134 怒りは生のエネルギー死のエネルギーはどこ?

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怒りは生きようとする生のエネルギー。怒りが大きいという事は、周囲は迷惑かも知れない。自分自身も何とかしたいと悩むかもしれない。しかし、エネルギーが大きいということは有利。自分の問題を突破するエネルギーになる。このエネルギーは、やがて、自分が抱える母親へのアンビバレンツを見抜くことに使われる。母親への愛着(生)と殺意(死)。大きなエネルギーで両方が十分に扱われ深く洞察され、そうして初めて統合が起きる。起きないとすれば、どちらかが、あるいは両方が、不十分、深さが足りない可能性。何がブロックしているのか探るのは役立つ。

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133 母の“嘘つき”への怒り3/4その4ーだったら殺せ

母や自分の正体が知りたい3/4その4

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<母の“嘘つき”への怒り>
なんで、欲しくもないプレゼントをされた挙句、私にまで殺意や憎悪などで圧力をかけてくるんだ!!私は全く関係のない事なのに!!一緒にするな!!と。母がガッチリ蓋をして隠してきた事に物凄く怒っている。“嘘つき”と。
私がまだ赤ちゃんの頃、泣き止まなかった為、母の胸に顔を押さえつけた事を聞いた。切迫早産の事も聞いた。子宮が収縮しお腹の中の私は苦しかっただろう。だから私は死の恐怖がくると溺れるような、苦しくて必死に息をする感覚に陥るのだ。そして、心臓がドキドキしパニックになるのだ。納得した。母の殺意を感じていた。中途半端な事なんかしないで、だったら殺せ!!と怒ったんだろう。
<愛情(生きる)が受け入れられないことへの怒り>
こんな嘘つきな母親に私は愛情を求め、愛情が欲しいからずっと必死に母に従ってきた。表面では反発する事もあったが、その度に受け入れてくれない事に心では大きく傷ついてきた。必死で愛情を探し、愛情を求めてきたのは私が生きる為だった。悔しいけど本当に悔しいけど生きる為だった。生きたい!!と言う時のあの怒りも納得できる。私は生きてやってるんだ!!

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132 世代間伝達2つの受け止め方ーだから私に罪は無いor私で断ち切りたい。

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親から子育て中に受けた私たちの心の傷は、癒されないままでいると知らないうちに、私たちの子供に伝わる。そうして代々と伝わる。世代間伝達。そのことに気付いたとき、呆然としたり、しまったと思ったり。2つの受け止め方。180度逆方向の受け止め方。
(1)だから、私に罪は無い。罪があるのは母、祖母、曾祖母・・・、世代間伝達の上流側。上流側全員の罪を無垢な赤ん坊だった私一人に押し付けられてはかなわない。どうして私に何か罪のようなものがあるの。それどころか私は、上流側全員の罪悪を一人かぶった被害者だ。とてもとてもひどい目に会った。今も不幸だ。抜け出せない。子供にはわるいが、助けて欲しいのは私の方。傷を観なさいなんてほんとうは言ってほしくない。辛すぎる。優しくしてほしい。母は傷に気が付きたくない。祖母も自省的ではなかった。きっと曾祖母もそうだろう。そんな大勢に私一人ではかなわない。私にだけ言わないで。この苦しさから逃れたい。楽になりたい。
(2)この傷の責任は母、祖母、曾祖母・・にあるのだろう。しかし私は逃げずに自身の傷の深さを観た。この傷は私のもの。誰のものでもない。傷の深さは私自身の人間性の深さ。目もくらむような深さ。その深さを通して、はじめて、私の子供の傷を観ることができる。やってしまったことに愕然とする。悲しみがあふれる。愛おしさがあふれる。私で世代間伝達を断ち切りたい。エンドレスチェーンの中の私という鎖駒を断ち切って自由になりたい。カラクリをすべて見抜きたい。私の子供の子供(孫)もひ孫も、子孫営々と不幸になってしまうのもいやだ。それより何より私が本当に自由になりたい。

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131 私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード3/4その3

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<<私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード>>
母や自分の正体が知りたい3/4
<知りたくない・でも知りたい!>
私は、「正体」を知りたいと思った。しかし、やり始めた途端、腰が引けた。
自分の正体も母の正体も知って良いものかと思った。代々受け継がれてきて、皆んな必死に隠し、ガッチリ蓋をし守って生きて、蓋をしたまま死んでいったのだから。その人達を裏切るような、そして、自分の正体なんか知りたくない感覚に陥った。逃げだ。怖かった。寒かった。頭が痛かった。でも、知りたい!!この知りたい!!を、とにかく味方につけて探ろうと思った。
<何層もの怒り>
私の怒りは何層にも分かれている。(1)まずは思い出せる浅い怒り。ここの怒りを知るまでに、物凄く時間が掛かったのだから、浅くはないのカモしれないが、表面のような怒り。それは母が私を認めてくれない感じや、拒否などの怒り。これは、思い出せる怒り。子供を愛せない怒り。(2)そして、娘への憎悪や怒り。この辺までは、なんとなく自覚してきている事だし比較的自分でも分かりやすい怒りだ。(3)だが、怖い程の怒り・・・本当に怖かったのは、本当に思い出したくもなく、隠していたかった事。母が私に対して殺意があり、私を邪魔にし、恐怖や怒りを無意識で植え付けてきた事。この、恐怖や怒りは、私自身を従わせる事の圧力でもあるが、母自身の恐怖や怒りも一緒に私にプレゼントした。欲しくもないプレゼントを。私は、その事に怒っていた。母自身の元々ある殺意や憎悪や怒りや恐怖、そして、私達子供に対する殺意や憎悪や怒りや恐怖がゴッチャになって私や弟を子育てしただろう。

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130 母と同じ道ー自分の悲しみをそこそこにしか見てなかった

IMG_6567セッションから後、雑念に負けず、毎日30分瞑想している。

 

自分を見つめ、分かってくればくるほど、まるで、狂った人の人生のよう。私の人生をこれ以上狂わしたくない。

ブログも毎日チェックしている。自分を見つめる視点が変わるので役だつ。

自分の悲しみをそこそこにしか見てなかった。だから母と同じ道を歩いてるんだ。分かってみればシンプルな事。

それを分からないようにしなければならない、隠さなければならないほど、まだまだ深い悲しみがあるんだな・・・。

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129 封印されていた思い出ーお母さんのことが大好き

母のことは嫌いだった。母と自分と似ているところがあることにも耐えられないほどだった。セッションでは、嫌いな母の呪縛から逃れるのに必死だった。自分を解放するのに必死だった。解放は少しできるようになった。

しかし幼い頃の記憶が戻らなかった。現在の記憶にもトラブルがある。それでは本当の解放ではない。記憶から逃げたままだ。不満だった。

真剣に瞑想を始めた。記憶を取り戻す作業。ほんの少しずつ戻る記憶。IMG_6549

ある時、赤ちゃんの時にタライの中で母が優しくお湯をかけてくれたこと、思い出した。こんなに大事にされていても、さびしいという気持ち。そして、最近、お母さんのことが大好きで大好きで大好きで・・という思いが出てきた。涙がとまらなかった。

今夜も、また瞑想。

 

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128 行き詰ったときこそチャンス、行き詰まりを話題にする

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カウンセリングで、行き詰ったときこそ、チャンスのとき。今までフタがされ押し込められていた肝心なところに話が及び、いよいよ突破口が開くか、と思いきや、多くの場合そうはいかない。
その話には興味がない。そのことは関係ないと思う。なぜ関係ないのかは説明できない。後で考えるということにするが、ついに考えない。なぜか眠くなる。カウンセラーに否定的な評価をもらってしまう(認めてもらえない)のではないかと恐れ、本当には感情が伴わない話ばかりをする。頭が痛くなる。何も考えたくなくなる。吐き気がする。寒気がする。感情がなくなる。非常に小さい頃の親子関係の再現と思われるものが現れてきて、その関係が繰り返して表現されるため、まるで話が進まなくなる。わるい自己を憎むあまりに、憎むことにエネルギーが注がれ、話ができなくなる。
何とかして肝心な話にこぎ着け、かなり話ができたはずなのに、少し時間がたつと、思い出せなくなる。カウンセリングの部屋を出ると、あらかた忘れてしまう。カウンセリングの細かな記録を渡されるが、その後、読まない、見ない。その話には二度と触れない。
それらの現象が起きたときには「いよいよだ」と思い、あきらめない。肝心な話を再開するのが難しいのであれば、無理せず、それらの現象が起きていることを話題にする。どんな現象かを話題にする。その現象が過去の遠いところからやってきているのではないかと話題にする。

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127 子としての傷と母親としての鈍感さとー生かそうが殺そうが私の自由

 

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私たちは、母が自分の妊娠を望んでいなかったことに非常に大きく傷ついてしまう。その傷が自分の人生に、陰で大きく影響していたことにも気が付く。とても大きな傷。大きな痛み。

ところが私たちは、反対に、自分が母親として子供を身ごもり、自分のお腹の中にいるときに、「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れていることもある。傷の大きさとこの鈍感さとは、どのように両立するのか。唖然とする。
母はどこかで思う。私の血と肉とで無から胎児を育て上げ、自分の命をかけるような出産をし、乳を与え、おしめをして一人前にする過程は、子供と母の1対1の関係であり、余人を一切受け入れない。全くの私的な出来事。私の子の髪の毛一本すべて私のもの。可愛いと思えれば命を張って生かす。躊躇なく自分の命を差し出す。が、可愛いと思えなければ、指一本動かすことでこの世から消し去ることができる弱い存在。生かそうが殺そうが私の自由。子の生死は私のもの。
思うに、お腹の中は無から生が生じるところ。死と生が出会うところ。おそらく、私たちは、事の全体を生と死からとらえることが必要。

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126 ゴッチャゴッチャ! 3/4その2 ー知りたくない母と自分の正体

母や自分の正体が知りたい  3/4その2

母のことをかなりわかってきたと思うのに、それなのに、どうしても納得のいかない感じが残る。母の正体が不明な感じ。その感じに触れると、怒りがわく。激しい怒りに巻き込まれる。自分の怒りなのに本当の原因がわからない。自分の正体も不明。その怒りは娘にも大きな影響を与えてしまった。

正体を知りたいと思った。母と自分の正体。正体を知るために、母、自分、娘の3人の間で、似ているところを書き出した。思ったより、色々なことが似ていた。心の傷や怒り・・・。その似ている色々の全体を何度も読んでみれば、正体を知ることができるかもと・・・・・・。

ところが、ダメ。読んでみると、働くのは頭だけ。感覚、感情が空のような、そして色んな感情がグチャグチャのゴッチャゴチャな感じがするだけ。頭が痛くなり、寒くなる。心が、感情が全く付いていけない。知りたいのに、でも、知りたくないと揺れているんだと思う。逃げだ。

しかし、なんとか「知りたい!」という自分を味方につけて、もう少し深く深く探りたい。何回も何回も怖さや寒さなどを味わいたい。

母、自分、娘の似ているところを書き出したものを母にも見せたところ、母も、小学校低学年の頃カミソリで指を切った事を思い出した。その時何を思って、どういう感情でやったのかまでは分からないそうだ。でも、私は嬉しかった。自傷があった私と「一緒じゃん!」とさらに納得できた。

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125 ”ほんとうにやってしまったんだ!”ー子育ての失敗

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子育ての失敗で、被害者であることを実感することは、とても大切。ところがひとによって違う。そこそこで終わるひと。しっかりと実感するひと。
被害者であることを「そこそこに」実感すれば、自分が加害者であることの罪は比較して軽くなる。自分が真の加害者であるということまで届かなくできる。そうすれば自分を守ることができる。自分が苦しまなくて済む。
”だってアタシだって愛情をもらってないんだから!”
”アタシの母親だって愛情もらってなかったんだから母親を恨むのはコンナトコで許しといてあげるわ!”
他方、「徹底して」被害者であることを味わうことは、自分が被害者として受けた心の傷の痛さを逃げずに観ること。辛く苦しい。そこから逃げずにいると、子供への本当の共感が手に入る。つまり初めて真の加害者となる。
”ほんとうにやってしまったんだ!”
自分が加害者であったことを真にわからなければ、どうして子供への本当の愛情が湧いてくるのだろう。本当の愛情が湧いてこないのであれば、それは十分には観ていない。

 

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124 隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者ー精いっぱい育てたのにうまく育たない

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隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者の両面
子供の問題でやってくる女性は、被害者と加害者の両面の間に挟まれて苦しむ。その女性は、自分自身が、子供としては被害者。大人としては、自身が産んで育てた子供に対して加害者。被害者と加害者の両面を持つ。しかし、これらは本当には認識されていない。隠される。
まず、心の表面では、自分の子供をうまく育てられなかった自責の念がある。外見的には加害者意識。しかし、これは本物ではない。

すぐ下には、精いっぱい育てたのに、うまく育たないで、家庭内暴力に走ったり、閉じこもったりする子供によってひどい目に会っているという被害者意識がある。この被害者意識のほうが、より本物。
だが、まだ、不正確。正確には、自分自身が愛されずに育ち、産んだ子供に十分に愛情がいかない心の状況に置かれ、にもかかわらず懸命に努力したのに、その努力は認めてもらえず、逆に子供にひどい目にあったという被害者の面。愛情が貰えなかったのは私の方こそ被害者、なのに加害者にされるということ。より深い被害者意識。
この深い被害者意識は、意識の下に隠されていることが多い。これを明らかにし、自分自身が愛されずに育った傷と向き合い、再体験し、実感することで、やがて彼女は、自分の子供が同じように受けた傷の痛みを、はじめて実感できる。そうして、加害者としての意識も本物になる。真の被害者と加害者の両方があらわになる。全体の事情がはっきりする。
本当に全体がわかってくると、子育てがうまくいくには、その女性が愛されて育ってなければいけないこと、その女性自身が望む妊娠をすべきであること、その女性自身が望む子育てをすべきことが必要であることが、実感としてわかる。その実感とともに、成長をとげる。

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123 母、自分、娘の似ているところ 3/4 ー子供に対する憎悪&好きなようにしたい

(母や自分の正体が知りたい3/4)

母や自分の正体を知るために、母、自分、娘の似ているところを思い出してみる。

<<母と自分の似ている所>>

<恐怖とその後の優しさで子供を従わせる>

子供を脅して子供を自分の思うように恐怖で従わせる。感情に任せて子供に怒る。怒りが止まらない。態度で脅す。今、怒ってるんだアピールをする。ため息とか物に八つ当たりとか、する。子供が、怒ってるアピールに反応すると、少し満足する。でも子供に悪かった…という気持ちと、子供が自分に従ったこと、自分のいいなりになったことで、優しくなる。脅しのアピールという苦いのと、その後の優しくなるという甘いのを使い分ける感じ。

<従わないとシャッターを下ろし見捨てる>

それでも従わないと、思い通りにならないと、「もう知らない‼︎」などと怒り、シャッターを下ろす。見捨てる。平気で見捨てられる。

<どうせ私なんか>

“どうせ私なんか”が口癖?心の中で(母と私は)お互いいつも思っている。そして母の祖母もそうらしい。

<子供に甘えたい>

無性に甘えたくなる時がある。子供に依存したい感じ。子供を触ってみたり、猫みたいに擦り寄る。

<便通の困難>

母は便秘症。私は下痢症。下で悩まされる…。

<隠している子供への殺意>

隠している事は、子供に対する殺意。怒り、憎悪、邪魔、私の好きなようにしたい、子供に振り回されたくない、子育て、人間育てなんて面倒臭い、なんで私が子供に付き合わされないといけないのか、とにかく子供を抑え込みたい。子供にこれでもか‼︎と恐怖を植え付けないと気がすまない。子供に恐怖を植え付けた上で、子供が私に依存しているのが分かると、シメシメと思い、思いっきり突き落とせる。

子供からの依存が鬱陶しく思う時もあれば、心地が良い時もある。自分も子供に依存したい時は心地よい。でも、いつ利用してやろうかと企む。子供を突き落とす気持ちよさはイジメに似てる。

<後悔>

子供を突き落した後で、やや後悔する。

<<自分と娘の似ているところ>>

<言いたいことが怖くて言えない>

母親の顔色を伺う。言いたい事が言えない。本当の気持ちが怖くて口に出せない。しっぺ返しが怖い。優しいと思ったら急に怒るからビクビクする。拒否される感じがいつもある。

<爆発的な怒り>

怒ると爆発的な力が出る(自分、娘)し、いつまでも納得できない為怒りが鎮まらない。私は玄関の扉にヒビを入れた。強く蹴ったつもりは全くなかったのだが。壁を殴ったり、物にやつ当たる。人にも当たり散らす。後輩を呼び出し脅す。夫を責め立てる。

娘も怒ると床を叩いたり、物を投げたりして物にやつ当たる。人(父、母、祖母)に当たり散らす。娘は母である私を噛む、叩く。

<自傷に走る>

怒ると自傷に走る。私は腕を切り、タバコを押し付ける。娘は自分の髪の毛を引っ張ったり、自分の頭を叩く。

<自分を閉じる>

自分を閉じる。怒っては引きこもる(閉じる)。

<親に甘えられてこられるとき>

親に甘えられてこられると無性に腹が立つ。でも、心地いい時もある。一緒にとろける感じ。私は、母にギューして〜みたいなオーラを出されたりすると、なんとなくフッと分かる。今ではなく昔からある。仕方なく触られておく時もあれば、心地良くて寝そうになる時もある。

私が娘の肩に寄りかかった時に、娘は避けたり、避けなかったり。撫でたり触ったりすると、娘はそのまま甘えてきたり、身を委ねる。でも、スルリと避ける時もある。

<他人を信用しない>

他人が怖い。信用なんて中々できない。というか、信用しない。とにかく我慢。ジッとしてる。周りを観察する。母を観察する。

<便通の困難>

私は下痢症。娘は便秘症。下で悩まされる

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122 怒りや恐怖をプレゼント 2/4 ー怒っても怒っても手が届かない

(母や自分の正体が知りたい2/4)

私は、母や自分の正体が知りたい。母と私は似ている。母から私は怒りや恐怖を「プレゼント」された。私がこの世に生まれる前から、既に母が持っていた怒りや恐怖。既に持っていたものを、もらったので「プレゼント」。怒りや恐怖は私へ頑固に植え付けられた。そして、おそらく私から娘へも同じものを「プレゼント」してしまった。

私の怒りは、娘に向かうだけではなく、お返しとして母へ向かった。今も残り火のように心の奥にくすぶる。私だけの怒りではない。なにか私が存在する前の小さい母が見える…。私の怒りは、母から私が直接被害にあったものへとは別に、母が被害を受け、その結果、母から私へ間接被害=「プレゼント」されたものへ、向かう。母が果たせなかった母自身の怒り。母自身が怒るべき怒りを、私へたらい回しにされ、怒っても怒っても手が届かないようなもどかしさ。何もかも払うような、何もかもぶっ壊したい衝動にかられる。

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121 母や自分の正体が知りたい1/4ーでも知らぬ間により激しい怒りに

私は自分の激しい怒りを正面から扱えるようになった。同時に、その原因を作ったであろう母自身への理解もかなり進んだ。しかし、今一つ納得できない。深い部分が不明なままだ。母をさらに深く理解しようとすると、知らぬ間に怒りが舞い上がり、自分と母の境界が見えなくなる。より激しい怒りに巻き込まれてしまい、訳が分からなくなる。

************

〇私は母と話をしている時に思う事がある。母が私と話している時にちょっと機嫌が悪くなったり、ツッパる感じがある時に、母の中に小さい小さい子供を見る時がある。そうすると、母が物凄く可愛らしく感じる。まるで子供が駄々をこねたり、認めて欲しい‼︎と訴えているかのようだ。母にもある傷ついた子供時代、胎児の頃。

〇私にもある傷ついた子供時代、胎児の頃。私の娘も今現在子供時代を生きている。それぞれに色んな事を感じ、傷ついたり、自分を抑えたり、こんなに頑張ってるよ‼︎って母親に訴えて褒めてほしかったり、認めて欲しかったり。やっぱり無理か…と諦めては絶望し、怒り、でも母に従わないと恐いから、どうせ私なんか…と自分を閉じる。そんな子供時代に、さらには胎児の頃に感じてきた様々な事が奥の方に追いやられ、ガッチリ蓋をして自分を守ってきた。

〇思春期になり、大人になるにつれ子育てをしていく内に様々な弊害がおきてきた。とにかく生きにくい。はたから見れば、何とも取っ付きにくい恐い人だろう、なんか変な人と思われているだろう。そんな私と母だが、可愛い可愛い小さい小さい私がいる。可愛い可愛い小さい小さい子供時代の母がいる。可愛い可愛い小さい小さい娘がいる。

〇そんな可愛くて小さい私が捻くれると自分でも自分が分からなくなる。だってどうして良いのか、自分が本当はどうしたいのか分からなくなる。そんな可愛くて小さい母の子供時代が顔を覗かせると、まぁ大変。捻くれるは、怒るは、我が強くなる。私もですが…。でも、そんな子供時代の自分がそして母が、大人になってる今よりもずっとずっとずーっと素直で、真っ直ぐに色んな事を分かってるんだろうなぁ〜と思う。だから、子供時代の母の顔がチラッと覗くと「もぉ〜素直なんだから」と母が可愛らしく思えるのかもしれない。

〇でも、今の私はまだ母を許せない。頭では母も傷つきすぎた、色んな感情が複雑に入り混じってる、母の防衛で心のシャッターを閉める事は頭では分かってる。頭では。母も傷ついたまま複雑に感情が入り混じってる中で必死に自分を防衛しながら一生懸命子育てをしてくれた事を、私自身が体感し、でも違うだろ‼︎と母に怒り、爆発し、何もかもぶっ壊して子供時代の私が納得し、自分の正体を、母の正体を理解しないと素直に心から許す事はできないだろう。

〇許すという言葉とは違うのかもしれない。心から本当に心から母に共感するのかもしれない。どんな事にもビクともしない強さかもしれない。正直まだ全然分からない。全然分からないけど、でも、これを手に入れたらきっと最強の素晴らしい武器になるような気がする。娘にも母として、私に散々私の感情に振り回され傷ついてきた事も隠す事なく真っ直ぐに娘に話せると思う。そして素直に心から娘に謝れると思う。娘の生を心から受け入れ、たくさんの愛情で色んな事を教えられると思う。恐怖や怒りなどをプレゼントするのではなく、この最強の素晴らしい武器を娘にプレゼントできるのかもしれないと思った。やっぱり母を諦めたらダメなんだ。自分を諦めたらダメなんだ。大人の私が勝手に納得する事ではなかった。大人の私が分かった気でいる事ではなかった。小さい私の存在を忘れてはいけなかった。母をそして私自身の何もかもを絶対諦めない‼︎と心に誓った。

 

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120 愛情か自立かーセラピストからの「愛情」を目的とし自立できない

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愛情か自立か
意識はしないものの、セラピストから愛情がもらえるので、そのために、セラピーを受け続けることがある。はじめから、愛情がもらえるので、それを目的に、セラピーを受けようと思った。残念なことに、そもそも愛情がもらえなければセラピーなど受けなかったであろう。そのための微かな効果も確かにあった。

しかし、いつかは自立しなければならない。自立のないセラピーなど、そもそも意味がない。自立には苦痛が伴う。もはや「愛情」がもらえなくなる。転移(セラピストへの愛着や憎悪)も逆転移(セラピストからの愛着や憎悪)も起きる。セラピーが本物であるためには必要不可欠なこと。これを避けずに、客観視して、通過することは健康な親子の関係に似ている。客観視して自立し、おそまつな「愛情」は不要になる。

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119 「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れているーそう思われていたことも忘れている

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自分自身の子供を堕胎した事実さえ忘れていることがある。記憶にないことがある。悪人だからではなく、それに耐えられないからである。生まれて今は立派に(肉体的には)育った子供も、その子供が自分のお腹の中にいるときに、「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れていることもある。
一方で、ベビーブレスなどで、心の傷の深い部分に入って行った際に、母親が自分の妊娠を望んでいなかったことをに気がつき、今まで自分を苦しめていた傷として納得し、その傷の大きさに圧倒されることがある。
後者の重大さを体験することは起きやすい。しかし、前者のことの重大さに気が付くことは、起きにくい。まるで他人事である。2つには大きな大きなアンバランスがある。被害者としての傷の大きさには耐えられても、加害者としての罪の意識には耐えられないのかもしれない。だからまず、自分の心の傷を徹底してやる。そして、阿闍世コンプレックスの重大さを十分に理解する必要がある。

 

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118 快と不快ー正気の自分と狂気の自分

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本当に治りたいと思う自分もいる。正気の自分。ほんとに治ることで手に入るであろう快。セラピーを受ける仲間を見ていると進んでいく人がうらやましい。しかし、治るために受けるセラピーが、あまりつらい(不快な)ので、もうこのまま狂ってしまいたいと思う自分がいる。狂気の自分。狂ってしまうことで手に入る快。冷静に考えれば狂ってしまうことで手に入る快は本当の快ではない。しかし、いざ分かれ道に立つと、狂ってしまいたい、セラピーなど放り投げてしまいたいと思うことがある。そして、実際にやってしまう。誰も本人の意に反してまではケアできない。病気を専門に扱う精神科のカウンセリングでも、正気の自分が残っていない人は治療を断られることがあるらしい。ではいったい誰が面倒を見るのだろう(物理的肉体的な面倒の話ではない)。正気の自分を捨て去ってはいけない。束の間の快に誘われ、本当の快を求める自分を捨ててはいけない。

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117 甘えは突破口ー甘えるトレ-ニング

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甘えは大きな突破口になる。甘えることは思ったより難しい。甘えることは自分を裸にすること。無防備にすること。恐怖が来る。「いい母親」に甘えようとしても、すぐそばには「わるい母親」がいる。心を無防備にした瞬間に、バシッとやられる怖さ。人によっては死の恐怖に近い。勇気を出してこころから甘えることができたとき、「いい母親」と「わるい母親」は統合され、統合からくる真の恐怖が克服できる。
対象を選んで甘えるトレーニングをする。優しい順に。
犬や猫などのペット:例えばペットと同じ床に寝転んでペットに触ってみる、抱っこしてみる。ペットの方が積極的なので甘え方のヒントになる。
子供たちのうち、自分と仲の良い子供:自分がペットになったような気持ちで子供に膝枕してみる。肩に頭を載せてみる。口に食べ物を入れてもらう。
苦手な子供:仲の良い子供と同じようにやってみる。
夫:子供と同じようにやってみる。
母親:最後の仕上げ。

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116 甘えられるようになった:あたたかい

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私は母親に甘えることができなかった。物心ついた時から、駄々をこねたり、わがままを言ったり、泣き言をいうことができなかった。ずっと肩肘を張って生きてきた。弱音を吐いたらいけないと思っていた。
思えば、頼りなくて、いつも不安を抱えていて、劣等感の塊のような母だった。兄が問題を起こすようになった。余計に私は良い子でいるしかなかった。私まで困らせるわけにはいかなかった。小学生の時から母親の愚痴を聞くことが私の役割になった。
山中湖で寸劇(セッション)をした。駄々をこねて、わがままを言った。ひどいことを言っても受け入れてほしいとお願いした。気持ちが良かった。良い子から解放されたようで、涙がとまらなかった。
それ以降、高校生の娘に甘えられるようになった。「もう疲れちゃった!」「もう無理」と言って娘に抱きつく。くっつきに行く。娘は無言で優しく撫でてくれる。すっかり調子にのって、くっつきにいくのが日課になった。<またか>と娘は思いながらも優しく受け入れてくれる。あたたかい。

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115 世代間伝達とそれを越えてー死と生が仲良く

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<世代間伝達>
セッションが進むといつも間にか取り組むことになるのが、世代間伝達。
私たちの心の悩みが、母、私、娘へと伝達されているということを観抜くようになる。例えば、心の中にある自閉、恐怖、殺意などのことは、母、私、娘に似たものが同じようにあるのではないかと気が付く。そして母、私、娘の順に伝わっているのではないか、と。さらに、(例として)自閉、恐怖、殺意は互いに関係があるのではないか、と。
<実際の体感>
はじめからは、分かりにくい。多くの場合、はじめの段階は純粋な怒りや恐怖を体験する。誰に対する怒りか、何に対する恐怖とかは、出ないことが多い。
そのうちに対象がはっきりしてくる。特に母親が重要で中心的なのが分かってくる。さらに、母親から被害を受けたことがセッションの中心となる。対象は母親で私たちは被害者である。いよいよ重要な段階になる。この段階が勇気をもって十分に納得がいくまで体感されることが重要。この段階で、隠されたものを十分に意識化するには、いい母とわるい母(クライン)の全体的な認識が効果的。
臆せずにこの段階を余すことなく体感できれば、次の段階で、私たちは同じようなことを子供(娘)にやってしまったことを思い出す。私たちは加害者でもあったのだ。このとき自分が悪人でありえたという罪意識に耐えられることが重要である。あの幼く可愛らしく純真であった我が子に「やってしまった・・・」と。耐えられないときには、前の段階に戻り、やり残しを納得がいくまで体感する。
<世代間伝達を越えて>
このようにして世代間伝達が体感され、それに逃げずに向き合うことが必要。十分に体感されると、ある意味で安心し、より本質的なものに向かう。より深く納得したい欲求が出る。そして、殺意は母親を越える。母親はもはや問題ではなくなる。世代間伝達を越えた段階といえる。対象は自分自身や世の中全体、宇宙全体となる。やがて、対象さえなくなる。死そのものを扱う。死が忌み嫌われるものではなくなる。そうするうちに死と生が仲良くなる。死と生を峻別することは魅力がなくなる。生死を越えるようになる。
<行きつ戻りつ>
これらの段階は人によっては前後することもある。並行して進むこともある。何度も行きつ戻りつして前進する。避けずに全ての段階を通ることで力が付く。

 

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114 思い出した殺意 2/2ー破壊的な怒り…恐い

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<一人娘である胎児への拒否>
その後、私が現在の一人娘を妊娠したと分かった時、それは、それは大喜びした。大喜びだったはずなのに、つわりに耐えられず泣き、旦那とのセックスも自分が満足するようにできず、“お前(娘である胎児)がいるからだ。お前がお腹にいるからだ。お前のせいだ。私が好きなように出来ないからお前なんかいらない”と思った。大きなお腹を押さえながら思った。そんな気持ちを誰にも言わなかった。
<死:恐怖と望み>
陣痛中、経過が順調で、助産師さんに「(お腹の子は)よく分かってる子ですね。」って褒められたが、全然嬉しくなかった。だって陣痛が痛すぎて陣痛室から飛び降りる事しか考えてなかった。そうやって死を避けている私が、死ぬ事が怖い私が、何かある度に“死”を考えていた。
<セッション:母への憎悪から胎児への憎悪>
娘の育児に行き詰まった。娘を自閉的にしてしまった。セッションを受けるようになった。セッションでは「母親に対する憎悪や怒りをやらなくてはいけない。」と言われ、母に対する憎悪や怒りを思い出していくうちに、フツフツと怒りが増すにつれ、娘が胎児だった時の娘に対する憎悪や怒りも蘇ってきた。
<可愛いという気持ちと殺意の同居>
ベビーブレスのセッション中で、娘が可愛くて、可愛くて、「大好き~」と抱きしめていたら、それがいつしか憎しみに変わり、それでも大好きという強い気持ちと憎しみで娘が潰れるまで、潰れても強く抱きしめたあの感覚を今でも忘れない。そう、きっと殺意だ。私の中にある殺意なんだと思った。
<娘の自閉は母からのもの>
娘は自閉的だ。娘の事を思うと本当に悔しい。お前(母親)のせいだ!!自分の感情のままに子供(私)を従わせ、子供(私)は絶対母親を裏切らない事を利用したんだから。母もきっと、どこかでその事を感じ知っていたんだろう。子供(私)は裏切らない、絶対裏切れないという事を。
私は、母に従わなければ、母に(感情の交流を)シャットダウンされた。その悲しみ。そのため私自身も自閉的になってしまった。そして育児をうまく行えなかった。私のために娘も自閉的になってしまった。
<今もある、言ってはいけないという気持ち、破壊的な怒り>
今でも、私は本当の気持ちを言ってはいけないという気持ちがある。“本当はどうしたいの?本当の気持ちは?大丈夫だから言ってごらん”と、悩んでいる時に自分に問うと今でも涙が出てくる。
本当の気持ちがいえないだけでなく、何で罪悪感もなく、なぜ堕胎ができたのか…。何でこの堕胎の話をあまりしなかったのか…と、瞑想をしながら、日々のご飯を作りながら探っている。
怒りは今も完全には消えていない。その破壊的な怒りと憎しみを出す事でどうなってしまうか…。恐い。本当に恐い。恐いけど、ここを探って味わっていかなければいけない!!と強く強く思った。娘の為にも。そして、自分自身を本当に知る為にも。

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113 思い出した殺意 1/2ー母からの殺意自分へ胎児へ

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セッションが進み、思い出してきたことがある。はっきりしてきたことがある。怒りを許し、悲しみを許し、自分自身の死の恐怖に向かい合う作業を始め、そして、記憶の固い蓋が緩んだ。私のお腹にいた娘に対する拒否があった。さらに昔、19歳の時に堕胎していたことをはっきり思い出した、話せないことだった。殺意だった。自分へも殺意があった。その奥には母が持つ殺意があるだろう。
<母の結婚生活は幸せではなかった>
母の結婚生活は幸せではなかった。私がお腹の中にいる時、母は「あんた(胎児の私)さえできなければ」と思っただろう。毎日飲みに行っては帰ってこない夫。飲んでは暴れる夫。妊婦の母が家政婦のように奴隷のように扱われていたらしい。
<母の殺意>
きっと母親の中にも殺意があるだろう。私を真っ暗な押し入れに閉じ込めて、どんなに泣き叫んでも、どんなにお願いしても、どんなに謝っても出してくれず、また違う日には怒り狂って私のお尻をミミズ腫れになるまで叩いた。母の手が痛くなると、手の代わりにスリッパに替えて叩かれた。
そして、弟も同じ様に叩かれているのを、弟を叩いている時のあの鬼の様な狂った母の顔を、私はジッと見ていた。今でも思い出す。狂った母の顔を。

<本当の気持ちは言えない、絶望感、怒り、自傷行為、閉じる感じ、物凄い怒り>
私は本当の気持ちを言ってはいけなかった。絶望感、怒り、その怒りを鎮める為の自傷行為、どうせ私なんか…と自分を閉じていった。自分の無力さ、本当は傷ついているのに平気な顔をした。それが限界に達すると、私は母親に対して爆発した。地球、いや全宇宙を破壊してしまう程の物凄い怒りを感じた。
<堕胎:罪悪感がない>
今までグループカウンセリングで話さなかった事を思い出してきた。それは私が19歳の時に子供を堕胎したこと。初めはエコー写真を見て「誰に何と言われようと絶対産む!!と決めた。なのに、母親にも彼氏にも産む事を反対された私は、あれだけ「産む!!」と決めていたのに、すぐに平気な顔をして堕胎した。その時は何の罪悪感もなかった。
<母の反対に従う>
でも、本当は本当の私は産みたかった。彼氏というよりも母親に反対された事が何よりも悲しかった。私1人だったら何もできないと思った。母親に反対されるなら、母親に私を拒否されるなら、私の本当の気持ちを無くしてしまえ。そうすれば丸く収まる。きっと母に従えば私に優しくしてくれるから。と小さい頃から自然と学んできたんだと思う。
<自分と胎児への殺意>
私が罪悪感もなく堕胎したという事は、私の中にある殺意で自分自身を殺し、実際に子供を殺したんだ。自分を利用し、子供を利用し、何の罪悪感もなく平気で殺したんだ。そんな恐ろしい殺意が私の中にある。
続く

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112 勇気をもって体験し冷静に振り返るーセッションから精神分析

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ブログで精神分析のいろいろな説を紹介させていただくけれど、初めから、そのような他人の説に従うのは、本当はよくない。頭で考えてしまい感覚を迷わせる。予断は、進みを悪くする。
体験した後で自分で確認することは有効。整理され進みを良くする。(例えば)ベビーブレスで、「ああそうだったのか」と納得し大きく気づくことがあり、それで自分が解放される感覚を味わい人生が変わった体験をしたときは、その後になって、それは抑圧(フロイト)というものが外れたということなのかと、自分なりに確認すればいい。
母には感謝していると思っていたのに、セッションを受けるうちに母への怒りが激流のように押し寄せ、そして静かな気分になって、長年苦しんでいたものが楽になる体験をしたときには、いい母だけではなくわるい母(クライン)を認めるのは大切だと確認すればいい。
セッションで深く自分の中に入ったとき、思いもかけずお腹の中の記憶のようなものが出て、無制限の殺意があふれ出て、生まれて初めてのような開放を体験したときには、落ち着いた後で、これが未生怨(小此木啓吾、古沢平作)というものなのだろうかと思えるのであれば、胎児期に何があったのか肉親に情報を得て確認すればいい。
勇気をもって体験し、その後、必要であれば他人の説をお借りして、冷静に振り返る。

 

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111 すばらしいことー二元論から脱する

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いい母親と悪い母親の両方をそれぞれ体感し、両方を受け入れる事は、すばらしいこと。人を支配してしまう重い二元論から脱すること。とらわれずに、そのままの世界を見る目を持てるようになること。体感は言葉を超える。ブログは言葉。

 

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110 探しても見つからない(?)「いい母親」(コンラット・ローレンツの実験)2/2ー幼い子供が汚れないまごころでつかんだもの

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探しても見つからない(?)「いい母親」    2/2

目の前にいる愚かな母親の中に「いい母親」を探すことは、無駄なことのように思える。

その無駄なことの中に何とか活路を見出し、妥協し、再び偽善の努力の中に戻ろうというようなことではない。
そうでは無い。そんな偽善は「いい母親」を探すということの意味を、見失っている。わなに落ちている。「いい母親」と言うのは、私たちが幼かった頃に<感じた>母親である。幼かった私たちは、無力であり、純真であり、どんな母親にでも、けなげに付いていく。その母親の庇護のもと、はじめて生きることができる。幼い子供の目に映る母親には、命を助けてくれる「いい母親」が存在する。主観的なものである。実際に「いい」ことが証明されうるというような客観的なものではない。

カルガモの[刷り込み]の実験(コンラット・ローレンツの実験)では、生まれたてのカルガモのひなが、初めて見た動くものを、母鳥と思い込む。例えば、風船やおもちゃの汽車を母鳥と思い込み、懸命に付いていく。その懸命さは、けなげで、本物の母親を慕うようで、見ているこちらの胸が痛くなる。主観的には風船は「いい母親」なのだ。すばやく盲目的に付いていくことで肉食獣から命を奪われる確率が減る。命そのもの。客観的には、風船は、ただのゴム膜と空気であり、いい母親などではありえない。そもそも母親でさえありえない。しかし、そのような客観性のことではない。

「いい母親」と言うのは主観的なもの。幼い子供の主観。思い出すために、表を通りがかりの若い人が押す乳母車の中の赤ちゃんの目を、覗き込んでほしい。「いい母親」は、私たち幼い子供が、汚れないまごころでつかんだもの。傷つく心をかえりみず懸命に受け入れたもの。天使のような純真さで手に入れたもの。現実の外の世界に存在する、できの悪い母親、悪意の母親の存在では否定されないもの。「いい母親」は幼い私たちの心の中に厳然として存在していた。今も心の中に存在する。私たち自身の命のようなもの。かけがえのないもの。

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109 探しても見つからない(?)「いい母親」1/2ー愛情をくれずにこの世を去ろうとしている

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探しても見つからない(?)「いい母親」1/2
健康な人は、自分の母親の中には、本当には自分を愛してくれなかった憎い母親(わるい母親)と、できる範囲で生いっぱい自分を育ててくれた大恩のある母親(いい母親)と、二つの面があることを実感できる。実感する際に生じる苦痛(不安)も受け入れる。いわば母親を立体視できる。現実の母親を観ることができる。そうして他人や世の中を立体視でき、世の中の現実を観ることができる。苦痛の受け入れが、深みのある人を造る。

しかし、とことん愛されずに傷ついてきた私たちは、そのように実感することはできない。どちらか一面を強調して見る。「母親はいい人でした。他には別にありません。以上。」または「母親はわるい人でした。それ以上考えたくありません。」と。「いい母親」が、実は自分(私)の妊娠を望んではいなかったというようなことには耐えられない。または、「わるい母親」を、幼かった自分が心から慕っていたというようなことには耐えられない。そのように「一面」的になることで、立体視を捨て、辛い人生を何とかやり過ごそうとする。しかし、その「一面」的になることで、より大きな代償を払う。苦しむ。すべてが分割されたまま。人生に不全感が付きまとう。場合によっては分裂(統合失調)的になる。一生抜け出せない。

「一面」的から脱し立体視を手に入れる努力をあえてすることは、とても有効。例えば「わるい母親」だけで「一面」的になっている場合。「いい母親」を探してみる。もちろん簡単ではない。
目の前の母親は、老いて、閉じて、人間的魅力も皆無となった人。自分(私)へはついに真の愛情をくれなかった人。自分(私)を置いて一人ぼっちにしたまま、この世を去ろうとしている人。何もわからないまま頑固なまま逝こうとする人。もはや手の届かない愚かさの彼方に消えようとする人。その人の中に「いい母親」など、とても探しようがない。探そうとしても路頭に迷う。無駄なことのように思える。
続く

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108 その人の隠そうとするその悲しさにいっしょに自分を浸すー自分も同じことをするかも

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悲しさ、落ち込んだ気持ち、不安、恐怖、奈落、・・・(表現はいろいろ)。セラピーが核心へ進めば進むほどそこへ行ってしまう。何とか浮上しようとする。自分を鼓舞して”元気”になってみたり、誰かに当たり散らしたり、気がまぎれる”何か”をしてみたり、治ったはずの病気へ戻ったり、全く別のことを始めたり、・・・。いわば七転八倒。無かったことにしよとする、隠そうとする。

周囲ができることは一つ。本人が隠そうとするその悲しさにいっしょに自分の身を浸すこと。同じ状況であれば自分も同じことをするかもしれないその同じ悲しさに、自分の身を置くこと。本人の代わりに、目をそらさないこと。これがグループカウンセリングでは手に入る。癒しの空間。

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107 似ていて非なる気持ちーいやだ!これか!

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セラピーの中で、隠れていたものが現れる。実は自分が、幼い時に母親から愛情をもらっていないことに、大きく気がつく。そのとき、悲しく落ち込んだ気持ちになる。その落ち込んだ気持ちには、2種類ある。似ていて非なる気持ち。
(1)「いやだー!」と思う。がっかりする。被害者的な気持ちにななる。何とか外へ逃げ出そうとする。
(2)「これが自分を苦しめていたものか!」というように種明かしをつかんだ気持ちになる。もっと深く内側へ体験しようと思う。
これら(1)(2)は相反する気持ち。大きな分かれ道。あっちとこっち。あっちへ行って、それから、こっちへ戻ってくる人もいる。同じ人に2つの気持ちが同時にあることもある。迷う。

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106 娘の血のうんちーオムツを汚さない我慢の結果

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<血のうんち>
私の娘は酷い便秘症だ。まだ小学校2年生なのに、毎回血を出しながらうんちをする。その理由は、娘が赤ちゃんの時私はうつで朝起きられなかったため。朝起きようとすると体が動かず目眩もした。私の娘は、オムツをうんちまみれ、おしっこまみれの状態で、寝ている私のそばでジッとしていた。普通だったら気持ちが悪くて泣いているはずなのに泣かずにジッとしていた。娘は極限まで我慢した。その影響が未だに強い。
<シャットダウンする母>
私の母は昔から私の話を聞いてくれない。普通の会話はするが肝心な時に私が助けて欲しい時に母は、私に心のシャッターを下ろす。ガラガラと音を立てて威勢よく私をシャットダウンする。シャットダウンされる悲しみ。どうして私の事を分かってくれない‼私自身を丸ごと認めてくれない。受け入れてくれない。なんで‼なんで‼どうせ私なんか‼といつも心の中で思っていた。
<怒り、大好き、助けて欲しい>
物凄い怒りと母に対する憎悪がある。でも母親には言えない。言うのが怖い。受け入れてくれない母親に言えるはずがない。また私が無くなるだけだから。でも、そんな母親を私はずーっと求めていた。いや、そんな母親でも嫌いだと思っていた母親でも、私の大好きな大好きな母親を求めていた。私は母親に救い出して欲しかった。助けて欲しかった。
<子供の面倒を見られない、受け入れて、謝って、向き合って、絶望>
この可愛い子供の面倒を見られないという私を見て欲しかった。そして、子供の面倒を見られないという私を母親に認めてもらって丸ごと受け入れてほしかった。そして私を受け入れた後、謝ってほしかった。だって、私は何も悪くない。母親にとったら私は子供だ。子供の私が母親に求めて何が悪い‼甘えて何が悪い‼子供として当然の事だ。「私も母親にされてなかったから出来ない〜」なんて逃げないで子供の私と向き合って欲しかった。もっと母親は母自身の子育てで悩み苦しみもっと葛藤すればいい。お前のしてきた結果だろ。心のシャッターなんか下ろさず、子供を見られない私を母親の子供の私を文句も言わずにちゃんと見てほしかった。私はそんな母親に絶望しながら物凄く怒っていた。
<娘は私と一緒そして母親も>
そんな私のそばで、寝ている私のそばで、娘はオムツをうんちまみれ、おしっこまみれの状態でジッとしていた。ジッとしている間、怒りや悲しみ、絶望感、無力感などが娘の中でフツフツと湧いていたと思う。私が母親に感じている感情と一緒だ。いつしか娘は、オムツが濡れないように汚れないように自分で我慢をするようになったんだと思う。“私が我慢さえすればオムツが汚れない”と小さい小さい娘は思った。その我慢は私に対する物凄い怒り、憎悪になった。オムツがはずれた頃もおしっこも限界まで我慢した。うんちも出産のようにして「痛い〜」と泣きながらトイレでした。娘は、母親である私のせいで、怒りの塊を、絶望の塊を便秘という形で体に表す。私は娘の怒りや絶望、恐怖、悲しみを全身で、しっかりと心で受け止めていかなければいけない。「あなたのせいではないよ、ママの問題であなたを巻き込んでしまったね。本当にごめんね。」と。私は娘の母親なのだから‼‼ そして、こんな辛い思い、辛いうんちをするという行為が示す恐怖を、うんちが硬くなるまで我慢する程の怒りを、「私が(娘)苦しんでいるのを[しっかり見ろ‼お前のせいだろ‼]って、もっともっとママに怒って大丈夫だよ。あなたのせいではないんだから」としっかりと何回も何回も私は娘に伝えていかなければいけない。そして同じように母親も私に何回も何回も言ってほしい。“あなたのせいではないよ”という事を。

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105 ただならぬ深さを持つ悲しさー二つが一つであることが体感されるとき

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いい母親と悪い母親の二つが本当は一つであることには耐えられない。そして私たちは苦しみ「ぐちゃぐちゃ」(林)になる。二つが本当は一つと認識したくないので、そもそも、ものごとを統合できない分裂になる。二つが本当は一つという現実を認識したくないので、そもそも現実を逃れて妄想を起こす。二つのうち一つだけを採用して”元気”になり躁となる。いろいろなことが起きる。この「ぐちゃぐちゃ」の状況(妄想分裂ポジション(メラニークライン))は本来は未成長の赤ちゃんのもの。しかし大人の私たちの中にもある。私たちの中の未成長の赤ちゃんの名残。
機が熟して、この二つが一つであることがセッションの中で劇的に体感されるとき、その場には神聖な雰囲気さえ漂う。
劇的にではなく、二つが一つであることが徐々に体感されるときには、特徴的な出来事が起きる。深い深い静かな悲しみ(抑うつポジション(メラニークライン))。この悲しみが起きると居合わせた周囲のみんなが沈黙する。ただならぬ深さを持つ悲しさが周囲を支配し身じろぎも許さない。本人がこの悲しみに耐え、悲しみがなぜ起きているのかを観ることで、着実な成長が起きる。まるで透明な神様がその人の手をとって静々と導くように見える。

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104 「いい母親」を殺す。「大嫌いな母親」を抱きしめる。ー人の根源的なエネルギーが沸き起こる

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私たちの心の中で、母親のイメージには大きく分けて二つの方向がある。肯定と否定。例。一つ「母親はいい人でした。以上です」。もう一つ「母親は大嫌いでした。関わり合いたくありません」。愛憎のアンビバレンツ(両価性)のうち、一方だけが強調され、他方は捨て去られる。一つはいい母親。もう一つは悪い母親。そして二つが混じらないようにする。いい人の母親が、本当には自分に愛情を持っていなかったというようなことには耐えられないから。大嫌いな母親のはずなのに、逆に(どうしようもない現実の母親ではなく心の母親にではあるが)本当は今でも心から愛情を求めていることには耐えられないから。しかし残念なことに、このやり方はうまくいかない。捨て去られた他方が、知らないうちに裏口のドアから入ってきて、私たちを苦しめる。一生苦しむことになる。アコールでセッションを受け、抜けていく人たちは、この苦しみのカラクリを自力で見抜く。セッションのピークでは「いい母親」を殴り引き裂いて殺す。「大嫌いな母親」を慟哭しながら抱きしめる。人の根源的なエネルギーが沸き起こる。苦しみから抜けていく。成長する。

実は、このエネルギーは赤ちゃん時代のものらしい。メラニークラインによれば、おさない赤ちゃんは、もともと、ものごとを部分的に認識することしかできない。本来は一人の自分の母親を、はじめは、いい母親と悪い母親というふうに別々に認識する(「お乳をくれる良いおっぱいとお乳をくれない悪いおっぱい」)。しかし、健全な状況にある健康な赤ちゃんであれば、その部分的認識の状況はやがて克服される。いい母親と悪い母親の二つが本当は一つであると理解する(0歳から1歳の頃のできごとといわれる)。そして健康に成長していく。しかし「悪い母親」があまりにもひどかったり、赤ちゃんの感受性が高くて敏感なときには、本当は一つであることにはとても耐えられない。別々の認識状態にとどまる。ものごとを統合する力に欠けることになる。健康な成長が妨げられる。ひどいときには分裂(統合失調)になる。このメラニークラインの説は、特殊ではなく、クライン学派(英国では中心的な精神分析学派)として世界的に認められ受け継がれている。

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103 最大の鍵、最大の難関ー母親

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自分自身の母親との関係(母子2者関係)を見抜くのは大変難しい。フロイトでさえ難しかった。母親への愛着と殺意(愛憎のアンビバレント)の背後には、自分自身が生きるか死ぬか(生死のアンビバレント)が控えているから。だからこそ最大の鍵、最大の難関。宇宙船の中であろうとどこであろうと、逃げずに体感する人は、手に入れる。

 

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102 小此木啓吾のフロイト批判ー2者(母親)関係からフロイト自身が目をそらす

小此木

フロイトと同世代であった古沢平作の後継者として日本の精神分析学の代表者であったといえる人(故人)。古沢平作の「阿闍世(あじゃせ)コンプレックス」を受け継ぎ、同名の著書(共著)を出版している(創元社)。フロイトの説いたエディプスコンプレックスは、息子から見た父と母との3者関係の葛藤を解明するもので、似た話があるギリシャ悲劇の「エディプス王」から名前が付けられた。しかしベビーブレスで少し深く人の心が開かれると、そのような3者関係よりも、子供から見た母子の2者関係のほうが遥かに重い意味を持つ。フロイトが母子の2者関係をほとんど扱わなかったのは不思議としか言いようがない。「阿闍世コンプレックス」はそのような2者関係を解明するものである。国際的にも注目されている。生涯を通しフロイトに沿って研究してきた小此木啓吾は著書「阿闍世コンプレックス」の中で、そのことでフロイトを批判している。外国の研究文献を引用する形で、母子の2者関係を扱わなかったのは、その2者関係からフロイト自身が「目をそらす心の動き」を持っており「フロイトの防衛が働いていた」(「阿闍世コンプレックス」P55)と。フロイトのような人でも自分の母子関係を見破るのは大変だったということか。姉弟子に木田恵子。

 

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101 夢で死を願うも“死にたくない”ー生と死二つで一つ

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<死を願って宇宙船に乗る夢を見た>
私はあまり夢の事を覚えていない性質なのだが、つい最近の夢の事はしっかりと覚えている。その夢は、死にたいと強く願う者しか乗れない宇宙船がある。乗ったら最後地球には戻れない。そして燃料が切れたらそのまま死んでしまう。その中に知り合いの人も1人乗っていた。リーダーらしき人が、「死ぬ前に1人1人皆んなの前で挨拶をしましょう。」と言う。
<でも死をためらった、そして恐怖>
でも、私は死にたいと願い乗ったのに、ただの勢いで死ぬような気がして嫌だった。死にたくなかった。なぜなら、私は死ぬ事がとても怖かったからだ。物凄い恐怖だ。心臓がバクバクし、パニックになる。怖くて怖くてたまらなかった。何故私はこんなに死ぬ事が怖いんだろう。
<死を追い払う人生>
思えば、何故私はこんな風に死を追い払って生きたいんだろう。何故こんなに恐怖がくるのだろう。全く分からなかった。考えても考えても体調が悪くなるばかりだった。病院に行っても検査をしてもどこも悪くない。私は医者が馬鹿なんじゃないかと思った。こんなに辛い症状が出てるのに。何で分かってくれないんだ。どうして助けてくれないんだ。お願いだから助けて‼︎誰か助けて‼︎と思えば思うほど体調は悪くなっていく。そんな人生を歩んできた。
<隠れていた感情の爆発>
そんな時ベビーブレスで本当に初めて自分の感情が爆発できた。それまでもベビーブレスで、泣いたり、手が痛くなるぐらい物を叩いたりして、私は自分を分かっているような気でいた(もっともこの過程もとても大切な事だと後々分かるのだが…)。
そんな私が爆発した。
<実は母親がにぎる恐怖と救い>
なんと、爆発のきっかけとなったその言葉は「お母さ〜ん‼」だった。腹の底から母親を求めた。母親に助けて欲しかった。医者なんかじゃなく母親にどうしても助けて欲しかった。私は昔から母に対して心の中で思っていた事がある。どうして肝心な時に助けてくれない‼どうして私の事を分かってくれない‼どうして私自身を丸ごと認めてくれない。どうして受け入れてくれない。なんで‼なんで‼どうせ私なんか‼どうせ私なんかいなくてもいい。こんな事母親には直接言えない。言うのが怖い。言ったら殺されるかもしれない。はたまた、泣き叫ぶかもしれない。受け入れてくれない母親に言えるはずがない。また私が無くなるだけだから。そんな母親を私は求めた。いや、そんな母親でも嫌いだと思っていた母親でも、私の大好きな大好きな母親を求めていた。私のこの死の恐怖を母親に救い出して欲しかった。だって、私は何も悪くない。母親にとったら私は子供だ。こんな風に恐怖を植え付けたのは母親だ。
<初めて言えたら止まらない「生きたい」>
私は死にたくなかった。死ぬのが怖かった。生きたかった。どうしても生きたかった。でも、生きたい‼と言っては絶対いけなかった。心の蓋を開けてしまうようで、どうしても口に出して言えなかった。でも、私は自分を知りたかったから、私は自分自身を生きたかったから、決意して“生きたい”と口に出して言った。そしたら、なんと止まらない止まらない。この生きたい願望。どんどん口から、いや、お腹から、いや、全身から湧き出てくる。
<生きたいという物凄い怒り>
それが、いつしか怒りに変わった。怒りに満ちながら“生きたい”と叫んだ。でも、なんで生きたいという事にこれ程までに怒りがあるのが全く分からなかった。
夢の続きになるが、知らない人の前で、死にたくないという思いを挨拶の変わりに“寸劇”(セッションとして何度か行ったもの)をしたくなった。夢の中で「死にたくない‼私は生きたいんだ‼」と叫んでは暴れた。それは夢の中でも物凄い怒りだった。
<夢から覚めて素晴らしい>
その怒りのまま目が覚めた。心臓はバクバクしていた。夢の事を思い出しながら「あ〜私は怒りだけで生きているんだ。この底知れない怒りだけで生きているんだなぁ〜」と実感した素晴らしい夢だった。
<怒り=生きる糧>
この怒りのおかげで仕事も家事も暴走するようにできるのだから。この底知れない物凄い怒りに感謝をしないといけないなぁ〜と改めて感じた夢だった。この夢のおかげで、この底知れない怒りには、もちろん私自身の母親に対する怒り、そして、私の母親が母親自身の母(私の祖母)に対しての怒り、またまたその上の母に対する怒りが底知れない怒りとして、生きる糧として私の中にあるのかもしれない。
<代々の生と死、二つで一つ>
私のバックにいる代々の母親たち。私のバックは強い‼そのバックで傷ついた人達の怒りも、そして何をそれぞれの母親に感じ生きてきたのかを分からなければ、私は私の求めている場所へはいけない気がする。そのバックにいる人達の怒りも悲しみも絶望も無力感も生も死も全部私自身だと思うから。
私は生きたいばっかりだと、死はただ追いかけてくる恐怖でしかない。死にたいばかりだと、生きるという事が何の意味もなくただ苦しだけ。両方ともこんなに苦しくて辛い事はない。死があるからこそ生きている。生きているからこそ死がある。当たり前の自然現象なのだから。私は死は恐怖そのものではなく、怖いものでもなく、必ず待っていてくれるものだから、その死に向かって安心して私は私自身を生ききりたいと思う。

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100 原因がさぐれて楽しいー原因となっている子供時代

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昔は傷ついた自分を抑え込む感じがあった。ベビーブレスで解放されてきた。押え込み、抵抗、癖・・・というようなもの(言い方はいろいろ)がなくなっている。現在は同じブレス仲間と自分の癖をオープンに話せている。その癖が付くまでに、(幼い自分が)どれだけ傷ついてきたかと。ブレス仲間も同じように話す。そうするとお互いに(各自の癖や傷を)意識させられるから余計に自覚でき認識しやすい自分が出てきた。自覚や認識がないまま毎日を過ごしてしまうことが少ない。そして、何でこうするんだろうと(原因となっている)子供時代へと繋げていける。楽しい。

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99 木田恵子ー未生怨は珍しくない

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日本に精神分析を導入した古沢平作の愛弟子で、精神分析家(故人)。弟(おとうと)弟子に精神分析学者の小此木啓吾(故人)。彼女が行っていた分析的カウンセリングの中で、母に対する産まれる前からの殺意(未生怨)を出してみせるクライアントは珍しくないと述べていた。また、ご自身の息子さんの死は、自身が与えた小さい頃の心の傷が原因(固着点への退行が原因:著書でも言及)ではなかったか、ということであった。他人にも自分にも、歯に衣を着せぬ人だった。林や諸智も彼女のカウンセリングを受けた。アコールのブレスルームも見てもらったことがある。分かりやすい著書を何冊も出している。「0歳人、1歳人、2歳人」は諸智のお勧め。

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98 古沢平作の「阿闍世コンプレックス」ーむしろ普通

古沢2

日本に精神分析を導入した。フロイトと書簡のやり取りがあった。気難しいフロイトに珍しく「東洋の友」と親しく呼ばしめた。体内の自分の命を否定(堕胎など)しようとする母に対し、産まれる前から殺意(未生怨)をもつことがあり、これが究極の罪悪感を生む。命の大恩がある母親への殺意と罪悪感が相争い、根本的な葛藤となる。仏典に似たような話として「阿闍世(アジャセ)王」の物語があることから、阿闍世コンプレックスと名付けている。門下に、木田恵子や小此木啓吾(ともに故人)。

ベビーブレスでは胎児期と思われる記憶が蘇り未生怨や阿闍世コンプレックスの深みにまで到達するのは珍しいことではなく、むしろ普通である。

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97 ヤダと言えないー「ダメ」と言われそうで恐怖

自分は子供の頃にぐずった事がない。子供がヤダ、ヤダと泣きながらぐずるのを見る。自分はそんなのやった事ない。ベビーブレスでやりたくなって、やってみた。やりながら、やはり、やった事ないという思いが、強く出てきた。少ししらける。やった事ないから現実で今更やっても満足がない。

なぜならその奥には『言わなくても分かって欲しい』という気持ちがあったから。でも本当は、「良い子」の自分は「ヤダ」と言ったら(親から)「ダメ」と言われそうで怖くていえなかった。をともなう「ダメ」。そういう感覚があった。だから言えなかったと分かった。

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96 経営者の苦悩・疑似家族ー社員には何とかなりそうな気がする

2016-03-04 13.09.11

中小企業の経営者がよく陥る悩みがある。暖かい家族的な企業にしようと懸命に努力する。その中身を見てみると、満たされなかった自分自身の幼少期の家族関係を修復する努力である。その努力は、対人関係の中で行われる。社員を何とか救おうとする。何とか変えようとする。こころから苦悩する。そして失敗する。実はその努力はもっぱら本人の心の中で成就されなければならない。忘れさられがちである。分かっていてもとても難しい。家族には無力であったが社員には何とかなりそうな気がする・・・・・・?。

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95 私が欲しかったものー母親にして欲しかった

今までは子供たちを叱る時、自分のイライラをのせて必要以上に叱っていた。

イライラが邪魔して本当に言いたい事がちゃんとは伝わってなかった気がする。

ベビーブレスで自分の気持ちがはっきり分かってその事に気がついて子供に謝る事が出来た。

自分のイライラとは別の問題として叱れるようになった。ちゃんと子どもを見られるようになったのだと思う。そして自然と子供との関係が良くなった。

例えば子供がお手伝いをしてくれている間、信頼して待てるようにもなった。子供の気持ちを大事にできるようになった。

わたしが母親にして欲しかった事。

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2016-02-09 14.45.32-1

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94 メラニークラインーいつも間にか同じ場所へ

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フロイトは人の心を科学の土俵の上に載せた。彼の後には多くの優れた人が続いた。フロイトの業績は評価されすぎることはないほどに優れていると思われるが、それでも、完ぺきではありえない。彼は息子と父と母の3者関係の秘密を描いて見せたが、母子の2者関係は不十分であった。神経症は得意であったが分裂病はもう一つの感があった。後に続いたメラニークラインは、母子関係を研究した。より本質的な研究になった。分裂(統合失調)病の起源を早期の母子関係の中に発見した。アコールのセッションはメラニークラインに沿っている。彼女の説をお手本にしたのではない。独自の手法がいつも間にか、彼女と同じ場所へと導いた。

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93 フロイトー後に続く人は進むことができた

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人の心を解明する上でフロイトの功績は大きい。心には自分では普通には認識できない大きな領域(無意識)があり、その領域を認識することができれば心の病気(当時は主に神経症)を治せることを実践して見せた。なぜ認識できなくさせてしまうのかも、かなり解明されている。心をいわば科学的な土俵の上に載せることに成功した。科学的であるため、後に続く人は彼の功績の上に立って進むことができた。積み重ねができた。過去には作家や哲学者など、人の心に対する優れた洞察力を持つ人は大勢いたが、文学的であり、積み重ねがききにくい。いわば、その人一代限りである。そこが違った。

アコールのセッションも無意識に焦点を当てる。解明(分析)と認識が中心になる。会話(カウンセリングや自由連想法)だけではなく、ベビーブレスを行うので、進みが格段に速い。

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92 続おちんちんべーほんとに言ったの?

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続おちんちんべー:孫の話その5(健忘)
以前、孫の話その3で、孫娘なーちゃんに、「おちんちんべー」と言われ反抗されてしまった私の話を愉快なこととして載せたが、実は、その続きがある。
何年か後になった最近のこと。その話を誰かから聞いた孫娘は、私にほんとに「言ったの?」と聞いたので、私は「言ったよ」と答えた。彼女は覚えていなかったのだ。
健忘である。何が起きたのか。彼女の持つ強烈な拒否つまり攻撃性が、「おちんちんべー」で実行され、彼女の大切なもの[頼りにしていたジイジ(私)ひいては心の母親]を殺してしまうという恐れを引き出し、実行してしまいたいという気持ちとの葛藤から罪悪感が強くなって耐えられず、「おちんちんべー」の場面をすっかり消し去ってしまったのだった。彼女の中では深刻な心の動きがあったのだ。愉快な話と言うだけではなかった。

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91 隠れた正気、本当の人格ー見渡すように理解しないとできない技

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なかなかうまくいかないケースがある。ケースによって症状はいろいろである。症状に振り回されてはいけない。共通するのは、幼少期の記憶がほとんど思い出せないことである。そして思い出せないこと、そのことさえ隠されている。思い出すことを促しても、スルリするりと他のことに話題をすり替えられてしまう。
しかし、実はそのことこそが、その人の隠れた正気である。隠れた本当の人格である。絶対に思い出したくないことが、何であるかをよーーくわかっている。思い出したくない「そのこと」を微塵もあらわにしないように、神業的に巧妙に隠すことができる。全体を見渡すように理解しないとできない技である。その正気の人こそ、複数のバラバラの人格を統合できる能力を持った、鍵となる人格である。

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90 勝負ー退路を立つ

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心の不具合が大きくて家族との間にトラブルが発生し、そのトラブルに困っている場合には、カウンセラーを交えて家族全体で話をし、自分に何が起きているのかを理解してもらうのは役に立つ。理解してもらうことで、針のむしろ状態から脱し、居心地が良くなり、症状が和らぐことが期待できる。
症状が和らがなかったり、和らいでもしばらくして復活してしまったりする場合には、いよいよ自分の心の中を探る。家族の理解を得ているので次のステップへ進みやすい。不安や恐怖を扱い、根本的なケアを目指す。得体の知れない不安や恐怖には耐えられないが、そのカラクリが分かってしまえば、耐えられる。人間への理解も進む。不安や恐怖を扱うことができれば症状はより緩和することが期待できる。
緩和があっても十分ではない場合には、根本的なケアの徹底を考える。不安や恐怖を扱うということがどんなことなのか感覚的には慣れてきているので、次のステップへ進みやすい。不安や恐怖から逃げてしまわないように自分の退路を立つ。そのための外側の準備をする。外側の工夫をする。自分でする。内側ではどうしても逃げてしまうということがあっても、外側の工夫はできる。その工夫をするうちに、知らないうちに心の決心がつくことがある。いよいよ人生の勝負である。

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89 花火大会が見られるよー新居は高いマンション

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準備してきた引っ越しが本日いよいよ本番です。新居はマンションの高い所で眺めが良く、夏は東京近郊の花火大会がすべて見られそうな勢いです。カウンセリング勉強会などぜひ遊びに来ていただければと思っています。

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88 アクセス禁止はその日のうちに回復

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本日平成28年3月10日アコールホームページへのアクセスが禁止される時間帯がありました。アコールホームページの管理サーバーへウィルスが侵入してしまったためです。この管理サーバに所属する他のホームページの全てもアクセス禁止になり、ウィルスの拡散が防止されました。アコールのブログやホームページを楽しみにしている方々へご心配をおかけしましたが、その日のうちに回復しました。以上ご報告します。

87 不思議ふしぎーイやな人イヤでない人

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長い間抑え込んでいた怒りや悲しみを、何とか表現することができるようになると、大きく前進する。しばらくは、前進の時期である。しかし、その後、停滞する場合がある。表現する心地よさのみが先に立ち、表現することだけが主体となってしまう。すると弊害が起きる。前進が止まる。いかりや悲しみのさらに下にあるものに対して、いつの間にか、避けるようになる。この回避を快く思わない人と、回避と仲良くなってしまう人と、二つのグループに分かれる。避けることは、イヤーな気持ちなのか、イヤではないのか。同じ人間なのに。不思議、ふしぎ。

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86 自分自身で納得ー誰かの教えは人の教え

 

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迷っていて、苦しくて、五里霧中(ごりむちゅう)の時には、誰かに助けてほしい、誰かの教えを乞いたい。しかし、教えは[自分ではない]人の言葉、人の理解、人の感覚です。そのため一時的なヒントにしかなりません。その段階が過ぎると、物足りなくなります。弊害も起きます。自分自身で納得したくなります。そのようにして、自分の感覚で進むようになります。はじめて自分を観ることができ、納得し、自分の変化も実感できるようになると、その作業に夢中になります。

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85 ブログの閲覧をありがとう

ブログ閲覧グラフ

ブログ閲覧地域

いつもブログの閲覧をありがとうございます。

ここ30日の閲覧の件数グラフと、閲覧者の地域を、お知らせします。閲覧件数を伸ばすことで、アコールホームページの検索順位を高めることができます。お役にたてるブログになるように日々奮闘しています。よろしくご支援ください。

 

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引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

84 自分の問題?心の問題?ー怒ってはいけません

2016-03-04 12.56.55

セッションを受けようとする動機は、人それぞれです。例えば、子供の問題、夫との問題、姑との問題、職場の人間トラブルなどの人間関係の問題。アルコールや浪費などの物への依存の問題。
早く成長する人は、これらの人間関係や依存の問題の奥に、自分の問題、つまりは人間個人の内側の問題が隠れていることを見抜きます。
なかなか成長のきっかけがつかめない人は、人間関係や依存の問題を、自分の外側の問題ととらえてしまいます。個々の具体的な外側の問題のみを解決することに気を取られてしまいます。自分は単なる被害者に過ぎません。
グループカウンセリングなどに同席すると、自分と同じ外側の問題につかまっている人に出会います。いわばその人を通して自分を客観視できます。やがて、本当の問題は、内側の、つまり自分の問題であることに気が付きます。そうして、隠れていたいろいろなことが、見えてきます。
自分の問題だと言われて怒ってはいけません。心の問題だと言われて憤慨してはいけません。人の問題を解決するのはそれほど難しくありません。極論すれば、その人から逃げればいい。外側の問題を解決するのはそれほど難しくありません。極論すれば、お金があれば解決する。しかし、あなたはそれで満足するでしょうか。自分の心の問題はとても難しいです。どこまでもついてきます。そして、自分自身が、自分のわなにかかっています。そのことがわかりません。
用心しながら進むべきです。もし自分の心の問題で少しでも成果を上げれば、その効果はオールマイティーだということを実感します。不思議なことに、自分は変わっていないのに世の中のほうが変わったと実感します。はじめてあなたは満足します。生きやすくなります。

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83 人への依存ー泥水でも飲む

2016-03-03 10.01.18

例えばカウンセラーへの依存は、長く続くと自分の成長のためには障害になります。
自分の成長が起きる前には、人からの愛情は必要でしょう。その愛情は、仮に本物ではないにしても、魅力的に感じられます。しかし、その状態が長く続くのは、これは依存です。このように人への依存があると、人から受ける評価の内容が重要になり、自分が成長しているふりをしなければならなくなります。裸の自分ではいられなくなります。気が付かないうちに自然とそうなってしまいます。
そのような状態に落ち込んでしまったら、依存の理由を探ればいい。依存には理由があるからです。自分には愛情が必要だ。仮に偽の愛情でさえ、喉が渇いて死にそうなときには泥水でも飲むように、求めてしまう。求める気持ちがあまりにも強いので、人からの肯定的な評価が欲しく、事実ではなくても自分が成長しているふりをする。自分にお化粧をしなければならない。そのことに強く気が付けばいい。
他人への依存から脱出するには、自分の判断や感覚を大事にすればいい。ほんの少しでも自分の成長が起きれば、微妙でも、独特の心地よい感覚があります。その独特の心地よさがもっと大きくなるように追求すればいいです。その追求によって何かが分かったとき、曇り空が晴れ渡るような心地がします。それを洞察と呼びます。本当の成長がやってきます。

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82 車道の真ん中へダーーッ楽しい人生

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車道の真ん中へダーーッ:孫の話その4(反抗2)
私の娘の子供つまり私の孫、名前はみーちゃんである。彼とはよく散歩に行く。迎えに行く私を、彼はダンスしながら出迎える。散歩は彼にとって大きな冒険の場。家ではできない大きな反抗の場でもある。できるだけ彼の好きなようにやらせる。大きな怪我をしないようにするだけが私の役割である。
彼にはたった1つ禁止してることがある。車道に出てはいけない。命にかかわるから。ところが、この禁止が、彼の標的になる。彼は、歩道から車道ぎりぎりに立ち、こちらに背中を向けて立つことがある。またやるなと思う。「それはだめだよ」私の小さめの声を背中に聞きながら、彼は、車道を車が走っていないことを確認すると、車道の真ん中へダーーッと駆け出す。彼の決然とした反抗である。この話を、私の気持ちの上の孫娘、なーちゃんにした。なーちゃんはそれは愉快そうに笑った。同じ話を別の日に、みーちゃんのいる前で娘に、した。娘は普通に聞いているだけだったが、横で聞いていた本人のみーちゃんは、はにかみながら、とてもいい笑顔になった。大人はよく理解できないが、子供はよく理解している。ベビーブレスをマスターすると、よく理解できる大人になる。子供のように楽しい人生を送れるようになる。

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81 おちんちんべー見事な反抗

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おちんちんべー:孫の話その3(反抗)
私には血縁も法律上の縁もない気持ちの上の孫娘がいる。名前をなーちゃんと言う。私といるときは天真爛漫である。子供らしさの塊(かたまり)である。しかし、生い立ちを背景にして、強烈な否定を持っている。嫌なことには全く妥協しない。ある時、なーちゃんをコメダ珈琲に初めて連れて行った。彼女は公の場に慣れておらず自分の部屋の中と同じように大はしゃぎした。私は連れてきた事をコウカイしたが、シカタナク、社会性を教えようとして、彼女を抱っこし、店内を一巡した。「ほらこのお兄ちゃんは一人静かに勉強してるんだよ」「この人たちは仲良く見つめあって時間を過ごしたいんだよ」「このおじさんは静かに新聞を読みたいんだよ」などといいながら。元の席に戻って彼女を降ろした。彼女はしばらく柄にもなく考え込んでいるように見えた。一瞬おや?まさか本当に納得したのではあるまいに?と私。やがて彼女は自分のスカートを持ち上げ大声で「おちんちんべー」と言った(彼女はもちろん女である、念のため)。この見事な反抗に、私は心から大笑いした。こんなふうに私もまっすぐに反抗して見たかったとつくづく思ったものだった。もっとも、できなかったおかげでブレスを始め色々なセラピーを経験させていただいた。

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80 本物は高くつくが美味しいー他人には依らないもの

 

2016-03-03 09.54.52

引っ越しの準備がかなり進んだお祝いに、知人に教えてもらった魚屋さんで、シマアジの立派なのを買った。贅沢した。3枚におろし、刺身とアラ煮で食べた。驚くほど美味しかった。地方の冷たい海で獲れた天然もの。いつも食べる養殖とはちがった。高かったけどやはり本物は美味しい。

他人からのかりそめの愛情や慰めは、手に入りやすく、ついつい頼りがちだけれど、なかなか本物にはなりにくい。自分自身が気づき変わった時に本物が手に入る。他人には依らないもの。苦労するし痛い思いもする。高くつくけど本物は美味しい。比較にならない。

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79 心の傷の深さー傷の元は母親

Couleur / Pixabay

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心の傷の元は、その傷が深ければ深いほど、母親であることが分かってくる。分かったとき人は自分の心の傷の深さを、初めて理解する。傷の一番深くでは、生と死がいっしょにいる。その母親にも、傷の元となった母親がいる。そのようにして祖母、曽祖母へとさかのぼっていくことができる。自分の心の傷の深さに呆然とする。

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78 自立の芽ー母親は自分が自立したら寂しくて生きていけない

ユリちゃんは自立できない。大学を卒業しても就職できない。感情もない。

自分はおかしいと思い在学中にアコールに来た。段々わかってきた。

自分は母親に「殺された」。自立しよう、生きようとする力を与えられなかった。母親は、十分な愛情を与えることができなかったにもかかわらず、彼女自身の寂しさから、ユリちゃんを囲い、離さず、自立させなかった。

自分は自立できないようになってしまった。自立できなくなった自分は母親の下でしか生きていけない。反発するならまだしも、心の中では母親の下に居ることを望みさえする。一時は母親をなんとか変えようとしていた。と同時に自分でも、自力で自立しようと焦った。しかし心の中は、自分でもなかなかうまくいかない。この状態が相互依存とか、相互癒着とかと言われる。外から投げ込むような冷たい言葉。

今、変化が起きてきた。母親は自分が自立したら寂しくて生きていけない。そのことがわかる。母親の寂しさがわかる。母親はかわいそうと初めて泣いた。事実を観て、感情が出た。

本質を観ぬいた心からの感情。自分を取り戻す大きな一歩。

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77 母親の意向に沿う

2016-01-28 11.43.44

母親へのアンビバレンツに私たちは手こずる。人生そのものの困難さ。子供であった私たちは、母親へのアンビバレンツ(愛憎)を心に持ちながらも、生きるためには、はからずも母親の意向に沿おうとする。自分を支えてくれる不十分な愛情を維持するため。そのことを観抜くことができれば、大きな手掛かり。

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76 「何が」?「愛情」さえ軽薄

2016-02-09 10.58.12

「何が」?
与えられなかったことが分かる。「愛情」という言葉さえ軽薄。やがて「何が」与えられなかったかを知る。自分の中に不足があることが分かる人は幸運。遠からず「何が」不足かを知る。楽ではない。平坦ではない。セッションは全てそこに焦点を当てる。知る前には理解できない。知って初めて理解できる。

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75 天国にいるに違いない

孫。男の子。2歳と少し。新生児の妹が生まれ、心ならずもお兄ちゃんになった。妹の世話で一杯の母親(私の娘)を休ませるために、このお兄ちゃんを連れて、今回もまた、散歩に行く。
慎重な母親には言えない話。実はお兄ちゃんは冒険が大好き。
見つけた。小雪まじりの冷たい雨の水たまり。美しく透き通った水。謎の液体。足でバシャバシャ。手でびしょびしょ。一心不乱。いつまでたってもやめる気配なし。こちらは木のベンチに腰かけて真剣なその様子を眺めて過ごした。やがて充実した男らしい?顔付になって戻ってきた。下半身は氷のように冷たく濡れている。
家に帰り、今度は、あったかい風呂の中。目と目を見合わせる。延々と遊びに興じる。満足した頃を見計らい体を洗う。膝に乗せて頭をそっと洗う。その最中に、得も言われぬ笑顔を見せた。そして、そのまま眠ってしまった。体のどこをくすぐってもピクリとも起きない。仕方がない。湯船の蓋の上をベッドにして、眠ったまま、着替えをさせた。ピンク色の頬が天使のよう。天国にいるに違いない。

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74 ビワの木の移植

引越しがある。琵琶の木を切るのに忍びない。小さな木だが苗から大事に育てた。移植することにした。

根を掘ってみると、ガレ石だらけの荒地にも関わらず、思いのほか深く根を張っていた。

後戻りはできず、しかたなくその根を切った。

移植先の土地は遠くの痩せ地だ。根付くかどうかは分からない。

人間にも同じことがある。古い仲間が心ならずも離れていく。離すしかない。本人が選ぶこと。

離れた先で、より窮地に陥るかもしれない。でもやってみるしかない。

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73 甘えは起きてくるー傷を深く見たとき

2016-02-09 14.45.32-1

甘えは重要である。自分が本当に甘えられなければ、子供の甘えを許せない。子供を本当に愛することはできない。

しかし自分が甘えることは難しい。セッションで甘えるしぐさ試みたり、ハグしたりすることさえ勇気がいる。勇気を出して「形」を演じる。物足りない。本当のことが簡単に手に入るものではない。甘えられない人は、小さい頃、甘えようとして拒否された辛い思い出がある。今更、甘えようとする事は、再び辛い拒否を受ける恐怖がある。そんなことは二度とできないことかもしれない。

甘えは自分を丸裸にすること。無防備にすること。相手に委ねること。心の中を許すこと。深くリラックスすること。やろうと思ってすぐにできることではない。自分の傷を深く見たときに、はじめて奥にある甘えを許すことができる。そうして初めて、甘えは自動的に起きてくる。甘えるのに努力が要らなくなる。

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72 愛された犬

2016-01-28 11.51.30

道で犬を連れた散歩の人に出会う。いろいろな犬と人の組を見る。心通い合う組は見ていて癒される。愛された犬はその顔も本当に可愛い。上手に甘え人間との関係もうまく作れている。人ではなおさらである。自分の顔を写真でじっと見る。私のせいではない。子供の顔を写真でじっと見る。・・・・・・・。

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71 あの世への「引っ越し」

今、16年間住んでいた住居を引っ越すことにしたのでその準備をしている。

子供が小学校、中学、高校、そして結婚までの間の子育てをさせてもらった住まい。

寂しくもあるけど、晩年の行き方に希望も持ちながら溜めに溜めた荷物を整理する毎日。

今までなら必要に応じて急いでの引っ越しだったが、一つずつ眺めては片付けるゆとりのある楽しい引っ越し準備をしている。

そんな話をある人にしたら「私はあの世への引っ越し準備をしているよ」と言われた。

生きたきたケリをつけ、やり残したことを丁寧にしているという。カッコイイ!!

私もこの世からの引っ越しができるようにあまり溜めこないようにしたい。

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70 心の奥の秘め事ー甘えたい欲求が潜むその未知の領域の大きさ

娘の甘えを許せなかった私は、ベビーブレスで自分を掘り下げた結果、自分自身の奥底に止めどなく甘えたい欲求が潜んでいることに驚いた。

甘えたい欲求が潜むその未知の領域の大きさ。ただただ大いなるその存在に向かって泣けた。

娘の甘えを許せなかったことがはっきり自覚できて、初めて、自分の内に甘えたい欲求が潜んでいることを納得できた!
母に甘えられなかった私は、自分自身の甘えたい気持ちを封印した結果、娘の甘えを拒否したのだった。
娘にやってしまったことの後ろめたさに、何とか、挽回し許される道はないかとさまよったが、今、許されなくていいと、はっきりした!逃げることはもうしない。

今日、 あれほど心の通じなかった母に、謝られた。「だから許して」と言われた。…はっきり分かった。

子供の甘えを許せない私のような母親なら、ほとんどの人が認めたくない心の奥の秘め事。

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69 好き嫌いをお母さんに感じられていないのが凄く悲しい

 

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母さんと、小さい頃に分かれた。その時の母さんへの気持ちは封印されていたが、ベビーブレスを重ねて最近、よみがえってきた。
(ベビーブレスの中で母さんに)「会いたい」って言った。言えてよかった。会いたくて泣いた。追いかけた。こっちを向いてくれないのが「嫌だ」と言って、「好き」と言ってみた。だけど、好きと思える部分がお母さんに「ない」となって、「何もない、何もない」、何もない事で泣いた。「お母さん!」とやっている時は会いたい気持ちの中に「好き」があるけど、ふと気が付くと、母の中に好きな要素がない。何もない。ない事が悲しい。 好き嫌いをお母さんに感じられていないのが凄く悲しい。
泣いている中で、母の代わりに別の人が、次々と出てきた。母さんを感じられる雰囲気要のある人といたいと思うのかなと。向いてくれない(つらい)感じとかわかってくれる人かなと。現実は(母さんには)会えないから、(代わりに現実に)居る人を追いかけるものがある。そういう人に引き寄せられるのかなと思った。
でも、 お母さんお母さんと言えた。ベビーブレスの中で追いかけるお母さんと繋がった感じ。ベビーブレスの全部の呼吸の中にあって、現実に戻りたくないというのがあった。 ずっとここにいたい、止めたくない。繋がっていたい。

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68 すべて自分にあること

image<すべて自分にあること>
喘息がある。喘息の原因が小さい頃の母親との関係にあることも分かってきた。それは命に関係すること、それを隠すことに関係することも。その分、治まってきている。

しかし、今回のベビーブレスは、今までにない感覚。あらためて、喘息を隠す事に焦点が合った。自分は格好つける、見られたくない。今回、開き直った。喘息で何がいけないのか、知られちゃいけないのか、と開き直りをやったら、気持ち良かった。何がいけなんだ、どこが悪いんだと。ベビーブレスの2回目の解放で、それが出た。今回初めてだった。弱みを見せない、よく思われたい、格好つけるとか。むしろ(自分から)言えよ、と思った。

ある人に会った。抵抗があった。なぜか。非常に格好つける人だった。冷静で感情あらわにしない、バカにならないとか、そこが気に入らない。すべて自分にあることだった。

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67 チャンスーそれからが勝負

元プロ野球選手の覚せい剤事件の報道が続いていてガッカリしたり考えさせられます。
彼は懸命に築いてきたすべてのものを失うのかもしれません。
私たちの身の周りでも同じような事は起きます。努力して積み上げてきたものがガラガラと音を立てて崩れてしまう事が。
絶望し自分が完全に無力であることを思い知り、恐怖におののくしかありません。
しかし心に関して言えば、それからがだと敢えて言いたいです。まさに千載一遇のチャンスであると。

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66 ママ嫌いママ好きーママも赤ちゃんもむしゃむしゃにつぶした

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ふたりめの孫ができた。お兄ちゃんのほうは2歳と少し。新生児の妹に母親を独占され、ただでさえ少ない愛情がもっと少なくなってしまった。このお兄ちゃんを連れて公園の砂場で遊ばせた。砂遊びセットのおもちゃを使って、砂型を作った。コアラのママと赤ちゃんの砂型。お兄ちゃんが突然赤ちゃんの部分を指で潰した。砂型を次々に作っても、次々につぶした。そのうちママの部分もつぶした。やがてママも赤ちゃんもむしゃむしゃにつぶした。砂型を作っても作ってもつぶした。その晩、お兄ちゃんは母親に甘えた。いつもと違ってとげとげさがない、柔らかい甘えだった。Babyブレスではこれと同じことが大人の心に起きる。

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65 何がおかしいのかもわからないーずっと辛かった

そのベビーブレスの後で家で瞑想した。出てきた自分の感情が、本当に思っているものなのかよく解らないという不信感があった。また昔、人に怒られることが多かったので、その人たちに対する不満が出てきた。
その不信感と不満の2つを認められた。不信感は薄らいだ。不満は、周りに怒られたって「そんなの自分が一番困っているのに攻撃されてもわからないよ」ということ。周りに責められても自分でもどうしてそうなっているのかアコールに出会うまで把握することなんて出来なかった。出来るわけがない。みんなは学校で教えられることや家族に教えられることを学んで生きれたかもしれないけど、私にはそれ以前にどうやって自分を肯定するのかわからない。自分はどうして普通に生きられないのかわからない。何がおかしいのかもわからなくて、どこに行けばそれがわかるのかも、わからない。教科書にも載っていなくて、周りの人も教えてくれなくて、治るのかもわからなくて、ずっと辛かった。

そんな中、よくここまでへこたれずにやってきたなと思っていた。頭の中で、そんな自分を誰かに知ってほしい、頑張ったことを受け入れて欲しいと思っていた。今回のこれで自分自身でそれを受け入れることが出来たので、人に求めなくなった分、気持ちが楽になったように感じる。

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2016-01-28 11.53.27アコールのブログを見る

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64 子供は私がやれなかった事をやっている

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子供が学校に行きたがらない。母親の私がセッションを続けて、このごろ感じることがある。子供は私がやれなかった事をやっているのか。私は親からの愛情が十分でなく人生の初期から辛い思いをしている。死にかけで生まれて、どうやらお腹から出て来たくなかったようだ。生まれてからも長い間、親に抱かれていない。その間、母乳ももらっていない。その私が子供を生んだ。平々凡々に。今となっては私の子供への愛情が十分だったとは思えない。私は早産だったが子供は出産予定日より遅く生まれた。待てなかった私は、外から羊水の膜を破って産んだ。その時は十分お腹の中にいたと思っていたけれど、子供は出たくなかったのではないかと今は思う。
子供がなかなか止めない指しゃぶりは、求めた母乳という名の愛情なのか、自分もしていたこと。子供が飲みすぎるコーラも、母乳の代わりのように見える。私は肩に力を入れて頑張ってきたけれど子供は頑張らない。私も、子供のように、フニャフニャでいたかった。もうちょっと力を抜きたかった。

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63 母の心にあった深い傷

2016-01-28 11.55.09

母の心にあった深い傷

娘(祐子さん)は一人っ子である。娘の不登校で悩み、原因はお母さんであるあなただと指摘されても、自分の育て方が悪かっただなんて、とても思えなかった。何とかそう思うように努めても、それは理屈だけだった。本心はどうしようもなかった。その後、成長した娘とは、不仲が続いた。そして、ベビーブレスで自分の心の中にある深い傷を再体験するようになって、娘に対し本当に申し訳ないことをした、自分が娘の立場だったら、・・・と思うようになった。

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ベビブレス体験集(内容

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62 いつの間にか良くなっていた

2016-01-28 11.53.27

私は捨ててしまった頃の4才と2才の息子を育て直しをしている感じがある。それはとりもなおさず、自分の育て直しのようだ。

4才は4才の寂しさを、2才は2才の寂しさを出して母親の私を求める。私は自分の寂しさを抱きしめるように子供等の寂しさを抱きしめる。
私自身もメニエール、不眠、頭痛、いろいろな不快症候群があった。メニエールとひどい頭痛はいつの間にか良くなっていた。

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61 ブログを見てくれてありがとう

2016-01-28 11.50.07

ブログの閲覧ありがとう

閲覧のアクセス数が増加しつつあります。

今後とも興味を持っていただけるブログを用意します。乞うご期待!

60 面白い~分割ブレス

5年ぶりのセッションを受けに来た人が

ベビーブレスの新しいやり方の『分割ブレス』をしました。

「面白い〜」と自分を掘っていきました。

自分を知りたい人は、深いところにいる自分を発見することが

楽しいのですね。

この感覚、良いなぁ…

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59 自分が変わらなくちゃー偽物の愛情の全体が嫌に

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母が私をおかしくした。

さびしそうな母を慰めるために、私は小さいころから犠牲になった。

自分を無くし、母の言うことだけを聞いてきた。

そのことが分かってきた。

そうしたら、母に合わせるのが嫌になった。

それまでもらっていた母のハグは気持ち悪くなってきた。

と言うよりも、それまで母から与えられた偽物の愛情の全体が、嫌になった。

母の懐の中にいるときにはわからなかったことだった。

母へ自分の意見を言えるようになった。

ようやく私の生きる力が芽生え始めた。

そもそも母は子供が精神的に生きていけるようにしなければならないはずだ。

そして母を変えようとした。長い間、苦闘した。

母は私の話を分かろうとしてくれたが、本当には、分からなかった。

母へ強い言葉が出るようになった。

真実を突き付けて母が変わるように追い詰めると、母は私を避けるようになった。

私は苦悶した。

結局母は変わらなかった。

ようやく気が付いた。自分のことをやらなければ、自分が満足することはない。

自分が自立するには自分が変わらなければならない。

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58 弱さを見せられないーなんで私がセラピー?

娘のことでトラブルを抱えていたが、自分自身のセラピーを勧められた。

なんで私がと怪訝に思ったが、追いつめられていたので、藁をもつかむ思いで、やった。

自分と家族の関係、自分自身のトラブルに向かい合うことになった。自分の中にある恐怖に入り込むことができた。これらの恐怖を、前は抑えていたが、後になって認識できた。それまでは分からなかった。

外に出れば弱さを見せられないという気持ちが物凄く強かったのだ。自分は弱かったし、そのことを人には見せられなかった。涙も見せられなかった。家族の前でも見せられなかった。

セラピーの後で、女房にハグされた時、泣いた。安心感でホッとした涙。いきなり溢れてきた。不思議な感覚だった。女房にびっくりされた。長い間一緒にいるのに、実際に涙を見せたのは初めてじゃないか、と思う。

そればかりではない。最近は一人になった時、あのセラピーの時の感覚を思い出すと、遠慮なく泣ける。思うに今まで、あの感覚は実は心の奥にあって、悲しくはなるが、泣く事が出来なかったのだ。

今、一人でも恥ずかしいくらい泣ける。心が軽くなった。

素の自分を出すとこんなに軽くなるのかと思う。気持ちが楽になった。

 

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57 大選手であっても心の問題には対応しきれなかった

2016-01-28 11.56.40

大選手であっても心の問題には対応しきれなかった。

報道によると元プロ野球の大選手が覚醒剤で失敗した。大選手であれば、厳しいトレーニングに耐え強靭な精神力も持ち合わせているはずである。優れた業績を上げ、多くのお金も蓄えたはずである。親身に助言してくれる親友や先輩もいた。しかし心の問題には、それらのものは十分ではなかった。対応しきれなかった。心の内の闇へ向かう力と、外側へ向かう力はおそらく別物なのだろう。
私たちもこれを他山の石として学ばねばならない。一生懸命働き家庭を築き、職場でも役目を立派に果たしてきたはずなのに、家庭が崩壊し子供が言うことを聞かない。よくあること。これも同じように、社会的に頑張る力も、心の闇には無力なためである。これを肝に銘じなければならない。

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56 分かっているのに素のままでいられないー切れて育児放棄

自分が「しっかりする、頑張るいい子」をやろうとするのはだんだん分かってきたの。
自分のことを見破れるようになってきたのは凄いと自分でも褒めていいと思う。
なぜ、「頑張るいい子」をやろうとするのかも分かってきた。
母親自身が「しっかり者」だと近所の人に褒められて嬉しそうにしていたのを覚えている。
だからきっと、自分もそうなって母を喜ばそうとしたのだと思う。
それなのに母親に褒められたことはなかったの。
今でも「いい子になろうとする」皮を被っている感じがする。
分かっているのに、素のままでいられない。
それが私が親になって、育児に影響してしまう。

実力がないのに「良い母親」になろうとして、無理しちゃう。

待って〜

待って〜

そして途中で切れて育児放棄になる。
なぜかな〜。
私の母は、子供である私の世話はしてくれた。
でも、子どもの私へ意識がなかった。心がなかったの。
そんな母親に育てられたからだと思う。
母と同じ事をしている。

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55 自分の人生、無駄にしたくない

セッションを重ね自分の変化が、このごろ、ようやく実感できるようになった。
凄くうれしい!!
「自分の人生無駄にできない」と思い、今までの彼氏とは別れた。
別れられた自分に自信がついたように思う。
新しく好きな人ができた。自分から「好き」と言えた。
いろんな気持ちを大事に感じたい。ワクワクしている。
悲しい思いも味わいたい。 どの思いもありだなと思える。
生きている感じがする。
何が起きても良い。その都度生きていけたら良いなーと思える。
IMG_6102結婚して子どもを産んで家庭も欲しいけど、自分を殺してまでは嫌だと思う。

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54 それは突然やってきたー小さな頃の記憶は皆無

2016-01-28 11.41.58

自分が関係する事件が会社で起きた。記憶がなかった。記憶がないことを不思議とも思わなかった。なぜなのか自分でもわからなかった。あるとき、解離性健忘ではないかと言われた。実は複数の人格があった。小さな頃の辛い出来事に鍵があるとはわかっていても、小さな頃の記憶は皆無であった。手がかりがなかった。しかし、その事件に押されるように、必死になったセッションの中で、それは突然やってきた。小さな頃の辛いつらい出来事を思い出し、痛みと辛さが爆発した。記憶が次々とよみがえってきた。

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53 鬼のように生きた

私は子供を一生懸命育てた。社会に恥じるような人生は送っていない。懸命に生きた。

母親に否定された私ができることも全てをやった。鬼のように生きた。

子供は付いてこられなかった。問題が起きた。

振り返って子供と立ち止まる。自分の人生に呆然とする。

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ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)
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52 自分のことは分かりにくい

 

2016-01-28 11.40.59

人はみな他人のことは分かりやすい。自分のことは分かりにくい。自分の心の傷は分かりにくい。意識しにくい。痛いから。冷静には観ていられない。人のことは痛くない。だから人の言葉は役に立つことがある。

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51 心からの欲求

2016-01-27 17.31.58

心からの欲求
ある記憶が封印されていた。セッションにより封印が解かれた後に、気が付いた。母親が家を出た記憶であった。戻ってこなかった。封印していたので、嫌だということを嫌だと言えない人生が続いていた。「嫌だ」と言うと、何か恐ろしいことが起きるという漠然とした感覚があった。そのことに気がつき、嫌な事は嫌だと言えるようになった。自分にとって大きな自由を獲得した。
しかし、そのうちに、嫌だ嫌だと言うだけではなぜか満足しなくなっていた。母が家を出た事情をもっと深く知りたい。母親はなぜ自分たち子どもを捨てたのか。それができた母親の人柄。その時自分は本当には何を感じたのか。知りたい。はっきりさせたい。自分の人生をはっきりさせた。心からの欲求になった。

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50 ゾクゾクするー皮を脱ぎたい

2016-01-21 14.59.11

長い間セッションして自分はかなり変わってきた。周りの人も認めてくれる。人のことがよくわかる優しい人で通るようになってきた。でも、自分はもう1つ皮を脱ぎたい。そう思うとゾクゾクする。「いい人」の皮を。

 

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49 分からないー何がどうなったのか

人生を頑張りぬいて生きてきました。それがどうしていけないのか。義務と責任で子供を産み育てた。それなのに子供がうまく生きていけないのです。愛情が十分ではなかったのでは、とも思う。でも、私にはわからない。何がどうなったのか、 […]

48 知りたい、はっきりさせたいーそれができた母親の人柄

2016-01-21 13.35.01

知りたい。はっきりさせたい。

ある記憶が封印されていた。セッションにより封印が解かれた後に、気が付いた。母親が家を出た記憶であった。母親は戻ってこなかった。封印していたので、嫌だということを嫌だと言えない人生が続いていた。「嫌だ」と言うと、何か恐ろしいことが起きるという漠然とした感覚があった。そのことに気がつき、嫌な事は嫌だと言えるようになった。自分にとって大きな自由を獲得した。

しかし、そのうちに、嫌だ嫌だと言うだけではなぜか満足しなくなっていた。母が家を出た事情をもっと深く知りたい。母親はなぜ自分たち子どもを捨てたのか。それができた母親の人柄。その時自分は本当には何を感じたのか。知りたい。はっきりさせたい。自分の人生をはっきりさせた。心からの欲求になった。

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47 本当の自分が分からないー次々と人格がかわる

私にはホントの自分がわからない。

私の中にはまるで複数の人格があるように感じられる。

誰かに質問されると、尋問されているような恐怖心が生まれ、ある人格は答えたくないと言う。

もう一つの人格はとっとと答えろと言う。私は堂々巡りに陥る。

さらにもう一つの人格は言う、ほんとのこと言ったって裏で何と思われるかわからない、と。

私が何とか答えようと口を開くと、次々と人格がかわり、まともな答えができない。

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もうすぐ凄い香りが

もうすぐ凄い香りが

 

 

46 何も言わずに聞いていたー「頭から食べてしまいたい」

2016-01-21 13.33.38

ヒヨドリのごちそう

話しにくい話をするときは、車を運転しながらする。2人とも前方を見る。顔を合わせないで済む。長い間自分に激しく反発していた子供に、話をした。セッションの中でたどり着いた自分の本音。子供を頭から食べてしまいたいほど自分のものにし自分のもとに置いておきたかった。初めてその本音を話した。あの激しい子供が何も言わずに聞いていた。

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45 何とか子供がよくなればー心の旅へ出る

子供が閉じこもったり家庭内暴力をふるったりして問題を起こす。何度考えても自分に落ち度はない。それでも問題は起き続ける。ほとほと困惑する。何とか子供さえよくなればという気持ちでカウンセリングを受ける。ただただ子供の幸せを願う。カウンセリングの流れに従って自分の心の傷を探る。やがて自分自身の人生を振り返る。心の旅に出る。長い人生で初めての旅。思ってもみなかった傷に気が付く。

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44 親になれた私ー甘えたいと駄々をこねて

IMG_6087寒い冬を耐えて咲きました。

愛されなかった私が、子供にだけはそうはすまいと思って懸命に子育てをしてきました。私に比べ子供は幸せになったはずでした。それは間違いないと思っていました。

しかし私は、いつの頃からか、そんな子供にやきもちを焼きはじめたのです。口には出さないけど、自分でもびっくりです。私はそんなに大切には育ててもらえなかったからと…訳は分かっていました。

セッションの中で、私だって「甘えたい」という、押し殺していた気持ちがふきでて駄々をこねました。その中で子供らしい子供に初めて私はなれたのです。自分を取り戻したように、気持ち良かった〜

そうしたら実生活で初めて親になれたのです。それこそ親らしい親に。

柔らかい自信の様なものがみなぎってきたのです。不思議だなとしみじみと感じながら…。

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43 生と死ー正体が見え心底の安らぎ

2016-01-17 14.55.12

生と死
母親からの愛情が十分でないことは、小さな子供にとって生きていけないこと。子供には、愛情は生であり、愛情がないことは死。私たちは昔、みな子供。このため、私たちの心の奥には、生と死のアンビバレンツが存在する。そのことを忘れないで。存在を許す。そうすれば、葛藤や迷いは、正体が見える。底辺からの安らぎがある。

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42 知っているから苦しんでいるー昔、むかし、大昔

2016-01-17 14.57.31

知っているから苦しんでいる
不思議なことがある。愛情をもらえなかった人にどうして愛情が分かるのか。愛情をもらえずに苦しむ人は、知っているから苦しんでいる。それがどんなものか分かっているから苦しむ。欠けていることを知っているから。一度、味わったから。子供のころ?赤ん坊のころ?胎児のころ?。昔、むかし、大昔。

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41 忘れてしまわずにいればー恐怖や下痢

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今まで心の中に隠れていた重要なことをカウンセラーが言い当てたとき、深く印象に残る。印象には残っても、あまりうまく理解できないことがある。後になって、恐怖が来たり、下痢になることもある。何とか頑張ってほしい。忘れてしまわずにいれば、時間がたてば、癒しが起きる。

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40 自分自身が導いてくれる

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ベビーブレスを行う中で、信頼すべきは、自分の感覚。自分で解る。自分のエネルギーが少しでも湧けば、その方向へ。さらに多く湧けば、その近くが本当の自分、本音の自分。その感覚がヒント。自分自身が導いてくれる。

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39 行きつ戻りつー辛いこと悲しいことで半端ない

寂しい

寂しい

大きな気づきがあり大きな改善があると、それからしばらく停滞することがあるんですね。

まるで階段の「踊り場」のようです。上も下もじっくり見える時でジッとします。

何かブレーキがかかる。人によっては後退することもある。でも、それは当たり前のことでもあるんですね。

気付きを「消化する時間」とか、「行きつ戻りつ」とかいう現象が起きてくるからです。

隠れていたものは、辛いこと、悲しいことで半端でないのです。

それに気づくのは大仕事なんだから…。

じっくり取り組む必要がある。自分の人生がどんな景色か自覚しながらゆっくり観る必要がある。

人はそのようにして進んでいくのですね。優しいですね。

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38 人の内部からのプレゼント

可愛い

可愛い

あるクライアントが大きな大きな壁を突破しました。

それは感動的で私も身震いしました。

そのセッションのときに使った毛布を洗いました。

汚れが人間性の回復されたことを表している様で誇らしく思えました。

きたないはずの汚れが、まるで、人の内部で起きた素晴らしいこと

から送られたプレゼントのように感じられました。

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37 アンビバレンツ

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<アンビバレンツ>
自分を産んでくれ育ててくれ、十分ではなかったものの愛情もくれた母親。その母親に対し、こころから愛着を感じる。同時に、自分への愛情が十分でなかったことから、ひそかに憎しみを感じる。相反する感情が同時に存在する。同時に存在することを忘れないでいる。存在することを許す。肩の力が抜け、生きやすい。

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36 自分のことは分かりにくい

2016-01-17 15.09.20

カウンセラーは役に立つ。経験を積んでいて人のことが分かる。誰しも人のことは分かりやすい。自分のことは分かりにくいので人から見てもらうことは、自分を理解するのに役に立つ。理解が起きればこちらのもの。

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35 女性は女神になれる

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人はすごい。人は体感することで変わる。自分へ与えられるはずの愛情が不足していたことを体感することで、愛そのものを知る。愛を知った女性は、努力せずに人を愛せる。そんな母や祖母は子供たちにとってまぎれもない女神となる。

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