隠れているものの最奥には、恐怖があるでしょう。恐怖によって閉じ、不正直になり、何かが隠れているように感じるでしょう。人によっては微妙なこともあるでしょうが、それは自分でわかるはずです。

自分ではなく、そのとき同じグループセラピーに参加している他人についてはどうでしょう。他人のことについては、何事もわかりやすいです。グループセラピーに参加したことがある人は、そう思うでしょう。他人が行うセラピー時の正直な受け答えは、見た目とは関係なく、ある種の心地よさがあり、その心地よさは、その場のほとんど全員が共有します。他人のことはよくわかるからです。大いに参考になります。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

201 甘えるも、閉じるのも、自分自身3|堕胎は「子供」の私が選んだ

セミナーの体験で大きな気づきがあり、最大の甘えを体験したと同時に、逆に、役に立たないといらない、いい子にしていればいつか認められるだろうと、閉じた生き方をしかたなく無意識に選んだのも自分だったことに納得した。

そうしたら、今更のように思い出したことがある。

私は堕胎したことがある。あの時は「母親」として妊娠したことを受け入れることなどできなかった。堕胎は、「子供」の私が選んだ。

自分の未解決の心の傷が痛くて、怖くて、とてもじゃないけど、「人」を産んで育てようとも思わなかった。産んでも私と同じような不幸な目にあわせるのが落ちだ。

同じ目に合わせる位なら、一生、堕胎した自分、挫折した自分をしょっていこうと思った

今は私は「自分の子供」を殺したと思い始めれるようになってきた。

 

 

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200  人に頼る|本当の癒しから遠ざかる|

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苦しさに追いつめられているとき、私たちは、その苦しさから逃れる助けとして、人に頼ります。まるで、失った親を求めるように。しかし、そのことも、あまり長く続くと、本当の癒しから遠ざかることが多いようです。人からもらえる愛情が目的になってしまいます。一時的な慰めを追い求めるだけになってしまいます。本当に自分のことを観なければ、本当の癒しにはなりません。経験の事実としてそうです。人に頼っているとご自身で思う人は、頼ることに飽きたら、その苦しみの奥に隠れている本当の問題を観ることをお勧めしたいと思います。ほんとうに納得するために。

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198 初ベビーブレスの感想4

 その後、自宅で自主的な瞑想をはじめました。今のところ15分が限界です。瞑想を始めると手が痺れて体が冷えます。昨日は20分くらい瞑想出来ましたが、最後の方は背中に冷や汗をかきました。感覚としては、ベビーブレスに入るときと似ています。でも、瞑想するとすっきりしますし、良く眠れます。シラケ(自分の中で冷やかに批判する部分、自分で名付けた)は「(瞑想などしても)無駄だ」と邪魔してきますが、クー(自分の中の小さな子供、自分で名付けた)はこれが大切なものだとわかってるみたいで、シラケが出てくると追い出そうとします。クーもシラケも自分のはずなのに。不思議な感覚です。

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197 甘えるも、閉じるのも、自分自身|長年苦しめられていた肩こりと頭痛が消えていた

今回のセミナーの体験では、大きな気づきがあった。

そしたら、家に帰ってから、長年苦しめられていた肩こりと頭痛が消えていた。

内容はこうだ。甘えることと閉じることが自分のものになった。甘えるも、閉じるのも、自分自身ってのが、しっくりきた。

甘える、つまり、無条件に求める、ゆだねる、そして温かさ、安心を知っている、そんな自分がいた。胎児期まで遡って(さかのぼって)思い出せる最大の甘え、ありのままの人間性だ。

他方で、今まで自分は閉じてきた。閉じる、つまり、自分の気持ちを自分で殺す、役に立たないといらないよ、役に立とうと自分を無くして、いい子にしていればいつか認められるとがんばる、しかし、いつまでもそんな日は来ない、我慢して周りに合わせて自分を押さえての繰り返し・・・その怒りが溜まりまくる・・・。

でもそんな生き方を選んだのも自分。そうせざるえなかった。無意識にそうしてきた。それも自分。悲しいし、寂しいけど、それが私。ここんとこもっと深く探って、自分で自分を受け入れたい。

 

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194 高い厚い大きな壁|母親へのアンビバレンツ

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母親へのアンビバレンツは、父親へのアンビバレンツなどに比べ、乗り越えて、受け入れることに苦戦します。母親への恨みや殺意が出そうになると、命の大恩がある母親の面影が、それを引き留めます。逆に、母親への愛着が出そうになると、自分を決定的に傷つけた母親の側面が、引き留めます。高い厚い大きな壁に阻まれます。

しかし、乗り越えは可能です。きっかけは、人それぞれですが・・。

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ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

191 この世につながった|大きな気づきがあったとき

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大きな気づきがあったとき初めてこの世につながったと感じる。
何度かある。そのたびに同じ感覚になる。同じ味、匂いのような・・。不思議。

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164 本当のことは優しいー痛みを知っていれば

 本当のことをズバリと言われて、嫌な気持ちがする相手と、嫌でない相手がいる。その違いはどこから来るのかなあ。

 その本当のことを、ただの正論で言っているだけなのか、その本当のことに伴っている痛みを、自分のこととして体験し、知っている人なのか。

 本や文章で読んだだけでは不十分で、自分の体験が大事だね。その体験を正面から受けて、逃げずに理解している人は、どこか優しい。人そのものだね

 

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ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

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162 「欲しかった」ーその美しさはあなたのもの、「手に入らない」ー復讐と殺意

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昔、あなたの欲しかったものは手に入らなかった。
「手に入らない」ことに重点があると、袋小路になる。どこまでも癇癪を起こす。補うため他からの愛情を求めて限りなく彷徨(さすら)う。復讐と殺意。他方「欲しかった」のほうに重点があると、やがて、あなたは開く。求める心はあなたのもの。求め開いた心はあなたのもの。 その美しさはあなたのもの。

お試しの「無料カウンセリング」もあります

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

161 自分の人間性を犠牲にしていることに気付くーいよいよ始まる

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私たちは親からの十分な愛情を与えられないまま、厳しい世間の荒波を泳ぎ、生活を稼がなければならない。その結果、自分自身を犠牲にし、人間性を犠牲にしたのかもしれない。

経済はもちろん大切。与えられる愛情はもちろん大切。しかしそれらが手に入らない時、自分の人間性を犠牲にしてしまう事はもっと重大なこと。あってはならないこと。その重大さに気が付くとき、いよいよ始まる。自分自身へのセラピーが。

 

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160 だんだん謎が解けてきてぐっすり眠った3/4その11 ー死の受け入れのようなもの

だんだん謎が解けてきた。母が私を否定していた。それが影響し私も子供を否定した。そして子供に問題が起き私の言うことを聞かない。謎が解けるほどに、私の怒りは沸き起こる。 

母の否定を受け入れることは自分の存在を否定することであり、嫌な母に従うことであり、そんな弱い自分は受け入れられない。袋小路だ。

母、自分、子供を含めた全世界を全滅させ再生させる力が自分にあればと空想する。しかし、それでは自分が愛情なしだ。納得できない。

Babyブレスでは、死の受け入れのようなものが起きた。意外だった。その晩は、朝までぐっすり眠った。

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159 重要なのは感覚か理屈か ー 理屈でギリギリまで迫り、最後のところは感覚が仕留める 

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自分の心の謎を解き明かす時に、重要なのは感覚か理屈か。
感覚は言う。母親を「嫌いだ」。別の感覚が言う。母親を「大好きだ」。理屈は言う。それは「変だ」「どっちなのか」。
しかし感覚は間違っていない。2つの感覚はともに正しい。そのことがわからない理屈は、感覚よりも役に立たない。するどい感覚を持っている女性は、本質を見抜く。相手のことがわかる。共感が成立する。カウンセリングが成立する。
ところが理屈は、学ぶ。母親を嫌いでもあり好きでもあるという人は、たくさんいる。どうもそういうものらしい。そして、嫌いでもあり好きでもあると言うことが2つの感覚によってバラバラに認識されているらしい。そしてバラバラがやがて統合されることで、病気が治っていくのを目の当たりにすると、理屈は学ぶ。そういうものらしい。そうなれば理屈は強い。感覚に惑わされない。
感覚は直観的で強い味方。だから女性はカウンセリングに向く。カウンセリングに価値を見いだすのも女性。悩んだ人の話に、感覚的に共感することができる。分かり合うことができる。それがカウンセリングの本質。
では理屈は無用なものか。精神分析は理屈である。それでも精神分析は役に立つ。精神分析が最終的に引き起こす「洞察(どうさつ)」は、紛れもない感覚の世界。理屈によって、重要な感覚にたどり着く。
感覚は他の感覚によって乱され訳が分からなくなる。互いに反する感覚の群れの中に、あなたは失われてしまう。右も左も東も西もわからなくなってしまう。混沌。それが厄介。都合の悪い事は、別の感覚が押し隠してしまう。深く埋められる。あなたは分からなくなる。
理屈も間違う時がある。しかし、1度間違ったことに気がつくと、2度目からは間違わないことができる。理屈だからである。理屈は明快。感覚のような混沌とは一線を引く。
結局のところ感覚と理屈はともに必要。理屈でギリギリまで迫り、最後のところは感覚が仕留める。理屈が追い、もう逃げられないところで、最後に感覚が捕まえ包み込む。両方必要。

お試しの「無料カウンセリング」もあります

158 子供からの批判 ー 親自身には観えないものを子供は観てくれる

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子供は生まれた時からの純粋な目で親を見ている。子供が大きくなって子供自身の問題を抱えるようになっても、親を見る目には、それなりの純粋性がある。側面としての真実がある。赤ん坊のころからの付き合いである。私たち親には、これが役に立つことがある。親自身には観えないものを子供は観てくれる。親は子供の批判に耳を傾けなければならない。

お試しの「無料カウンセリング」もあります

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

157 繰り返して確認ーとても有効

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Babyブレスで出てきた過去の記憶、自分の隠された本音など、そのままにせず、後で何回も確認することはとても有効。ブログ、カウンセリング記録、自分でつける記録などなどで確認できる。何度も繰り返して確認することで、改善が着実に進む。

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156 なるほど~そういう事だったのか3/4その10

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<なるほど~そういう事だったのか>
母や自分の正体が知りたい3/4その10

まだまだ自分の正体など納得できていませんが、中間報告です。
今回の一連のブログで公開する原稿を作っていて、発見があり、納得する事が本当に多かったので、その事に対してはとても満足しています。今までを振り返って、少しずつ、なるほど~そういう事だったのか、と思う事がたくさんありました。
言葉に出す、文章に書く事の大切さを改めて実感できました。 まだまだ知る事が、知らなくてはいけない事があると思っています。さらに探っていきます。少しずつ自分の本当の姿になれるように、やっていきたいと思います。

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151 小学生のカウンセリングー嘘をついていることがもう一つ

グループカウンセリングの中へ、知り合いの子供の小学生に、参加してもらった。学校の宿題をしていないのに「した」と嘘をついた子供を心配した親が希望した。なんとも可愛い嘘だ。

子供に、参加するか聞くと「いやだ」と明快。責められるのは嫌だという意味だ。大人の参加者だと、こんなには明快ではないが、気持ちは同じだ。

なんとか嫌いやでもグループカウンセリングのテーブルについてもらった。口を開く感じはない。

他の大人の参加者に聞いた。「子供のころ嘘をついたことがある人?」全員手をあげた。中の一人が「宿題なんかやるもんじゃないと思っていた」と言った。
子供の顔がぱっと明るくなりニコッと笑った。話ができた。実は嘘をついていることが「もう一つある」と言い出した。なんとか小さなカウンセリングが成立した。愉快。

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150 富士山を登るときは足元を見つめながら1歩1歩ーあんな所には登れないと絶望

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山登りが好きな人は知っている。例えば富士山を登るときに、焦ってはいけない。足元を見つめて 1歩1歩ゆっくりと着実に進む。できるだけ小さな歩幅で。足元の小さな小石をよける。小さな溝をまたぐ。これを繰り返す。リラックスして楽しみながら何時間も何時間も繰り返す。時間を過ごす。会話を楽しむ。「いつかは着くさ」。時々休憩する。新鮮な空気が胸いっぱい入る。普段かかない健康な汗をかく。筋肉を使う心地良さを感じる。登頂はオマケに過ぎない。そして、いつの間にか頂上が迎えられる。

途中では、頂上に着くことを考えることさえ邪魔になる。苦しいので早く着こうとする。無理をしてしまう。大股で歩いてしまう。頂上は「まだですか」と言ってしまう。落とし穴になる。へばってしまう。頂上を見て「まだあんなにある」と思ってしまう。もう無理だと思ってしまう。

私たちがやることも全く同じ。頂上だけを見ると、あんな所には登れないと絶望してしまう。あの人のようにはできない、と思う。いいえ。あの人だって1歩1歩のぼった時期がある。あなただって、「あの人のようには」と見られてしまう時が来る。

今日から、富士山の近くでセミナーが始まる。

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147 「恐る恐る」から「言わないままではいられない」へ進歩した

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ブログに公開するため自分の体験内容を校正するやりとりをメールでしました。内容に納得できてから公開するということでした。
恐る恐る取り組んでいました。納得できない旨を伝えること自体、自分に自信がなくて恐々でした。返信を読むのはもっと恐々でした。

相手の反応が恐いのは、このやり取りだけではありません。日常生活の中でよく感じることです。セッションを重ねてきて、これが母に対して抱いてきたものだと気づいてきました。母の反応をいつも恐れていたから、他の人とのやり取りも恐れるようになったのだと思います。自分の子供達も同じように自分に何を言われるか恐れている時があると思うようになってきました。この恐れがどこから来たのかわかるようになれたらいいなと思います。このやりとりはビクビクものでしたが、恐れつつも納得できないことは納得できないと「伝えられた!」「進歩した!!」と思いました。今はこのやり取りを「これでいいのだ」と思え、楽しかったと思います。納得したものができてほっとしたからでしょう。

普段の生活でも、まだモジモジする時はありますが、言わないままではいられなくなってきて、黙っていると口がムズムズすることが増えてきました。

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146 生きている実感ー大切な宝物

それぞれの子どもに意識を向けて(それまで、できなかったこと)生きている私がいる。幸せだ。

私自身は母に意識を向けて貰えなかったいらない子なのに。IMG_6602

母への想いを諦めなかった私が自然とつかんだ大切な宝物。

ベビーブレスでいろんな感情を吐き出し、味わった、、

今振り返りながらも感動して涙がでる。

感情がとても豊かになり自分自身を生きている実感がある。

今も母の存在は遠く遠く感じている、もちろん私は諦めない。

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140 それは本当に快なのかー病気の中に逃避

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快と不快
私たちは不快を避け、快の方向へ生きる。怒りのエネルギーは生のエネルギー。心地よい。外側へ発することで、大きな仕事ができる。社会を改革できる。革命家になれる。大きな敵を倒すことができる。大きな怒りがあれば敵弾を受けても痛みを感じずに前進できる。死を甘んじて受け入れていては敵に負けてしまう。死んでも前進することは快であり、敵に屈することは不快である。
では内側の敵には、なぜ、同じようにうまくいかないのか。納得できないのはなぜか。外側の敵を倒すように内側の敵を倒せないのは、なぜか。うまくいかないので、途中で妥協して、うやむやにしてしまう。楽になりたいといって、人によっては病気の中に逃避してしまう。それは本当に快なのか。消極的すぎる。本当の快はその先にある。内側の本当の快を知らずに終わるなんて。人生がもったいない。

 

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139 生を諦めた(死を選んだ)のに生かされたことへの怒り:死が怖いのに死を望む人生3/4その6

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母や自分の正体が知りたい3/4その6
<本当の生を諦めたことへの怒り>
でも、弱々しくなる=母に従う事でもある。母の殺意を感じ生きてきた私は、自分が弱々しくなり、死ぬ事は、産まれたくなかった私にしてみればそれで良いのかもしれないが、結局は母に従って死ぬ事になる。それが許せなかったんではないか・・・と。母の私自身への殺意や憎悪を感じてきたから、産まれたくなかったって思ったのであって、殺意や憎悪を感じなければ、本当の私はどう思ったのだろう・・・。生きる事を本当は望んでいたのかもしれない。だって生きたい!!と絶対言ってはいけなかったのだから。言えなかったのだから。この母親はダメだと思い諦めて「産まれたくない」と思ったんだろう。生きたい私は、諦めて死を選んだんだろう。

<生を諦めた(死を選んだ)のに生かされたことへの怒り:死が怖いのに死を望む人生>
母は私を妊娠中切迫早産になり入院し、その後は予定日を1週間以上すぎても私は粘り、お腹の中に留まり、挙げ句の果て心拍が弱くなったと言われ帝王切開で産まれた。全く私の思いを無視した事だ。せっかく生きる事を諦めたというのに。生きる事になってしまた・・・。産まれてくる事まで従ってしまった・・・。従わざるおえなかった・・・。帝王切開なんだから。そう思うとガッカリするし、無性に腹が立つ。納得した。この怒り。死が怖いのに死を望む人生・・・。納得した。
自分の生に怒り、自分が生きる事を諦めてたのに死ねなかった死に対して怒り、母に怒り、母のプレゼントに怒り、母にプレゼントした祖母に怒り、そして、娘に怒り、娘を育てられない事に怒り、母の子育てについて怒り・・・怒り、怒りのオンパレードで生きてきた。

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138 本音だな、ウーン ー重いブログなので簡単に<いいね>は押せないな

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今日はアコールのHPを作ってくれた業者のYさんとHPを広める勉強会をしました。

Yさんは毎日ブログを書いているので凄いですね、と言ってくれました。ブログの内容が一般的には「難しいですかね〜」と聞いてみた。Yさんの表情は『そうですね』だった。更に、HPの順位を上げる相談で、ブログやFacebookに<いいね>が「あると良いな」と言ったら、Yさんから、重いブログなので私でも簡単に<いいね>は「押せないな」と言われました。本音だな、ウーン、と唸りました。内容をとるか順位をとるか・・・・。

 

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137 事実を事実として観入るー倫理や道徳の問題ではない

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母親は自分の命を育ててくれた。生の大恩の人という側面を持つ。その母親への憎悪が自分の中にあることを隠さずに直視できるには、大きなエネルギーがいる。逃げるような人生を送っていては湧いてこない。その大きなエネルギーは、さらに奥へ向かう。母親への憎悪の奥にひかえている、自分自身への憎悪や死へ向かう。生と死が間近に肩を並べるところへ向かう。そのことは事実。深く観る人はそこへ行く。好き嫌いの問題ではない。倫理や道徳の問題ではない。人間生命の事実。私たちにできることはただ一つ。事実を事実として観入ることだけ。事実かどうかを感じるアンテナを張っていれば迷わない。奥深い人間味のある人になる。

 

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134 怒りは生のエネルギー死のエネルギーはどこ?

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怒りは生きようとする生のエネルギー。怒りが大きいという事は、周囲は迷惑かも知れない。自分自身も何とかしたいと悩むかもしれない。しかし、エネルギーが大きいということは有利。自分の問題を突破するエネルギーになる。このエネルギーは、やがて、自分が抱える母親へのアンビバレンツを見抜くことに使われる。母親への愛着(生)と殺意(死)。大きなエネルギーで両方が十分に扱われ深く洞察され、そうして初めて統合が起きる。起きないとすれば、どちらかが、あるいは両方が、不十分、深さが足りない可能性。何がブロックしているのか探るのは役立つ。

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133 母の“嘘つき”への怒り3/4その4ーだったら殺せ

母や自分の正体が知りたい3/4その4

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<母の“嘘つき”への怒り>
なんで、欲しくもないプレゼントをされた挙句、私にまで殺意や憎悪などで圧力をかけてくるんだ!!私は全く関係のない事なのに!!一緒にするな!!と。母がガッチリ蓋をして隠してきた事に物凄く怒っている。“嘘つき”と。
私がまだ赤ちゃんの頃、泣き止まなかった為、母の胸に顔を押さえつけた事を聞いた。切迫早産の事も聞いた。子宮が収縮しお腹の中の私は苦しかっただろう。だから私は死の恐怖がくると溺れるような、苦しくて必死に息をする感覚に陥るのだ。そして、心臓がドキドキしパニックになるのだ。納得した。母の殺意を感じていた。中途半端な事なんかしないで、だったら殺せ!!と怒ったんだろう。
<愛情(生きる)が受け入れられないことへの怒り>
こんな嘘つきな母親に私は愛情を求め、愛情が欲しいからずっと必死に母に従ってきた。表面では反発する事もあったが、その度に受け入れてくれない事に心では大きく傷ついてきた。必死で愛情を探し、愛情を求めてきたのは私が生きる為だった。悔しいけど本当に悔しいけど生きる為だった。生きたい!!と言う時のあの怒りも納得できる。私は生きてやってるんだ!!

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132 世代間伝達2つの受け止め方ーだから私に罪は無いor私で断ち切りたい。

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親から子育て中に受けた私たちの心の傷は、癒されないままでいると知らないうちに、私たちの子供に伝わる。そうして代々と伝わる。世代間伝達。そのことに気付いたとき、呆然としたり、しまったと思ったり。2つの受け止め方。180度逆方向の受け止め方。
(1)だから、私に罪は無い。罪があるのは母、祖母、曾祖母・・・、世代間伝達の上流側。上流側全員の罪を無垢な赤ん坊だった私一人に押し付けられてはかなわない。どうして私に何か罪のようなものがあるの。それどころか私は、上流側全員の罪悪を一人かぶった被害者だ。とてもとてもひどい目に会った。今も不幸だ。抜け出せない。子供にはわるいが、助けて欲しいのは私の方。傷を観なさいなんてほんとうは言ってほしくない。辛すぎる。優しくしてほしい。母は傷に気が付きたくない。祖母も自省的ではなかった。きっと曾祖母もそうだろう。そんな大勢に私一人ではかなわない。私にだけ言わないで。この苦しさから逃れたい。楽になりたい。
(2)この傷の責任は母、祖母、曾祖母・・にあるのだろう。しかし私は逃げずに自身の傷の深さを観た。この傷は私のもの。誰のものでもない。傷の深さは私自身の人間性の深さ。目もくらむような深さ。その深さを通して、はじめて、私の子供の傷を観ることができる。やってしまったことに愕然とする。悲しみがあふれる。愛おしさがあふれる。私で世代間伝達を断ち切りたい。エンドレスチェーンの中の私という鎖駒を断ち切って自由になりたい。カラクリをすべて見抜きたい。私の子供の子供(孫)もひ孫も、子孫営々と不幸になってしまうのもいやだ。それより何より私が本当に自由になりたい。

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131 私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード3/4その3

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<<私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード>>
母や自分の正体が知りたい3/4
<知りたくない・でも知りたい!>
私は、「正体」を知りたいと思った。しかし、やり始めた途端、腰が引けた。
自分の正体も母の正体も知って良いものかと思った。代々受け継がれてきて、皆んな必死に隠し、ガッチリ蓋をし守って生きて、蓋をしたまま死んでいったのだから。その人達を裏切るような、そして、自分の正体なんか知りたくない感覚に陥った。逃げだ。怖かった。寒かった。頭が痛かった。でも、知りたい!!この知りたい!!を、とにかく味方につけて探ろうと思った。
<何層もの怒り>
私の怒りは何層にも分かれている。(1)まずは思い出せる浅い怒り。ここの怒りを知るまでに、物凄く時間が掛かったのだから、浅くはないのカモしれないが、表面のような怒り。それは母が私を認めてくれない感じや、拒否などの怒り。これは、思い出せる怒り。子供を愛せない怒り。(2)そして、娘への憎悪や怒り。この辺までは、なんとなく自覚してきている事だし比較的自分でも分かりやすい怒りだ。(3)だが、怖い程の怒り・・・本当に怖かったのは、本当に思い出したくもなく、隠していたかった事。母が私に対して殺意があり、私を邪魔にし、恐怖や怒りを無意識で植え付けてきた事。この、恐怖や怒りは、私自身を従わせる事の圧力でもあるが、母自身の恐怖や怒りも一緒に私にプレゼントした。欲しくもないプレゼントを。私は、その事に怒っていた。母自身の元々ある殺意や憎悪や怒りや恐怖、そして、私達子供に対する殺意や憎悪や怒りや恐怖がゴッチャになって私や弟を子育てしただろう。

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130 母と同じ道ー自分の悲しみをそこそこにしか見てなかった

IMG_6567セッションから後、雑念に負けず、毎日30分瞑想している。

 

自分を見つめ、分かってくればくるほど、まるで、狂った人の人生のよう。私の人生をこれ以上狂わしたくない。

ブログも毎日チェックしている。自分を見つめる視点が変わるので役だつ。

自分の悲しみをそこそこにしか見てなかった。だから母と同じ道を歩いてるんだ。分かってみればシンプルな事。

それを分からないようにしなければならない、隠さなければならないほど、まだまだ深い悲しみがあるんだな・・・。

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127 子としての傷と母親としての鈍感さとー生かそうが殺そうが私の自由

 

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私たちは、母が自分の妊娠を望んでいなかったことに非常に大きく傷ついてしまう。その傷が自分の人生に、陰で大きく影響していたことにも気が付く。とても大きな傷。大きな痛み。

ところが私たちは、反対に、自分が母親として子供を身ごもり、自分のお腹の中にいるときに、「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れていることもある。傷の大きさとこの鈍感さとは、どのように両立するのか。唖然とする。
母はどこかで思う。私の血と肉とで無から胎児を育て上げ、自分の命をかけるような出産をし、乳を与え、おしめをして一人前にする過程は、子供と母の1対1の関係であり、余人を一切受け入れない。全くの私的な出来事。私の子の髪の毛一本すべて私のもの。可愛いと思えれば命を張って生かす。躊躇なく自分の命を差し出す。が、可愛いと思えなければ、指一本動かすことでこの世から消し去ることができる弱い存在。生かそうが殺そうが私の自由。子の生死は私のもの。
思うに、お腹の中は無から生が生じるところ。死と生が出会うところ。おそらく、私たちは、事の全体を生と死からとらえることが必要。

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125 ”ほんとうにやってしまったんだ!”ー子育ての失敗

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子育ての失敗で、被害者であることを実感することは、とても大切。ところがひとによって違う。そこそこで終わるひと。しっかりと実感するひと。
被害者であることを「そこそこに」実感すれば、自分が加害者であることの罪は比較して軽くなる。自分が真の加害者であるということまで届かなくできる。そうすれば自分を守ることができる。自分が苦しまなくて済む。
”だってアタシだって愛情をもらってないんだから!”
”アタシの母親だって愛情もらってなかったんだから母親を恨むのはコンナトコで許しといてあげるわ!”
他方、「徹底して」被害者であることを味わうことは、自分が被害者として受けた心の傷の痛さを逃げずに観ること。辛く苦しい。そこから逃げずにいると、子供への本当の共感が手に入る。つまり初めて真の加害者となる。
”ほんとうにやってしまったんだ!”
自分が加害者であったことを真にわからなければ、どうして子供への本当の愛情が湧いてくるのだろう。本当の愛情が湧いてこないのであれば、それは十分には観ていない。

 

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124 隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者ー精いっぱい育てたのにうまく育たない

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隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者の両面
子供の問題でやってくる女性は、被害者と加害者の両面の間に挟まれて苦しむ。その女性は、自分自身が、子供としては被害者。大人としては、自身が産んで育てた子供に対して加害者。被害者と加害者の両面を持つ。しかし、これらは本当には認識されていない。隠される。
まず、心の表面では、自分の子供をうまく育てられなかった自責の念がある。外見的には加害者意識。しかし、これは本物ではない。

すぐ下には、精いっぱい育てたのに、うまく育たないで、家庭内暴力に走ったり、閉じこもったりする子供によってひどい目に会っているという被害者意識がある。この被害者意識のほうが、より本物。
だが、まだ、不正確。正確には、自分自身が愛されずに育ち、産んだ子供に十分に愛情がいかない心の状況に置かれ、にもかかわらず懸命に努力したのに、その努力は認めてもらえず、逆に子供にひどい目にあったという被害者の面。愛情が貰えなかったのは私の方こそ被害者、なのに加害者にされるということ。より深い被害者意識。
この深い被害者意識は、意識の下に隠されていることが多い。これを明らかにし、自分自身が愛されずに育った傷と向き合い、再体験し、実感することで、やがて彼女は、自分の子供が同じように受けた傷の痛みを、はじめて実感できる。そうして、加害者としての意識も本物になる。真の被害者と加害者の両方があらわになる。全体の事情がはっきりする。
本当に全体がわかってくると、子育てがうまくいくには、その女性が愛されて育ってなければいけないこと、その女性自身が望む妊娠をすべきであること、その女性自身が望む子育てをすべきことが必要であることが、実感としてわかる。その実感とともに、成長をとげる。

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123 母、自分、娘の似ているところ 3/4 ー子供に対する憎悪&好きなようにしたい

(母や自分の正体が知りたい3/4)

母や自分の正体を知るために、母、自分、娘の似ているところを思い出してみる。

<<母と自分の似ている所>>

<恐怖とその後の優しさで子供を従わせる>

子供を脅して子供を自分の思うように恐怖で従わせる。感情に任せて子供に怒る。怒りが止まらない。態度で脅す。今、怒ってるんだアピールをする。ため息とか物に八つ当たりとか、する。子供が、怒ってるアピールに反応すると、少し満足する。でも子供に悪かった…という気持ちと、子供が自分に従ったこと、自分のいいなりになったことで、優しくなる。脅しのアピールという苦いのと、その後の優しくなるという甘いのを使い分ける感じ。

<従わないとシャッターを下ろし見捨てる>

それでも従わないと、思い通りにならないと、「もう知らない‼︎」などと怒り、シャッターを下ろす。見捨てる。平気で見捨てられる。

<どうせ私なんか>

“どうせ私なんか”が口癖?心の中で(母と私は)お互いいつも思っている。そして母の祖母もそうらしい。

<子供に甘えたい>

無性に甘えたくなる時がある。子供に依存したい感じ。子供を触ってみたり、猫みたいに擦り寄る。

<便通の困難>

母は便秘症。私は下痢症。下で悩まされる…。

<隠している子供への殺意>

隠している事は、子供に対する殺意。怒り、憎悪、邪魔、私の好きなようにしたい、子供に振り回されたくない、子育て、人間育てなんて面倒臭い、なんで私が子供に付き合わされないといけないのか、とにかく子供を抑え込みたい。子供にこれでもか‼︎と恐怖を植え付けないと気がすまない。子供に恐怖を植え付けた上で、子供が私に依存しているのが分かると、シメシメと思い、思いっきり突き落とせる。

子供からの依存が鬱陶しく思う時もあれば、心地が良い時もある。自分も子供に依存したい時は心地よい。でも、いつ利用してやろうかと企む。子供を突き落とす気持ちよさはイジメに似てる。

<後悔>

子供を突き落した後で、やや後悔する。

<<自分と娘の似ているところ>>

<言いたいことが怖くて言えない>

母親の顔色を伺う。言いたい事が言えない。本当の気持ちが怖くて口に出せない。しっぺ返しが怖い。優しいと思ったら急に怒るからビクビクする。拒否される感じがいつもある。

<爆発的な怒り>

怒ると爆発的な力が出る(自分、娘)し、いつまでも納得できない為怒りが鎮まらない。私は玄関の扉にヒビを入れた。強く蹴ったつもりは全くなかったのだが。壁を殴ったり、物にやつ当たる。人にも当たり散らす。後輩を呼び出し脅す。夫を責め立てる。

娘も怒ると床を叩いたり、物を投げたりして物にやつ当たる。人(父、母、祖母)に当たり散らす。娘は母である私を噛む、叩く。

<自傷に走る>

怒ると自傷に走る。私は腕を切り、タバコを押し付ける。娘は自分の髪の毛を引っ張ったり、自分の頭を叩く。

<自分を閉じる>

自分を閉じる。怒っては引きこもる(閉じる)。

<親に甘えられてこられるとき>

親に甘えられてこられると無性に腹が立つ。でも、心地いい時もある。一緒にとろける感じ。私は、母にギューして〜みたいなオーラを出されたりすると、なんとなくフッと分かる。今ではなく昔からある。仕方なく触られておく時もあれば、心地良くて寝そうになる時もある。

私が娘の肩に寄りかかった時に、娘は避けたり、避けなかったり。撫でたり触ったりすると、娘はそのまま甘えてきたり、身を委ねる。でも、スルリと避ける時もある。

<他人を信用しない>

他人が怖い。信用なんて中々できない。というか、信用しない。とにかく我慢。ジッとしてる。周りを観察する。母を観察する。

<便通の困難>

私は下痢症。娘は便秘症。下で悩まされる

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118 快と不快ー正気の自分と狂気の自分

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本当に治りたいと思う自分もいる。正気の自分。ほんとに治ることで手に入るであろう快。セラピーを受ける仲間を見ていると進んでいく人がうらやましい。しかし、治るために受けるセラピーが、あまりつらい(不快な)ので、もうこのまま狂ってしまいたいと思う自分がいる。狂気の自分。狂ってしまうことで手に入る快。冷静に考えれば狂ってしまうことで手に入る快は本当の快ではない。しかし、いざ分かれ道に立つと、狂ってしまいたい、セラピーなど放り投げてしまいたいと思うことがある。そして、実際にやってしまう。誰も本人の意に反してまではケアできない。病気を専門に扱う精神科のカウンセリングでも、正気の自分が残っていない人は治療を断られることがあるらしい。ではいったい誰が面倒を見るのだろう(物理的肉体的な面倒の話ではない)。正気の自分を捨て去ってはいけない。束の間の快に誘われ、本当の快を求める自分を捨ててはいけない。

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114 思い出した殺意 2/2ー破壊的な怒り…恐い

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<一人娘である胎児への拒否>
その後、私が現在の一人娘を妊娠したと分かった時、それは、それは大喜びした。大喜びだったはずなのに、つわりに耐えられず泣き、旦那とのセックスも自分が満足するようにできず、“お前(娘である胎児)がいるからだ。お前がお腹にいるからだ。お前のせいだ。私が好きなように出来ないからお前なんかいらない”と思った。大きなお腹を押さえながら思った。そんな気持ちを誰にも言わなかった。
<死:恐怖と望み>
陣痛中、経過が順調で、助産師さんに「(お腹の子は)よく分かってる子ですね。」って褒められたが、全然嬉しくなかった。だって陣痛が痛すぎて陣痛室から飛び降りる事しか考えてなかった。そうやって死を避けている私が、死ぬ事が怖い私が、何かある度に“死”を考えていた。
<セッション:母への憎悪から胎児への憎悪>
娘の育児に行き詰まった。娘を自閉的にしてしまった。セッションを受けるようになった。セッションでは「母親に対する憎悪や怒りをやらなくてはいけない。」と言われ、母に対する憎悪や怒りを思い出していくうちに、フツフツと怒りが増すにつれ、娘が胎児だった時の娘に対する憎悪や怒りも蘇ってきた。
<可愛いという気持ちと殺意の同居>
ベビーブレスのセッション中で、娘が可愛くて、可愛くて、「大好き~」と抱きしめていたら、それがいつしか憎しみに変わり、それでも大好きという強い気持ちと憎しみで娘が潰れるまで、潰れても強く抱きしめたあの感覚を今でも忘れない。そう、きっと殺意だ。私の中にある殺意なんだと思った。
<娘の自閉は母からのもの>
娘は自閉的だ。娘の事を思うと本当に悔しい。お前(母親)のせいだ!!自分の感情のままに子供(私)を従わせ、子供(私)は絶対母親を裏切らない事を利用したんだから。母もきっと、どこかでその事を感じ知っていたんだろう。子供(私)は裏切らない、絶対裏切れないという事を。
私は、母に従わなければ、母に(感情の交流を)シャットダウンされた。その悲しみ。そのため私自身も自閉的になってしまった。そして育児をうまく行えなかった。私のために娘も自閉的になってしまった。
<今もある、言ってはいけないという気持ち、破壊的な怒り>
今でも、私は本当の気持ちを言ってはいけないという気持ちがある。“本当はどうしたいの?本当の気持ちは?大丈夫だから言ってごらん”と、悩んでいる時に自分に問うと今でも涙が出てくる。
本当の気持ちがいえないだけでなく、何で罪悪感もなく、なぜ堕胎ができたのか…。何でこの堕胎の話をあまりしなかったのか…と、瞑想をしながら、日々のご飯を作りながら探っている。
怒りは今も完全には消えていない。その破壊的な怒りと憎しみを出す事でどうなってしまうか…。恐い。本当に恐い。恐いけど、ここを探って味わっていかなければいけない!!と強く強く思った。娘の為にも。そして、自分自身を本当に知る為にも。

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110 探しても見つからない(?)「いい母親」(コンラット・ローレンツの実験)2/2ー幼い子供が汚れないまごころでつかんだもの

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探しても見つからない(?)「いい母親」    2/2

目の前にいる愚かな母親の中に「いい母親」を探すことは、無駄なことのように思える。

その無駄なことの中に何とか活路を見出し、妥協し、再び偽善の努力の中に戻ろうというようなことではない。
そうでは無い。そんな偽善は「いい母親」を探すということの意味を、見失っている。わなに落ちている。「いい母親」と言うのは、私たちが幼かった頃に<感じた>母親である。幼かった私たちは、無力であり、純真であり、どんな母親にでも、けなげに付いていく。その母親の庇護のもと、はじめて生きることができる。幼い子供の目に映る母親には、命を助けてくれる「いい母親」が存在する。主観的なものである。実際に「いい」ことが証明されうるというような客観的なものではない。

カルガモの[刷り込み]の実験(コンラット・ローレンツの実験)では、生まれたてのカルガモのひなが、初めて見た動くものを、母鳥と思い込む。例えば、風船やおもちゃの汽車を母鳥と思い込み、懸命に付いていく。その懸命さは、けなげで、本物の母親を慕うようで、見ているこちらの胸が痛くなる。主観的には風船は「いい母親」なのだ。すばやく盲目的に付いていくことで肉食獣から命を奪われる確率が減る。命そのもの。客観的には、風船は、ただのゴム膜と空気であり、いい母親などではありえない。そもそも母親でさえありえない。しかし、そのような客観性のことではない。

「いい母親」と言うのは主観的なもの。幼い子供の主観。思い出すために、表を通りがかりの若い人が押す乳母車の中の赤ちゃんの目を、覗き込んでほしい。「いい母親」は、私たち幼い子供が、汚れないまごころでつかんだもの。傷つく心をかえりみず懸命に受け入れたもの。天使のような純真さで手に入れたもの。現実の外の世界に存在する、できの悪い母親、悪意の母親の存在では否定されないもの。「いい母親」は幼い私たちの心の中に厳然として存在していた。今も心の中に存在する。私たち自身の命のようなもの。かけがえのないもの。

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106 娘の血のうんちーオムツを汚さない我慢の結果

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<血のうんち>
私の娘は酷い便秘症だ。まだ小学校2年生なのに、毎回血を出しながらうんちをする。その理由は、娘が赤ちゃんの時私はうつで朝起きられなかったため。朝起きようとすると体が動かず目眩もした。私の娘は、オムツをうんちまみれ、おしっこまみれの状態で、寝ている私のそばでジッとしていた。普通だったら気持ちが悪くて泣いているはずなのに泣かずにジッとしていた。娘は極限まで我慢した。その影響が未だに強い。
<シャットダウンする母>
私の母は昔から私の話を聞いてくれない。普通の会話はするが肝心な時に私が助けて欲しい時に母は、私に心のシャッターを下ろす。ガラガラと音を立てて威勢よく私をシャットダウンする。シャットダウンされる悲しみ。どうして私の事を分かってくれない‼私自身を丸ごと認めてくれない。受け入れてくれない。なんで‼なんで‼どうせ私なんか‼といつも心の中で思っていた。
<怒り、大好き、助けて欲しい>
物凄い怒りと母に対する憎悪がある。でも母親には言えない。言うのが怖い。受け入れてくれない母親に言えるはずがない。また私が無くなるだけだから。でも、そんな母親を私はずーっと求めていた。いや、そんな母親でも嫌いだと思っていた母親でも、私の大好きな大好きな母親を求めていた。私は母親に救い出して欲しかった。助けて欲しかった。
<子供の面倒を見られない、受け入れて、謝って、向き合って、絶望>
この可愛い子供の面倒を見られないという私を見て欲しかった。そして、子供の面倒を見られないという私を母親に認めてもらって丸ごと受け入れてほしかった。そして私を受け入れた後、謝ってほしかった。だって、私は何も悪くない。母親にとったら私は子供だ。子供の私が母親に求めて何が悪い‼甘えて何が悪い‼子供として当然の事だ。「私も母親にされてなかったから出来ない〜」なんて逃げないで子供の私と向き合って欲しかった。もっと母親は母自身の子育てで悩み苦しみもっと葛藤すればいい。お前のしてきた結果だろ。心のシャッターなんか下ろさず、子供を見られない私を母親の子供の私を文句も言わずにちゃんと見てほしかった。私はそんな母親に絶望しながら物凄く怒っていた。
<娘は私と一緒そして母親も>
そんな私のそばで、寝ている私のそばで、娘はオムツをうんちまみれ、おしっこまみれの状態でジッとしていた。ジッとしている間、怒りや悲しみ、絶望感、無力感などが娘の中でフツフツと湧いていたと思う。私が母親に感じている感情と一緒だ。いつしか娘は、オムツが濡れないように汚れないように自分で我慢をするようになったんだと思う。“私が我慢さえすればオムツが汚れない”と小さい小さい娘は思った。その我慢は私に対する物凄い怒り、憎悪になった。オムツがはずれた頃もおしっこも限界まで我慢した。うんちも出産のようにして「痛い〜」と泣きながらトイレでした。娘は、母親である私のせいで、怒りの塊を、絶望の塊を便秘という形で体に表す。私は娘の怒りや絶望、恐怖、悲しみを全身で、しっかりと心で受け止めていかなければいけない。「あなたのせいではないよ、ママの問題であなたを巻き込んでしまったね。本当にごめんね。」と。私は娘の母親なのだから‼‼ そして、こんな辛い思い、辛いうんちをするという行為が示す恐怖を、うんちが硬くなるまで我慢する程の怒りを、「私が(娘)苦しんでいるのを[しっかり見ろ‼お前のせいだろ‼]って、もっともっとママに怒って大丈夫だよ。あなたのせいではないんだから」としっかりと何回も何回も私は娘に伝えていかなければいけない。そして同じように母親も私に何回も何回も言ってほしい。“あなたのせいではないよ”という事を。

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105 ただならぬ深さを持つ悲しさー二つが一つであることが体感されるとき

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いい母親と悪い母親の二つが本当は一つであることには耐えられない。そして私たちは苦しみ「ぐちゃぐちゃ」(林)になる。二つが本当は一つと認識したくないので、そもそも、ものごとを統合できない分裂になる。二つが本当は一つという現実を認識したくないので、そもそも現実を逃れて妄想を起こす。二つのうち一つだけを採用して”元気”になり躁となる。いろいろなことが起きる。この「ぐちゃぐちゃ」の状況(妄想分裂ポジション(メラニークライン))は本来は未成長の赤ちゃんのもの。しかし大人の私たちの中にもある。私たちの中の未成長の赤ちゃんの名残。
機が熟して、この二つが一つであることがセッションの中で劇的に体感されるとき、その場には神聖な雰囲気さえ漂う。
劇的にではなく、二つが一つであることが徐々に体感されるときには、特徴的な出来事が起きる。深い深い静かな悲しみ(抑うつポジション(メラニークライン))。この悲しみが起きると居合わせた周囲のみんなが沈黙する。ただならぬ深さを持つ悲しさが周囲を支配し身じろぎも許さない。本人がこの悲しみに耐え、悲しみがなぜ起きているのかを観ることで、着実な成長が起きる。まるで透明な神様がその人の手をとって静々と導くように見える。

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104 「いい母親」を殺す。「大嫌いな母親」を抱きしめる。ー人の根源的なエネルギーが沸き起こる

2013-04-11 17.59.52

私たちの心の中で、母親のイメージには大きく分けて二つの方向がある。肯定と否定。例。一つ「母親はいい人でした。以上です」。もう一つ「母親は大嫌いでした。関わり合いたくありません」。愛憎のアンビバレンツ(両価性)のうち、一方だけが強調され、他方は捨て去られる。一つはいい母親。もう一つは悪い母親。そして二つが混じらないようにする。いい人の母親が、本当には自分に愛情を持っていなかったというようなことには耐えられないから。大嫌いな母親のはずなのに、逆に(どうしようもない現実の母親ではなく心の母親にではあるが)本当は今でも心から愛情を求めていることには耐えられないから。しかし残念なことに、このやり方はうまくいかない。捨て去られた他方が、知らないうちに裏口のドアから入ってきて、私たちを苦しめる。一生苦しむことになる。アコールでセッションを受け、抜けていく人たちは、この苦しみのカラクリを自力で見抜く。セッションのピークでは「いい母親」を殴り引き裂いて殺す。「大嫌いな母親」を慟哭しながら抱きしめる。人の根源的なエネルギーが沸き起こる。苦しみから抜けていく。成長する。

実は、このエネルギーは赤ちゃん時代のものらしい。メラニークラインによれば、おさない赤ちゃんは、もともと、ものごとを部分的に認識することしかできない。本来は一人の自分の母親を、はじめは、いい母親と悪い母親というふうに別々に認識する(「お乳をくれる良いおっぱいとお乳をくれない悪いおっぱい」)。しかし、健全な状況にある健康な赤ちゃんであれば、その部分的認識の状況はやがて克服される。いい母親と悪い母親の二つが本当は一つであると理解する(0歳から1歳の頃のできごとといわれる)。そして健康に成長していく。しかし「悪い母親」があまりにもひどかったり、赤ちゃんの感受性が高くて敏感なときには、本当は一つであることにはとても耐えられない。別々の認識状態にとどまる。ものごとを統合する力に欠けることになる。健康な成長が妨げられる。ひどいときには分裂(統合失調)になる。このメラニークラインの説は、特殊ではなく、クライン学派(英国では中心的な精神分析学派)として世界的に認められ受け継がれている。

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103 最大の鍵、最大の難関ー母親

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自分自身の母親との関係(母子2者関係)を見抜くのは大変難しい。フロイトでさえ難しかった。母親への愛着と殺意(愛憎のアンビバレント)の背後には、自分自身が生きるか死ぬか(生死のアンビバレント)が控えているから。だからこそ最大の鍵、最大の難関。宇宙船の中であろうとどこであろうと、逃げずに体感する人は、手に入れる。

 

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102 小此木啓吾のフロイト批判ー2者(母親)関係からフロイト自身が目をそらす

小此木

フロイトと同世代であった古沢平作の後継者として日本の精神分析学の代表者であったといえる人(故人)。古沢平作の「阿闍世(あじゃせ)コンプレックス」を受け継ぎ、同名の著書(共著)を出版している(創元社)。フロイトの説いたエディプスコンプレックスは、息子から見た父と母との3者関係の葛藤を解明するもので、似た話があるギリシャ悲劇の「エディプス王」から名前が付けられた。しかしベビーブレスで少し深く人の心が開かれると、そのような3者関係よりも、子供から見た母子の2者関係のほうが遥かに重い意味を持つ。フロイトが母子の2者関係をほとんど扱わなかったのは不思議としか言いようがない。「阿闍世コンプレックス」はそのような2者関係を解明するものである。国際的にも注目されている。生涯を通しフロイトに沿って研究してきた小此木啓吾は著書「阿闍世コンプレックス」の中で、そのことでフロイトを批判している。外国の研究文献を引用する形で、母子の2者関係を扱わなかったのは、その2者関係からフロイト自身が「目をそらす心の動き」を持っており「フロイトの防衛が働いていた」(「阿闍世コンプレックス」P55)と。フロイトのような人でも自分の母子関係を見破るのは大変だったということか。姉弟子に木田恵子。

 

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101 夢で死を願うも“死にたくない”ー生と死二つで一つ

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<死を願って宇宙船に乗る夢を見た>
私はあまり夢の事を覚えていない性質なのだが、つい最近の夢の事はしっかりと覚えている。その夢は、死にたいと強く願う者しか乗れない宇宙船がある。乗ったら最後地球には戻れない。そして燃料が切れたらそのまま死んでしまう。その中に知り合いの人も1人乗っていた。リーダーらしき人が、「死ぬ前に1人1人皆んなの前で挨拶をしましょう。」と言う。
<でも死をためらった、そして恐怖>
でも、私は死にたいと願い乗ったのに、ただの勢いで死ぬような気がして嫌だった。死にたくなかった。なぜなら、私は死ぬ事がとても怖かったからだ。物凄い恐怖だ。心臓がバクバクし、パニックになる。怖くて怖くてたまらなかった。何故私はこんなに死ぬ事が怖いんだろう。
<死を追い払う人生>
思えば、何故私はこんな風に死を追い払って生きたいんだろう。何故こんなに恐怖がくるのだろう。全く分からなかった。考えても考えても体調が悪くなるばかりだった。病院に行っても検査をしてもどこも悪くない。私は医者が馬鹿なんじゃないかと思った。こんなに辛い症状が出てるのに。何で分かってくれないんだ。どうして助けてくれないんだ。お願いだから助けて‼︎誰か助けて‼︎と思えば思うほど体調は悪くなっていく。そんな人生を歩んできた。
<隠れていた感情の爆発>
そんな時ベビーブレスで本当に初めて自分の感情が爆発できた。それまでもベビーブレスで、泣いたり、手が痛くなるぐらい物を叩いたりして、私は自分を分かっているような気でいた(もっともこの過程もとても大切な事だと後々分かるのだが…)。
そんな私が爆発した。
<実は母親がにぎる恐怖と救い>
なんと、爆発のきっかけとなったその言葉は「お母さ〜ん‼」だった。腹の底から母親を求めた。母親に助けて欲しかった。医者なんかじゃなく母親にどうしても助けて欲しかった。私は昔から母に対して心の中で思っていた事がある。どうして肝心な時に助けてくれない‼どうして私の事を分かってくれない‼どうして私自身を丸ごと認めてくれない。どうして受け入れてくれない。なんで‼なんで‼どうせ私なんか‼どうせ私なんかいなくてもいい。こんな事母親には直接言えない。言うのが怖い。言ったら殺されるかもしれない。はたまた、泣き叫ぶかもしれない。受け入れてくれない母親に言えるはずがない。また私が無くなるだけだから。そんな母親を私は求めた。いや、そんな母親でも嫌いだと思っていた母親でも、私の大好きな大好きな母親を求めていた。私のこの死の恐怖を母親に救い出して欲しかった。だって、私は何も悪くない。母親にとったら私は子供だ。こんな風に恐怖を植え付けたのは母親だ。
<初めて言えたら止まらない「生きたい」>
私は死にたくなかった。死ぬのが怖かった。生きたかった。どうしても生きたかった。でも、生きたい‼と言っては絶対いけなかった。心の蓋を開けてしまうようで、どうしても口に出して言えなかった。でも、私は自分を知りたかったから、私は自分自身を生きたかったから、決意して“生きたい”と口に出して言った。そしたら、なんと止まらない止まらない。この生きたい願望。どんどん口から、いや、お腹から、いや、全身から湧き出てくる。
<生きたいという物凄い怒り>
それが、いつしか怒りに変わった。怒りに満ちながら“生きたい”と叫んだ。でも、なんで生きたいという事にこれ程までに怒りがあるのが全く分からなかった。
夢の続きになるが、知らない人の前で、死にたくないという思いを挨拶の変わりに“寸劇”(セッションとして何度か行ったもの)をしたくなった。夢の中で「死にたくない‼私は生きたいんだ‼」と叫んでは暴れた。それは夢の中でも物凄い怒りだった。
<夢から覚めて素晴らしい>
その怒りのまま目が覚めた。心臓はバクバクしていた。夢の事を思い出しながら「あ〜私は怒りだけで生きているんだ。この底知れない怒りだけで生きているんだなぁ〜」と実感した素晴らしい夢だった。
<怒り=生きる糧>
この怒りのおかげで仕事も家事も暴走するようにできるのだから。この底知れない物凄い怒りに感謝をしないといけないなぁ〜と改めて感じた夢だった。この夢のおかげで、この底知れない怒りには、もちろん私自身の母親に対する怒り、そして、私の母親が母親自身の母(私の祖母)に対しての怒り、またまたその上の母に対する怒りが底知れない怒りとして、生きる糧として私の中にあるのかもしれない。
<代々の生と死、二つで一つ>
私のバックにいる代々の母親たち。私のバックは強い‼そのバックで傷ついた人達の怒りも、そして何をそれぞれの母親に感じ生きてきたのかを分からなければ、私は私の求めている場所へはいけない気がする。そのバックにいる人達の怒りも悲しみも絶望も無力感も生も死も全部私自身だと思うから。
私は生きたいばっかりだと、死はただ追いかけてくる恐怖でしかない。死にたいばかりだと、生きるという事が何の意味もなくただ苦しだけ。両方ともこんなに苦しくて辛い事はない。死があるからこそ生きている。生きているからこそ死がある。当たり前の自然現象なのだから。私は死は恐怖そのものではなく、怖いものでもなく、必ず待っていてくれるものだから、その死に向かって安心して私は私自身を生ききりたいと思う。

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100 原因がさぐれて楽しいー原因となっている子供時代

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昔は傷ついた自分を抑え込む感じがあった。ベビーブレスで解放されてきた。押え込み、抵抗、癖・・・というようなもの(言い方はいろいろ)がなくなっている。現在は同じブレス仲間と自分の癖をオープンに話せている。その癖が付くまでに、(幼い自分が)どれだけ傷ついてきたかと。ブレス仲間も同じように話す。そうするとお互いに(各自の癖や傷を)意識させられるから余計に自覚でき認識しやすい自分が出てきた。自覚や認識がないまま毎日を過ごしてしまうことが少ない。そして、何でこうするんだろうと(原因となっている)子供時代へと繋げていける。楽しい。

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99 木田恵子ー未生怨は珍しくない

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日本に精神分析を導入した古沢平作の愛弟子で、精神分析家(故人)。弟(おとうと)弟子に精神分析学者の小此木啓吾(故人)。彼女が行っていた分析的カウンセリングの中で、母に対する産まれる前からの殺意(未生怨)を出してみせるクライアントは珍しくないと述べていた。また、ご自身の息子さんの死は、自身が与えた小さい頃の心の傷が原因(固着点への退行が原因:著書でも言及)ではなかったか、ということであった。他人にも自分にも、歯に衣を着せぬ人だった。林や諸智も彼女のカウンセリングを受けた。アコールのブレスルームも見てもらったことがある。分かりやすい著書を何冊も出している。「0歳人、1歳人、2歳人」は諸智のお勧め。

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98 古沢平作の「阿闍世コンプレックス」ーむしろ普通

古沢2

日本に精神分析を導入した。フロイトと書簡のやり取りがあった。気難しいフロイトに珍しく「東洋の友」と親しく呼ばしめた。体内の自分の命を否定(堕胎など)しようとする母に対し、産まれる前から殺意(未生怨)をもつことがあり、これが究極の罪悪感を生む。命の大恩がある母親への殺意と罪悪感が相争い、根本的な葛藤となる。仏典に似たような話として「阿闍世(アジャセ)王」の物語があることから、阿闍世コンプレックスと名付けている。門下に、木田恵子や小此木啓吾(ともに故人)。

ベビーブレスでは胎児期と思われる記憶が蘇り未生怨や阿闍世コンプレックスの深みにまで到達するのは珍しいことではなく、むしろ普通である。

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