449 宇宙背景放射(昔の記憶)の話もう一度
2週間ほど前、宇宙背景放射と呼ばれる現象があって、宇宙がビッグバンから誕生した証拠と言われている話をした。それが人の遠い昔の記憶と似ているという話。難しくて分からなかったらしい。めげずにもう一度、わかりやすく話したい。
ビッグバンといって、宇宙は小さな一つの点から急速に広がってできた。強烈な電波も広がった。その電波も、その中心の点から出た。宇宙が広がる速度は電波より速かった。広がった宇宙のすべての場所は始めは中心点だった。だから宇宙の一番遠くからやってくる謎の弱い(漠然とした)電波(宇宙背景放射)は、ビッグバンの中心点(宇宙の遠く)から出て今ごろ私たちのところに遅れて届くビッグバンのなごりの電波だ。宇宙は広がる速度が速かったので、いまだに電波は届き続ける。同じように私たちの場所も昔起きたビックバンの中心点であって、私たちの場所から出た電波は宇宙の遠くへ向かって今も飛んでいる。
自分の調子が悪いとき、自分への悪意が、他人から、社会全体から漠然と、やってくるように感じられる。その悪意は今現在感じられるものであっても、実は、遠い昔に存在したもののなごり。昔の記憶。他人や社会という遠いところから来るように感じられても、本当はもっと近いところ、自分の中心近くで起きたこと。おそらく自分が抱かれていた懐(ふところ)からやってくる記憶。その懐は、子供にとって、社会全体、世界のすべて、宇宙全体。懐の中で感じた悪意が、いまだに、社会全体から漠然と、やってくる。まるで宇宙背景放射と同じ。ふしぎ。
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