過去世を扱うのか過去世はあると思うか|セラピーの現場から(595)

ベビーブレス(弊所開発のブレスワーク)をやっていると、多くのブレスワークがそうであるように過去世を扱うのか、過去世はあると思うか、という問いに出会います。
過去世や来世の考えは私たちにとって独特の魅力があります。過去世があるのであれば、実際にこの現世があるのですから、来世もあり得ることになります。そのため、心の奥の究極で私たちを苦しめる死の恐怖を、弱めることができることになると思われます。死んでも来世があるのです。結局、死は無くなるのです。死は慰撫されます。そういう効果があるようです。ブレスワークを通しての過去世や来世の体験が、仮に脳の作用として味わえるだけのものであっても、この効果は否定できません。おまけに、来世はない、とはっきり証明できる人はいないはずです。
しかし過去世や来世の体験が与える慰めは、微かな香りのようで何とも物足りません。この現世で現実の死に対峙し、現実の死と現実の生の合一を体験するときの強烈な、圧倒される満足感とは、とても比較になりません。この現世で十分すぎるほど十分なのです。

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