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426 宇宙背景放射?

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アコールのセミナーのセッションでは、記憶が焦点になることが多い。遠い昔の記憶、特に胎児期や乳幼児期の記憶。昔のことなのでなかなか思い出せない?。だいたい乳幼児期以前の記憶が残っているはずがない?。
そうではない。記憶と言っても、はっきりした光景をともなう記憶や言葉表現できる記憶だけを言うのではない。映像はないし、はっきりとは説明できない場合も、漠然としているが、強く残っている。
昔の重要な記憶の影響は、実は、今ひしひしと感じとられている。昔、辛い思いをして乗り切った(今生きている)のであれば、今もその辛い感じは強く残っている。乗り切るために得た自分の心の傾向をはっきりと感じているはずである。そうでなければ苦しまない。
そのことを感じる度に思い出す例がある。宇宙背景放射(コスミック・バックグラウンド・ラディエーション:cosmic background radiation:CBR)と呼ばれる現象。宇宙はビッグバンから誕生したと言われている。子供でも知っている。ところが誰もビッグバンを見た人はいない。しかし宇宙全体から、夜空全体から、均一で弱い謎の電波(ラディエーション:放射)が今もやってくる。宇宙の一番深いところからやってくる。ビッグバンの名残である。証拠である。その電波は今も確かにはっきり受信され、宇宙の誕生(ビッグバン)を強く裏付ける。

言ってみれば、私たちの胎児期や乳幼児期のCBRは、認識しにくい辛い思いや心の傾向である。

 

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348 幼い女の子の散歩:その2

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幼い女の子の散歩:その2
目的の公園はすぐそこに見えている。デモ、延々ト、モノゴトハ起キル。遠くから犬の散歩が近づいてきた。「ワンワン!」じっと見る。白い大きな二頭の犬。彼女より背が高い。だんだん近づき横を通り遠ざかる。その間、口をあけてじーーと見る。まるで動物園から大きな白いインド象が逃げてきたのを見ている感じ。
公園に着いた。子供たちが遊んでいる。じーーっと見る。(イッショニ、アソベルカナ?チョット、ムリネ)あきらめて、滑り台の方に向かう。途中、植木の繁みの入り口があった。入口に立つ。ハイッテミタイ。でも、茂みの中は暗い。スコシ、コワイ。入り口から中を覗(のぞ)いたまま。長い間、迷った。ぎりぎりで勇気は出なかった。やっぱり滑り台へ向かう。台は雨で濡れていた。ハンカチで拭いた。彼女は何度も何度も滑った。興味は次から次に移った。次々と遊んだ。・・・・。
やがて公園から帰る。住宅地の中を通る。まっすぐな広い道で車や人がほとんど通らないので安全。すると彼女は突然走り始めた。叫んでいる。髪がなびく。エネルギーが彼女の中で爆発している。最後のフィナーレだ。私も一緒に走った。道はその先で大きなバス通りとT字になる。「はい、そこまで!」私は叫んだが止まる気配がない。「ほんとにそこまで!」彼女は私の声など無視して走る。バス通りに入る瞬間、走りながら彼女を抱きあげた。すぐそこにバスが来ていた。バスの運転手と目が会った。
また彼女と手をつないで歩いた。彼女は静かだった。冒険が終わった時に子供が出す堂々とした雰囲気をしていた

 

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344 幼い女の子の散歩:小さな蟻に「アー!」

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2歳1か月の女の子。無口。ちょっとの時間、その子の子守を頼まれた。彼女とは初めて二人っきりになる。つい最近まで私は極端に怖がられていた。スマホの電話で、私の顔をライブ動画で見せると、逃げた。彼女には、私が子守にならなければならない事を話した。表情からは、やや分かってもらえたのかもしれない。でも、どんな感じになるのか神のみぞ知る。
どうして時間をつぶそうか。とりあえず、手をつないで屋外に出た。雨上がり。小さな水たまりがあちこちにできている。小さな足が、まるで大きな湖のように水たまりを迂回する。私は一緒に動くだけ。彼女の動きが生き生きとしている。楽しんでいる。いい感じ。うまくいくかもしれない感じが伝わってくる。
おやつを買って、それから公園に行こう。その方針を彼女につげた。分かってもらえたかどうか不明。ところがコンビニの前まで来ると、彼女は私の手を引っ張って、自分から店の中に入った。しっかり分かっている。買い物かごは彼女が持った。かごの方が彼女より大きい。山ほどの他の食べ物に見向きもせず、矢のように、あるお菓子のところに行って、そのお菓子をかごに入れた。彼女は重いアレルギーを持っている。だいじょうぶかなあ。「いつも食べてるの?」ウンとうなずいた。どうかなーうーん神様。彼女は、そのお菓子が一つだけぽつんと入ったかごを、私へ突き出して一言「ジージ!」。(ワタクシハ、エランダノデ、ツギハ、ジージヨ、オマエガエラビナサイ。)私はお茶とバナナを選んだ。彼女も食べられる。
店を出ると買い物の袋は彼女が持った。あんまり袋が大きいので、ほとんど不可能に見える。しかし、彼女は毅然(きぜん)として袋をもち上げて歩く。(ジャマスルト、ユルサナイヨ。)
数歩も歩かないうちに「アー!」と大きな声を上げる。何ごとかと思うと、歩道の端に小さな蟻。イキテイル。ウゴク。スバシッコイ。クロイ目ガ、コチラヲ見ル。その蟻と長い間遊ぶ。私は、彼女に覆いかぶさるようにして、歩道を疾走する自転車や歩行者から守る役目。また数歩も歩かないうちに「アー!」。今度は歩道の端に枯葉。大人の目からはただのありふれた枯葉。彼女には、スバラシイ、キレイ、タカラモノ。また数歩で「アー!」。その枯葉はさっきの枯葉と同じに見える。デモ形ガ色ガ全然チガウ。10メートル進むのに10分かかる。フシギノ世界。ライブショウ。ホンモノノ自然!。

続く

 

 

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184 ちっちゃい息子がニヤッと笑った|分かっている顔だ

瞑想して2歳少し前の頃(正確には1歳8ヶ月)の自分が出てきた。おしゃぶり人形を持って立って大泣きしている。隠されていた本当の自分。悲しみの自分。弟が生まれた頃だった。弟を世話している母が、自分のところに来ない。私は弟を殴った。母親にバシッと切られた。大泣きしている。母に心の中で捨てられたのだ。そいう記憶が蘇った。

ところが、この2歳少し前の頃の記憶が出てきてから、自分の子供(T男、同じく2歳少し前)が可愛い。完璧さを求める気持ちが消えた。ふっと思う。T男に「自分も我慢してきたんだから、我慢しろ」と思う自分と「可愛い」と思う自分がはっきりしてきた。悪い方(「我慢しろ」)を否定してきたが、悪い方もありだなと思える気がしてきた。両方があってこれが私だという気がしてきた。はっきりしてきた。
そうしたら私の気持ちに余裕ができた。T男に「さっきはすみません。八つ当たりしてすいません、これは私の問題でした」というとニヤッとする。分かっている顔だ。本当に自分の話をしようとすると、本心を言おうとすると、T男は私の顔をよく見る。心が通じる。

 

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163 自分を探る小さなトレーニング ー 思い出せない時期が・・・何かあるのかも

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自分を探る小さなトレーニング。連休中に時間があり興味がある人はやってみるといい。昔の記憶をどれだけ遡(さかのぼ)れるか。時間は数十分程度。
目を閉じて思い出してみる。高校生や中学生の頃。一学年ずつ丁寧に思い出す。さらさらと具体的に思い出せれば問題ない。小学校の頃。一学年ずつ順に思い出す。先生の顔や、友達のことを思い出すのであろうか。普通に思い出せれば問題ない。
幼稚園や保育所の頃。その建物や遊んだ園庭や先生の顔など思い出せるだろうか。具体的にいくつも記憶が出てくれば大丈夫。
幼稚園や保育園に上がる前の頃。散歩した家の周りの様子や、部屋の中の様子を思い出せるだろうか。両親の顔が思い出せるだろうか。兄妹の顔が見えるだろうか。さらに昔、どれだけ古い記憶が蘇るか、少しずつやってみるといい。
あまり古くない記憶なのにどうしても思い出せない時期が、何年分もあるようであれば、あるいは何かあるのかもしれない。徐々に思い出せるようになると、いい感じになる。

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153 でんでん太鼓ー良い母の顔と悪い母の顔が交互に

私が小さい頃の母の記憶がほとんどない。思い出す努力をした。瞑想を重ねBabyブレスをした。イメージが出た。でんでん太鼓のような母の顔。良い母の顔と悪い母の顔が交互に素早く入れ替わる。子供の私は対応できない。母の全体だけでなく、物事の全体を扱いにくいのは、そのせいかも・・・。物事の部分部分を見て記憶し話す傾向がある。それで間に合わない時には、不都合な部分の記憶がなくなる。イメージが出たことで自分への理解が進んだ。

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75 天国にいるに違いない

孫。男の子。2歳と少し。新生児の妹が生まれ、心ならずもお兄ちゃんになった。妹の世話で一杯の母親(私の娘)を休ませるために、このお兄ちゃんを連れて、今回もまた、散歩に行く。
慎重な母親には言えない話。実はお兄ちゃんは冒険が大好き。
見つけた。小雪まじりの冷たい雨の水たまり。美しく透き通った水。謎の液体。足でバシャバシャ。手でびしょびしょ。一心不乱。いつまでたってもやめる気配なし。こちらは木のベンチに腰かけて真剣なその様子を眺めて過ごした。やがて充実した男らしい?顔付になって戻ってきた。下半身は氷のように冷たく濡れている。
家に帰り、今度は、あったかい風呂の中。目と目を見合わせる。延々と遊びに興じる。満足した頃を見計らい体を洗う。膝に乗せて頭をそっと洗う。その最中に、得も言われぬ笑顔を見せた。そして、そのまま眠ってしまった。体のどこをくすぐってもピクリとも起きない。仕方がない。湯船の蓋の上をベッドにして、眠ったまま、着替えをさせた。ピンク色の頬が天使のよう。天国にいるに違いない。

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28 誰も責められない

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真冬の庭に隠れて実が、、。

<誰も責められない>
小さな赤ちゃんにとって母は全てである。でも実際には、母は、自分自身が愛されたことがなく、本当には人を愛することができなかったかもしれない。赤ちゃんは深い傷を負う。傷ついた大人になる。誰も責められない。愛されなかった人が愛するのは難しい。愛されなかった人が傷つかない訳にはいかない。

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