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家族に理解してもらえず針のむしろ|セラピーの現場から(577)

 

家族との間にトラブルが発生し、そのトラブルに困ってしまっている場合があります。その場合、カウンセラーを交えて家族全体で話をし、自分に何が起きているのかを理解してもらうのは大切なことのようです。家族に理解してもらうことで、針のむしろ状態から脱し、居心地が良くなり、症状が和らぐことが期待できるといえます。
症状が和らがなかったり、和らいでもしばらくして復活してしまったりする場合には、いよいよ自分の心の中を探ることを考えることをお勧めします。家族の理解を得ているので次のステップへ進みやすいと言えます。不安や恐怖を扱い、根本的なケアを目指すことになります。例えば、不安や恐怖の、そのカラクリが分かってしまえば、耐えられることになるでしょう。人間への理解も進むでしょう。不安や恐怖を扱うことができれば症状はより緩和することが期待できるでしょう。
緩和があっても十分ではない場合には、根本的なケアの徹底を考えることになります。不安や恐怖を扱うということがどんなことなのか感覚的には慣れてきているので、次のステップへ進みやすいでしょう。不安や恐怖から逃げてしまわないように、外側の工夫をすることをお勧めします。例えば時間の工面や身の回りの整頓です。その工夫をするうちに、知らないうちに心の決心がつくことがあります。

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352 我慢しなくていいよ。思いのまま生きていいよ。

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セッションでは自分が駄々っ子になることを続けてきて、このごろ実生活では調子がいい。この調子の良さを受け継ぐように、ベビーブレスでは次の段階へ進むのかもしれないと思うことが出てきた。
自分は母のお腹にいる。もうすぐ仕事が始まるという不安を抱いて怖そうにしている。背中が冷たくなり怖い怖いとずっと言っていた。(*この不安恐怖の背後には、生後すぐに長い間保育器に入れられ両親は仕事の都合で会いに来ることも少なかったという経験がある。)そうしたらタオルが不安を抱く小さい自分になっていて、それを大丈夫、大丈夫ともう一人の今の自分が慰めている。ひたすら頭を撫でている。ほっとしている。小さい自分も今の自分も二人とも安心している。心地良い。一緒に横になったりしていた。ずっと続けていた。
途中、保育器から救いあげている感じもあった。大丈夫、大丈夫と言いながら…。「大丈夫、大丈夫」は何だろう、我慢しなくて良いよ、思いのまま生きても良いよと、言っているよう。時々自分が(今は大きな大人なのに)小学生になったよう、それ以上は上に行かない。(乳幼児期・子供時代を)取り戻している、やり直しているよう。
はじめの時は冷たかったが「大丈夫、大丈夫」と言っていたら抱っこしている自分が温かくて体温がでてきた。

 

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212 何が「不安」で「恐怖」なのか|実は明白

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何が「不安」で「恐怖」なのか
心理学や精神分析学の本を読んだ人は気が付くでしょう。トラブルの根底に「不安」や「恐怖」があることに・・。「不安」や「恐怖」を回避するためにいろいろの症状が出現します。その症状の上にトラブルが形成されます。また、学問のいきつくところが「不安」や「恐怖」であることに・・。いろいろの症状が分析され探求されると、その原因として心の奥に「不安」や「恐怖」が巣くっていることが解明されます。

しかし、不思議なことに、何を「不安」に思い、何に「恐怖」するのか記述されている本にはほとんど出会いません。まるで「何を」や[何に」についての議論が禁じられているようです。「何を」や「何に」について固い固い蓋がされているようです。

それは心理学や精神分析学の具体的な手段が、カウンセリングしかないからと思われます。手段が、「お話」に限られるためです。手段にベビーブレスがあれば、「何を」や「何に」についての議論は格段に進むでしょう。

ベビーブレスで心の奥に入ることができれば、私たちには、「何」は実は明白です。忘れてしまった古い記憶です。その古い記憶に蓋がされる理由も明白です。思い出したら、あなたにとって生きられないほど辛いことだからです。

 

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90 勝負ー退路を立つ

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心の不具合が大きくて家族との間にトラブルが発生し、そのトラブルに困っている場合には、カウンセラーを交えて家族全体で話をし、自分に何が起きているのかを理解してもらうのは役に立つ。理解してもらうことで、針のむしろ状態から脱し、居心地が良くなり、症状が和らぐことが期待できる。
症状が和らがなかったり、和らいでもしばらくして復活してしまったりする場合には、いよいよ自分の心の中を探る。家族の理解を得ているので次のステップへ進みやすい。不安や恐怖を扱い、根本的なケアを目指す。得体の知れない不安や恐怖には耐えられないが、そのカラクリが分かってしまえば、耐えられる。人間への理解も進む。不安や恐怖を扱うことができれば症状はより緩和することが期待できる。
緩和があっても十分ではない場合には、根本的なケアの徹底を考える。不安や恐怖を扱うということがどんなことなのか感覚的には慣れてきているので、次のステップへ進みやすい。不安や恐怖から逃げてしまわないように自分の退路を立つ。そのための外側の準備をする。外側の工夫をする。自分でする。内側ではどうしても逃げてしまうということがあっても、外側の工夫はできる。その工夫をするうちに、知らないうちに心の決心がつくことがある。いよいよ人生の勝負である。

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74 ビワの木の移植

引越しがある。琵琶の木を切るのに忍びない。小さな木だが苗から大事に育てた。移植することにした。

根を掘ってみると、ガレ石だらけの荒地にも関わらず、思いのほか深く根を張っていた。

後戻りはできず、しかたなくその根を切った。

移植先の土地は遠くの痩せ地だ。根付くかどうかは分からない。

人間にも同じことがある。古い仲間が心ならずも離れていく。離すしかない。本人が選ぶこと。

離れた先で、より窮地に陥るかもしれない。でもやってみるしかない。

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