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141 子供の立場、親の立場、狭間で進めない…

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親のことを思うときは自分の寂しさを見るのが辛くて、
子供のことを思うときは自分のやってきたことの罪悪感に耐えられない。
被害者の自分と加害者の自分とどちらも痛くて深められない。
進むことも後退することもできず、まるでその場で小さく足踏みしているようだ。
そういえば母の愛情なし(という事実)もセッションを重ねる中でようやく認められるようになった。
その体験から、被害者の自分と加害者の自分を一足分ずつでも深めていき、どちらの自分も素直に認められるようになりたい。
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124 隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者ー精いっぱい育てたのにうまく育たない

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隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者の両面
子供の問題でやってくる女性は、被害者と加害者の両面の間に挟まれて苦しむ。その女性は、自分自身が、子供としては被害者。大人としては、自身が産んで育てた子供に対して加害者。被害者と加害者の両面を持つ。しかし、これらは本当には認識されていない。隠される。
まず、心の表面では、自分の子供をうまく育てられなかった自責の念がある。外見的には加害者意識。しかし、これは本物ではない。

すぐ下には、精いっぱい育てたのに、うまく育たないで、家庭内暴力に走ったり、閉じこもったりする子供によってひどい目に会っているという被害者意識がある。この被害者意識のほうが、より本物。
だが、まだ、不正確。正確には、自分自身が愛されずに育ち、産んだ子供に十分に愛情がいかない心の状況に置かれ、にもかかわらず懸命に努力したのに、その努力は認めてもらえず、逆に子供にひどい目にあったという被害者の面。愛情が貰えなかったのは私の方こそ被害者、なのに加害者にされるということ。より深い被害者意識。
この深い被害者意識は、意識の下に隠されていることが多い。これを明らかにし、自分自身が愛されずに育った傷と向き合い、再体験し、実感することで、やがて彼女は、自分の子供が同じように受けた傷の痛みを、はじめて実感できる。そうして、加害者としての意識も本物になる。真の被害者と加害者の両方があらわになる。全体の事情がはっきりする。
本当に全体がわかってくると、子育てがうまくいくには、その女性が愛されて育ってなければいけないこと、その女性自身が望む妊娠をすべきであること、その女性自身が望む子育てをすべきことが必要であることが、実感としてわかる。その実感とともに、成長をとげる。

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