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インスタグラムも見てください|アコールセラピーの休憩(735)

アコールのブログ投稿(更新)が遅くなっています。

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母親に対する依存と殺意の一体構造はあなたの大切な人に対しても|アコールセラピーの現場から(734)

[母親に対する依存と殺意の一体構造]
小さな子供が健康な母親に育てられるとき、完全な一体感を伴う依存を味わうでしょう。母の懐で何不自由なく天国の時間をたっぷり過ごすでしょう。そして満足した後で依存から卒業し健康な発達を遂げることでしょう。
しかし、なかなか、そうはうまくいかない。健康な母親はめったにいない。そのため十分な依存が手にいらずに、大人になっても依存的な人たちがいる。

依存と殺意は、一体のものとして、小さい子供が人生のはじめに、母親に対して形成するもの。母親から十分な愛情をもらえなかった子供の感覚として、母親の中に良い母親と悪い母親がいる。悪い母親への殺意をあらわにすると母親全体を失ってしまう。母親に嫌われる。母親を失った子供を待っているのは、一人ぼっちの死である。耐えられない。そこで悪い母親への殺意を隠し、良い母親への依存を失わないようにする。しかし殺意を隠し持っているので、一体性のある本当の愛情を獲得することはできない。依存しながら殺意を隠して付き合うことの不満足さは、母親に対してのみならず、その後の他の人間に対しても、受け継がれる。

[他の人間に対する受け継ぎ]
依存と殺意の一体構造は、大人になったのちも、持ち続ける。どうしようもない母親には見切りをつけて、新しい、より好ましい人間関係をつくろうとしても、他の人間に対して、依存と殺意の一体構造は、気が付かないうちに維持され、それに伴う不満足さは受け継がれる。
すなわち大人になっても、奥深くでうごめく一人ぼっちの死を避けるために、最も好ましいと思われる誰かに依存する。母親の代わり(依存対象)だ。会社の上役、夫、カウンセラー、子供。しかし依存によって満足するのは、感受性を失っていない小さな子供が、健康で好ましい母親との関係で、完全な一体感を伴う場合であって、大人になった今となっては、相手にとっては迷惑な限りであろう。あるいは病的な相互依存をなす。不満足はどこまでも続く。
その人の感覚が鋭く、運が良ければ、あるとき追い詰められる。何か(殺意)を隠したようなそんな生き方は嫌だ、という気持ちが強まる。殺意は依存対象へ向かう。もともと母親へ向かうべきものが、せき止められており、現在の依存対象を襲う。
その時、殺意を放出する本人が、内面の一人ぼっちの死を恐れないほどに勇敢であれば、依存から抜ける。ブレスの中で殺意を表現し「一人ぼっちの死」に入っていくことができて「これで初めて生きていける感じがする」というのは、ニュアンスは異なるけれども、よく聞く感想である。
「生と死のエネルギー」
依存的な人たちは、昔、十分には手に入らなかった愛情(依存)を、今、何とか手に入れて生きていこうとする、生のエネルギーを中心とする人たちのように思えます。ある人は自分を見抜いて自嘲的に「愛情乞食」と言っていました。一方で、一人ぼっちの死を拒否し、そのために殺意という大きなエネルギー(死のエネルギー)を隠さなければなりません。それが、一人ぼっちの死を受け入れたときに、それまでの生のエネルギーに死のエネルギーが補われ、生と死のエネルギーが統合され、自分の本当のエネルギーを手に入れるのだと理解できます。

 

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ヒナを守って犬にも向かって行く白鳥(白鳥の話2)|アコールセラピーの休憩時間(732)

白鳥の話2(つづき)

[4.守る親白鳥]

白鳥の両親は、いつもヒナを守っていた。

私が、一家へ必要以上に近づくと・・・3メートルくらいかなあ・・、父白鳥がこちらに向かってくる。真っ白い両羽根を、肩を怒らす様に持ち上げる。ノッシのっしと歩いてくる。別に、パンが欲しいわけではない。歯がない口ばししか持っていないのに、・・やってくる。ごめん、ごめん。あわてて後ろへ下がるしかない。

あるとき、白鳥が子育て中であるという事情が分かっていない人が、飼い犬を連れて散歩にやってきた。犬が20メートルくらい近くになったときに、父白鳥が無言のまま動き出した。犬に向かってノッシのっしと歩いていく。犬は、・・・逃げた。本気の戦いなら、白鳥は勝てるはずはない。首が細い。口ばしが小さい。歯がない。でも気迫勝ち。

人や飼い犬は、ヒナを襲わない。でも野生の肉食の生き物は、違う。襲って食べる。生きるために食べる。人が見ても、小さなヒナはかわいらしく、おいしそうである。ときどき白鳥の両親がともに、急に、首を上げて動きを止めることがある。上空にトビがいる。カラスがいるときである。

[5.生存の厳しさ]

私たちが初めて、一家に会ったときは、ヒナは3羽だった。地元の人によると、ヒナは、はじめは6羽くらいいたらしい。「狐ではないか」ということだった。ある朝さらに、2羽に減っていた。周りを見ると、近くの木に複数のカラスがいた。木の近くの屋根の上に、何かがある。屋根に近づいてよく見ると、はっきりしないものの、大きさや色が、それらしかった。湖畔には、白鳥が隠れる適当なものがない。上空から襲われたら防ぐのは楽ではない。あの父白鳥がいても、守り切れるのは2羽くらいかもしれない。それで湖の白鳥の数は、そこそこに維持される。

意外なことがある。犬にさえ向かって行く白鳥が、さっさと退散することがある。一家が急に目の前から移動しはめるので、何事かと思い、よく観察すると、遠くから、他のつがいの白鳥がやってきていた。距離は100メートルもあるかと思うほど遠かった。白鳥同士なので仲よくすればいいのに、と思うけれど、違う。ほかの動物でも同じようなことがある。同じ種の群れ同士が出会うと激しい争いになることがある。草食、肉食を問わない。多分、食べ物や生きるために必要な環境が重なるので、他の群れを追っ払う必要がある。あるいは追っ払われてしまう。子供(ヒナ)がいるときには、子供が殺されないように、さっさと退散するに越したことはないのであろう。

[6.ヒナの成長と家族の終了]

私たちが出会ったのは、6月ころだった。片手の平に乗るくらい小さかった。一口サイズ。かわいかった。会うたびに大きくなっていった。片手では難しそうになり、近くのカルガモを超える大きさになり、両手でやっとだろうなと思えるくらいになり、あれよアレヨと、大きくなった。

ヒナは増々かわいくなり、4羽家族の居る風景は、しみじみ愛おしかった。あるとき、4羽家族は、ワカサギ釣りの屋形船がつながれている木の下に、いた。木の周りは、柔らかそうな緑の草が、芝生のようにふわふわと生えていた。その上に、4羽家族は幸せそうにうずくまっていた。ヒナはもうカラスには簡単には襲われない大きさになっていた。親白鳥の安心が伝わってきた。就学前くらいの男の子が走ってきた。白鳥家族を見つけ、赤ん坊を抱っこしたお母さんの手を振り切って、木のところまで来た。白鳥家族のすぐ近くに来て、「天国みたい!」と大声で言った。そう、まるで天国みたいだった。

親白鳥の半分くらいの大きさになっても、羽根の色が薄い茶色なので、遠くからでもヒナだとわかった。このころ、両親白鳥は、ヒナに遠慮せずに食パンを食べた。

親白鳥とほぼ同じ大きさになっても、色は、茶色と白のマダラ模様なので、ヒナだとわかる。

マダラ模様になる少し前あたりから、父白鳥はいなくなっていた。母白鳥はその後もかなり一緒にいた。近くにいるので、母白鳥だろうな、と思うだけで、母白鳥らしいしぐさをするわけではない。他の白鳥かもしれなかった。そのうち、マダラ模様の二羽のヒナだけで堂々としているようになった。母白鳥が近くにいるのかどうか、わからなかった。私には見分けがつかない。どこかへ行ってしまったかもしれない。11月になっていた。マダラ模様が完全に消えて、真っ白になるころ、この二羽の兄弟も、互いに独立して、他の白鳥とつがいになるのかもしれない。

[7.健全さの違いは何?]

成長したヒナだけで堂々としている様子は、自然界の親離れを感じさせますね。ヒナを守るために犬にも向かって行っていた父白鳥が、いつの間にかいなくなり、エサをヒナに譲っていた母白鳥も、やがていなくなる様は、寂しいようで、健全な子離れを感じさせます。この健全さはどこから来るのでしょうか。本能に過ぎないと言えばそうでしょうが、人間だって本能は持っています。違いは何なのでしょうか。

推測します。

白鳥は人間よりも自由に生きています。つがいになる相手も自分で選ぶでしょう。自分の気持ちを感じ相手を感じ、感じるままにつがいになります。誰にも強制されません。誰へも忖度しません。生まれてきたヒナは、だから、「とてもかわいい」と親白鳥は感じるでしょう。かわいいヒナには、命をかけ、エサも譲って、後悔はないでしょう。気の進まない結婚をして、いやいやながら子育てをする人間を、白鳥はなんと思うでしょう。

(おわり)

親白鳥は食べずにヒナに譲る(白鳥の話1)|アコールセラピーの休憩時間(731)

白鳥の話1/2

 

[1.白鳥一家]

山中湖の湖畔に白鳥たちが住みついている。2021年には、ある白鳥の一家が、私たちのセミナーハウスの近くに住んでいた。両親の白鳥と数羽のヒナだった。ヒナは淡い茶色でフワフワしていた。カステラをくりぬいたお菓子のようだった。ヒナのあまりのかわいらしさに、私たちは毎朝、湖畔を散歩するたびにその一家を探した。

湖畔には、春になると、小さいおいしいサクランボをつける、背の低い富士桜の並木があった。その並木が両側を囲む小道を抜けると、目の前に湖が大きく広がり、一家が居る地域になる。片道20分くらい歩く距離で、日によって、居る場所が違った。彼らも朝は食事であちこち水草をもとめて移動するらしい。私たちは食パンをポケットに忍ばせて、ちぎって白鳥に投げ与え、ときどき私たちも食べた。

[2.白鳥の食欲]

白鳥は食パンを好んで食べる。透明な湖水に白く浮かんだパンを、口ばしでほぐしながら、水と一緒に飲み下す。たいていの白鳥はお腹を空かしていて、あっという間に食べ尽くす。そして、もっと寄こせと、水から上がる。恐竜のような大きな水かきが現れ、ノッシのっしと、歩いて、こちらへ近づいてくる。堂々としている。小さな二つの眼が正面からこちらを見据えて、やってくる。野生の白鳥だ。零下20度の山中湖の冬を、白く雪をかぶりながら身一つで過ごして生き抜く、凄さがある。

そして、パンをちぎるのに手間取っていると、すぐそこへ来た白鳥に、必ず手をかまれる。口ばしには歯がないので痛くない。でも、あまりの迫力に誰もが、小さな悲鳴を上げてしまい、手からパンを落としてしまう。落ちたパンはたちまち白鳥が食べる。思わず後ずさりしてのろのろしていると、あっという間に食べ終わった白鳥が、再び、ノッシのっしと迫ってくる。あんなに美しくてかわいいと思っていた白鳥へのイメージは変わってしまう。怖い・・・。白鳥の食欲はすごい。

[3.食べない親白鳥]

しかし、一家の親白鳥は、ほとんどパンを食べない。自分は食べずにヒナに譲る。親鳥のすぐ近くにパンを投げても、ヒナがそばに居れば、食べない。食べようか食べるまいか迷う様子はなかった。ヒナが、当然のように食べてしまう。多分、子育て中は、親白鳥は食欲そのものがなくなるのではないかと思える。

仮に、食欲が自動的になくなるとしても、人間にも同じような感覚はあるのだから、ついつい想像してしまう。親白鳥はヒナが可愛くてしょうがなくて、あまりの可愛さに、ヒナが食べるのを見ていると自分の食欲さえ失ってしまうのだ・・と。あの本来持っているすごい食欲を失うのだから、どれほど可愛いと感じているのだろうか、と。

(つづく)

あけましておめでとうございます|アコールセラピーの現場から(730)

あけましておめでとうございます。

コロナ禍のため、山中湖のグループセッションがなかなか再開できませんが、今年こそ再開可能になることを祈っています。

 

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私わかった!2/3|アコールセラピーの現場から(708)

前回の続き<<私わかった!2/3>>

③ <振り向かない母親>

<H>
はじめの頃は、彼女は自分のパニック障害が母親と関係があるなどとはわからなかったと思います。セッションが進むにつれて自分の心の中に引っかかりがあり、それが③の<ふりむかない母親>という形で思い出されました。いくら自分が母親の愛情を求めても、母親は振り向いてもくれないというイメージです。扱いたくない母親との関係を、ようやく扱うようになるきっかけといってもいいと思います。
<W>
これで前進することができるという場面です。

④ <泣き叫ぶ自分>

<H>
泣き叫んでいる自分は、母親との関係で泣き叫んでいます。母親の関係が非常に大きいとわかってくる段階です。
<W>
上の③の絵は、子供が笑っていますが、無理して笑いかけているのでしょうか。無事にしたいのでしょうか。④の絵は、大泣きしています。本音ですね。

⑤ <おいて行かれた恐怖>

<H>
暗闇の中に簡単に小さな自分が描かれています。母親との関係を探っていくうちに、ある時、母親から自分が置いていかれた事件を思い出します。その時の恐怖を描いた絵です。この恐怖が後になってパニック障害につながっていることが徐々にわかってくる糸口のような絵です。
<W>
置いて行かれた事件についての恐怖ですが、さらに探っていって、単にその事件だけにとどまらず、自分を置いて行ってしまえるような母親への恐怖が、背後にあることがわかります。次の絵が、それを暗示します。
<H>
彼女の場合には、長い間、暗示にとどまっていました。

⑥ <襲い来る恐怖=死>

<W>
上の④⑤の恐怖がどれだけ大きなものかという事を示す絵(⑥)です。まるで大きなモンスターに小さな赤ちゃんが追いかけられている感じがよく出ています。赤ちゃんがとらえた恐ろしい死のイメージです。パニック障害のからくりを示すような絵です。
<H>
モンスターにパクっと一口で食べられそうです。

⑦<感情をなくして耐える自分>

⑧ <分裂して耐える自分>


<W>
小さな赤ちゃんにとって、⑤⑥のような恐ろしい恐怖に耐えられるはずもありません。
<H>
まるで荒野に一人ぼっちになって背後に巨大な肉食獣(モンスター)が忍び寄って、今にも食べられそうな恐怖です。
<W>
肉食獣なら、まだ、いい。母親です。耐えられません。
<H>
ほんとに。
<W>
感情をなくして、怖いという自分を味わわないようにして耐えます。⑦はそのころの無表情な自分を描いています。表情がないどころか顔が書かれていません。まるで自閉という状態を暗示するようです。
<H>
自閉して無表情になって耐えようとするんですね。
<W>
しかしそのように感情をなくすだけでは、十分には、本当に恐ろしい恐怖には耐えられません。自分を分裂して(⑧)何とかやりくりして耐えようとします。明るい自分と、そうでない闇の自分です。そうすれば闇の自分は横に置いておいて、明るい自分として楽しく過ごすこともできるようになります。そのようにして何とか生きていきます。
<H>
そのようなものすごい恐怖は、置いて行かれた事件(⑤)というだけでは、説明できない。ほかの部分(③④⑤⑥)も併せてみると、母親への恐怖ということでしょう。
<W>
自分の生命のすべてを支えている母親自身が、実は、死の恐怖の出処でしょう。
<H>
全体としては示されますが、ずばりの絵を彼女は、描いていません。
<W>
わかりたくない、というのがトラブルの中心にある芯かもしれません。はじめの絵(①)の彼女自身の説明にもある子供に対する思いの揺らぎようなものが、母親に対する思いにもあるように感じられます。
<H>
わかりたくない揺らぎですか。

<<続く>>

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大きな壁を突破して絶好調の毎日|絶望を手に入れたとき「私、解った!」|セラピーの現場から(695)

<W>
今日はYさんのインタビューをしたいと思います。
<H>
Yさんは大きな壁を突破して、絶好調の毎日を過ごしています。
<Y>
(笑)
<H>
ご自分でも、今まで経験した自分史のまとめを書き始めているということです。しかし、絶好調のせいで、新しい仕事も始めたということもあり、日常もいろいろ忙しいようで、自分史の完成は時間がかかるかもしれません。とりあえず、皆さんにご報告したいので、今日、インタビューさせていただきます。
<Y>
毎日が気力に満ちて充実していて、夜はコテッと寝てしまうんです。
<W>
(笑)
<H>
ベビーブレスを始めた頃のあなたは、全くやる気がなかったですね。
<Y>
最初のベビーブレスは、高校生の頃です。そのころ、朝起きる事が出来ず学校も遅刻するようになり、夜になったらバイトに行く…また朝が起きられないの繰り返しの私にうんざりしてました。母親に勧められて、嫌々ベビーブレスをしました。「やりゃ良いんでしょ、あなたが満足するんでしょ」とやった。呼吸もせずにただ寝ていたんです。
<W>
始めたきっかけは子育てがうまくいかないということでしたね。
<Y>
子育てでオッパイが出すぎたということもあり、オッパイを上手く吸ってくれない娘のせい‼︎とイライラして、4階から子供を放り投げるイメージが出ていました。それを思いとどまったのは私の愛情だ、と自分に言っていました。子供の大事な成長期にネグレクトが続いたことも、思いとどまった愛情の結果だったんです。
<H>
ベビーブレスなどのセッションを続けて「絶対嫌」というのが手がかりでした。重要なところで口癖のように「絶対嫌」と言っていました。何が絶対嫌なのかはっきりしないところがありましたね。
<Y>
心の傷の奥底を「絶対嫌」と言っていた。今思えば絶望だった。心の谷底へ通じる淵。とてつもなく怖かった。愛情や殺意がバラバラに存在していた。そのことが話題になっても、せっかくバラバラにしたのに何故一つにしないとダメなのと、いう感じで、ピンとこなかった。
<W>
なるほど。
<Y>
バラバラになっていることこそが、自分の存在意義の感じなんです。うまくは言えないけれど・・。いろいろの心痛やトラブルを、バラバラになったそれぞれのせいにできる。ある心痛は愛情のせい。あるトラブルは殺意のせい。傷の奥底に絶望があってバラバラにした。愛情や殺意は、本当は自分の中にあって、自分という一つのものなのだけれども、バラバラにしておくことで、全部周りのせいにできる。この私の愛情があってそうなったの!私は悪くない。私に向けられた(母からの)殺意に対して、殺意でやり返して生き抜くことが私のすべてだった。怒りでやり返すことが自分の存在意義だったんです。
<H>
激しい怒り(殺意)がありました。絶望を怒りで追い払うというか・・・。
<Y>
ところが、絶望を手に入れたら怖くない。絶望を手に入れたとき「私、解った!」と叫んだ。何度も叫んだ。その感覚を説明するのは難しい。これこそが本当の私の存在。生きていても存在がある。死んで体が無くなっても私の存在がある。
<W>
バラバラのものが一つになることが、谷底淵の絶望だったんですね。
<H>
Yさんの描いた絵はそう言っているようにみえますが・・。
<Y>
そこのところは未だによく言葉にできないんです。「解った!」という感覚ははっきりしていますが、感覚のままなんです。
<H>
「解っ」てみると、生きることも死ぬことも私だ、という感覚なんですね。
<W>
言葉による説明を越えていますね。絶望が嫌だったのでバラバラにした。絶望を手に入れたから怖くない。そういうことになりますね。
<H>
今のYさんは以前にくらべ堂々とした美人で別人のようという人もいます。美人の度合いがますますパワフルになって、そばにいると、こちらも元気になります。
ご自分で意識するのは難しいかもしれませんが、どう変わったか、教えてください。
<Y>
私は、死や病気に対して人並み以上の恐怖があったんですが、最近の乳がんの検診でビクビクしない自分がいました。それまででは、あり得ない感じです。今までだったらパニックになっていました。持病の足爪の治療も怖くなくてできた。
仕事も新しく二倍にしました。やりたいんです。新しい仕事の指導を受ける時も「緊張していないね」と言われました。古い仕事の仕事場でも、自分は楽になっている、と感じています。そのせいか、同僚に「やっと心が開いたのね」と言われてしまいました。
<W>
子供さんへの気持ちはどうですか。
<Y>
子供を憎たらしいと感じるのは消えてきました。でも全て消えたというのではなく、突発的に子供へ怒りを感じることもあります。そのときも「私の殺意だ」と分かる。認識できるので楽です。今までと違います。そのため自分にも子供にも隠さなくて良い状況になっています。今までは子供への殺意を隠していたので後悔したり、子供の事を思うと切なくなり、辛かったです。

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なぜ参加しているのか|「病識」|セラピーの現場から(666)

<W>
カウンセリングやセッションの成否を左右する要素は色々ありますが、最も初めの段階にある要素が、参加者の「病識」の有無です。
<H>
当面の成否を左右しますね。
<W>
「病識」というのは、本来は、自分が病気であることを認識していることをいいますね。ここでは、なぜ、カウンセリングやセッションに参加しているのかの理由の認識ということになります。対人関係や自分自身の問題など、抱えているトラブルにはいろいろありますが、ご自分の中に解決を探る姿勢が、ある人とない人と大きく分かれます。
<H>
分かれますね。
トラブルの原因は他人に在って、自分にはない、というのが一番大変です。それが本当であれば、ご自分への心理的なカウンセリングやセッションは必要ないはずです。
<W>
しかし、カウンセリングやセッションの費用を払い、会社を休み、交通費を出してやって来ているわけですから、何とか、自分の中に解決を探ろうとしているともいえます。
<H>
そうです。
ところが、カウンセリングやセッションを進めてみると、自分の中をなかなか観ることができず、固く他人のせいになっていることも多々あります。そうなると、お互いに苦しむことになります。
<W>
つらい状況ですね。
<H>
カウンセリングやセッションをリードさせていただく立場としては、こちらの力量不足も絡んでくるので難しい問題です。その問題に触れないわけにもいかず、痛し痒しです。愚痴も言いたくなりますが、自分の力量も振り返らなければなりません。
<W>
難しいですね。
<H>
例えば家族との人間関係や職場の人間関係に困っているときに、その夫や上司が100パーセント悪いのであれば、必要なのは、弁護士や警察かもしれません。そのような良くない人間関係の中で、ニッチのサッチもいかなくなるのは、なぜでしょう。人によっては何とかなる人もいるはずです。困り果てて生きづらさを認識するのは、やはりご自身の心の中に傷があり、その傷に触れてしまうからではないのだろうかと、探る必要があります。参加者が、傷を探る姿勢になるまで、待ち、辛抱し、促進しなければなりません。それが力量というものでしょう。しかし、とてもとても難しいです。
<W>
まったく本当に。
将来その傷を理解でき成長できれば、良くない人間関係の中でも何とかなるかもしれません。というよりは、そのような人間関係の中で、逆に、頼りにされる人になってしまうということが多いのですが・・・。
<H>
カウンセリングやセッションの初めには、そんなことは想像もできないでしょうから、こちらも正直のところ困ります。
<W>
病識が無く他人のせいになってしまうというのは、ある意味、無理もないかもしれません。例えば人間関係に対応できない心の傷も、結局は、幼い時の養育者(母親)からの影響があることがほとんどなので、人(養育者(母親))のせいということになります。
*(注、養育者は母親に限らず、父親、祖父母、親戚、義理母、施設の担当者などいろいろなケースがあるでしょうが、もっとも一般的で決定的な影響力がある母親を例にします)
<H>
つまり、認識ですね。養育者のせいということが認識されていれば、立派に「病識」はあることになり、セッションもスムーズに進むことでしょう。
<W>
幼い時の養育者は、その人にとっては生きる基盤のようなものですから、その認識は簡単ではないということでしょうか。

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遠吠えのように泣けた|激しい怒りを担当する人格Kに近づけた|セラピーの現場から(644)

やまなかや

Kと呼ばれる人格を扱っている。Kは、皆殺しや自分殺し母親殺しを一挙に担当する、破壊的な人格。その人格Kが隠れていて、隠れているのに時々、顔を出して、問題を起こす。これが実生活上の問題となっている。しかも顔を出したことを本人が意識できない。Kがどういう理由で存在するのか、存在しなければならないのか、どのようなことがきっかけで顔を出すのか、詳しいことが意識できない。言葉で説明できない。
最近、その人格Kを絵にすることで、意識できるようになった。そして描いた絵をヒントにしてセッションをおこない、人格Kを中心とした自分の闇の部分を解明している。
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○セッションで母から首を絞められるのが出てきた。とともに、優しいお母さんが抱っこしてくれる場面が出てきた。抱っこしてくれるお母さんのところに行けなくて、泣くことしかできなくて泣いて終わった。次に母が幼い私に向かって、私のことは「やっつけられないでしょ」と言う。私は動けないしやっつけられない。自分の中の怒りは出てくるが母には出せなくて自分をやっつけるしかできなかった。お母さんはやっつけられない。Kのようには怒りを出すことができない。だから私の代わりに、Kは、怒りを担当してくれるのだ。
○次のセッションで、「抱っこ」(赤ん坊のように抱っこしてほしいと表現すること)をやった。Kが出て来た。他方でKが出ないように引き止める人(別の気持ち)がいる。せめぎあいの中でやった。引き止められながらも前より自分の怒りを出せた。終わったら悲しくなって寂しくなって来て、セッションルームの端の隅の方で泣くのが一人ぽっちでぴったり来た。怒りの奥には寂しさがあった。
○さらに次のセッションでは、近くにKが怒っている絵を置いていて、やった。
寂しくて泣いた。泣き終わったら、お母さんをやっつけた。寂しさの奥にも怒りがあった。怒りと寂しさは重なり合っていた。Kがやる絵のように、母をやっつけられた。母の上に乗って、若いワンピースをつけたお母さんに乗って、(刃物で)胸を突き続ける。感情もない。ワンピースも(血で)赤黒い。手も(血で)ねっとりしている。刺しても刺しても怒りは止まることがない。刺し続けても疲れない。ずっと刺していた。お母さんの表情が、最初は怖い若いお母さんで、そのあとは今のお母さんが出て来て、(その母には)感情がない。もう一つは私を産んだ頃のお母さん。ただ刺し殺している。こんな母親殺しのような激しい怒りを、今まで、出せなかったのを、代わりにKが担当してくれていた。母親殺しの近くには、皆殺しや自分殺しもある。
○そしたら、再び、寂しくて悲しくて泣いた。最初は少しずつ泣いていたが、そのうち遠吠えのように泣けて来た。泣きながら体を動かして、終わりの頃に「抱っこして」と言いながら泣いている。凄く寂しかった。
○その後、自然な感じで、肩はなで肩になったように力が抜けた。静かな中にいた。寂しいけど気分は良い。今まで引き止めていてせめぎあっていたので出しづらかったが、今回のセッションは、引き止めるものがなく気持ちよかった。今までぼんやりしていたお母さんの顔が、しっかり出て来た。

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ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験

ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>ケース研究

 

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絶対嫌だ|でも知りたい|セラピーの現場から(642)

○グループセッションでは、自分の中に大きなエネルギーが湧き起る体験をしている。その時は強く満足する。しかし後になると、なにか、満足しない部分がある。「絶対一人は嫌だ」という気持ちが強くある。頭にこびりついている。絶対嫌の中身は何なのか、自分でもうまく説明できない。そこを知りたい。
○そこで久しぶりに個人セッションを受けた。私は生後8か月のときに、両親において行かれた経験がある。個人セッションの準備として、置いていかれた時の赤ちゃんの絵を「描いて来て」と言われた。描いてみた。どうしても表情がない。顔が描けない。描くのも嫌で苦しくなった。体と頭だけを描いて持って行った。
○個人セッションの当日では、やはり、「絶対一人は嫌だ」というのが出て、自分に向かってくる殺意や自傷がでる。自分が描いた顔のない赤ちゃんを目の前にして、気持ち悪くて、可哀想でもあり、見ていられなくて、絵をグシャグシャにした。
そのうち、(自分を置いて行った)母に対する恨みと呪い殺す感じが出た。しかし、足りない。殺しても殺してもビクともしない。母を呼んでも泣いて呼んでもそこにはいない。震えるくらい恨んで呪い殺した。私自身とこんな私を作り出したみんなを殺した。隠してきた殺意が表現できたのは前進だ。
○この殺意は娘にも向いた。娘だからと言って手加減はない。昔、私は、産まれた娘に対してのオムツを変えなかった。育児放棄だ。娘は今、自閉的だ。当時は娘なんかいなくなれば良いと思っていた。娘に触れないことで、娘を、私の恨みと呪い殺しから守っていたのだ。赤ん坊の自分と、赤ん坊の娘は重なる。赤ん坊の娘と、自分の顔なしの絵がダブル。苦しい。
○恨みや呪いは表現できたのに「絶対一人は嫌だ」はまだ存在する。まだ満足しない部分がある。死を拒否しているのがあるし、生きるのも苦しいというのもあるし。もがいている感じがある。
○呪い殺す時の気持ちを絵に描いた。暗い背景に二つの赤い目だけを描いた。個人セッションから帰って、その後、その絵を全然見れなかった。しまって置いた。呪い殺す、真っ黒な背景に赤い目だった。何でこんなに純粋な(母を求めても得られずに呪い殺すほどの)気持ちを、訴えてはいけないのか、何で求めたらいけないのか、私はどうしたいいのか、本当に生きることも死ぬこともできずに、もがいて苦しくて苦しくて。瞑想でずっとそこにいる。
○そうしていると、母が彼女のセッションで口にする「何で、何で」が出てくる。母もまた母(祖母)に私と同じような思いがあるのか。それと、寝たきりになってしまった祖母の硬直した手とが出てくる。祖母とも微かに会話が成立するときがあり「どうせ私なんか」という気持ちがあるようだ。あの祖母の姿は自分を見ているようで辛い。(おそらく私と同じような辛さの)思いを出してあげたいが、しかし、そうすればきっと今度は自分が耐えられない。手を伸ばそうとしても(私のその手も)硬い。ドキドキする。親子3代にわたって続くものがある。
○私の気持ちを自分ではどうしようもできない。(母を求める)純粋な気持ちなのに(そんな気持ちをぶつけても受け取ってもらえないことも分かっているのに、引っ込めることなどできず)自分でどうしようもできない。もどかしい。だから(母とは関係のない仕事先の)上司や仲間に、(彼らに失態や)何かある度に、物凄く怒ることがある。何としてもひん曲げてやりたいという気持ちが出てしまう。
○描いた自分の顔の赤い目は何を意味しているか。私が純粋に求めているのに受け取れない母を恨み呪い殺す、何もできない無力な自分も恨み呪い殺す、生まれてこなければいい、何で産んだんだというのもある。死を拒否する気持ちがある。一人で死ぬくらいなら巻き込んでやるというのがある。
○「絶対一人は嫌だ」の中身が少し変わった。それまでは、一人ぼっちの死は、自分が弱くなることなので、受け入れられなかった。弱いのが嫌いだった。だから死が嫌いだった。だから一人ぼっちになるのは嫌いだった。でも今回は少し違った。隠していた殺意を表現できたことで、強くなった。正面切って、少しだけれど、死を受け入れることが起きた。

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閉じこもりだった子供の回復は続いている|でも母との関係は怖くて・・|セラピーの現場から(641)

○[閉じこもりだった子供は好調。でも・・]
閉じこもりだった子供の回復は続いている。子供は好調だ。問題は私だ。
私が自分の問題に取り組み始めたことで、子供の回復が起きて来ているようだ。しかし本格的に問題に取り組めるのか。全然自信がない。「やりたくない、今が良ければ良いじゃん。」となってしまいそうになる。
子供の閉じこもりの原因を私が作ったらしいことは、おおよそ、了解している。そして、その原因の中へ、さらに一歩を踏み出すのが、とても難しい。原因が作られた幼い頃の自分(私)の事をちゃんと解ってあげたい。そう、頭では思う。だけれど、なんとも心がついていかない。
○ [・・「ありません」と嘘ついて来た]
それは私と母のことだ。
私は自分に嘘をついて来た。(母へ)いろんな気持ちがあったはずなのに、求める気持ちも、辛かったことも、「ありません」と嘘ついて来た。分かってくれる旦那と子供で埋め合わせていた。でも本当には上手くいかなくて、本当に求めているのは、夫や子供でなくて…(母だ)。この部分をどうしても言いたくない。あまりにも嘘ついて来て、そんな自分が可哀想になる。言えない。(母は)頼りになれない。(本当のことを言わせまいと)自分が自分を縛るのが強い。そんな気持ちはダメ、こんなのはダメとか、ぽろぽろ(弱気になって本音を)出すんじゃないとか、心の声が言う。だから本音は言えない(私と母の関係を認められない)。
<少しでもいいから言ってみてくれませんか>「(母に)もうちょっと側にいて欲しい」「遠くを見てないで近くにいてくれないかな」って。「何も言わなくて良いから近くにいてくれたら」「「何もできなくて良いよ」って言って欲しい」・・・。
この本音を、場所を変えたセッションで、改めて言うことになった。
○[・・引っ張ろうとする気持ちが物凄く強い]
その場所になると、なかなか決心がつかなくて、「言ってもいいかな」と言うと、みんなが答えてくれて心強かった。おっかなびっくりだった。慣れない。本当になれない。まんじりとしない。少し言葉に出すと、(出させまいと後ろへ)引っ張ろうとする気持ちが物凄く強い。出すと引っ張られる。他の兄弟より「私を見て」と(母へ)言おうとすると、罪悪感が出る。小さく言った。ちょっとは言えたけど、もっと力を抜いて言いたかった。どうしてもあーなっちゃう。終わった後、頭がくらくらした。みんなが声かけてくれて嬉しかった。一人では無理だろう。大変だった。
原因となったであろう母と私の関係。わかってはいるけど認められない。認められない認められないと言いつつ、今回のセッションで、でも、ほんの少し認められた。怖くて怖くてしょうがなかったが、ほんの少しは、言えた。

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大きなエネルギーが出るようになった|それでも納得できなかった謎の答え|セラピーの現場から(640)

納得できなかった謎の答え。
○幼い頃から抑えていた自分自身を解放するセッションを重ね、ようやく心が開いて、大きなエネルギーが出るようになった。嬉しかった。
○しかし、心底から喜べない気持ちがあった。何かどうしても納得できないことがあったからだ。それが何かは説明できないけれど、納得できないことがあるのは確かだった。謎だった。
そこで今度は、セッションで自分を、再び抑える作業をし始めた。抑えたエネルギーが凄いことを今更のように体験した。そしたら昔と同じように、具合が悪くなり、以前のような恐怖が来るようになった。痺れがきて、身体が重くなって動かない。以前味わった抜け殻のような感じだ。そのようにして、自分を閉じる作業をして、そして閉じた。でも、やはり納得がいかなかった。何に納得がいかないのかもはっきり分からないままだった。
○やがて気がついた。親戚の人の母子関係で、子供を「親が勝手に抑え込む」という話を聞くことがあって、そのことが自分の心に響いた。自分は、自分のことばかりやって、自分の子供への加害性に、意識があまりなかったのだ。子供を抑え込んで自閉的な子にしてしまった。セッションで子供への「ごめんなさい」を言った。止まらなかった。いくら言っても言っても言ってもどんなに言っても許されないような、言っても言っても足らない感じだった。はじめて自分が「親」になった。
「抑えた」ということが、自分で自分を抑えていながら、子供にも抑えることをやってしまったという、そこがなかったなと思った。どっちも怖かった。自分を抑えたという被害者も、やってしまったという加害者も、怖かった。今までは被害者だけだった。それが分かった。そして、再び開いて、再び大きなエネルギーが、わき出した。嬉しかった。納得感があった。

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赤ちゃんの泣声が怖い謎|ボタンを押され保育器ごと焼却炉|セラピーの現場(601)

<保育器の経験から我慢と遠慮>
誕生後すぐに保育器に入れられた。両親が仕事で忙しく、私を病院に預かってもらう必要があったという事情が大きく影響している。心の傷になっている。人生のスタートから一人ぼっちで保育器の中で我慢して過ごすしかなかった。今も、人生に対する我慢や遠慮が根強くある。
<ボタンを押され保育器ごと焼却炉へ>
セッションで、あるイメージが出た。保育器の中にいる自分を、高いところから両親が眺めており様子を見てボタンを押すと、保育器が自分ごとレールの上を滑り下って焼却炉の中に放り込まれる、というイメージだ。両親の意図で、抵抗する間もなく殺されてしまうという意味だ。
<赤ちゃんの泣き声が怖いという謎>
赤ちゃんの泣き声が怖い。なぜだかわからないけれども怖い。職場などで、他の人の赤ちゃんが火が付くように泣いていると、聞いているのに堪えられない。その赤ちゃんのように、自分が我慢を外して本気を出したら、ボタンを押されて殺されてしまう。背後には、どうしようもない遠慮と我慢の人生がある。本当は、その赤ちゃんのように泣いてみたいという自分もいるのかもしれない。
<死をも我慢しようとする>
セッションで死をやったが、今考えるとあっさりと死んだ。あっさりできた。保育器から火葬場まで熱いのも我慢して我慢して死ぬ。絶命するまで我慢できるのかと思ってしまう。でも実は、恐怖とか飛ばして死んだんだと思う。怖いところにいられない。すぐに死ねたのはその方が楽だからかもしれない。
でも後日、別のセッションで死をやったら、息もハアハアしてなかなか死ねない。往生際が悪い。かなり怖かった。
<どうしたら我慢しなくて済むのか>
セッションではどうしても我慢してしまう。立ち向ってしまう。降参できない。力を抜いて見たりするが、呼吸ができなくなるのではないかとビビりまくっていた。言葉も出ない。
<解放の仕方が分からない>
自分を解放するその解放の仕方がわからない。我慢は保育器から来ていることはわかっている。何かあると踏ん張って抵抗していた。我慢や抵抗ができないと、どうしようもない。
<クネクネと「やりたくねえ」「ヤダヤダ」>
セッションで、幼い子供が駄々をこねるようにクネクネと体を動かすと、少しは自分を解放できる気がする。でもクネクネしながらも脚を踏ん張っていた。そこで、踏ん張らないようにしてみた。そうしたらナマケモノのようなイメージになった。何も「やりたくねえ」「ヤダヤダ」とやって見た。自然とそうなった。気持ちよかった。でも本当の解放はこんなもんじゃないとも思う。

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自分を早く変えたい|でもじっくり進もう|セラピーの現場から(584)

セラピーを受けていますが、自分を早く変えたいという気持ちがあるようです。そのこともあって、じっくり進もうと思い、自分を見て(セラピーを受けて)よかったことを思い返していました。
○少しずつ堂々としてきたこと、
○「自分の感覚」が少しわかってきたこと、
○自分の病んでいる部分を知ることができたこと、
○子供中心の生活に意識を向けられるように少しずつなってきたこと、
○グループカウンセリングで感情をともなって話ができるようになったこと 、
が浮かびました。

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自分は何かが腑に落ちない何かが気に入らない|セッションの羅針盤|セラピーの現場から(582)

ベビーブレス(弊社で開発したブレスワーク)のようなセッションに臨むときには、自分自身が強く望むことが重要のようです。自分自身の欲求不満を大切にしてほしいと思います。自分の生き方は何かが腑に落ちない。自分は何かが満足していない。自分の人生を何かが気に入らない。そういう感じが、セッションの中で進むときの羅針盤になります。
強く強く望んで欲しいのです。どのように変わるかはイメージがつかないはずなので、「どのように」を考えることは無意味だと思われます。方向を固定してしまうのは害にもなると思われます。自分自身がどのように変わるかは、変わる前には分からないもののようです。わからないけど、本当の自分をどこかで知っているので、現状に腑に落ちない、満足できない、となります。だから、ただ強く望むことが全てだとも言えるようです。

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「自分が変わっていく」などとは本気にしていない|セラピーの現場から(569)

 

セラピーを受けて「自分が変わっていく」ことに対して、その人の気持ちが少しずつ変遷(へんせん)するのを感じることがあります。始めは、例えば人間関係のトラブルの解消などの目的意識があり「トラブル」への意識が強く、「自分」への意識は弱い感じと言えるようです。自分が変わっていく」などとは本気にしていないというのが近いかもしれません。やがて隠されていて知らなかった自分を、自分自身で感じ取れるようになり、「自分」への興味が出てきます。自分への理解が進みます。そうする内に、自分が「変わってきている」ことに気が付くようになります。さらに変わってくると、周りの人もあからさまに、変わったことを認めてくれるようにもなります。その時期には、人のこともかなりよく「わかる人」で通るようになってくるでしょう。さらに進むと、何か物足りなくなり、もっと変わりたいという気持ちになるようです。自分はもう1つ皮を脱ぎたい、そう思ってとゾクゾクする気分を味わうことも起きてきます。

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社会に適応できない娘を「大嫌いだ」と思う気持ち|娘は「もう知っているよ」|母親が私自身のことを大嫌いだと思っていた|セラピーの現場から(552)

心の中に、深く深く隠れていたことがあった。社会に適応できない娘を何とか自立させようと必死になり努力したが、心の底では、社会に適応できない娘を認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていた。それがわかった途端、母親が私自身のことを、大嫌いだと思っていたんだということに思い当たり、すっきりした。何か足りなかったものがこれだということがわかり、納得した。しかし、事の深刻さに言葉がない。翌日、洗濯物を干しにベランダに、一歩足を踏み出したとき、いきなりググッとこみ上げてきて、声をあげて泣いてしまった。
いよいよ、娘に話した。娘に話すのは大変なことと覚悟していたが、私自身が認め、受け入れてしまえば、それは問題ではない。娘は動揺する事も無く、「もう知っているよ」と聞いてくれた。そして、翌日起きてきて、昨日は「泣きながら寝たけど、ぐっすり眠れた」と。
今日の雨、落ち着きます。今はなぜ娘が社会に適応出来ないのかが、よくわかります。

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すらすらと思い出せる記憶は不具合の原因にはなっていない|セラピーの現場から(541)

 

自分の成長の手掛かりとなる辛い記憶は、時間をさかのぼるほど、重要性が増すようです。現在の悩みは、職場のこと、結婚相手のこと、自分の子供のこと、かもしれません。しかし、いろいろなケースの体験から見ますと、悩みを認識できるということは、その時代には、隠された記憶はない、ということになります。認識できるということは、心の中で、既に折り合いがついていて、そのため、心の不具合の原因にはなっていない、ということが言えそうです。

 ですから、手掛かりは、もっと昔になります。結婚前の家族のこと、青年期、少年期をすらすらと思いだせるのであれば、その部分にも隠された記憶はないといえます。いよいよ幼児期、乳児期を探ることになります。ところが人生の初期の記憶はもともと、はっきりしません。そこで、ベビーブレスが役に立ちます。多くの場合、記憶の断片が手に入ります。その断片を組合せ、幼児期、乳児期を少しずつ知ることができます。組み合わせる上で、カウンセリングが役に立ちます。隠された辛い記憶がよみがえります。その過程では、辛ければ辛いほどよみがえりにくいようです。抵抗と呼ばれるものです。よみがえった辛い記憶を認めるのに数週間、数か月かかることもあります。空いた時間も自宅で想い出すように瞑想を勧めます。カウンセリングの記録も渡し、読んでもらいます。その間にじわじわと成長が進みます。まるで心の漢方薬。苦いけれど効く。人によっては、次に会ったときに、雰囲気や表情まで変わり、皆が驚くことがあります。

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辛い記憶が鍵|セラピーの現場から(514)

とても簡単に言ってしまうと、幼い遠い日の辛い記憶を思い出すことが、すべての鍵のようなのです。思い出す事は、辛いです。しかし、思い出した後では、何物にも変えがたい奥底の心地よさを感じさせます。たとえその記憶が自分の命を脅かすような記憶であっても、です。それを分かる人は、めざましく前に前進するようです。回復するようです。その人そのものが、内側から、変化する。これは多くの仲間が経験する事実だと思われます。

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私は2度捨てられた|母親は宗教に入信|心理セラピーの現場から(512)

母親は宗教に入信した。そのことで私は2度捨てられた。小さい時に私は母親から愛情を貰えずに捨てられた。大きな傷になった。大人になりその傷を修復する作業し始めた。始めは、その傷がどこから来るのか、はっきりしなかった。作業を続けるうちに、そこには母親がいた。原因としての母親がいた。原因が分かり、私は、母親にそのことを問い詰めたかった。しかし、母親は入信した宗教を守りとして、私の言い分には耳をかさない。そうやって、母親は私をもう一度捨てた。
母親には母親の傷があり、傷の原因があると、頭ではわかっている。でも、どうしても許す気にはなれない。遠くない時期に、私が母を看取る時期がやってくるだろう。許せないが、ことの全体をわかっている事はせめてもの救い。

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うまくいかない子育て|恥じることなく生きてきたのに「毒親」なんて|セラピーの現場から(511)

自分は社会的にも頑張って人生も恥じることがなく生きてきました。一生懸命に子育てもしてきました。

いつも子供の気持ちを考え無理なことはさせなかったと思います。子供に特別なことは何も望んでいません。

普通に学校に行き、家のことも少しでいいから手伝い、自分で稼いで一人前になり、できれば家族を持って欲しいと願うだけ…ただそれだけ…なのです。

それなのに学校には行かない、仕事は途中でやめる、自分のこともできない、引きこもる。

子供はそれも親のせいだという。それを許せない。私はそんな子供を許せない。私はどうして良いか分からないのです。

「毒親」なんて激しい言葉もあるようですが、一生懸命やってきた身としては、戸惑うばかりです。

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阿闍世コンプレックスの妥当性をなぜ仏典に求めるの?|心理セラピーの現場から(506)

心理トラブルの深い部分を探ると、母親から出生を本当には歓迎されないのに産まれてきてしまった、という事情が隠れていることが多々あります。そのようにして生まれてきた人が抱える葛藤は、阿闍世コンプレックスと呼ばれます。この名称(名前)の由来となった阿闍世王の物語が、仏典にあります。しかし、阿闍世王の物語を載せる仏典は複数あり、物語の内容も少しずつ違うようです。そして必ずしも、阿闍世王の物語の中に、阿闍世コンプレックスと呼ばれるコンプレックスが正確に描かれていないのではと、妥当性が議論されます(例えば「阿闍世コンプレックス」小此木啓吾 創元社)。まるで、正確に描かれていないと、阿闍世コンプレックスという概念そのものが妥当でなくなるような勢いで、議論されます。
そのような議論は、心理セラピーの現場からいうと、無意味な感じがします。阿闍世コンプレックスは、あるコンプレックスの名称にしかすぎません。名前自体は何でもいいはずです。ABCコンプレックスでも、胎児コンプレックスでも、構わないはずです。母親から出生を歓迎されないのに産まれてきてしまったことが原因となって、深刻な葛藤が、実際に多くの人に共通して存在するのは事実です。多くの共通した事実があるので、この共通性に対して、一つ名称を付けましょうというのは、便宜上、当然のことです。
また名称を離れて、阿闍世コンプレックスという概念そのものの妥当性は、心理セラピーの現場で議論されるべきでしょう。そもそも仏典は、お釈迦様が亡くなって、かなり時代が下って伝承により書かれたものだそうで、しかも、その書かれたものも、さらに時代が下り人々に受け入れやすいように色々に書き直されていることが予想されるのですから、仏典の事実内容の正確さを云々するのが無理ではないでしょうか。

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なぜ?死と背中合わせから温かい無条件の自分の命へ|体験談|心理セラピーの現場から(499)

東京の電車の中から富士山が見える場所がある。毎朝、通勤の途中に眺(なが)める。富士山のふもとの山中湖の近くにある研修施設。そこでの気づき。私の命は条件付きの命。役に立つことが生きていてもいいことの条件。そのように生きてきた。そのことに気がついた。さらに実は、役に立とうが立つまいが、本当はそもそもいらない子だった。それにも思いあったった。
その気付きから逃げないでいるうちに、今、条件なしの自分に居る。役に立たなくても自分自身だ。いらない子だけれど自分には温かいのがある。気がつけば、体がポカポカしている。富士山が見える度(たび)に、そのことを思い出す。毎朝そこで確認する。体が暖かい。
天気によっては富士山が見えない日もある。でもそこに富士山がある事は、見えなくても感じる。富士山が見えない日も、自分の事を感じられる。条件付きの命、いらない子、を通して、その先にまっすぐな死がある事を。そうして、その死と背中合わせに、温かい無条件の自分の命がある事を、感じられる。

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ブレスワークの最中には考えるのか考えないのか|心理セラピーの基本(497)

沖縄の花

ベビーブレス(弊所で開発したブレスワーク)のセッションで、隠れていた過去の重要な記憶が手に入ることがあります。それらはジグゾーパズルのように断片的です。カウンセリングでそれらの断片を精神分析的につなげます。つながって初めてことの全体が観えます。全体が観えてその人が変わります。
ところで、ブレスワークの最中には、「なんとか記憶を出したい」「出てきたこれは記憶なのか」、などと考えるのか。あるいは、考えるとうまくいかない気がするのだが、というようなことがあります。
簡単に言えば、ベビーブレスの最中では何も考えないことをお勧めします。ただ一心に呼吸をする。そうして溜め込んでいた感覚を吐き出す。出てくるものを、もっとたくさん出すように、努める、ということです。考えると、心理操作が活発になり、それは防衛になってしまいます。溜め込んでいたものを何とか出さないようにする防衛が働いてしまうのです。だから考えない。感覚だけになる。それがコツです。
ベビーブレスが終了した後では、頭を使い、出てきたものの中から手掛かりを探すことをお勧めします。手掛かりの中に、人生早期の記憶の断片が隠れていることがよくあります。大事です。できれば、探偵シャーロックホームズのように、鋭く考えなければなりません。考えて、つなぎ合わせ、謎を解く。感覚を研ぎ澄まして考えることが役に立つと思われます。

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495 人から意識がなくなり「無視」になる、その原因

対人関係で「無視」してしまうクセがある。今は、かなり改善されたと思うのだが、知らないうちに、そうしているらしく、自分でもショックだ。根深い「無視」がなぜ起きるかという原因が不明だった。今回、その原因に迫ることができた。
私を出産する時、母親は「陣痛が来ると眠くなる」と言っていたそうだ。その上、私は帝王切開で産まれた。母は麻酔をかけられ、ほんとに意識がなくなってしまった。そのことで私には大きな恐怖がある。これが原因だと直感できた。
生まれたばかりの子羊は、母羊とのコミニュケーションが欠けると自閉的になる。同じように、人間の新生児は、母親とのコミニュケーションが健全な成長に必要である(ブログ479「他の仔羊と遊ばない子羊」)ということらしい。もう少し早い時期、つまり人が生まれる前後も、母親とのコミニュケーションは重要なことが容易に推測できる。通常は、母親の全意識は産まれ出る子供に向いているはずだ。
私の場合、出産の前後に、それがなかった。これは大きな傷となる。大きな恐怖になる。その傷が癒えないと、その傷によって、人をやっつける。虐待された人は他人を虐待してしまう。子供を虐待してしまう。それと同じ。人から意識がなくなり無視する。普通は「無視」というと、「積極的に」知らんぷりするという感じがある。私の場合、そうではない。自分の意識がなくなってしまう。意識なし。それが「無視」になる。

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486 寂しさに包まれて温かい

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寂しいところにいる。凄く寂しい自分が感じられて、同時に、寂しい自分を包み込んでいる感じで、優しくいられる。寂しい「から」だけど、いろんなものや人に包み込まれている感じがあり、気持ちいい。
私の娘たちの婚約者と会った。その男の子たちも、話(成育歴)を聞くと、みんな寂しい奴ら。共通点は寂しさ。奴ら悪い訳でない。私の寂しさが、娘たち経由で、奴らとつながったのかもしれない。奴らは私。その寂しさを癒すのが、娘たちや私の奥さん。彼女らが癒し部隊。寂しい奴らも癒し部隊も、中心は「寂しい」。
でも、今日は怖くない。お母ちゃんの愛情に包まれていた。寂しくて泣いているが、温かい。贅沢な、いつも行きたいけど行けない(ところへ行った)ベビーブレスだった。
1回目も2回目も呼吸ができた。2回目は呼吸はできていたが頭痛くなった。(何かを)押さえ込んでいるのかと思ったら、包み込んでいる感じが占めてきて、ワーッと泣いて痛みが取れた。一部始終温かい。自分を抱いていた。心地いい。私を含めた寂しい奴らも癒し部隊も全員を包み込んでいるのが、お母ちゃんだった<そう思いたいのかもしれないが>。「何でこんなに寂しいんだよ」「大丈夫だよ」というがのやってきて、これ「何なんだよ」と。でも超気持ちいい。いよいよのところ(お母ちゃんに関するところ)へ入る準備かもと言われるが、今はここが温かい。

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485 心のこもった「ごめんね」

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子供にかかわる仕事をしている。前より子供の気持ちが分かるようになってきた。自分の対応を客観視できるようになってきた。
この前、雪が降りそうな日、庭に出ないでお部屋にいる日にした。お庭が好きな男の子が着替える時「お庭が良かった」と泣いた。説明しても分からないのでイライラしてきたが、思い直して、お庭に行きたいと言っていたなと思って、「ごめんね」というと、男の子はスッと気持ちが変わって抱きついてきて「ご飯食べよう」となった。今までならカチンとしてイライラしていたと思う。今は自分も悪かったなと思える。ゆっくり向き合えたのが良かったなと思う。自分も時間もかかるし、食事の準備や着替えもあるしやることがあるし、他のクラスで外に出ていた子がいたから余計だった。凄く寒かったから体調が下降気味の子がいたし週末だしという思いで外に出さなかった。だから「ごめんね」というのに時間がかかった。・・・心のこもった「ごめんね」は経験がない。

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478 あー生きているなぁ

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今回のセッションは弾けた。仲間が話してくれた、お父さんを看取る話が響いていた。
初めからエネルギーを出せた。久々に気持ち良く笑えた。身体の痛みを感じたがそれも笑えた。あー、生きているなぁと実感。
ダンスは思い通りに出来て気持ち良かったー!最高に気持ち良かった。今までにも何度かフロアーを走り回りたい、スキップしたいと思ったことはあったが抑えてやらなかった。抑えた自覚もあった。今日はどうしてもやりたかった。やった。大満足!
死のセッションは呼吸が落ち着くのを待って深呼吸を2度して倒れた。あー、よく生きたなー、ほんと幸せだったなー、もう満足!これで、ちゃんと死ねると思った。
最後にまた2度深い呼吸をして死んだ。身体は重力でどんどん大地に吸収され溶け込んでいく。でも魂はスッーと抜け出て上にいった。これが死なんだと感じた。
瞑想は雑念も湧かず静かで穏やかだった。呼吸が深く長くできるようになったなぁと感じた。気持ち良かった。

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472 ブログの感想 私もある宝物

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○ ブログの感想 私もある宝物
ブログ「自分を表現出来ないという謎がとけた」は自分の体験と同じだってすごく共感しながら読みました。
このブログへの共感によって呼び起されるように思い出すことがあります。そう、私自身のベビーブレスの体験の中には、今でも度々思い出し感動したり、涙がでるなどぐっと記憶に濃く残る衝撃を受けたものがあります。その中のひとつが<大地に溶け込む死の体験>でした。この体験は私にとっては宝物です。

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469 ブログの感想  私も底をみたい

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○ブログの感想  私も底をみたい
ブログで印象に残ってるのは「寂しい底なしの沼はピンクの底が見え美しく輝いた」と「何もないという感じを初めてオープンにできた」です。
「寂しい底なしの沼」はまずタイトルからグッときました。「寂しい底なしの沼」は私もいつも思うことなので、ひびきました。その「寂しい底なしの沼」を美しいと思う体験をしてみたい。底をみたいと思いました。

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463 ジグゾーパズルのピースその3

クリップボード08

出したくない最後のピースの手前で何としてでも踏みとどまろうとする、表面の自分には分からない隠れた自分がいる。そんな時、何ができるか。ただただ望み続けなければならない。心のそこから望み続ける。それがなければ、表面的な努力など何も役に立たない。どんなインチキでもやってしまう。それが人間。それが意識のずるいところ。ただただ真に望み続けなければならない。幸薄い人生で死が迫っているとき初恋の人に今一度会いたいと望むように。望み続けることに耐えられたとき何かが起きる。その最後のものが顔を出した時、大きな大きな変化が起きる。

 

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416 自分自身が知っている

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セミナーで、いよいよ、自分の核心のところにたどり着く。すると、うまくいかない。迷う。どうなっているのか戸惑う。苦痛に思う。逃げているのだろうか。逃げているかどうかは本当は自分が知っている。どうすれば逃げずに、向かっていけるか、自分自身が知っている。誰からか聞かなくてもいい。言葉で何をどう言おうと、あまり関係ない。望み続ければ、恋しい人を望み続けるように続ければ、自分自身は必ず応(こた)える。必要なのは望む気持ち。それだけは間違いない。

 

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409 いつまでも待っている

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苦労して、ついに、自分を回復する人を見ていると、心はいつまでも回復するのを待っているという気がする。不思議。心のふしぎ。肉体は、切断された足が再びはえてくるのを待つことなく、そのまま生きていく。

 

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408 人のことはよくわかる

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自分のことはわからないが、人のことはよくわかる。自分の傷は痛みを伴うが、人の傷はほとんど痛みを伴わない。

痛みが伴うと、できるだけそこには触らないように、見ないように、感じないようにする。知らないうちに避ける。本来わかるはずのことが、わからないようになってしまう。

痛みが伴わなければ、そういうことは起きにくい。だから人のことは的確に感じ取れる。そういうことで、他人への相談は役にたつことがある。

 

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406 大切なはずの人

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身内の大切なはずの人から害を受けたとき、大切であるが故に、自分が悪いのだと思ってしまう。無かったことにする。抑圧する。そして、その害が原因となり、心のトラブルは続く。いつまでたっても解決はしない。そして、そのこと全体に気がついたとき、車が峠を越えるように、何かが大きく変わり始める。

 

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395 「何もない」という感覚を初めてオープンにできた

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誕生後すぐに10日間保育器に入れられた。やや未熟児だったが、それより両親が仕事で忙しく、私を病院に預かってもらう必要があったという事情が大きく影響している。そのことが心の傷になっている。人生のスタートから一人ぼっちで保育器の中で我慢して過ごすしかなかった。今も、こころの底には、人生に対する我慢や遠慮が根強くある。
今までのセッションでは、保育器にいる自分を表現し、我慢、遠慮しなくていいと安心させて「大丈夫、大丈夫」とやることができた。さらに、小さい子が甘えてクネクネと自分を表現するような感じができた。それから、実生活の心の状況は、楽で調子いい。でも、あまり調子がいいので、いつ悪くなるのかと慎重に過ごしていた。
そのころ職場で、小さな出来事があった。部下の社員と、仕事のことで意見がぶつかった。その社員は、思っていることを遠慮なくストレートに出してきた。気持ちがこもっていた。自分にはできないこと。うらやましかった。立場上、その社員に反論し納得させなければならなかったが、自分の意見は、正論ではあるものの、綺麗事になってしまう。自分で言っていて、中身がないなと分かっちゃうようなものだった。自分も自分の気持ちを言えるようになりたいと思った。
今回のセッションでは、「大丈夫、大丈夫」からさらに進んで、ヤダヤダと駄々っ子をやるように表現をすることにした。
ところがいざ始めようとしたら、うまくいかない。何もならない。始める時に怖くなった。とにかく怖かった。セッションルームの天井が広いのが気になった。踏ん張れるものがない。手足がフリーすぎてゾクゾクした。途中でしらけが何度も来た。それが嫌だった。「怖い」とやっていた。怒りを出してみようとしたが、出せないし何もない。何もなくなる。「何もない」のは表現できない。初めての感じ。なくなっちゃったら、中身がない、自分がない。
何もないので諦めた感じ。地面に潜っていく感じ。多分死んでいくのだろう。でも、死ぬのは全然怖くなかった。安心した。安心して死ねたよう。イメージは土葬で棺桶が穴の底へ降りていく感じ。でも怖くない。「何もない」まま生きていく方が怖かった。
「何もない」というのは今までオープンにできなかった。昼食の時間にお弁当に何も入っていなくて、恥ずかしくて開けられないような状態に似ていた。開けたらやばいという感覚。悲しい。それをオープンにできた。
オープンにする事はとても怖い事だった。だが怖いながらも今回、安心してオープンに出来た。オープンにできる仲間と環境があってこそ、何も入っていない弁当箱を開ける事が出来た。

 

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240 深く深く隠していたことがあった 2|娘は「もう知っているよ」

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私には、深く深く隠れていたことがあった。社会に適応できない娘を何とか自立させようと必死になり努力したが、心の底では、社会に適応できない娘を認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていた。それがわかった途端、母親が私自身のことを、大嫌いだと思っていたんだということに思い当たり、すっきりした。何か足りなかったものがこれだということがわかり、納得した。しかし、事の深刻さに言葉がない。翌日、洗濯物を干しにベランダに、一歩足を踏み出したとき、いきなりググッとこみ上げてきて、声をあげて泣いてしまった。

いよいよ、娘に話した。娘に話すのは大変なことと覚悟していたが、私自身が認め、受け入れてしまえば、それは問題ではない。娘は動揺する事も無く、「もう知っているよ」と聞いてくれた。そして、翌日起きてきて、昨日は「泣きながら寝たけど、ぐっすり眠れた」と。

今日の雨、落ち着きます。今はなぜ娘が社会に適応出来ないのかが、よくわかります。

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226 薄皮の人格|基準を外側ばかりに求めてしまう

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私たちは、自分が自分の主人公でいることがむずかしい。主人公でいることが少ない人生を送っていると「これでいいのだろうか」と、判断の基準を外側ばかりに求めてしまう。外側で「よい」とされていることを次々と取り込むけれども、なかなか実にならない。心の外側の薄い皮の部分で終わってしまう。中心部分に届かない。取り込んだもので、薄皮の人格らしきものを形成するが、長続きしない。また、別の「よい」ことを取り込まなければならない。次々と人格が変わる。そうして、いつまでも、社会に認めてもらえるであろう人格を探す。いつまでも本物にならない。判断の基準は、外側ではなく、自分自身でありたい。ベビーブレスではそのことが真っ先に試される。

 

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225 体がオーケーを出す|人からの判断はいらない

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私たちは、社会の要求ばかりを受け入れ自分自身が小さくなってしまっているので、完全に個人的なことでも、人の判断を当てにしてしまう。いつも、これでいいのか、と思ってしまう。
ベビーブレスは完全に個人的な作業。ベビーブレスで、うまくいったときは、自分の体がオーケーを出す。体?、肉体、心の奥・・、言葉はいろいろ。「これでいいのか」というような疑問は霧のように消えている。自分以外の答えを当てにする「私」はいなくなる。心の薄い表面を右往左往する「私」はいなくなる。
経験したことのない人へ、それを、浄化だ、何やかやだ、と説明しなければならない。その説明では本当にはわからない。体が変わっていく。体験しなければわからない。
体がオーケーを出すことに慣れると、反対のことも、分かるようになる。「どうも納得がいかない」「ふに落ちない」「ほんとには気持ちよくない」「何かが違う」・・・。体がNOを出している。心がNOを出している。そのようにして、本当のことを求めていく。自分のことが分かる。自分のことを自分で進めていける。もちろん人のことも、よーーく、分かるようになる。

 

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216 そのときの黒目|本当の話をするとき

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分かるようになった。人が本当のことを言うときにはその人の黒目がはっきりする。私の妹の話を悩みを聞くことがある。仕事を辞めたいとか体調が悪いとか・・。話をしていて彼女の気持ちにピントが合う話になると、彼女の目が開いて黒目がはっきりする。でも、また閉じてしまうけれど..。不思議だね。本当の話をすると目が開く。面白い。

 

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204ブログを見て:ヒントとリスク

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 ブログを見て他人の状況をヒントにすることは手掛かりになります。中には「これが答えだな」と思ってしまう場合もあるでしよう。しかし本当のことは、苦労して本当にそのことを体感して、初めてわかります。それ以前は、外側からの言葉や概念に振り回されてしまうリスクがあります。ヒントはヒントとして、まずはご自身の内側の感覚を信頼して進みましょう。万一、その内側の感覚が間違っていても、その間違いから気付くことの方が千金の重みがあります。セラピーは焦らないで自分のペースで進みましょう。

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183 自分がいるってこんなに嬉しいんだ|やっと自分を見つけた

泊まりのセミナーに参加した。1日目。ベビーブレスで、赤ちゃんになった。泣くしかできない。寂しい自分も、求めている自分も一緒で泣いている。お腹から泣いた。お腹からうわーっと通るような感じ。全部通る感じだった。そして、お腹の中。胎児になった。ただただ「お母さん」って思って温かい気持ち。こんなに良い気持ちで、いいのかと思うほど。

2日目。昨日は最大の甘えだったなと思った。その甘えは、自分が選んだと思った。今までは甘えずに閉じていた。今までは閉じざるをえないと思っていたが、自分から閉じたのもあったと思えた。ベビーブレスで、自(みずか)ら甘える自分と、自ら閉じる自分がいた。両方がいたことが分かった。そうしたら、エネルギーが高まって、自分が鉄腕アトムのようにボーッと飛ぶような心地がした(自分でも滑稽なイメージだが・・)。甘えるのも閉じるのも両方いて、嬉しくて泣いた。温かい涙が出て、周りを包み込みたい自分がいた。やっと自分を見つけた。自分がいるってこんなに嬉しいんだと思った。

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142 母の温もり…寂しい…

IMG_1256あのセッションから毎日、母の温もりを探しながら瞑想もしています。

表面的な想い出から、全て委ねていた事が当たり前だった頃の安心感・・・。

こんなに母が好きだったのにな・・・。

温かさを感じると同時に、深い寂しさが押し寄せます。

あらためて自分の子ども達にこんな寂しさを与えてきたんだなという懺悔の痛みがつくづくとやってきます。

そして子ども達を心の中で抱きしめています。

温かさを想い出してきてからは、小さい頃から馴染みのあった寂しい所に落ち着き始めたような安定感が出てきました。

 

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141 子供の立場、親の立場、狭間で進めない…

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親のことを思うときは自分の寂しさを見るのが辛くて、
子供のことを思うときは自分のやってきたことの罪悪感に耐えられない。
被害者の自分と加害者の自分とどちらも痛くて深められない。
進むことも後退することもできず、まるでその場で小さく足踏みしているようだ。
そういえば母の愛情なし(という事実)もセッションを重ねる中でようやく認められるようになった。
その体験から、被害者の自分と加害者の自分を一足分ずつでも深めていき、どちらの自分も素直に認められるようになりたい。
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119 「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れているーそう思われていたことも忘れている

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自分自身の子供を堕胎した事実さえ忘れていることがある。記憶にないことがある。悪人だからではなく、それに耐えられないからである。生まれて今は立派に(肉体的には)育った子供も、その子供が自分のお腹の中にいるときに、「この子さえいなければ・・」と思ったことがあるのを忘れていることもある。
一方で、ベビーブレスなどで、心の傷の深い部分に入って行った際に、母親が自分の妊娠を望んでいなかったことをに気がつき、今まで自分を苦しめていた傷として納得し、その傷の大きさに圧倒されることがある。
後者の重大さを体験することは起きやすい。しかし、前者のことの重大さに気が付くことは、起きにくい。まるで他人事である。2つには大きな大きなアンバランスがある。被害者としての傷の大きさには耐えられても、加害者としての罪の意識には耐えられないのかもしれない。だからまず、自分の心の傷を徹底してやる。そして、阿闍世コンプレックスの重大さを十分に理解する必要がある。

 

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109 探しても見つからない(?)「いい母親」1/2ー愛情をくれずにこの世を去ろうとしている

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探しても見つからない(?)「いい母親」1/2
健康な人は、自分の母親の中には、本当には自分を愛してくれなかった憎い母親(わるい母親)と、できる範囲で生いっぱい自分を育ててくれた大恩のある母親(いい母親)と、二つの面があることを実感できる。実感する際に生じる苦痛(不安)も受け入れる。いわば母親を立体視できる。現実の母親を観ることができる。そうして他人や世の中を立体視でき、世の中の現実を観ることができる。苦痛の受け入れが、深みのある人を造る。

しかし、とことん愛されずに傷ついてきた私たちは、そのように実感することはできない。どちらか一面を強調して見る。「母親はいい人でした。他には別にありません。以上。」または「母親はわるい人でした。それ以上考えたくありません。」と。「いい母親」が、実は自分(私)の妊娠を望んではいなかったというようなことには耐えられない。または、「わるい母親」を、幼かった自分が心から慕っていたというようなことには耐えられない。そのように「一面」的になることで、立体視を捨て、辛い人生を何とかやり過ごそうとする。しかし、その「一面」的になることで、より大きな代償を払う。苦しむ。すべてが分割されたまま。人生に不全感が付きまとう。場合によっては分裂(統合失調)的になる。一生抜け出せない。

「一面」的から脱し立体視を手に入れる努力をあえてすることは、とても有効。例えば「わるい母親」だけで「一面」的になっている場合。「いい母親」を探してみる。もちろん簡単ではない。
目の前の母親は、老いて、閉じて、人間的魅力も皆無となった人。自分(私)へはついに真の愛情をくれなかった人。自分(私)を置いて一人ぼっちにしたまま、この世を去ろうとしている人。何もわからないまま頑固なまま逝こうとする人。もはや手の届かない愚かさの彼方に消えようとする人。その人の中に「いい母親」など、とても探しようがない。探そうとしても路頭に迷う。無駄なことのように思える。
続く

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97 ヤダと言えないー「ダメ」と言われそうで恐怖

自分は子供の頃にぐずった事がない。子供がヤダ、ヤダと泣きながらぐずるのを見る。自分はそんなのやった事ない。ベビーブレスでやりたくなって、やってみた。やりながら、やはり、やった事ないという思いが、強く出てきた。少ししらける。やった事ないから現実で今更やっても満足がない。

なぜならその奥には『言わなくても分かって欲しい』という気持ちがあったから。でも本当は、「良い子」の自分は「ヤダ」と言ったら(親から)「ダメ」と言われそうで怖くていえなかった。をともなう「ダメ」。そういう感覚があった。だから言えなかったと分かった。

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96 経営者の苦悩・疑似家族ー社員には何とかなりそうな気がする

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中小企業の経営者がよく陥る悩みがある。暖かい家族的な企業にしようと懸命に努力する。その中身を見てみると、満たされなかった自分自身の幼少期の家族関係を修復する努力である。その努力は、対人関係の中で行われる。社員を何とか救おうとする。何とか変えようとする。こころから苦悩する。そして失敗する。実はその努力はもっぱら本人の心の中で成就されなければならない。忘れさられがちである。分かっていてもとても難しい。家族には無力であったが社員には何とかなりそうな気がする・・・・・・?。

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95 私が欲しかったものー母親にして欲しかった

今までは子供たちを叱る時、自分のイライラをのせて必要以上に叱っていた。

イライラが邪魔して本当に言いたい事がちゃんとは伝わってなかった気がする。

ベビーブレスで自分の気持ちがはっきり分かってその事に気がついて子供に謝る事が出来た。

自分のイライラとは別の問題として叱れるようになった。ちゃんと子どもを見られるようになったのだと思う。そして自然と子供との関係が良くなった。

例えば子供がお手伝いをしてくれている間、信頼して待てるようにもなった。子供の気持ちを大事にできるようになった。

わたしが母親にして欲しかった事。

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94 メラニークラインーいつも間にか同じ場所へ

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フロイトは人の心を科学の土俵の上に載せた。彼の後には多くの優れた人が続いた。フロイトの業績は評価されすぎることはないほどに優れていると思われるが、それでも、完ぺきではありえない。彼は息子と父と母の3者関係の秘密を描いて見せたが、母子の2者関係は不十分であった。神経症は得意であったが分裂病はもう一つの感があった。後に続いたメラニークラインは、母子関係を研究した。より本質的な研究になった。分裂(統合失調)病の起源を早期の母子関係の中に発見した。アコールのセッションはメラニークラインに沿っている。彼女の説をお手本にしたのではない。独自の手法がいつも間にか、彼女と同じ場所へと導いた。

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89 花火大会が見られるよー新居は高いマンション

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準備してきた引っ越しが本日いよいよ本番です。新居はマンションの高い所で眺めが良く、夏は東京近郊の花火大会がすべて見られそうな勢いです。カウンセリング勉強会などぜひ遊びに来ていただければと思っています。

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85 ブログの閲覧をありがとう

ブログ閲覧グラフ

ブログ閲覧地域

いつもブログの閲覧をありがとうございます。

ここ30日の閲覧の件数グラフと、閲覧者の地域を、お知らせします。閲覧件数を伸ばすことで、アコールホームページの検索順位を高めることができます。お役にたてるブログになるように日々奮闘しています。よろしくご支援ください。

 

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76 「何が」?「愛情」さえ軽薄

2016-02-09 10.58.12

「何が」?
与えられなかったことが分かる。「愛情」という言葉さえ軽薄。やがて「何が」与えられなかったかを知る。自分の中に不足があることが分かる人は幸運。遠からず「何が」不足かを知る。楽ではない。平坦ではない。セッションは全てそこに焦点を当てる。知る前には理解できない。知って初めて理解できる。

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74 ビワの木の移植

引越しがある。琵琶の木を切るのに忍びない。小さな木だが苗から大事に育てた。移植することにした。

根を掘ってみると、ガレ石だらけの荒地にも関わらず、思いのほか深く根を張っていた。

後戻りはできず、しかたなくその根を切った。

移植先の土地は遠くの痩せ地だ。根付くかどうかは分からない。

人間にも同じことがある。古い仲間が心ならずも離れていく。離すしかない。本人が選ぶこと。

離れた先で、より窮地に陥るかもしれない。でもやってみるしかない。

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72 愛された犬

2016-01-28 11.51.30

道で犬を連れた散歩の人に出会う。いろいろな犬と人の組を見る。心通い合う組は見ていて癒される。愛された犬はその顔も本当に可愛い。上手に甘え人間との関係もうまく作れている。人ではなおさらである。自分の顔を写真でじっと見る。私のせいではない。子供の顔を写真でじっと見る。・・・・・・・。

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71 あの世への「引っ越し」

今、16年間住んでいた住居を引っ越すことにしたのでその準備をしている。

子供が小学校、中学、高校、そして結婚までの間の子育てをさせてもらった住まい。

寂しくもあるけど、晩年の行き方に希望も持ちながら溜めに溜めた荷物を整理する毎日。

今までなら必要に応じて急いでの引っ越しだったが、一つずつ眺めては片付けるゆとりのある楽しい引っ越し準備をしている。

そんな話をある人にしたら「私はあの世への引っ越し準備をしているよ」と言われた。

生きたきたケリをつけ、やり残したことを丁寧にしているという。カッコイイ!!

私もこの世からの引っ越しができるようにあまり溜めこないようにしたい。

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55 自分の人生、無駄にしたくない

セッションを重ね自分の変化が、このごろ、ようやく実感できるようになった。
凄くうれしい!!
「自分の人生無駄にできない」と思い、今までの彼氏とは別れた。
別れられた自分に自信がついたように思う。
新しく好きな人ができた。自分から「好き」と言えた。
いろんな気持ちを大事に感じたい。ワクワクしている。
悲しい思いも味わいたい。 どの思いもありだなと思える。
生きている感じがする。
何が起きても良い。その都度生きていけたら良いなーと思える。
IMG_6102結婚して子どもを産んで家庭も欲しいけど、自分を殺してまでは嫌だと思う。

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52 自分のことは分かりにくい

 

2016-01-28 11.40.59

人はみな他人のことは分かりやすい。自分のことは分かりにくい。自分の心の傷は分かりにくい。意識しにくい。痛いから。冷静には観ていられない。人のことは痛くない。だから人の言葉は役に立つことがある。

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51 心からの欲求

2016-01-27 17.31.58

心からの欲求
ある記憶が封印されていた。セッションにより封印が解かれた後に、気が付いた。母親が家を出た記憶であった。戻ってこなかった。封印していたので、嫌だということを嫌だと言えない人生が続いていた。「嫌だ」と言うと、何か恐ろしいことが起きるという漠然とした感覚があった。そのことに気がつき、嫌な事は嫌だと言えるようになった。自分にとって大きな自由を獲得した。
しかし、そのうちに、嫌だ嫌だと言うだけではなぜか満足しなくなっていた。母が家を出た事情をもっと深く知りたい。母親はなぜ自分たち子どもを捨てたのか。それができた母親の人柄。その時自分は本当には何を感じたのか。知りたい。はっきりさせたい。自分の人生をはっきりさせた。心からの欲求になった。

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50 ゾクゾクするー皮を脱ぎたい

2016-01-21 14.59.11

長い間セッションして自分はかなり変わってきた。周りの人も認めてくれる。人のことがよくわかる優しい人で通るようになってきた。でも、自分はもう1つ皮を脱ぎたい。そう思うとゾクゾクする。「いい人」の皮を。

 

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48 知りたい、はっきりさせたいーそれができた母親の人柄

2016-01-21 13.35.01

知りたい。はっきりさせたい。

ある記憶が封印されていた。セッションにより封印が解かれた後に、気が付いた。母親が家を出た記憶であった。母親は戻ってこなかった。封印していたので、嫌だということを嫌だと言えない人生が続いていた。「嫌だ」と言うと、何か恐ろしいことが起きるという漠然とした感覚があった。そのことに気がつき、嫌な事は嫌だと言えるようになった。自分にとって大きな自由を獲得した。

しかし、そのうちに、嫌だ嫌だと言うだけではなぜか満足しなくなっていた。母が家を出た事情をもっと深く知りたい。母親はなぜ自分たち子どもを捨てたのか。それができた母親の人柄。その時自分は本当には何を感じたのか。知りたい。はっきりさせたい。自分の人生をはっきりさせた。心からの欲求になった。

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45 何とか子供がよくなればー心の旅へ出る

子供が閉じこもったり家庭内暴力をふるったりして問題を起こす。何度考えても自分に落ち度はない。それでも問題は起き続ける。ほとほと困惑する。何とか子供さえよくなればという気持ちでカウンセリングを受ける。ただただ子供の幸せを願う。カウンセリングの流れに従って自分の心の傷を探る。やがて自分自身の人生を振り返る。心の旅に出る。長い人生で初めての旅。思ってもみなかった傷に気が付く。

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44 親になれた私ー甘えたいと駄々をこねて

IMG_6087寒い冬を耐えて咲きました。

愛されなかった私が、子供にだけはそうはすまいと思って懸命に子育てをしてきました。私に比べ子供は幸せになったはずでした。それは間違いないと思っていました。

しかし私は、いつの頃からか、そんな子供にやきもちを焼きはじめたのです。口には出さないけど、自分でもびっくりです。私はそんなに大切には育ててもらえなかったからと…訳は分かっていました。

セッションの中で、私だって「甘えたい」という、押し殺していた気持ちがふきでて駄々をこねました。その中で子供らしい子供に初めて私はなれたのです。自分を取り戻したように、気持ち良かった〜

そうしたら実生活で初めて親になれたのです。それこそ親らしい親に。

柔らかい自信の様なものがみなぎってきたのです。不思議だなとしみじみと感じながら…。

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42 知っているから苦しんでいるー昔、むかし、大昔

2016-01-17 14.57.31

知っているから苦しんでいる
不思議なことがある。愛情をもらえなかった人にどうして愛情が分かるのか。愛情をもらえずに苦しむ人は、知っているから苦しんでいる。それがどんなものか分かっているから苦しむ。欠けていることを知っているから。一度、味わったから。子供のころ?赤ん坊のころ?胎児のころ?。昔、むかし、大昔。

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38 人の内部からのプレゼント

可愛い

可愛い

あるクライアントが大きな大きな壁を突破しました。

それは感動的で私も身震いしました。

そのセッションのときに使った毛布を洗いました。

汚れが人間性の回復されたことを表している様で誇らしく思えました。

きたないはずの汚れが、まるで、人の内部で起きた素晴らしいこと

から送られたプレゼントのように感じられました。

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37 アンビバレンツ

2016-01-17 15.02.23

<アンビバレンツ>
自分を産んでくれ育ててくれ、十分ではなかったものの愛情もくれた母親。その母親に対し、こころから愛着を感じる。同時に、自分への愛情が十分でなかったことから、ひそかに憎しみを感じる。相反する感情が同時に存在する。同時に存在することを忘れないでいる。存在することを許す。肩の力が抜け、生きやすい。

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33 「なるほど」と思えるのは、小さな気づき

2016-01-17 15.01.51

カウンセラーと協力して本当のことを探っていく。
「なるほど」と思えるのは、小さな気づき。はじめから薄々知っていたのだから。大きな気づきの時には、「なるほど」などと感想を言えない。圧倒される。

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32 母は宇宙ー隠さなければ宇宙を無くす

2016-01-17 15.10.25

<母は宇宙>

母は人にとって宇宙のようなもの。無から命を与え育ててくれた。人はその宇宙の中で、愛されもすれば、傷つきもする。その宇宙は完全ではありえなかった。その宇宙は普通の若い一人の女性であったかもしれない。小さな生命を十分には愛せなかったこともありえる。愛されなかったときに、人はとても大きく傷つく。しかし、その傷は人の心の奥に隠されてしまう。隠さなければ、宇宙を無くすようなものだから・・・。立っている地面がなくなってしまうようなものだから・・・。とても生きていけないと感じるから・・・。
それでも、勇気ある人は、やがて、逃げずに直面する。事実に直面する。依存していたものから離れる。堂々巡りから抜け出す。人生を取り戻す。

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26 自分が納得し満足する

舞江ノ島冒険2 008

セッションも進み、いよいよ大きな山場を迎える。困難な壁が立ちはだかる。ある人は震えて引き返す。引き返してはまたトライする。一進一退である。他の人は、勇気を出して突破する。通る道は千差万別である。その時に人は二つのどちらかの傾向をとる。
一つの傾向。 「正しい答え」あるいは「求められている答え」を探して答えようとする。グループセッションの仲間から、また、リーダー役の人から認めてもらうために、褒めてもらうために、何かをやる。悪気はない。ほとんど本能的。人から認めてもらうことが、小さいころからの生き延びるための手段であった。しかし、見ていて、心地いい感じはしない。痛々しい。軽くてツルツルしている。この傾向の人は、辛い事に直面する勇気が出にくい。
もう一つの傾向。何事も自分の問題として捉える。「答え」は自分のために探る。自分が納得し満足するために何かをやる。見ていて、気持ちいい。深みがあってどっしりしている。痛いことでも辛い事でも、気がついたこと自体を喜ぶ。この傾向の人は、辛い事でも嫌悪せずに直面しようとする。進みが早い。
前の傾向の人が、どんな小さなことでもいいから自分が納得し満足した経験をすると、後の傾向の人に変わり始める。

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25 3秒ルール

Kalliwumpe / Pixabay

Kalliwumpe / Pixabay

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3秒ルール
子供時代に、子供らしい子供のようにわがままではなく、おとなしく、親の意向を汲み取っていい子で過ごした人は、その後、大人になっても、自分の気持ちを言えない、本当には自分の気持ちがわからないことがある。何かを感じても、その感じをこころの中で幾重にもチェックし、否定に否定を重ねてしまう。目の前のおもちゃが欲しいと感じても、けっして、欲しいとは言えない。与えられた服が嫌だと思っても、絶対に嫌だとは言えない。親に甘えたくても、抱っこしてとは、まったく言えない。
そんな人にセッションの一部として、[3秒ルール]と言うの実行してもらうことがある。何かを感じたときに、3秒以内に自分の気持ちを言うトレーニングである。気持ちを飲み込まずに、検討ぜずに、そのまま表現してみる。そう心がけるだけで、ずいぶん自分を良い方向へトレーニングすることができる。少なくとも、自分の本当の問題へ導く手がかりが得られる。

 

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20 手掛かりは、もっと昔

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研修施設bebeハウス近くの高台からの絶景-富士山と山中湖

自分の成長の手掛かりとなる辛い記憶は、時間をさかのぼるほど、重要性が増す。現在の悩みは、職場のこと、結婚相手のこと、自分の子供のこと、かもしれない。しかし悩みを認識できるということは、その時代には、隠された記憶はない。手掛かりは、もっと昔。結婚前の家族のこと、青年期、少年期をすらすらと思いだせるのであれば、その部分にも隠された記憶はない。いよいよ幼児期、乳児期を探ることになる。ところが人生の初期の記憶はもともと、はっきりしない。そこで、ベビーブレスが役に立つ。多くの場合、記憶の断片が手に入る。その断片を組合せ、幼児期、乳児期を少しずつ知ることができる。カウンセリングが役に立つ。隠された辛い記憶がよみがえる。辛ければ辛いほどよみがえりにくい。よみがえった辛い記憶を認めるのに数週間、数か月かかる。その間にじわじわと成長が進む。まるで心の漢方薬。苦いけれど効く。人によっては、次に会ったときに、雰囲気や表情まで変わり、皆が驚くことがある。

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18 絶望的な努力

冬の果物キンカン

冬の果物キンカン

十分な愛情をついに与えてくれなかった母親への立ち切れない思いがある時、ある人は、現実の老いた母親をなんとしてでも変えようとする絶望的な努力に向かって袋小路に入る。母親は変わらない。

別の人は、思いを無理に断ち切って深い鬱(うつ)に落ち込んでしまう。さらに別の人は、その思いを、現実の母親とは関係なく、あくまで自分の宝のように大切にし、あたかも天に向かうように昇華させる。まるで悩みの種明かしのよう。

人は教科書。人が教えてくれる。ベビーブレスは手法。

 

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17 勇気を持って「甘えたい」

要は勇気

必要なのは勇気

大人の心の奥に何層にも閉じ込められた感情の1番奥に、人生の初期に果たせなかった「甘えたい」と言う感情が、硬く封じ込められている。何度もセッションを重ね、ついに勇気を持って、それを開いたときに、初めて、まるで小さな赤ちゃんのようになる。立ち会うものは皆、心を強く打たれる。心の中に小さな赤ちゃんを宿せるようになった人は、自由で、楽しく、思いやり深く、そして魅力的になる。

 

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14 辛い記憶と魅力

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辛い記憶と魅力
辛さがあまりに強いため、その記憶が蘇えらず症状がなかなか消えない人たちを見ていると、無理せず、そのままでもよいのかな…と思うことがある。
しかし、同じ程度の辛い記憶を持ちながら、困難を突破して思い出し、受け入れ、魅力的な人間になっていく人たちを見ると、絶対的にそちらを応援する。そういう人と人一緒に生きていきたい。申し訳ないが、そのことは揺らぐことがない。

 

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12 辛い過去の記憶を思い出すと、なぜ、回復するのか

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心の不具合の原因を探っていくと、何かの記憶を思い出さないように防衛していることがわかる。そして、その防衛そのものが、いろいろな不具合をひき起こす。子育て、人間関係、自分自身のこと・・・。セッションを通して、その記憶を呼び起こしてみると、辛い過去の事実(多くは人生初期に経験した事実)であることがわかる。思い出すことができるようになると、その防衛はもはや用済みになる。内面が変わる。もう自分自身に隠す必要がない。完全に用済みになれば、不具合は消滅する。はじめて、自分本来の自分になったことがわかる。心から納得する。うん、うん、うん・・・、こうだった、本当の自分はこうだった、こうだった!。ベビーブレスが役立った!

 

 

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11 不思議なことがある。辛い過去を思い出せる人、思い出せない人。

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不思議なことがある。辛い過去を思い出せる人、思い出せない人。はっきり分かれる。こころの傷の深さは同等のように思う。思い出せる人はどんどんよくなっていく。思い出せない人は行ったり来たりして、少しずつ良くなる。

よくなる結果よりも、むしろよくなっていくプロセスが重要。長いプロセスを経た人は、苦慮する人のつらさがよくわかる。粘り強くなる。後人のお世話を丁寧にする。プロセスがその人を育てる。

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10 幼い遠い日の辛い記憶がすべての鍵

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幼い遠い日の辛い記憶を思い出すことが、すべての鍵。思い出す事は、辛い。しかし、何物にも変えがたい奥底の心地よさを感じさせる。たとえその記憶が自分の命を脅かすような記憶であっても。それを分かる人は、前に前進する。回復する。その人そのものが、内側から、変化する。多くの仲間が経験する事実。

 

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9 うまくいかない子育て-子供をゆるせない

自分は社会的にも頑張って人生も恥じることがなく生きてきた。一生懸命に子育てもしてきた。

いつも子供の気持ちを考え無理なことはさせなかったと思う。子供に特別なことは何も望んでいない。

普通に学校に行き、家のことも少しでいいから手伝い、自分で稼いで一人前になり、できれば家族を持って欲しいと願うだけ…ただそれだけ…。

それなのに学校には行かない、仕事は途中でやめる、自分のこともできない、引きこもる。

それも親のせいだという。それを許せない。私はそんな子供を許せない。どうして良いか分からない。

それが子供にもらったチャンス、親として人生を取り戻す絶好の機会、と言われたけれど、その時は全く分からなかった。

 

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美味しい

美味しい   山中湖のbebeハウスの台所軒下で作った干し柿