380 みんなは理解している

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グループカウンセリングの話。一人が話して全員が聞く。その一人本人だけがわからない。みんなはトウに理解している。でも本人にその理解を押し付ける事はできない。本人が気がつくのを待つしかない。それが必要。だけど、周りは辛い。
例。話を聞いていくと、だんだんと母親への不満事になり、母親への恨み事になり、いろいろひどいことをされたという事になっていく。それらの事を淡々と話すものの、感情は伴わない。そこであなたは母親のことをどう思ってるかと質問すると、母親はいい人で、努力をした人で、尊敬していると言う。誰が聞いても変。でも本人は変だと思わない。
そういう本人だけがわからないトリックにハマっている。順番が回って次の人が話すが、その人も、話の内容はいろいろ違っていても、同じように、自分だけ分からないというトリックにハマっている。

 

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