217 「私」がでた、嬉しくて泣いた(初ベビーブレスの感想4-1)

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「私」がでた、嬉しくて泣いた(初ベビーブレスの感想4-1)
ベビーブレスやカウンセリングをして、その人の心の中の話を聞いていると、複数の人格がいると想定したほうが、理解が進むことがあります。その場合には、それぞれの人格に名前を付けてもらいます。各人格の気持ちや言い分を聞き、互いの関係を明らかにします。そうすることで、セラピーが進み、やがて、統合が起きることがあります。
今回の彼女の場合には、彼女の中に小さな子供がいると想定したほうが進みますので、クーと名付けてもらいました。クーは母親への純真な気持ちを表現できます。今の私は、クーやお母さんがいないと存在できないようです。ベビーブレスなどで出てくる白けにも名前を付けて人格化しました。この白けに対して、今の私からの理解が深まり、それまで敵対し邪険にしていたはずなのに、白けがクーを守る役割をしていたことが分かり、白けに謝罪しました。その瞬間、本当の「私」が出現しました。彼女は嬉しくて泣きました。

 

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