331 同化から自立へむかって

 

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始めはフローティングセラピーを受けた。(フローティングセラピーでは胎児期のときの気持ちや雰囲気を漠然と思い出す事はよくある。まれにはもっとはっきりと具体的な記憶が蘇ることもある。彼女の場合には、それが非常にはっきりとしていた。)フローティングセラピーで、母親は自分の妊娠を望んでいなかったことがハッキリしてた。父親が望むので、そのために生むことにした。この気づきが大きかった。今まで、妊婦さんを見ると気持ちが悪いと思っていた。そう思う自分は、体は30代なのにメンタル的には3歳の感じがした。妊婦さんを嫌う気持ちも妊娠を望まれなかったことに関係するかも。母の気持ちがそのまま自分の気持ちに影響しているのかも。謎がやや解けた気がする。

母親は私の自主性を認めず自分の分身のように育てた。同じ髪型、同じ体型でないと気に入ってもらえなかった。着るものも遊び道具も用意された。この遊びはしたくないと言うと母親は烈火のごとく怒った。殺されるなというくらいだった。私は幼く、受け入れ、母親から自立できず同化したままになった。同化した私は苦しんだ。母親と自分が違う人間だと気づくのに時間がかかり最近になってわかった。

でも母親も私と同じように苦しんだ。母親は放置されて育った。母親を理解しなければならないと思う。責められない。しかし母親のことを慮(おもんばか)っていると、自分のことができず、結局は自立できない。

母親から本当の愛情がもらえず、愛情不足に陥り、自立に必要な十分な愛情が手に入らず、そのために母親から自立できない。それが分かった。これをきっかけに自立の道を歩み始める事ができた。

私の中は2人に分かれている。母から自立しようとするM。母を理解しようとするK。今まではっきりせず苦しかった。MとKをはっきり認識することで楽になった。(将来は統合が期待される。)

ベビーブレスでは、今までの母と同化してきた私は死んだ。今までは死にたい気持ちがあったが、死にたいというのは母と同化している私。母じゃない自分は死にたくない。生きたい。ベビーブレスの最後の方で、楽しかった。無になれた。 

 

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