363 大好きだから恨んでいた

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いやなことは寝て忘れろと言われて育ち、それを実践して、生きてきた。昔の記憶を思い出すようにと言われても、暗闇しか思い出せなかった。それが、セッションを重ね少しずつ思い出せるようになってきた。
気立ての良い美人の姉が、小さい時に病死した。姉の代わりにお前がそうなれば良かったと言われ続けた。子供として親に全然相手にしてもらえなかった。
最近も思い出した記憶がある。家の戸口に人買いが2人立った。知らないおばさんとおじさん。怖くてコタツの中にずっと隠れていた。よそにやられる。コタツから出るとやられてしまう。なんでも言うこと聞くから連れて行かないでくれと。連れて行かれる恐怖。 母に助けを求めても無表情で手も出さない。能面のような感じ。だから母親は大嫌いだった。コタツの足につかまっていた。コタツの中でも一生懸命すれば身を助けてもらえる。(思えば、ちっちゃい時からコタツにもぐっていた。何年もやっていた。コタツにこだわっていた。)
なんで私?。弱っちい子だと人買いの役に立たないから。元気な子でないと働き手にならない。母は、口減らしにやりたいから黙っている。子供はよく食べるし・・・。だから母親は大嫌いだった。その母親への恨みを精一杯出した。半狂乱でお母ちゃんと叫んだ。
そしたら、母が切なくて泣いた。(子供をやってしまわなければならない)母の辛さが分かった。事情がわかってきたら泣けた。母を大好きだったという思いが出た。勝手に恨んでいたが、恨みの裏の大好きが出た。大好きだから恨んでいた。大好きな母のイメージ。涙がいっぱい出た。
真っ暗な中に光を求めて歩くイメージが出た。以前も暗闇のイメージが出ていたが、なんだか分からなくてフワフワしていた。着地すれば楽なのに・・。今回やっと着地できた。「母が好き」が出てきた。歩き出した。前は歩けなかったが今回は歩けた。何も見えずに、ひたすら泣きながら歩いていた。いくら歩いても光は見出せない。暗闇は怖いからただ泣きながらずっと。声を出す元気もなく涙を流しながら歩いていた。
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