470 心柱(しんばしら)
せっかく大きな手掛かりが、いくつかつかめても、なかなか繋(つな)がらず、うまく話せないことがある。多くのことを話そうとして支離滅裂ぎみになる。小さなころから話をうまくまとめて話すことをやってこなかったのかもしれない。自分自身が何を話していいのか分からなくなる傾向もある。
そんなときやってみて欲しい。一言で言えばどんなことを話をしたいのか。自分に聞いてみる。「つまり何が言いたいの。」要約して核心の一言にしてみる。「辛いわけが分かったよ」or「ある出来事が背後に隠れていたぞ」or「実は生きたかった」or「あの感覚だったな」などなど・・・・。そうして一言にできたら、それを心に持って、忘れないようにしながら話す。その一言の周りで、つかめたいくつかの大きな手掛かりを、一つずつ話す。その一言との関連を話しながら(その一言とどんな関係にあるのかを心に浮かべながら)次の手掛かりを話す。その一言の周りに色々な言葉(つかめた手掛かり)が集まり、全体として、まとまる。まとまれば自分の気持ちを込めやすい。この話し方を練習すれば、往々にして、長い話であっても言いたいことはたった一言であることが分かる。
このことで連想することがある。五重塔などの高い建物を建てる方法。建設重機などを使わずに建てる昔の方法。まずはじめに、真ん中に一本、心柱(しんばしら)という高い太い柱を立てる。背の高い木の枝を払ったもの。ロープや棒を使って人力で立てる。これが大事。立てたならば、その心柱の周りに、各階の梁や柱が取り付けられ、床や壁や天井が取り付けられ、全体として、しっかりとした一つの高い建物になる。
話す時は、たった一言、心柱がはっきりしているかどうか。
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