353 セッションにおいて感情が出やすい女性は有利か不利か

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セッションで感情を取り戻すことは、自分を取り戻すことの近道である。一般的に、男性は感情が出にくく怒りにくい。女性は感情が出やすく怒りやすい。
その理由。男は大きな体力を持っているので、本気で怒ると、相手を殺傷するかも知れない。怒りを抑えることを動物的に心得る。聞いた話だと、ライオンや犬などの肉食獣は、鋭い牙をもっているので、仲間内で本気で噛み合うことは少ない。仲間を殺さないように自然にブレーキがかかる。逆に、羚羊(れいよう)などの草食獣は、ブレーキがなく、発情期に頭突きなどで仲間を殺してしまうことがあるらしい。同じように、女性は体力が小さいので、本気で怒っても、相手を大きく傷つける事はない。せいぜい顔面にひっかき傷をつけるくらい。本気の怒りを抑える必要がない。そのことから感情も出すやすいのかもしれない。社会的にも男の子は(女の子とは違うのだから)メソメソ泣いてはいけませんなどと言う超自我もある。
そういうことで、セッションを行うときに、感情のでやすい女性は有利である。自分の本当の気持ちをすぐに出しやすい。正直になりやすい。男はそうはいかない。この点は女性は有利である。
ところがセッションが進むと逆もある。セッションが深まり、いよいよと言うところで、女性は肝心のところに行けない。自分の大きなエネルギーが目の前にあり、そのエネルギーで肝心なところを突破していけば良いのだが、そのエネルギーを無駄に感情へ流してしまう。悲しみや怒りの感情へ流してしまう。エネルギーを流す流路が感情の方向へ大きくできてしまっている。だから肝心なところいけない。その点は不利である。
山から流れてきたきれいな水を、せっかく田畑へ流して豊かな実りを期待できるところ、やすやすと排水管の中に流し込んでしまうようなもの。もったいない話である。

 

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