Entries by 雲泥 諸智

245 赤ちゃんの泣きに耐えられない

私は生まれてすぐに保育器に入れられた。親との接触がなかった。そのことを親はあまり気に留めなかったことがうかがえる。私の心の底には大きな傷があるようだ。 職場に設けられた託児室に赤ちゃんが預けられる。職場にいるとその赤ちゃ […]

244 あったかい自分が生まれている。

ベビーブレスで胎児期や出産期の記憶と思われるものが体験されても、なかなかうまく言葉で表現されることは少ないのですが、その少ない1つの体験例を紹介します。この体験例では、産む自分と生まれる自分の両方が同時に体感されています […]

243  「私は何者なのか」

テレビのある番組を見た。「私は何者なのか」モーガンフリーマン<時空を超えて>。 3歳児の実験。記憶と自我の関係が説明される。クッキーの箱の中身を当ててもらう。中身を見る前は箱のクッキーの図柄を見て「クッキー」と答える。実 […]

240 深く深く隠していたことがあった 2

私には、深く深く隠れていたことがあった。社会に適応できない娘を何とか自立させようと必死になり努力したが、心の底では、社会に適応できない娘を認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていた。それがわかった途端、母親が私自身の […]

238 深く深く隠していたこと

セラピーを重ね、自分の中に隠れていた深い寂しさも、それがどこから来るのかも理解出来るようになってきた。同時に人のこともよく理解できるようになってきた。みんなから頼られるようにもなってきた。 社会になかなか適応できにくい娘 […]

233 薄皮の人格2

私たちは、社会で「よい」とされていることを取り込んで、薄皮の人格を形成し、自分自身の主人公でいられなくて、苦しむ。なぜだろう。中心部分に届かないのはなぜだろう。中心部分には、見たくない何かが居座っている。そのことを感覚的 […]

232 大きな気づきの後の中休み

大きな気づきがあった後は、中休みが来る。次に行きたいような気持ちもある。他方、怖いような気持ちもあり、このままいたい気もする。そんな時は、無理せずに、次に行きたい気持ちが起きてくるのを待つ。頭で考えて無理をしてしまうこと […]

231 つながりのない複数の話

グループカウンセリングで話をしてもらう時に、表面的にはつながりのない、複数の話になることがある。しかし、その複数の話が並べて話されることで、無意識のうちに、何かを伝えようとする、何かを表現しようとする。そこがとても大切。 […]

230 それまでの自分とは違った

いろいろなことに拘(こだわ)ってしまう。自分でも変だと思うほど。例えば、仕事で客先からクレームがあった時に、エンドレスに同じことを考えてしまう。そのことを絶対に人に言えなかった。とても辛かった。ベビーブレスで、そのことを […]

229 それほどの重み

ベビーブレスで大きな気づきがあり自分を取り戻した人は思う。愛する肉親にも、自分がベビーブレスで得たことを、同じように得てほしいと思う。このまま死んでほしくない。それほどの重みがある。   *********** […]

228 あまりに辛いこと

あまりに辛いこと あまりに辛いことがあった。そのことに対して、人には忘れるということと、思い出すということがある。全くの逆方向。どちらも人に備わる機能。(1)あまりに辛いと覚えていられない。忘れることで自分を守る。破滅か […]

227 そのときの黒目 3

グループカウンセリングで、なかなか突破口が開かない人が話をする。今回も一進一退かなあと思う。ところが突然、話がポイントを突く。聞いているこちらの鳥肌が立つ。思わず、その人の顔をじっと見る。普通に話しているのに、それでも表 […]

226 薄皮の人格

私たちは、自分が自分の主人公でいることがむずかしい。主人公でいることが少ない人生を送っていると「これでいいのだろうか」と、判断の基準を外側ばかりに求めてしまう。外側で「よい」とされていることを次々と取り込むけれども実にな […]

225 体がオーケーを出す

私たちは、社会の要求ばかりを受け入れ自分自身が小さくなってしまっているので、完全に個人的なことでも、人の判断を当てにしてしまう。いつも、これでいいのか、と思ってしまう。 ベビーブレスは完全に個人的な作業。ベビーブレスで、 […]

224 何かが隠れている

ベビーブレスで深く速い呼吸を長い間続けられない人は何かが隠れている。それが手がかりになる。自分でわかる。   ******************* 引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談や心理カウンセ […]

223 研修は居心地がよかった

泊りの研修から帰るとき子供たちが泣くことが多い。居心地がよかったのか。大人たち、両親たちが楽しそうにしているのを知っている。楽しそうといっても笑顔があるわけではない。心の深いところの話をするだけ。それでも子供たちは大人た […]

222 そのときの黒目 2

そのときの黒目 2 グループカウンセリングでは、ある人の話をみんなで聞く。話が堂々巡りになったりわき道にそれたりすると、聞いている人は眠くなる。そして、あるとき話が核心に及ぶ。それまで寝ていた人も目を開く。みんなが聞き耳 […]

219 初めて飛行機に乗るときの怖さに似ている

初めてベビーブレスに入っていくときの怖さは、初めて飛行機に乗るときの怖さに似ている。乗る前は、地上を歩いていた。地上と一緒にいた。初めて飛行機に乗るとき、そのスピードに驚き、地面の上に静止してとどまっていたい、地上に残り […]

218 ロボトミーか哲学か

ロボトミーか哲学か 人間の意識は、つまり心は、脳内の特定の部位にあるのではないらしい。脳の無数の(数千億?の)神経線維のつながりにあるらしい。微弱な電気信号でつながっている。つながり即ちネットワーク自体が意識。コンピュー […]

212 何が「不安」で「恐怖」なのか

何が「不安」で「恐怖」なのか  心理学や精神分析学の本を読んだ人は気が付くでしょう。トラブルの根底に「不安」や「恐怖」があることに・・。「不安」や「恐怖」を回避するためにいろいろの症状が出現します。その症状の上にトラブル […]

206 象徴的理解2(言葉を越える)

ベビーブレスで「自分と折り合いの悪い母と祖母が、ブレスの中で自分のかわいい小さな子供と同じように、小さな子供になって自分にすり寄ってきた」という映像的な経験をすることで深い理解が得られることは、興味深い。 自分が胎児期幼 […]

203象徴的理解

ベビーブレスの中では、現実的でない映像を見る、あるいは思い出す、ということが多くある。いろいろなことが理解でき、重要な手がかりになることが多い。 例えば、Gさんの場合のように、「自分と折り合いの悪い母と祖母が、ブレスの中 […]

202エネルギーと心地よさ

カウンセリングやベビーブレスなどのセラピーがうまくいっているか否かということは、自分で判断できると思われます。それは、エネルギーと心地よさです。 自分のことについては、自分が十分に正直か、閉じていないかを、常に、気を付け […]

200  人に頼る

苦しさに追いつめられているとき、私たちは、その苦しさから逃れる助けとして、人に頼ります。まるで、失った親を求めるように。しかし、そのことも、あまり長く続くと、本当の癒しから遠ざかることが多いようです。人からもらえる愛情が […]

196 自分で治した

大きな気づきは突然来ます。努力や準備は必要ですが、それがいつ来るかはわかりません。そして、それが来るのは、誰のおかげでもないのです。いわば、自分が自分を発見し、自分を癒すようなものです。そのとき、本当の癒しが起きます。本 […]

194 高い厚い大きな壁

母親へのアンビバレンツは、父親へのアンビバレンツなどに比べ、乗り越えて、受け入れることに苦戦します。母親への恨みや殺意が出そうになると、命の大恩がある母親の面影が、それを引き留めます。逆に、母親への愛着が出そうになると、 […]

「193 観ている自分」と「しらけ」

「観ている自分」は「しらけ」とは反対のこと ベビーブレスなどで、自分が再体験し味わっている感情、記憶、苦痛を観ている自分がいます。これは、自らすすんで再体験しつつ、しかも観ることができる力があることを意味します。この力に […]

192 生まれてすぐの自分と他の区別

ベビーブレスでは胎児期の記憶が出ることがある。というより、それが普通。精神分析の学者の世界では、生まれてすぐでは、自分と他(主に母親)の区別がないとするのが主流だったので、堂々と「胎児期の記憶」などといえない雰囲気だった […]

191 この世につながった

大きな気づきがあったとき初めてこの世につながったと感じる。 何度かある。そのたびに同じ感覚になる。同じ味、匂いのような・・。不思議。 ******************* 引きこもりからの自立等いろいろな心理的悩み相談 […]

190 小さな変化を楽しむ

セラピーで進みが着実で早い場合の傾向がある。プロセスを味わうことができる。はじめの目標は、例えば、身近な人とのトラブルを改善するため、自分自身の人生の不全感を治すためなど、いろいろ。その目標に縛られず、セラピーのプロセス […]

189 お母さんは変わった!

子供は見ている。親は生活費を稼ぐために懸命に働き、子育てをないがしろにしてしまった。人間性をないがしろにした。その歪みを、子供はじっと見ている。子供自身にも歪みがあるかもしれないが、親を見る目には一定の信頼がおける。 セ […]

187 怪我や事故の心理的な原因

怪我や事故が心理的な原因を持っている場合がある。もちろん自分ではどうしょうもない原因による事故などもあるが、そうでない場合がある。死の本能の発露ということもある。大事にして欲しい。いたわるようにして、本当の原因を訪ねてほ […]

186 許せない人

道徳的なこととは違う、事実を見る辛さの話。 子を捨てる親がいる。物理的な子捨て、のみならず心理的な子捨て。捨てられた子側からの話。捨てられた辛さを無かったものにして、忘れて、懸命に生きる。しかし自分の人生の気がしない。自 […]

185 ベビーブレスの心象風景

ベビーブレスをすると、小学生時代や幼稚園時代の古い記憶がよみがえることがある。さらに、現実の記憶とは言えないが、心の状態を示す心象風景ともいうべきイメージが出ることがある。主に、乳幼児期や胎児期。早期の不完全な記憶を肩代 […]

180 本当は辛い防衛

私たちは意識的な隠し事もするし、無意識の防衛もする。前者は健康的だが、後者は病的なものに傾く。どちらも必要に迫られて行う。セラピーを受けに来たはずの人に強い防衛を感じると、そのまま、そっとしておいた方がいいのかなあと思う […]

179 刺さった矢の鏃(やじり)

刺さった矢の鏃(矢尻、アローヘッド) 私たちは苦しみの矢を抜きたい。葛藤という名の矢をこころに受けている。小さな赤ちゃんだったころ母親から受けた。その矢には、先端に2つの返しがついていて、抜くのに邪魔になっている。 返し […]

177 俺にとってここが天国

      NHKのドキュメントを見た。アマゾンのジャングルの中で砂金を掘る男たちの話。法の及ばない場所。掘立小屋の住居。集まるのは、殺人の前科を持つなど町では暮らせない男たち。毎日が激しい肉体労働と […]

175 あなたのもの2

あなたのもの2 遠い昔、あなたの欲しかったものは手に入らなかった。生きるに必要な<愛情>が手に入らなかった。 「手に入らない」ことに重点があると、袋小路になる。どこまでも癇癪を起こす。補うため他からの愛情を求めて限りなく […]

172 泥臭い地味な作業

カウンセリングやセラピーを受けるというのはどういうことなのだろうか。心理学の用語や概念を学ぶこととはかなり違うようだ。本質的には無関係ではと・・。つまりは自分と向き合うこと。用語や概念を知っているからといって、自分と向き […]

170 自分では自然に避けてしまう

カウンセリングやセラピーを受けるというのはどういうことなのだろうか(その2)。 精神分析の本を読んだりいろいろな書物を読んで、自分を点検し、よくなっていくこともある。しかし、カウンセリングやセラピーを受けるという事は、そ […]

169 落とし穴

割に本音で相手と話せる人にも、思わぬ落とし穴があるようだ。 自分が持っている相手への本音が分かっていると同時に、相手の気持ちもわかっていないとまずいことになる時がある。 自分の思い込みが強すぎて、相手の気持ちが見えなくな […]

168 1人バーベキューとスマホ依存症

1人でバーベキューするための用品が売れているそうだ。スマホ依存症も増えているそうだ。他人との会話がますます少なくなっている。カウンセリングの本質は他人との会話。他人の目を通して自分を見ることができる。発見がある。弱点がわ […]

165 臭みと旨味の不思議

臭みと旨味の不思議 不思議なことがある。魚を美味しく煮付けようとして、臭みを取るために、日本酒や熱湯を使いすぎると、味わいがなくなり、何の魚だか分からなってしまう。美味しくない。そして、本来は臭みであっても、ほどほどにあ […]

163 自分を探る小さなトレーニング

自分を探る小さなトレーニング。連休中に時間があり興味がある人はやってみるといい。昔の記憶をどれだけ遡(さかのぼ)れるか。時間は数十分程度。 目を閉じて思い出してみる。高校生や中学生の頃。一学年ずつ丁寧に思い出す。さらさら […]

162 その美しさはあなたのもの

昔、あなたの欲しかったものは手に入らなかった。 「手に入らない」ことに重点があると、袋小路になる。どこまでも癇癪を起こす。補うため他からの愛情を求めて限りなく彷徨(さすら)う。他方「欲しかった」のほうに重点があると、やが […]

161 自分の人間性を犠牲にしていることに気付く

私たちは親からの十分な愛情を与えられまま、厳しい世間の荒波を泳ぎ、生活を稼がなければならない。自分自身を犠牲にし、人間性を犠牲にしたのかもしれない。経済はもちろん大切。与えられる愛情はもちろん大切。しかしそれらが手に入ら […]

159 重要なのは感覚か理屈か

自分の心の謎を解き明かす時に、重要なのは感覚か理屈か。 感覚は言う。母親を「嫌いだ」。別の感覚が言う。母親を「大好きだ」。理屈は言う。それは「変だ」「どっちなのか」。 しかし感覚は間違っていない。2つの感覚はともに正しい […]

158 子供からの批判

子供は生まれた時からの純粋な目で親を見ている。子供が大きくなって子供自身の問題を抱えるようになっても、親を見る目には、それなりの純粋性がある。側面としての真実がある。赤ん坊のころからの付き合いである。私たち親には、これが […]

157 繰り返して確認

Babyブレスで出てきた過去の記憶、自分の隠された本音など、そのままにせず、後で何回も確認することはとても有効。ブログ、カウンセリング記録、自分でつける記録などなどで確認できる。何度も繰り返して確認することで、改善が着実 […]

155 納得したい:頼りにできる羅針盤

腑に落ちない。何か納得できない。知りたい。感じたい。満足できない。これらこそ、大海の中で波にもまれても頼りにできる羅針盤。これをこそ頼りにすべき。固い扉を開く鍵。大事にすべき。心の奥に灯る灯台の火。大切にすべき。 お試し […]

145 阿闍世コンプレックスの怒りは激しい

  阿闍世コンプレックスの怒りは激しい。これをベビーブレスで体験する人は少なくない。心の傷が深く、勇気がある人は体験する。幼い自分とりわけ胎児期の自分にとって、母は、自分とひとつであり、全世界である。その母が自 […]

140 それは本当に快なのか

快と不快 私たちは不快を避け、快の方向へ生きる。怒りのエネルギーは生のエネルギー。心地よい。外側へ発することで、大きな仕事ができる。社会を改革できる。革命家になれる。大きな敵を倒すことができる。大きな怒りがあれば敵弾を受 […]

139 生を諦めた(死を選んだ)のに生かされたことへの怒り:死が怖いのに死を望む人生3/4その6

母や自分の正体が知りたい3/4その6 <本当の生を諦めたことへの怒り> でも、弱々しくなる=母に従う事でもある。母の殺意を感じ生きてきた私は、自分が弱々しくなり、死ぬ事は、産まれたくなかった私にしてみればそれで良いのかも […]

137 事実を事実として観入る

母親は自分の命を育ててくれた。生の大恩の人という側面を持つ。その母親への憎悪が自分の中にあることを隠さずに直視できるには、大きなエネルギーがいる。逃げるような人生を送っていては湧いてこない。その大きなエネルギーは、さらに […]

134 怒りは生のエネルギー

怒りは生きようとする生のエネルギー。怒りが大きいという事は、周囲は迷惑かも知れない。自分自身も何とかしたいと悩むかもしれない。しかし、エネルギーが大きいということは有利。自分の問題を突破するエネルギーになる。このエネルギ […]

132 世代間伝達2つの受け止め方

親から子育て中に受けた私たちの心の傷は、癒されないままでいると知らないうちに、私たちの子供に伝わる。そうして代々と伝わる。世代間伝達。そのことに気付いたとき、呆然としたり、しまったと思ったり。2つの受け止め方。180度逆 […]

127 子としての傷と母親としての鈍感さと

  私たちは、母が自分の妊娠を望んでいなかったことに非常に大きく傷ついてしまう。その傷が自分の人生に、陰で大きく影響していたことにも気が付く。自分の人生を取り戻すには非常に重要なこと。ところが私たちは、反対に、 […]

124 隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者

隠されるもの:女性が持つ被害者と加害者の両面 子供の問題でやってくる女性は、被害者と加害者の両面の間に挟まれて苦しむ。その女性は、自分自身が、子供としては被害者。大人としては、自身が産んで育てた子供に対して加害者。被害者 […]

120 愛情か自立か

愛情か自立か 意識はしないものの、セラピストから愛情がもらえるので、そのために、セラピーを受け続けることがある。はじめから、愛情がもらえるので、それを目的に、セラピーを受けようと思った。残念なことに、そもそも愛情がもらえ […]

118 快と不快(正気の自分と狂気の自分)

本当に治りたいと思う自分もいる。正気の自分。ほんとに治ることで手に入るであろう快。セラピーを受ける仲間を見ていると進んでいく人がうらやましい。しかし、治るために受けるセラピーが、あまりつらい(不快な)ので、もうこのまま狂 […]

117 甘えは突破口

甘えは大きな突破口になる。甘えることは思ったより難しい。甘えることは自分を裸にすること。無防備にすること。恐怖が来る。「いい母親」に甘えようとしても、すぐそばには「わるい母親」がいる。心を無防備にした瞬間に、バシッとやら […]

116 甘える:あたたかい

私は母親に甘えることができなかった。物心ついた時から、駄々をこねたり、わがままを言ったり、泣き言をいうことができなかった。ずっと肩肘を張って生きてきた。弱音を吐いたらいけないと思っていた。 思えば、頼りなくて、いつも不安 […]

115 世代間伝達とそれを越えて

<世代間伝達> セッションが進むといつも間にか取り組むことになるのが、世代間伝達。 私たちの心の悩みが、母、私、娘へと伝達されているということを観抜くようになる。例えば、心の中にある自閉、恐怖、殺意などのことは、母、私、 […]

114 思い出した殺意 2/2

<一人娘である胎児への拒否> その後、私が現在の一人娘を妊娠したと分かった時、それは、それは大喜びした。大喜びだったはずなのに、つわりに耐えられず泣き、旦那とのセックスも自分が満足するようにできず、“お前(娘である胎児) […]

113 思い出した殺意 1/2

セッションが進み、思い出してきたことがある。はっきりしてきたことがある。怒りを許し、悲しみを許し、自分自身の死の恐怖に向かい合う作業をはじめ、そして、記憶の固い蓋が緩んだ。私のお腹にいた娘に対する拒否があった。さらに昔、 […]

112 勇気をもって体験し冷静に振り返る

ブログで精神分析のいろいろな説を紹介させていただくけれど、初めから、そのような他人の説に従うのは、本当はよくない。頭で考えてしまい感覚を迷わせる。予断は進みを悪くする。 体験した後で自分で確認することは有効。整理され進み […]

111 すばらしいこと

いい母親と悪い母親の両方をそれぞれ体感し、両方を受け入れる事は、すばらしいこと。人を支配してしまう重い二元論から脱すること。とらわれずに、そのままの世界を見る目を持てるようになること。体感は言葉を超える。ブログは言葉。 […]

110 探しても見つからない(?)「いい母親」(コンラット・ローレンツの実験)2/2

探しても見つからない(?)「いい母親」    2/2 目の前にいる愚かな母親の中に「いい母親」を探すことは、無駄なことのように思える。 その無駄なことの中に何とか活路を見出し、妥協し、再び偽善の努力の中に戻ろうというよう […]

108 隠そうとするその悲しさに自分を浸す

悲しさ、落ち込んだ気持ち、不安、恐怖、奈落、・・・(表現はいろいろ)。セラピーが核心へ進めば進むほどそこへ行ってしまう。何とか浮上しようとする。自分を鼓舞して”元気”になってみたり、誰かに当たり散らしたり、気がまぎれる” […]

107 似ていて非なる気持ち

セラピーの中で、隠れていたものが現れる。実は自分が、幼い時に母親から愛情をもらっていないことに、大きく気がつく。そのとき、悲しく落ち込んだ気持ちになる。その落ち込んだ気持ちには、2種類ある。似ていて非なる気持ち。 (1) […]

106 血のうんち

<血のうんち> 私の娘は酷い便秘症だ。まだ小学校2年生なのに、毎回血を出しながらうんちをする。その理由は、娘が赤ちゃんの時私はうつで朝起きられなかったため。朝起きようとすると体が動かず目眩もした。私の娘は、オムツをうんち […]

105 ただならぬ深さを持つ悲しさ

いい母親と悪い母親の二つが本当は一つであることには耐えられない。そして私たちは苦しみ「ぐちゃぐちゃ」(林)になる。二つが本当は一つと認識したくないので、そもそも、ものごとを統合できない分裂になる。二つが本当は一つという現 […]

103 最大の鍵、最大の難関

自分自身の母親との関係(母子2者関係)を見抜くのは大変難しい。フロイトでさえ難しかった。母親への愛着と殺意(愛憎のアンビバレント)の背後には、自分自身が生きるか死ぬか(生死のアンビバレント)が控えているから。だからこそ最 […]

102 小此木啓吾のフロイト批判

フロイトと同世代であった古沢平作の後継者として日本の精神分析学の代表者であったといえる人(故人)。古沢平作の「阿闍世(あじゃせ)コンプレックス」を受け継ぎ、同名の著書(共著)を出版している(創元社)。フロイトの説いたエデ […]

101 死を願う宇宙船の中で“死にたくない”

<死を願って宇宙船に乗る夢を見た> 私はあまり夢の事を覚えていない性質なのだが、つい最近の夢の事はしっかりと覚えている。その夢は、死にたいと強く願う者しか乗れない宇宙船がある。乗ったら最後地球には戻れない。そして燃料が切 […]

100 原因がさぐれて楽しい

昔は傷ついた自分を抑え込む感じがあった。ベビーブレスで解放されてきた。押え込み、抵抗、癖・・・というようなもの(言い方はいろいろ)がなくなっている。現在は同じブレス仲間と自分の癖をオープンに話せている。その癖が付くまでに […]

99 木田恵子

日本に精神分析を導入した古沢平作の愛弟子で、精神分析家(故人)。弟(おとうと)弟子に精神分析学者の小此木啓吾(故人)。彼女が行っていた分析的カウンセリングの中で、母に対する産まれる前からの殺意(未生怨)を出してみせるクラ […]

98 古沢平作の「阿闍世コンプレックス」

日本に精神分析を導入した。フロイトと書簡のやり取りがあった。気難しいフロイトに珍しく「東洋の友」と親しく呼ばしめた。体内の自分の命を否定(堕胎など)しようとする母に対し、産まれる前から殺意(未生怨)をもつことがあり、これ […]

96 経営者の苦悩・疑似家族

中小企業の経営者がよく陥る悩みがある。暖かい家族的な企業にしようと懸命に努力する。その中身を見てみると、満たされなかった自分自身の幼少期の家族関係を修復する努力である。その努力は、対人関係の中で行われる。社員を何とか救お […]

94 メラニークライン

フロイトは人の心を科学の土俵の上に載せた。彼の後には多くの優れた人が続いた。フロイトの業績は評価されすぎることはないほどに優れていると思われるが、それでも、完ぺきではありえない。彼は息子と父と母の3者関係の秘密を描いて見 […]

93 フロイト

人の心を解明する上でフロイトの功績は大きい。心には自分では普通には認識できない大きな領域(無意識)があり、その領域を認識することができれば心の病気(当時は主に神経症)を治せることを実践して見せた。なぜ認識できなくさせてし […]

92 続おちんちんべー

続おちんちんべー:孫の話その5(健忘) 以前、孫の話その3で、孫娘なーちゃんに、「おちんちんべー」と言われ反抗されてしまった私の話を愉快なこととして載せたが、実は、その続きがある。 何年か後になった最近のこと。その話を誰 […]

91 隠れた正気、本当の人格

なかなかうまくいかないケースがある。ケースによって症状はいろいろである。症状に振り回されてはいけない。共通するのは、幼少期の記憶がほとんど思い出せないことである。そして思い出せないこと、そのことさえ隠されている。思い出す […]

90 勝負

心の不具合が大きくて家族との間にトラブルが発生し、そのトラブルに困っている場合には、カウンセラーを交えて家族全体で話をし、自分に何が起きているのかを理解してもらうのは大切なこと。理解してもらうことで、針のむしろ状態から脱 […]