282 産みの母との2者関係

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フロイトは、いわば、父母息子の3者関係を中心に精神分析を発達させていったが、母子の2者関係をあまり扱わなかった。それは、「フロイトの防衛が働いていた」(「阿闍世コンプレックス」P55)と批判される。
ベビーブレスでも、隠されていた父への怒りが出て、それで勤め先などの社会的なトラブルが改善され、セラーピーを終了させる人もいる。3者関係の一部とも思われる。しかし、多くは、それだけでは満足せず、産みの母との2者関係へ進む。

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