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335 ふわふわせず何かどしっとした感じ

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小学校低学年の女の子。表面は元気がいいが空騒ぎのようで、心ある大人は横目に見ながら心配をしていた。そのうち彼女はおとなしくなり寂しい表情するようになった。自分を表に出さず抑えているように思えた。母親はより心配になってきた。母親と祖母は話し合ってその女の子と3人でセッションを受けることにした。
フローティングセラピー。祖母はお湯の中で話をした。母親は目を閉じ俯(うつむ)いて聞いた。女の子は浮かんだまま目を閉じて聞いた。
母親が若くして女の子を宿した時、祖母は、その妊娠を心配した。育てられるわけがなかった。堕胎しろ殺せと言った。でもできたら(産まれたら)、かわいいかわいい◯◯(女の子の名前)だった。そのことが(女の子の)心の中に大きな傷を作っているはずだ。女の子は、うんうんと、聞いていた。理解する感じがあった。
母親はうつむいたまま当時のことを思い出した。当時、自分は若かったし、生活の不安もあった。心も不安定だったし、そもそも人生の行く先への不安もあった。自分の辛さだけが前面に出ていた。でも今は娘のことを思いやる余裕があった。娘のことを本当に心配することがができた。
女の子は、出生の事情をうすうすは知っていた。今、母親が本当に自分のことを心配してくれるのを、感じることができる。温かいお湯の中で暖かい母親の肌を胎児の時のように感じながら、そのことを実感できる。
セラピーから終わって数日経ち、母親は、娘のふわふわした様子がなくなり、何かどしっとした感じが出ていることを感じ取った。ほっとした。またこのセラピーをやりたいと思った。女の子は、楽しかった、またやる、と言った。

 

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