無視しシャッターをおろし「そんなことありましたか?」|実は、甘え|セラピーの現場(616)

職場などでうまく自分の気持ちを表現できず、人についつい無視をするクセがあったが、最近、無視の背後に隠れている謎の解明が進んできた。(続き)

〈無視をするとどうなるのか〉
自分の本音をないことにして無視をしていると、ある程度までは、人との関係性は作れるけれども、その関係性が進むとともに、出てきそうになる自分の本音を無いことにしないといけないので、最後には、関係を切ってしまう。シャッターを下ろししてしまう。自分は責任がないと投げてしまって人任せにしてしまう。そして言葉での表現はしない。代わりに態度で示す。他人を無視する。切る。シャッターを下ろす。
〈無視の正体〉
一方で、無視は、自分の気持ちを表現できない私にとって、ギリギリの甘えであり依存であり自己主張だった。
甘えや依存は、本当は母に出したかったけれども、勇気がなく怖いので、職場の上司に出した。積極的な無視をし始めた。核心を突くようなことを言われたりすると、「全く覚えていません。そんなことありましたか?なんのことでしょう?」などど本当にないことにしてしまう。 出し方はすごくハードだが、自分の中では、甘え、だった。
幼少期に母に甘えたことがないので、甘え方がわからず、どうしていいかわからかった。無視という形で甘えをしていた。積極的な無視は、自分がここにいるということの自己主張だった。自分の中に足りないものを、外側に、究極に、求めた結果だったと思う。
〈正体がわかってどうなったのか〉
足りないものを外側に向いて求めていたこと、上司に依存していたことが分かってきたら、実は、母を求めていることが分かり、上司に対する積極的な無視が少なくなってきた。
私は母を求めていた。本音は『お母さん抱っこして』と言ってずっと甘えたかった。お母さんと一緒にべったりとして離れたくなかった。自分を認めて欲しかった。ここにいて良いと…。自分の本音が分かってきた。
〈最近のセッションで〉
最近自分で自分をこのままでいいよ、と認められるようになってきた。そしたら、なんだか訳のわからない自信が湧いてくる。エネルギーを感じる。体が熱い。喜怒哀楽がはっきりしてきた。人間らしくなってきた。愛情もらっていなくっても、また無視が出てしまってもいいじゃん。ちゃんと謝ろう。みたいな変な自信。そんなエネルギーを感じる。自分の子供をまるまる認めていなかったことにも気付いた。
風船のイメージが出た。「そのままでいい風船」の中にいて、母、祖母、息子、主人、父、祖父、兄弟、叔父、叔母、みーんな風船の中においでと言いながら遊んだ。
でもここ(風船の中)にずっといられない。風船が小さくなり自分だけの時もあったり、風船自体が見えなくなっていたりする時もある。ずっと風船の中にいれるようにしていきたい。

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