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目をまっすぐに見て「きたよ」|ここに「いるよ」|3歳の転機|セラピーの休憩時間(581)

小さな子供にも転機というのがあるらしい。ある3歳の女の子Sちゃんは、冒険のような自由な散歩(ブログ344、348)を契機に、人が「変わった」(子供が変わった?)と親御さんは言う。生き生きとした子供になり急に心が成長し始めたという意味である。
このSちゃんに久しぶりに会った。彼女の姉妹や親御さん等を含め6人で、お祭りに行き、焼きそばなどを食べた。心の成長が見ていてわかる。自己主張、行動、表情が全て一致していて、彼女の生き生きした気持ちが伝わってくる。私も気持ちが良い。この小さな淑女に、あらためて、お近づきにならせていただいた。
お祭りで人々がごった返し、小さなテーブルに6人で肩を寄せ合って座った。狭い席なのに、行ったり来たり、席を変えながらみんなが楽しんだ。そのとき、この淑女は私の隣の席に来て私の目をまっすぐに見て「きたよ」と言った。私ハココニ来タヨ。私ヲ構ナサイ。構イタインデショウ。私モ構ワレテアゲルカラ、という意味だ。自信に溢れ堂々としている。自己肯定の塊のよう。信頼の分厚さ。私も小さい頃、こんなに堂々と自己主張してみたかった。
その後もSちゃんの生き生きした感じは続いている。電話でSちゃんの母親と話していると、Sちゃんが割り込んでくるのがわかる。可愛らしい声で「Sいるよ」という。

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東京府中

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