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487 インターナルマザーとインナーマザー

毒母母が一番危ない

「毒になる母親」という本には、「インターナルマザー」と呼ばれる「自らの母性」によって「自分で自分を育てる」ことが大事とする意味の記事がある(キャリル・サラブライト著 飛鳥新社 第3部)が、ベビーブレスでは、少なからずの人が、体感しているように思われる。この「インターナルマザー」はベビーブレスで、深く自分の奥底に到達することで体感できる、いわば理想的な母性だ。
「「母」がいちばん危ない」という本には、似た「インナーマザー」という概念が使われる。これは、理想的なものではなく、母親の影響をうけて一体化したものというほどの意味で使用されている(「「母」がいちばん危ない」斉藤学 大和書房 185ページ)。奥底ではなく、より浅いところでは、母親からの傷をうけており、傷ついた自分の母性が自分を傷つけ続けてしまうということと思われる。

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