355 郵便局で出会ったおばあちゃん万歳

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先日郵便局で順番を待っている時、初対面のおばあちゃんが椅子に座っていた。80歳はとうに過ぎていると思われる。それとは別に、小さな女の子が若いママと入ってきた。空いている席に座ろうとトコトコ歩いてきた。ママ座ろう!と誘っている。ママは郵便物を出していた。私はその女の子に「いくつ?」と聞くと指を2本だした。色々話した。そのおばあちゃんも「可愛いね〜」と会話に乗ってきた。女の子は用事を済ませたママとバイバイして帰って行った。
おばあちゃんが窓口に呼ばれた。その姿は背中が随分丸く、まるでお辞儀をしているようだった。郵便局まで来るんだから元気なんだなと感心していた。そのうち私の番も来て用事が終わって外に出た。
そしたら、その腰を屈めたおばあちゃんが何とヘルメットを被っているではないか。ヘルメット!?スクーターに乗ろうとしている。驚いて思わず声をかけた。「えーバイク乗るの!」「そうなのよ」「凄い!車でないんですね」「車は面倒よ、これはね、どこまでも行けるしどこにでも停まれるので便利よ」なるほど…「危なくないですか?」「無事故無違反よ。隠居しなきゃならない歳なのにね、まだ仕事もしてるの」「えェ‼︎」(バリバリの現役か・・・!)と2度ビックリ。彼女は右の方向指示器を出しながらバイクを走らせ道路に出た。ホントに走った!私は呆然とバイクを追いかけ目が離せない。ヒエ〜カッコイイ❗️。
次の信号機まで方向指示器は出しっぱなしだった。でも背中がシャンとしていた!。元気な高齢者に興奮した。

 

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