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293 私と母は別:求める気持ちは堂々とそこにあった

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母と私は別だった。母親は、子供(私)に愛情を与えることができず、いろいろな欠点を持っていた。しかし、そのことは母親の問題。私の問題ではなかった。それでも母親へ愛情を求め続けるのは私の側のことだ。純粋に私のもの。私自身の強い欲求。誰のものでもない。本当のところを観ると、それは母親とは関係がない。私の欲求は純粋だ。母親の欠点によって汚されることはない。つぶされることはない。尊い。そうして、私の求める気持ちは堂々とそこにあった。それと同時に、母親へのアンビバレンツを、受け入れた。

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