54 それは突然やってきたー小さな頃の記憶は皆無
自分が関係する事件が会社で起きた。記憶がなかった。記憶がないことを不思議とも思わなかった。なぜなのか自分でもわからなかった。あるとき、解離性健忘ではないかと言われた。実は複数の人格があった。小さな頃の辛い出来事に鍵があるとはわかっていても、小さな頃の記憶は皆無であった。手がかりがなかった。しかし、その事件に押されるように、必死になったセッションの中で、それは突然やってきた。小さな頃の辛いつらい出来事を思い出し、痛みと辛さが爆発した。記憶が次々とよみがえってきた。
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