「こんなものじゃない」「まだ半分くらい」|信頼すべきは自分の感覚|セラピーの休憩時間(564)

ベビーブレスを行う中で、信頼すべきは、自分の感覚と言えそうです。自分で解ることが、何よりも大切だと思われます。感覚的に解って自分のエネルギーが少しでも湧けば、その方向へ行くことができます。その方向でさらに多く湧けば、その近くが本当の自分、本音の自分といえそうです。自分自身が導いてくれる、とも言えそうです。
始めに湧く自分のエネルギーの種類は、人によって異なるようです。ある人は怒り。別の人は悲しみ。押え込まれねばならなかった否定的なエネルギーだと思われます。それまで、出すことが許されなかったエネルギー、社会的に禁止されていたエネルギーであると思われます。
エネルギーが出た瞬間に自分自身で解るようです。押え込まれねばならなかった、許されなかった、と自分で解るようです。洞察と呼んでも構わないと思われます。大きなエネルギーが出ても、多くの人は、「こんなものじゃない」「まだ足りない」「まだ半分くらい」「60%」などと言います。さらに、その方向へ行きたいということのようです。勇気が出てその方向へ行くことができれば、更に、多くのエネルギーが湧き、本当の自分へ近づくといえます。
あるいは、別の人は、エネルギーが湧くことを邪魔する自分が出てくることがあります。抵抗と呼ばれるものです。この抵抗の意味するものを理解することが、より重要になると考えられます。なぜ邪魔することが必要なのか、その抵抗には、必ず理由があるようです。あたかも、人生の秘密を開ける鍵のようです。「なぜだろう」と自分に問うことで、徐々に秘密が明らかになります。
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コンプレックスの怒りは激しい。これをベビーブレスで体験する人は少なくない。心の傷が深く、勇気がある人は体験する。幼い自分とりわけ胎児期の自分にとって、母は、自分とひとつであり、全世界である。その母が自分の命をないがしろにした。そのことへの怒り。母を殺し、自分を殺し、世界を殺す。その怒りを見据えてほしい。怒りの本質を観てほしい。激しい怒りに翻弄されず怒りを抱きしめてほしい。そうして初めて、隠し抱えていた心の傷の本体を観る。傷の全体を観る。体感できる。「そうだったのか」。深い洞察を得る。浄化が起きる。失っていた人生 を取り戻す。



