本当の怒りを出し尽くしたところの境地|本当に開く|対談|セラピーの現場(583)

雲泥:深いところへ達する人が出てきましたね(ブログ(575、579))。コメントをしてもらえますか。
林 :怒りを出し尽くさないとこの境地にはいけません。中途半端や瞬間的な怒りではいけない、届かないところですね。本当の怒りを出し尽くさないと行けない境地です。永遠に泣けていられる感じが本物だなあと、感じられます。溢れるように深く泣く、永遠にその場に居ていいんだと思える境地ですね。永遠に泣くような、永遠に笑うような、永遠に怒れるような、何と言っていいか分からないような、エネルギーとしか言えない・・・。
雲泥:人の閉じていたのが開くときに、なにか、年代物の美味しい瓶(ビン)のコルクが抜けるように、エネルギーが噴き出します。彼女の開く道は、はじめに怒りというコルクがあり、その後で涙というコルクがありました。瓶の首のところに上下に二つのコルク栓があった感じです。ダブルコルクの女(ひと)と私は密かに呼んでいます。「エネルギー」「怒りよりも更に深い寂しさや孤独」という表現に留まっていますが、今後、彼女の心に何が起きたのかを彼女自身が語ってくれるのを楽しみにしています。

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