479 他の子羊と遊ばない子羊
生まれたばかりの子羊を数時間の間だけ母羊から引き離すと、その後、見た目には健康に育っても、他の子羊と遊ばない、一人ぼっちの子羊になってしまうらしい。実は、本来ならば、その失われた数時間の間に、母羊が子羊の体中を舐めまわし続けるというコミニュケーションをとる。それができなくなってしまったことが原因らしい。
そして、似たことが人間にもあるという。生後平均32時間の新生児40人を観察したところ、母と子がその間に既に、口の動きなどの顔面運動を通してコミニュケーションをとっており、それが互いの共感を生み出し、その共感が言葉獲得の源泉となっている、らしい(「なぜ自閉症になるのか」花伝社 別府真琴 第1章」)
ベビーブレスを通した体験では、赤ん坊のときの非常に早期においての母親との関係性が自分に大きな影響を与えていることを、実感するので、以上の内容も、いわば当然と思われる。
新生児40人の中には生後42分の産まれた直後の赤ん坊もいたらしい。そこまで早期の影響が存在することがわかるならば、胎児期の影響も当然に研究されるべきである。ベビーブレスの体験では、胎児期の影響も決定的であることを、多くの人が体験している。胎児も外界の音や母親の声や振動を感知している。血液の酸素濃度の変化などで母親の感情を感知している。足をけって返事をする。
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