山中湖は厳冬?|セラピーの現場は冬景色(703)

「山中湖は厳冬?」
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山中湖の冬を本格的に体験しました。一週間ほど生活してみました。一年で一番寒い時期を選びました。山中湖セミナーハウスの老朽化した部分を一部改修し、冬も何とか過ごせるように、住みやすくする工事もありました。
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山中湖セミナーハウスは十年使っていますが、初めての体験でしたね。
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山中湖の冬は厳冬です。マイナス20度前後になることもあります。現地の人には、東京の人は「来ないほうがいい」と言われました。北海道出身の人に「北海道よりも寒い」と言わせる寒さだということでした。セミナーハウスの隣の敷地に施設を持っていた方が、数年前の大雪で、3メートルの積雪に閉じ込められ、懲(こ)りた、という話もうかがいました。
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防寒着としてスキー服を持っていきました。雪用の長靴やアイゼンも用意しました。
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10年前に一日だけ真冬の山中湖に行ったことがあり、その時の雪や氷はすごかったですからね。
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ところが・・・暖冬でした。一週間のうちの最も寒い時がマイナス7度でした。スキー服やアイゼンは使いませんでした。
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世界的な温暖化の影響でしょうか。マイナス15度は行くだろうと思っていたのに、ちょっと残念。
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でも夜の星空はきれいでした。夏よりも空気がきれいなのか、月や星の明るさが素晴らしかった。
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鹿さんとも、より、お近づきになれました。冬は木の葉が落ちて、地面は雪で白一色。
鹿の姿がはっきり見えます。
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鹿の足跡が、雪の上に、そこら中に残っていました。糞もね。
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鹿の糞は、ピーナツチョコのように黒くて、真っ白い雪に映えます。鹿は、出会うと、警戒してジッとこちらを見ていますが、優しい声で話しかけると、再び穏やかに餌を食べ始めたりします。わかるようです。一週間のうちに何度も話しかけて、警戒が薄くなって、すぐそこにいても、逃げなくなりましたね。

山中湖セミナーハウスの庭の近くにきている小鹿。庭の石垣のすぐ向こうにいます。頭は左向き。

右向きだと思うと狐に見えるね。

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