84 自分の問題?心の問題?ー怒ってはいけません

2016-03-04 12.56.55

セッションを受けようとする動機は、人それぞれです。例えば、子供の問題、夫との問題、姑との問題、職場の人間トラブルなどの人間関係の問題。アルコールや浪費などの物への依存の問題。
早く成長する人は、これらの人間関係や依存の問題の奥に、自分の問題、つまりは人間個人の内側の問題が隠れていることを見抜きます。
なかなか成長のきっかけがつかめない人は、人間関係や依存の問題を、自分の外側の問題ととらえてしまいます。個々の具体的な外側の問題のみを解決することに気を取られてしまいます。自分は単なる被害者に過ぎません。
グループカウンセリングなどに同席すると、自分と同じ外側の問題につかまっている人に出会います。いわばその人を通して自分を客観視できます。やがて、本当の問題は、内側の、つまり自分の問題であることに気が付きます。そうして、隠れていたいろいろなことが、見えてきます。
自分の問題だと言われて怒ってはいけません。心の問題だと言われて憤慨してはいけません。人の問題を解決するのはそれほど難しくありません。極論すれば、その人から逃げればいい。外側の問題を解決するのはそれほど難しくありません。極論すれば、お金があれば解決する。しかし、あなたはそれで満足するでしょうか。自分の心の問題はとても難しいです。どこまでもついてきます。そして、自分自身が、自分のわなにかかっています。そのことがわかりません。
用心しながら進むべきです。もし自分の心の問題で少しでも成果を上げれば、その効果はオールマイティーだということを実感します。不思議なことに、自分は変わっていないのに世の中のほうが変わったと実感します。はじめてあなたは満足します。生きやすくなります。

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