329似た迷路の突破方法

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遊園地にある迷路は迷うことが楽しい。心の迷路は迷わずに早く脱出したい。しかしこの2つの迷路は似ている。
出口があっちの方角だとわかっているからといって、そっちの方角へ行くと袋小路に入り迷ってしまう。そのように遊園地の迷路は意図されてできている。心の迷路もそれとそっくりである。ブログに正解が書いてあると思って、そっちの方向へショートカットしようと思うと、ただの理屈屋さんになってしまい、袋小路に閉じ込められて迷路からは出られない。
遊園地の迷路は必ず出口に到達する方法がある。迷路の壁を手で触りながら、手をけっして離さずに、どこまでもどこまでも、その向きでそのまま行くことである。手を離さなければ袋小路に入ってもUターンして戻ってこられる。同じ壁には2度と触らなくて済む。長い距離を行くことになるが、必ず出られる。
心の迷路もそれとそっくりである。心の迷路では自分に正直になることが1番。どこまでも自分に正直なまま居れば、その居場所の正体が納得でき、2度と同じ居場所にはいない。すべての居場所を経験すれば、2度と迷路のどんな居場所にもいない。そのとき出口に立っている。
ある人達が正直になり本音を言えば、自分の子供を絶対に手放したくない。子供が潰れようと、不登校が治らないままになろうと、絶対に手放したくない。それが本音。その本音をその通りに認識し話題にしセッションで扱うことが大切。そうするとその本音の奥には、その人達がそうせざるを得なかった心的事情がある。そのことが分かる。そうして迷路をさらに進むことができる。今度はその心的事情に正直になる。さらに進む。そのようにして、迷路の各居場所で十分に正直になれば、それらの居場所は完了する。2度と戻る必要はない。そうして出口に立つ。
そうではなく、正解は子供を手放し自立させることだから手放すべきだと自分に強いると、正直になれない。その不正直が同じ居場所に逆戻りさせる。出口に行こうとしても気がついたら、同じ居場所に居る。納得などどこにもない。迷路はさらに大きく底なしになる。そこが悩ましい。
また、別のある人達が正直になり本音を言えば、母親のからの愛情が絶対に欲しい。母親側の事情はどうでも構わない。絶対に欲しい。絶対にあきらめない。母親が死んでしまっても愛情は絶対にあきらめない。墓を掘り起こす。たとえこの身が気違いになろうとあきらめない。そのことを話題にしそのことをセッションで扱いその全ての理解を深める。とことんやって、これは何か変だぞと気が付くまであきらめない。気が付いたときにその居場所は完了する。十分に正直であったなら2度と戻る必要はない。これが本当の近道。距離は長いけれども早く迷路を脱出できる。このことが大切。そうして出口に立つ。
そうではなくて母親から自立することでしょうとやっても無理。それが出口への近道だと言っても無駄。気がついたら、同じ居場所に戻っている。納得などどこにもない。余計迷路に迷う。そこが悩みの種。

 

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