投稿

対談(633)について|大きくヤマを越えて3/3|セラピーの現場から(637)

諸智:<停滞期「踊り場」>で「(自分探しへの)感覚が遠のいた」と言っていますが、本当に後ろ向きになったのではなく、苦しみながらも、問題に向き合う感じがありました。
林:少しずつ前へ進む感じでしたね。
林:<反抗期を真似てみたら罪悪感が襲いかかる>の「反抗期の無かった」というのは母に対する反抗であって、社会に対する反抗はできていたようです。やはり母親に対するものが重要なのですね。
諸智:重要だけれども、どうしてもできなかったのでしょう。
林:<母親を護りたい気持ちでスタッフに「失恋」>の「自分の会社の社員」に「弱い母」や「理想の母親(女神)」を投影してしまうというのは、ひょっとして経営者には起きやすいことなのかもしれません。幼い頃の不十分な家族関係を、長じて、自分の会社で修復しようとする試みなのかもしれませんね。
諸智:会社を自分の理想の家族のようにしたい、ということなのかもしれません。
諸智:<近づいてくる恐怖>で「アクセルとブレーキを一緒に踏む感じ」とありますが、これもご自身が自分で認識しているのがいいなあ、と感じます。
林:「鉄格子の下にのぞいているピンクのスリッパ」というのは、当時の状況では、目の前に立ちはだかる高い障壁でもあり、自分を開くために動くことのない大きな手掛かりでもありました。
諸智:その高い壁の前で「恐怖」にひるんで「抑え込んでしらけ」てしまうのですが、そのしらけに、幼い自分である「寂しい坊主」を観ることができ、また、前進します。
林:しらけの裏にあるものを観る感性がいいですね。
林:<抑え込みの裏にあった殺意>で「隠れているかもしれない「殺意」は(前から気が付いていた)罪悪感を説明づけるのに疑う余地もなくぴったりきた」というように、「殺意」を自分のものにしましたね。そして「母親や祖母との私の癒着」に対する「猛烈なストレス(怒り)があったことが思い出された」と、記憶もよみがえりました。良かったですねえ。突破口になりました。
諸智:突破口が開いたので、ひとりでに「人生の長い期間抑え込んでいた殺意というエネルギーが沸騰」するのですが、エネルギーを受け止める「心の通じた仲間」が居たのはラッキーでした。
林:そして「必然的に事が進むように準備はすべて整(ととの)」い「自分の中で繋がらなかったものが繋がった」経験をします。「繋がらない」という感覚を既につかんでいたので、この「繋がった」という感覚が産まれたのですね。繋がらないとか、繋がるとか、実は、本当のことを知っているから、生じる感覚だと思いますね。人というのはすごい。
諸智:「この殺意を伴う猛烈な怒りのエネルギーを抑圧する。そうすると気狂いになるんだ。もしも外側に出せれば解き放たれる。・・・繋がった。」ということで、母の狂気も乗り越えた。自分と母の2世代分のしこりを解(ほど)いたと言えそうです。

*******************

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブレスワーク,またはブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

 

自社施設紹介

激しい怒り|恐怖から何とか逃げようと|セラピーの現場(622)

セッションで行き詰っている。理屈では、自分がなぜ行き詰っているのか、その理由は分かっているつもりだ(母親との関係だ)。でも、感覚ではどうしようもない。
恐怖から何とか逃げようとしている、らしい。それも分かった。激しい怒りは今でも出せるけれど、深さがない。満足しない。物足りない。今までのようには、うまくいっていない感じがする。
どうして良いか分からない。このうまくいっていない感じは、喉(のど)に魚の骨が引っかかっているようで気に入らない。何とか骨を取りたい。
でも、実は、この骨を「取ってたまるか」という本音が自分の中にあるのが分かった。
骨を取ったらどうなるのか?怒りを引っ込めて弱くなることか?何もなくなる自分が出てくることか?そういえば、あまり踏ん張るのはやめようと力を抜くと、声がお腹から出ていた。気持ちよかった。そのことか?でもピンとこない。
後日、自宅で瞑想していて、腑に落ちた。凄い気張って踏ん張ったりせず、力を抜いていられるということなんだ。セッションを思い返して、ああ、なるほどと、今更のように腑に落ちた。何かすごいものつかまえてやろう、すごいこと発見しなきゃ、と頑張ってばかりだった。踏ん張ってばかりで、恐怖が出ても浸る、味わうどころか跳ね除けてしまったんだと納得した。

*******************

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

自分自身の甘えたい気持ちを封印した結果、娘の甘えを拒否|セラピーの現場から(545)

私は、娘の甘えを許せなかった。ベビーブレスで自分を掘り下げた結果、自分自身の奥底に、止めどなく甘えたい欲求が潜んでいることに驚いた。甘えたい欲求が潜むその未知の領域の大きさ。ただただ大いなるその存在に向かって泣けた。

娘の甘えを許せなかったことがはっきり自覚できて、初めて、自分の内に甘えたい欲求が潜んでいることを納得できた!
母に甘えられなかった私は、自分自身の甘えたい気持ちを封印した結果、娘の甘えを拒否したのだった。
娘にやってしまったことの後ろめたさに、何とか、挽回し許される道はないかとさまよったが、今、許されなくていいと、はっきりした!逃げることはもうしない。

 

お試しの「無料60分心理カウンセリング」もあります

 

398 澄んだ川のハヤの群れ

%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%8911

自分自身を理解し始める上でとても役に立った記憶映像がある。その一つ。
私の母は、彼女自身の理由から、幼かった私の育児を放棄した。そのことを小さな私はとうに知っていた。母の実家である山の中の農家に預けられた。母は、週に一度水曜日に、私の着替えなどを持ってバスに乗り、その農家に訪ねてくると約束した。約束は守られなかった。
私は毎日 1人でバス停にやってきてバスを待った。バスの本数は少なかった。一日中待った。すぐ横に山間(やまあい)の川があった。川の水は美しく澄んでいてハヤ(鮠)の群れがいた。橋の上から大きな石を落して遊んだ。ドボンと音がしてすぐに澄んで、またハヤが群れた。バスは遠くから山に向かって川沿いを上り、そのバス停に止まって何人かの乗客を降ろした。その後、さらに上流に向かい、ほどなく終点で折り返して、戻ってくる。戻って道の反対側のバス停に止まり、また、遠く下流に帰っていく。
さて、上ってきたバスがバス停に止まるとき、私は、川のそばにあった雑貨店の陰に隠れた。まるでストーカーだった。降りた乗客の中に母はいない。ほとんど探さなかった。バスは、エンジン音が細く微(かす)かになっていき完全には消えないうちに、また大きなエンジン音になり戻ってきて、反対側のバス停に止まる。私は、それまでに道を横切り(このときバスに轢(ひ)かれかかったことがある)、反対側にある農業用水が流れているコンクリート製の樋(とい)の上に登る。登って、母がいるはずのないバスの中を、舐(な)めるように見た。まるで、このときとばかりに盗むように見た。とろけるように恋しい気持ち。誰もいないバスの床の、油でくすむ床板を、今も鮮明に覚えている。
母への恋しい気持ちは、すでに実際の母を離れており、気持ちだけが純粋に存在した。恋しい気持ちが、実際の母親像によって邪魔されることを、知らないうちに避けていた。純粋に恋しい気持ちは、透明で広々としていた。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

366 不思議な話ですが

img_1796

片付けたり料理を作ったり、以前は苦痛でしかなかったことを少しずつですが出来るようになりました。母に怒られることよりも、自分の気持ち(空腹や清潔)を優先出来るようになりました。ブレスを始める前は、母が作らないとご飯がでてこない!と思い込んでいました。不思議な話ですが。
母と喧嘩をしました。以前はババァ死ね!としか思わなかったのですが、今は、子供のままでいるしかない人なんだな。可愛そうだなと。腹は立ちますが殺意はないです。
死のセッションを始めてから死にたいと思うことが少なくなりました。今日は死んで明日生まれ変わればいいじゃない、と。実際に死ななくても、仮想世界で死ねば充分だなと思いました。お陰で気が楽です。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

363 大好きだから恨んでいた

img_1775

いやなことは寝て忘れろと言われて育ち、それを実践して、生きてきた。昔の記憶を思い出すようにと言われても、暗闇しか思い出せなかった。それが、セッションを重ね少しずつ思い出せるようになってきた。
気立ての良い美人の姉が、小さい時に病死した。姉の代わりにお前がそうなれば良かったと言われ続けた。子供として親に全然相手にしてもらえなかった。
最近も思い出した記憶がある。家の戸口に人買いが2人立った。知らないおばさんとおじさん。怖くてコタツの中にずっと隠れていた。よそにやられる。コタツから出るとやられてしまう。なんでも言うこと聞くから連れて行かないでくれと。連れて行かれる恐怖。 母に助けを求めても無表情で手も出さない。能面のような感じ。だから母親は大嫌いだった。コタツの足につかまっていた。コタツの中でも一生懸命すれば身を助けてもらえる。(思えば、ちっちゃい時からコタツにもぐっていた。何年もやっていた。コタツにこだわっていた。)
なんで私?。弱っちい子だと人買いの役に立たないから。元気な子でないと働き手にならない。母は、口減らしにやりたいから黙っている。子供はよく食べるし・・・。だから母親は大嫌いだった。その母親への恨みを精一杯出した。半狂乱でお母ちゃんと叫んだ。
そしたら、母が切なくて泣いた。(子供をやってしまわなければならない)母の辛さが分かった。事情がわかってきたら泣けた。母を大好きだったという思いが出た。勝手に恨んでいたが、恨みの裏の大好きが出た。大好きだから恨んでいた。大好きな母のイメージ。涙がいっぱい出た。
真っ暗な中に光を求めて歩くイメージが出た。以前も暗闇のイメージが出ていたが、なんだか分からなくてフワフワしていた。着地すれば楽なのに・・。今回やっと着地できた。「母が好き」が出てきた。歩き出した。前は歩けなかったが今回は歩けた。何も見えずに、ひたすら泣きながら歩いていた。いくら歩いても光は見出せない。暗闇は怖いからただ泣きながらずっと。声を出す元気もなく涙を流しながら歩いていた。
ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

345 そうすれば、どんなに心が楽になるだろう。

img_1718
子育てがうまくいかない。セッションを受ける。自分自身が良好な子育てとは縁がなかったことに気が付く。隠れていた母への恨みが出る。それなりに色々な改善が起きる。しかし恨んでも恨んでも足りない。母は分からない人。大きな壁。絶望的な壁。
私たちの突き当たる壁。この人もけっして幸せな成育歴は持っていない。私よりひどい。それは分かる。でも、そのことを、この人は分かろうともしない。この人そのものが問題。この人さえしっかりすれば。この人さえ、私の苦しみを理解してくれれば。一言こころからの詫(わ)びがあれば。ほんの一瞬でも真の和解があれば。そうすれば、どんなに救われるだろう。どんなに心が楽になるだろう。どんなに夜をぐっすり眠れるだろう。

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

326 わかっちゃった、よかった

img_1691

私には激しい怒りがある。脳みそが沸騰するような怒り。その怒り自体は自由に出せるようになった。そしてその奥には恐怖があることがわかった。怒りや恐怖の謎解きは今までできなかった。
セラピーを受けるきっかけだった閉じこもりの子供のことを一通り終えたので、今度はようやく母親のことをやり始めることができた。
そしたら、わかっちゃった。原因は母だった。怒りの矛先を上手によけて逃げてきたのに、わかっちゃった。自分を曲げることで収めてきたのに。母親に怒りを向けることは絶対したくなかった。すがってきた。うまくいかないのは自分のせいにして、怒りの向きを曲げてきた。
原因が分かったら自分が惨めになる。自分がいらない。あなた(母)がいなかったらまともだったのに。私ってなんだったの、がっかり。母に怒ろうと思ったことがあったができなかった。なんでどうして・・子供なんて産まなければ、結婚しなければ・・、私が生まれてこなければ・・。母親のことに着手した途端、悶々とした。
母親の記憶は非常に少なかった。幼稚園から小学生にかけて。ほとんど記憶がない。唯一が入院のことだった。母親はノイローゼで病院に入院した。幼い自分たち兄弟姉妹を置いて入院した。姉妹で固まるようにして話を聞いていた。母親自身が入院の話をした。それだけで他の記憶はあまりない。そこをセッションで取り扱った。
母親の立場になって思い出した。表現した。再現した。母親の気持ち。聞いていた自分の気持ち。そうしたら、そこで出た。実は母親は子育てがめんどくさかった。逃げて出て行きたかったんだ。「捨てていくなら殺せ」が出た。過去に別のセッションでで突発的に出てきた謎の言葉、私を解放した言葉「そんなんだったら産むな」と、同じもの。
脳みそが沸騰するような怒りで、このことを隠していた。失われていたリングがようやく繋がり謎が解けかかってきた。よかった。ベビーブレスは気持ちよかった。脳みそがとろけそうだった。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

323 「嘘つき大嫌いだ」:エネルギーが弾けた

img_1685

私にはなにか引き離されるような恐怖があった。自分で立てていない感じがあった。大きなものにひっついていたい。その恐怖を突き詰めて自分を見つけていきたい。
女であることを堂々と主張できない気持ちがあった。そのことに怒りがある。自分が結婚するときに母親になかなか言えなかった。謎だった。
実は、母親は私を身ごもったとき男だと期待していた。女である私にがっかりした節がある。私の兄弟の上と下は堕胎されている。自分の場合には男かもしれないと言うことで産んでもらった。そのことを母親は隠していた。お前は「特別な子」だったと言うだけだった。
セッションでその隠していたということがわかった。母親を「嘘つき大嫌いだ」と言った。すごいエネルギーが弾けた。ずっと、母親のことは大好きだと思い続けていた。
母親は男に負けずに、男以上の能力を発揮して働いてきた。当時珍しい運転免許を女の身で取得し、車を操って仕事をこなした。男兄弟3人は人生を全うできなかった。その不幸をはね返すように、すごく強くなっていった。強くならざる得なかった。女性としての幸せでない。男のようなイメージの母。周りの男は不甲斐ない。母は期待されて生きてきた。母は思った、人に頼るんじゃなくて自分だからと。母の中心の部分に私は入れてもらえない。
謎が少し解けた気がする。

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

304 母親には言えない

IMG_1652

私にはもの凄い怒りがある。母に対する憎悪がある。でも母親には言えない。言うのが怖い。母親は受け入れられない。受け入れない母親を見て、また私は自分を無くす。それでも、母親を私はずーっと求めていた。嫌いだと思いながら、私の大好きな大好きな母親を求めていた。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>カウンセラーの対談(アダルトチルドレン・心身症・アレキシシミア)

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

お試しの「無料カウンセリング」もあります

自社施設紹介

ブログに対するご感想やご質問をメール(info@accord-all.com)でどうぞ

 

 

281 母親はいい人でした

IMG_1596

あなたの母親はどんな人でしたか?「母親は嫌いでした」と答えるものの、細かなことは話したくない。口ごもる。重い気持ちになる。そんな場合がある。ひよっとして、現実の母親はどうしようもない人かもしれないが、あなたの心の中の母親には、本当は今でも心から愛情を求めているのかもしれない。であればそれが突破口になる。

 

お試しの「無料カウンセリング」もあります

 

275 母親を嫌うことで何とか立っていられた|隠していた何かを慕うような気持ち本当に生きようとする意欲

IMG_1599

母親から私は愛情を、本当の愛情をもらわなかった。憎しみだけが私を支えてきた。母親を嫌うことで何とか立っていられた。自分が分解してしまわないように維持してこれた。
しかし、その奥には、心底から慕う気持ちがあった。そのことに気が付く時が来た。その気持ちは、あの顔をしたあの声をした具体的な母親への気持ちではない。もっと純粋な気持ちだ。私の心の中だけに存在する「母」に対する気持ちだ。私だけの「母」。その「母」をあの母親は失ってしまっているが・・・。
気が付かないようにしていた。慕う気持ちなど、初めから私には無かったようにして、ひたすら頑張って生きてきた。生きるためにはそうするしかなかった。何かに対する怒りと嫌悪が私の中を満たした。そのことも必死に押し隠していた。
気が付いたとき、何かを慕うような気持ちが、私を圧倒し、私を溶かす。強がりが役に立たなくなり、大きな優しさと、本当に生きようとする意欲が、私を包む。

*******************

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

 

ブログに対するご感想やご質問をメールで(info@accord-all.com)どうぞ

265 「ごめんなさい、もうしません」「くやしー」|幼い子供に母がしたこと自分がしたこと

IMG_1540

今までのセッションでは対象のない激しい怒りと恐怖がでることが多かった。今回、母親を対象とするセッションをおこなった。途中から、同じような激しい怒りと恐怖がでた。同時に「ごめんなさい、もうしません」という強い感情と言葉が波のように繰り返し出た。その後「くやしー」という言葉が出た。自分でも意味が分からず、謎だった。

朝、目が覚めたらセッションの感覚が蘇ってきた。
母は「あんたのせいで」と、自分の生き辛さを私のせいにして来たんだと感じた。それは、私が子供にして来た事だった。父が亡くなった時、家の一大事なのに生まれたばかりの子供を抱えて身動きが取れなくて「この子がいなければ」と思って罪悪感を感じた事を思い出した。自分の都合の悪さを、全て、自分の思い通りにできると思っていた子供に押し付けて来たんだと。「みんなあんたのせい!」自分が子供にしたこと。幼い子供は抵抗できなかったはず。同じように母が自分にしたこと。幼い自分は抵抗できなかったはず。それが「ごめんなさい、もうしません」そして「くやしー」だった感じ。

やりきれない。

*******************

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

264 対象のない怒り|謎が解けた

IMG_1545

 

初めのころ息子のことでセッションを受けた。セッションが進み、閉じこもりの息子との関係が改善された。改善の内容について母親が喜ぶどころか悪く言った。ショックだった。なぜショックだったのか、わからなかった。やがて母親への気持ちを自分が抑えていることがわかった。そのうち母親の電話の仕方にカチンときた。母親への怒りをセッションでやることになった。今までのセッションでは激しい怒りが出ることが多かったが、その怒りには対象がなかった。話題にもならなかった。謎だった。しかし今回、その対象があることがわかった。母親だった。謎が解けた。

*******************

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

194 高い厚い大きな壁|母親へのアンビバレンツ

IMG_1400

母親へのアンビバレンツは、父親へのアンビバレンツなどに比べ、乗り越えて、受け入れることに苦戦します。母親への恨みや殺意が出そうになると、命の大恩がある母親の面影が、それを引き留めます。逆に、母親への愛着が出そうになると、自分を決定的に傷つけた母親の側面が、引き留めます。高い厚い大きな壁に阻まれます。

しかし、乗り越えは可能です。きっかけは、人それぞれですが・・。

*******************

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

174 気がついたー諦める必要がない私自身の熱い思い

気がついた。母には子供である私への愛情がないのを知っている。小さな頃のあの時は耐えられなかった。諦めなければいけないと思い続けてきた。だけれど、私には「熱い思いがあるじゃん」と気がついた。これは諦める必要がない。「ある」これだ。一度は捨てて、無いことにした方が楽だった。母親がこれに応じる熱い思いを持っていないの に、私は耐えられなかった。隠していたのはこれかと。熱い思いを隠していたんだな。母への私の思いは「嫌い」だけ。そうして表面でバリアを作った。母を求める気持ちを閉じ込めていたからなんだと。怒りを出して心を開いたら、あった。これを隠していたのかと気がついた。

朝な夕なに子供達を思い出す。子供にも私への熱い思いがあったのかと。同じ辛い思いを子供にさせてしまったんだな。そのことに気がつかなかったから、長女たちが私を攻撃してくるのは、こんなに辛かったのか。分かって欲しかったという自分の気持ちをわかってもらえない辛さは、これかと。自分の寂しさが分かると子供の寂しさが分かる。

 

引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセリングのお試し無料あります。さらにベビーブレス(アコールで開発した独自のブレス,ブリージング)ができるようになれば精神分析の組合せで大きな効果があります。東京府中

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

IMG_6751

141 子供の立場、親の立場、狭間で進めない…

IMG_1233
親のことを思うときは自分の寂しさを見るのが辛くて、
子供のことを思うときは自分のやってきたことの罪悪感に耐えられない。
被害者の自分と加害者の自分とどちらも痛くて深められない。
進むことも後退することもできず、まるでその場で小さく足踏みしているようだ。
そういえば母の愛情なし(という事実)もセッションを重ねる中でようやく認められるようになった。
その体験から、被害者の自分と加害者の自分を一足分ずつでも深めていき、どちらの自分も素直に認められるようになりたい。
ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

131 私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード3/4その3

IMG_1279

<<私が知りたかった正体には辿り着けていない:怒りのパレード>>
母や自分の正体が知りたい3/4
<知りたくない・でも知りたい!>
私は、「正体」を知りたいと思った。しかし、やり始めた途端、腰が引けた。
自分の正体も母の正体も知って良いものかと思った。代々受け継がれてきて、皆んな必死に隠し、ガッチリ蓋をし守って生きて、蓋をしたまま死んでいったのだから。その人達を裏切るような、そして、自分の正体なんか知りたくない感覚に陥った。逃げだ。怖かった。寒かった。頭が痛かった。でも、知りたい!!この知りたい!!を、とにかく味方につけて探ろうと思った。
<何層もの怒り>
私の怒りは何層にも分かれている。(1)まずは思い出せる浅い怒り。ここの怒りを知るまでに、物凄く時間が掛かったのだから、浅くはないのカモしれないが、表面のような怒り。それは母が私を認めてくれない感じや、拒否などの怒り。これは、思い出せる怒り。子供を愛せない怒り。(2)そして、娘への憎悪や怒り。この辺までは、なんとなく自覚してきている事だし比較的自分でも分かりやすい怒りだ。(3)だが、怖い程の怒り・・・本当に怖かったのは、本当に思い出したくもなく、隠していたかった事。母が私に対して殺意があり、私を邪魔にし、恐怖や怒りを無意識で植え付けてきた事。この、恐怖や怒りは、私自身を従わせる事の圧力でもあるが、母自身の恐怖や怒りも一緒に私にプレゼントした。欲しくもないプレゼントを。私は、その事に怒っていた。母自身の元々ある殺意や憎悪や怒りや恐怖、そして、私達子供に対する殺意や憎悪や怒りや恐怖がゴッチャになって私や弟を子育てしただろう。

お試しの「無料60分心理カウンセリング」もあります

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ベビーブレス体験集(本の内容)

126 ゴッチャゴッチャ! 3/4その2 ー知りたくない母と自分の正体

母や自分の正体が知りたい  3/4その2

母のことをかなりわかってきたと思うのに、それなのに、どうしても納得のいかない感じが残る。母の正体が不明な感じ。その感じに触れると、怒りがわく。激しい怒りに巻き込まれる。自分の怒りなのに本当の原因がわからない。自分の正体も不明。その怒りは娘にも大きな影響を与えてしまった。

正体を知りたいと思った。母と自分の正体。正体を知るために、母、自分、娘の3人の間で、似ているところを書き出した。思ったより、色々なことが似ていた。心の傷や怒り・・・。その似ている色々の全体を何度も読んでみれば、正体を知ることができるかもと・・・・・・。

ところが、ダメ。読んでみると、働くのは頭だけ。感覚、感情が空のような、そして色んな感情がグチャグチャのゴッチャゴチャな感じがするだけ。頭が痛くなり、寒くなる。心が、感情が全く付いていけない。知りたいのに、でも、知りたくないと揺れているんだと思う。逃げだ。

しかし、なんとか「知りたい!」という自分を味方につけて、もう少し深く深く探りたい。何回も何回も怖さや寒さなどを味わいたい。

母、自分、娘の似ているところを書き出したものを母にも見せたところ、母も、小学校低学年の頃カミソリで指を切った事を思い出した。その時何を思って、どういう感情でやったのかまでは分からないそうだ。でも、私は嬉しかった。自傷があった私と「一緒じゃん!」とさらに納得できた。

お試しの「無料60分心理カウンセリング」もあります

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

IMG_6306

121 母や自分の正体が知りたい1/4ーでも知らぬ間により激しい怒りに

私は自分の激しい怒りを正面から扱えるようになった。同時に、その原因を作ったであろう母自身への理解もかなり進んだ。しかし、今一つ納得できない。深い部分が不明なままだ。母をさらに深く理解しようとすると、知らぬ間に怒りが舞い上がり、自分と母の境界が見えなくなる。より激しい怒りに巻き込まれてしまい、訳が分からなくなる。

************

〇私は母と話をしている時に思う事がある。母が私と話している時にちょっと機嫌が悪くなったり、ツッパる感じがある時に、母の中に小さい小さい子供を見る時がある。そうすると、母が物凄く可愛らしく感じる。まるで子供が駄々をこねたり、認めて欲しい‼︎と訴えているかのようだ。母にもある傷ついた子供時代、胎児の頃。

〇私にもある傷ついた子供時代、胎児の頃。私の娘も今現在子供時代を生きている。それぞれに色んな事を感じ、傷ついたり、自分を抑えたり、こんなに頑張ってるよ‼︎って母親に訴えて褒めてほしかったり、認めて欲しかったり。やっぱり無理か…と諦めては絶望し、怒り、でも母に従わないと恐いから、どうせ私なんか…と自分を閉じる。そんな子供時代に、さらには胎児の頃に感じてきた様々な事が奥の方に追いやられ、ガッチリ蓋をして自分を守ってきた。

〇思春期になり、大人になるにつれ子育てをしていく内に様々な弊害がおきてきた。とにかく生きにくい。はたから見れば、何とも取っ付きにくい恐い人だろう、なんか変な人と思われているだろう。そんな私と母だが、可愛い可愛い小さい小さい私がいる。可愛い可愛い小さい小さい子供時代の母がいる。可愛い可愛い小さい小さい娘がいる。

〇そんな可愛くて小さい私が捻くれると自分でも自分が分からなくなる。だってどうして良いのか、自分が本当はどうしたいのか分からなくなる。そんな可愛くて小さい母の子供時代が顔を覗かせると、まぁ大変。捻くれるは、怒るは、我が強くなる。私もですが…。でも、そんな子供時代の自分がそして母が、大人になってる今よりもずっとずっとずーっと素直で、真っ直ぐに色んな事を分かってるんだろうなぁ〜と思う。だから、子供時代の母の顔がチラッと覗くと「もぉ〜素直なんだから」と母が可愛らしく思えるのかもしれない。

〇でも、今の私はまだ母を許せない。頭では母も傷つきすぎた、色んな感情が複雑に入り混じってる、母の防衛で心のシャッターを閉める事は頭では分かってる。頭では。母も傷ついたまま複雑に感情が入り混じってる中で必死に自分を防衛しながら一生懸命子育てをしてくれた事を、私自身が体感し、でも違うだろ‼︎と母に怒り、爆発し、何もかもぶっ壊して子供時代の私が納得し、自分の正体を、母の正体を理解しないと素直に心から許す事はできないだろう。

〇許すという言葉とは違うのかもしれない。心から本当に心から母に共感するのかもしれない。どんな事にもビクともしない強さかもしれない。正直まだ全然分からない。全然分からないけど、でも、これを手に入れたらきっと最強の素晴らしい武器になるような気がする。娘にも母として、私に散々私の感情に振り回され傷ついてきた事も隠す事なく真っ直ぐに娘に話せると思う。そして素直に心から娘に謝れると思う。娘の生を心から受け入れ、たくさんの愛情で色んな事を教えられると思う。恐怖や怒りなどをプレゼントするのではなく、この最強の素晴らしい武器を娘にプレゼントできるのかもしれないと思った。やっぱり母を諦めたらダメなんだ。自分を諦めたらダメなんだ。大人の私が勝手に納得する事ではなかった。大人の私が分かった気でいる事ではなかった。小さい私の存在を忘れてはいけなかった。母をそして私自身の何もかもを絶対諦めない‼︎と心に誓った。

 

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

IMG_6254

お試しの「無料60分心理カウンセリング」もあります

70 心の奥の秘め事ー甘えたい欲求が潜むその未知の領域の大きさ

娘の甘えを許せなかった私は、ベビーブレスで自分を掘り下げた結果、自分自身の奥底に止めどなく甘えたい欲求が潜んでいることに驚いた。

甘えたい欲求が潜むその未知の領域の大きさ。ただただ大いなるその存在に向かって泣けた。

娘の甘えを許せなかったことがはっきり自覚できて、初めて、自分の内に甘えたい欲求が潜んでいることを納得できた!
母に甘えられなかった私は、自分自身の甘えたい気持ちを封印した結果、娘の甘えを拒否したのだった。
娘にやってしまったことの後ろめたさに、何とか、挽回し許される道はないかとさまよったが、今、許されなくていいと、はっきりした!逃げることはもうしない。

今日、 あれほど心の通じなかった母に、謝られた。「だから許して」と言われた。…はっきり分かった。

子供の甘えを許せない私のような母親なら、ほとんどの人が認めたくない心の奥の秘め事。

IMG_6203

お試しの「無料60分心理カウンセリング」もあります

アコールのブログを見る

アコールの体験者の記録もみる