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237 なぜあんなにも頭が真っ白になってしまったのか

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セラピーを長く続けている。初めの頃、他人や外界に対する激しい怒りが自分の中にあることが分かり、その怒りを思いきり表現することができた。そのたびに、かなりの満足があった。
やがて、怒りを表現するだけでは、あまり満足しなくなっていることが分かってきた。そこでセラピーで、怒りが湧いてきたときに怒りを外に出さずに自分の中で対峙(たいじ、向き合う)することをした。自分で工夫した。そうしたら怒りの裏には、恐怖があることがわかり、大きく納得した。
セラピーを受けるきっかけは、子どもの引きこもり。長い間の引きこもり。自分自身のセラピーが進むにつれて、だんだん子供が可愛くなってきた。そうしたら子供の状態も少しずつ良くなってきた。それまでは家事はほとんど手伝わなかったのに、週に1回食事の準備をしてくれるようになった。子どもとの関係性がよくなってきた。
そのうちに別の気づきがあった。子どもの自立を精いっぱい願い、そのために努力していたつもりだった。ところが、子どもに対し「髪の毛1本自分のものだ!手放したくない!」という強い思いが潜在していたことに気づいた。大きなショックだったが、納得した。さらに子供との交流が増えてきた。子どもがしてくれる食事の準備は、週に2回となった。それだけでなく、子どもが積極的な手伝いをしてくれる雰囲気になってきた。嬉しかった。
ところが、私のセラピーは、母親との関係性のところが欠けているのではないかと、気が付いた。気が付いたけれど、なかなか踏み出せなかった。セラピーから足が遠のいた。 ちょうどそのころ、子どもが週に2回も食事の準備をしてくれるようになったことを、母親に話した。そうしたら「たった2回じゃないか」と言われた。頭が真っ白になった。予想外のことで、何を言われたのか分からなかった。何も考えられなくなった。そして反論も出来ず、逆に母親に同調して「そうだよね」と言ってしまった。
家に帰っておかしいと思った。なぜあんなにも頭が真っ白になって動かなくなってしまったのか不明だった。なぜ母親があんな予想外の言葉を言ったのかが不明だった。
意を決してセラピーを再開した。そうしたらセラピーの途中で分かった事がある。自分自身がそう思っていた。子どもを、閉じこもっていることを、真っ向から強く否定する心があった。隠されていた。母親と同じ気持ちだった。なかなか受け入れきれなかった。しかし、これだったんだと納得した。「そういいうことだったんだ。」自分の気持ちもひどいものだが、母親もひどかった。母親からの否定が大元にある。母親に言いたかった。私の人生を返せ、子供の人生を返せ。母親との関係性が見えてきた。

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