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385 子供への支配と依存

 親から支配されて子供時代を過ごした。寂しい思いをした。そして大人になり、妊娠した。大きなお腹を抱えて10か月も苦労した。とても痛い思いをして赤ちゃんを産んだ。小さな赤ちゃんは、いい匂いがして、柔らかく、天使のようで、私 […]

381 愛情が欲しい

親から愛情もらえなかった。子供のころから愛情不足だった。そしておかしくなった。不幸な人生になった。辛い。回復するためには、だから愛情が必要。ぜひとも必要。喉が渇いて水を求めるように。お腹がすいて食べ物を求めるように。睡眠 […]

380 みんなは理解している

グループカウンセリングの話。一人が話して全員が聞く。その一人本人だけがわからない。みんなはトウに理解している。でも本人にその理解を押し付ける事はできない。本人が気がつくのを待つしかない。それが必要。だけど、周りは辛い。 […]

378 塔の上の夢を見た

私には高所恐怖症の気がある。高いところは好きだが実は苦手。ここ数年のうちに遊覧ヘリに好きで2回乗った。でも横浜マリンタワー(スカイツリーの6分の1の高さ)では、前後に揺れる健康靴を履いて登ったためか、身体が揺れて怖くて、 […]

372 誤魔化しいい風に解釈して自分は死んでいる

小さいころから「怒りは出すな」と母親に言われた。怒りを無意識に抑える抑圧がある。それだけでない。怒りを出しても、母親には受け止めて貰えないから出さなかった。怒りがあるときは誤魔化すしかない。嫌な事を言われても良い風に解釈 […]

371 生きる事の一つひとつを味わう

ご無沙汰をしております。 ベイビーブレスがきっかけとなって、生きる事の一つひとつを味わう事が出来る様になって11、12年位経ちました。素晴らしい療法、カウンセラーとも、私にとってはベストマッチでした。お身体におきをつけて […]

370 こんなに愛らしく幼い目をしていた

今までずっと悩んできた。再婚相手の連れ子S。Sに対する私の気持ち。頭では、自分が産んだ子でないから、良くも悪くも自分の子と同じように思えないのが普通だと、思っていた。 ただ、Sへの嫌悪感が湧いて出る時がある。そのとき、自 […]

365 幼い子供は本質を観抜いている

子殺しはいろいろな動物で確認されている。ゴリラやライオンの群れではボス(オス)が交代するときに、その新しいボスが古いボス(オス)の子供を殺す。そのときに、子供の親であるメスは、ほとんど抵抗しない。少しでも優秀な遺伝子を残 […]

356 怒りは嘘のように消える その3

その2では、物凄い怒りを誘発している恐怖の在りどころを①~④に分けてみたが、そのように人それぞれに状況が違う。状況を見てみる。 ①怒りを満足させるほどに怒り、怒りの底が表われるとき、その途中で恐怖が出現した人は、怒りを出 […]

354 日本人の美しさ

司馬遼太郎は日本人の美しさは滅私奉公にあるという。武士に代表される。東日本大地震の時に被災者たちは水や食料を受け取るために黙々と行列した。こんなことは外国では考えられないらしい。外国では、無政府状態になり、略奪や暴行が横 […]

怒りは嘘のように消える その2

物凄い怒りの奥には、実は恐怖が隠れていることがあり、その恐怖と向き合うとき、怒りは嘘のように消える。では、セッションの中で、どのようにすれば向き合うことができるのか。①怒りを満足させること。怒りにブレーキをかけずに、怒り […]

351 怒りは嘘のように消える

テレビで[シーザーミランの愛犬レスキュー]をよく見る。犬の心が分かって面白い。飼い主は、凶暴な飼い犬を何とかして欲しいと思う。シーザーは言う。「問題は犬を分からないあなたで、この犬は実は臆病なくらいです。」テレビでは実際 […]

350 努力なしでできている

セッションでは小さい子供の駄々っ子をやっている。それを自分でぐにゃぐにゃと呼んでいる。駄々っ子のように体をぐにゃぐにゃするから。そのぐにゃぐにゃを続けていたら、最近、努力なしで良いことが起きてきた。 まず、自分がピリピリ […]

348 幼い女の子の散歩:その2

幼い女の子の散歩:その2 目的の公園はすぐそこに見えている。デモ、延々ト、モノゴトハ起キル。遠くから犬の散歩が近づいてきた。「ワンワン!」じっと見る。白い大きな二頭の犬。彼女より背が高い。だんだん近づき横を通り遠ざかる。 […]

347 これこそがそれ

生を受けたときから愛されなかった。産みの親から愛されなかった。この世から存在を拒否された感じがした。あまりに辛すぎた。そのことは忘れるようになった。思い出さなくなった。閉じた。代わりに頑張った。とにかく努力した。勉強か仕 […]

346 ある精神科医がカウンセリングを受けた

例えば、宿題をちゃっちゃと終わらせて遊びに行きたい子供に、親が宿題の手伝いを頼まれる。そのとき親は、子供が自力で解けるようになるよう、問題の解き方、考え方を教えようとする。正解だけ教えるのは変。意味がない。ほとんどの人は […]

345 そうすれば、どんなに心が楽になるだろう。

子育てがうまくいかない。セッションを受ける。自分自身が良好な子育てとは縁がなかったことに気が付く。隠れていた母への恨みが出る。それなりに色々な改善が起きる。しかし恨んでも恨んでも足りない。母は分からない人。大きな壁。絶望 […]

344 幼い女の子の散歩:小さな蟻に「アー!」

2歳1か月の女の子。無口。ちょっとの時間、その子の子守を頼まれた。彼女とは初めて二人っきりになる。つい最近まで私は極端に怖がられていた。スマホの電話で、私の顔をライブ動画で見せると、逃げた。彼女には、私が子守にならなけれ […]

343 勇気のようなその感覚を身に着けて

ブログでいろいろな実例を掲載させていただく。しかし、いつも心配がある。その実例の中から自分に一番近い実例を探すようになるのではないかと。その一番近い実例に自分をはめ込み、頼るようになるのではないかと。一番近い実例ではあっ […]

342 エネルギーが湧いて太陽を抱いた

私は自分の気持ちをうまく言葉にできない。原因を探っている。下の兄弟が生まれたのが私が1歳7ヶ月で、そのときに「ちゃんとする、良い子でいる」とか決めたんじゃないかと想う。母の言うこと聞いたら良い子、聞かないと悪い子だった気 […]

341 「太陽のめざめ」その2

先日「太陽のめざめ」という映画の話をした。最後はハッピーエンドを予感させる終わり方だが、実際の話ならば、そうはならないだろう、描き方が不足だと話した。 しかし、感心する描写もあった。主人公の札付き不良少年には、更生させる […]

340 映画「太陽のめざめ」

「太陽のめざめ」という映画を見た。カトリーヌ・ドヌーヴ出演。学生時代に映画でカトリーヌ・ドヌーヴの美しい魅力に圧倒されていたので、どんなお婆ちゃんになっているかな、という興味もあった。大きな映画館ではやっていないので、横 […]

338 大人の目と子供の目

例えばある人が母親について葛藤している。幼少期に母親の愛情が十分ではなかったために苦しみ続けている。私よりもその人はかなり年少と仮定する。すると私は心の隅で思ってしまう。この人は母親からいつか自立することが必要だな、と。 […]

336 一生を支える母親との一体感

幼い子供が母親と過ごす時の忘我の一体感は、子供の一生を左右する。子供の一生の基盤を造る。 胎児期・乳幼児期に母親からの健康な愛情があれば、この一体感は、そのまま至福の感覚として無条件に取り込まれ、長じては根拠のない自信、 […]

334 エネルギーそのものを楽しむ

あるところの子供たちがおばあちゃんに会いに行く。子供たちはおばあちゃんが待っていてくれることを知っている。おばあちゃんに会いたいというエネルギーを楽しむことができる。会いに行く道中、おしゃべりをし、歌い、笑い合う。目的は […]

332 全体とポイントで統合へ

グループカウンセリングの現場で、話がバラバラな時には統合をする努力をすることが大切。本人も、その場にいる人も。その過程で徐々に意識に統合が起き改善が生じるから。 数少ないいくつかの一見バラバラな話をすることがある。その短 […]

331 同化から自立へむかって

  始めはフローティングセラピーを受けた。(フローティングセラピーでは胎児期のときの気持ちや雰囲気を漠然と思い出す事はよくある。まれにはもっとはっきりと具体的な記憶が蘇ることもある。彼女の場合には、それが非常に […]

291 こんばんは

こんばんは。明日(のセッション)はよろしくお願いします。最近仕事が忙しく、現状報告のメールをする気力がありませんでした。忙しいですが、なんとかこなしています。たぶん、ベビーブレスを始めていなかったら、(仕事は)もうやめて […]

288 愛していないことがわかる

ふ 愛していない事が「分からない」母親に子供は傷つく。それに比べて、愛していない事が「分かる」母親には子供はそれほど傷つかない。 ホームページの記事もどうぞ⇒実績紹介>より詳しいベビーブレス体験  

287 話が支離滅裂

最近になって、母親はおかしい、そう痛感することが増えています。前々からおかしいと気づいていたのを抑圧していたのもあるのですが、観察するにつれおかしいのです。以前、私自身が指摘された「話が支離滅裂」は母親から伝染したものな […]

286 なぜかは分からない

3歳の時洋服のままお湯に入れられた。なぜ(入れられたの)か覚えていない。母に聞いても「さー」という。母は「ごめんね」と泣きながら謝った。求めているのはそこ(謝ること)じゃないのにと思う。 部屋の中にあったピアノの近くで5 […]

285 会話が出来始めている

最近、思うことがある。 苦手だった、他人との会話が出来始めている。その分、「一人ぽっち」と感じている時間が少なくなってきた。今までは、集団でいても一人で仲間外れだと思っていた。今は、集団に含まれている、と感じる。誰か一人 […]

284 赤ちゃんや子供は苦手だった

自分に変化が起きている。 赤ちゃんや子供は苦手だった。触りたくない、見たくない、「できればいない方がいい」だった。笑いかけることなどできなかった。特に、4、5歳の子がうるさくしていると、「静かにしてほしい」と思い、イライ […]

271 息子のお産は私の身勝手さそのもの|産んだ実感がない申し訳ない

ベビーブレス。存在はここにある。叫ぶが1人。何もない。諦めたくないから求め続ける。でも何もない。この空虚感は私だけのものでない。小さい頃に身に付けさせられたもの。あなた(母)が諦めなかったら、私とあなたとは、そして私と存 […]

265 「ごめんなさい、もうしません」「くやしー」|幼い子供に母がしたこと自分がしたこと

今までのセッションでは対象のない激しい怒りと恐怖がでることが多かった。今回、母親を対象とするセッションをおこなった。途中から、同じような激しい怒りと恐怖がでた。同時に「ごめんなさい、もうしません」という強い感情と言葉が波 […]

264 対象のない怒り|謎が解けた

  初めのころ息子のことでセッションを受けた。セッションが進み、閉じこもりの息子との関係が改善された。改善の内容について母親が喜ぶどころか悪く言った。ショックだった。なぜショックだったのか、わからなかった。やが […]

259 生きよう!生きて行こう!空が真っ青で綺麗|恐かったのは母からの殺意だと分かった

回を重ねたベビーブレス。今回、初めてのように感動した。何が怖いのかずっと知りたかった。なのに分からなかった。 いつものブレスなら出しても出しても、出し切れない怒り。ところが、今回は、すぐに怒りの先の恐怖へいった。誰も助け […]

256 ここ30日間の人気ブログ

いつも閲覧ありがとうございます。 また、投稿をありがとうございます。 ここ30日間の人気ブログは以下の通りでした。 一位:モミジのような両手をいっぱいに広げて 二位:嘘偽りのない本音の憎しみ、嘘偽りのない本音の愛着 三位 […]

255 自然がある事さえ気づかなかった|子供のように遊んだ

苦しいことがあり、人間になりたかった。ベビーブレスを受けた。 初めてのブレスの後、帰りの車からの空が広かった。空がある事、木がある事、花とか自然がある事さえ気づかなかった。車の外へ出た。降り積もる雪と風が吹いて木々が揺れ […]

254 ここ30日間のブログ閲覧回数

いつも閲覧ありがとうございます。 また投稿をありがとうございました。 ここ30日間のブログ閲覧回数は、下記の通りでした。 もっとも多かった日は69回でした。   ******************* 引きこも […]

252 仲間との話|意識化が進む

ふ 自分を苦しめる心理的な歪みは、心の傷を隠すために、幼いころから苦しみ続けた結果。セッション仲間と、その傷と歪みの因果について、話をする。お互い自分の話をする。仲間との類似もわかる。自分だけじゃないんだ。反対に違いもわ […]

251 夜明け前|後戻りの現象|

セッションを続け、改善が続く中、本当に良くなる前に急に悪くなることがある。夜明け前が一番暗い。 たとえば、不安や恐怖に悩まされ、それをテーマとして扱っているときに、不安や恐怖の原因がだんだんわかってきて、改善が進み、不安 […]

249 深く深く隠していたことがあった 3 :意外にも娘は仕事をこなした

前回の話。社会に適応できない娘を、認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていたことに気が付いた。大きな気付きだが、ことが重大だ。それをいよいよ、娘に話した。娘は動揺する事も無く、「もう知っているよ」と聞いてくれた。そし […]

248 シェアお願い

いつもアコールのブログを閲覧いただきありがとうございます。 よろしければ気に入ったブログをフェイスブックなどでシェアしていただければ、と思います。 たとえばアイフォンでフェイスブックできる場合の手順は下のとおりです。 * […]

246 モミジのような両手を口に重ね泣くまいと堪(こら)えた|未だ片言しかしゃべれないのに理解した

私のもうすぐ3歳になる孫の話。彼はすぐ下に生まれた赤ん坊の妹に、母親の愛情を取られている。母親はそのことにあまり意識がない。彼はジュースを際限なく飲みたがる。ジュースで自分をごまかし、自分を必死に抑えている。あるときチャ […]

244 あったかい自分が生まれている|自分が生まれ自分を産むその瞬間

ベビーブレスで胎児期や出産期の記憶と思われるものが体験されても、なかなかうまく言葉で表現されることは少ないのですが、その少ない1つの体験例を紹介します。この体験例では、産む自分と生まれる自分の両方が同時に体感されています […]

240 深く深く隠していたことがあった 2|娘は「もう知っているよ」

私には、深く深く隠れていたことがあった。社会に適応できない娘を何とか自立させようと必死になり努力したが、心の底では、社会に適応できない娘を認められず「大嫌いだ」と思う気持ちが隠れていた。それがわかった途端、母親が私自身の […]

239 なぜあんなにも頭が真っ白になってしまったのか 2|子供にしてきた事はわかるけれど「自分がされた事がわからない」

私のセラピーは、母親との関係性のところが欠けているのではないかと、気が付いたころ、母親のある言葉に頭が真っ白になった。なぜ真っ白になったのかを探っていったら、自分自身もが、子どもを、閉じこもっていることを、真っ向から強く […]

238 深く深く隠していたこと|娘を認められず大嫌い=母親が私自身のことを大嫌い

セラピーを重ね、自分の中に隠れていた深い寂しさも、それがどこから来るのかも理解出来るようになってきた。同時に人のこともよく理解できるようになってきた。みんなから頼られるようにもなってきた。 社会になかなか適応できにくい娘 […]

237 なぜあんなにも頭が真っ白になってしまったのか|閉じこもっている子供を強く否定する心を隠していた

セラピーを長く続けている。初めの頃、他人や外界に対する激しい怒りが自分の中にあることが分かり、その怒りを思いきり表現することができた。そのたびに、かなりの満足があった。 やがて、怒りを表現するだけでは、あまり満足しなくな […]

235 嘘偽りのない本音の憎しみ嘘偽りのない本音の愛着|セッションで母親を殺した途端に愛情が噴き出した

   私は昔から母のことを好きになれなかった。でも母親をあからさまに嫌いとは言えなかった。自分と子供とは不仲だった。セラピーを重ね、その不仲の原因が、自分が母親から愛情をもらえなかったことに遠因があると分かった。母親をは […]

233 薄皮の人格2|中心部分に届かないのはなぜ

私たちは、社会で「よい」とされていることを取り込んで、薄皮の人格を形成し、自分自身の主人公でいられなくて、苦しむ。なぜだろう。中心部分に届かないのはなぜだろう。中心部分には、見たくない何かが居座っている。そのことを感覚的 […]

231 つながりのない複数の話|無意識:父親の残虐性の事情が理解できた

グループカウンセリングで話をしてもらう時に、表面的にはつながりのない、複数の話になることがある。しかし、その複数の話が並べて話されることで、無意識のうちに、何かを伝えようとする、何かを表現しようとする。そこがとても大切。 […]

226 薄皮の人格|基準を外側ばかりに求めてしまう

私たちは、自分が自分の主人公でいることがむずかしい。主人公でいることが少ない人生を送っていると「これでいいのだろうか」と、判断の基準を外側ばかりに求めてしまう。外側で「よい」とされていることを次々と取り込むけれども、なか […]

225 体がオーケーを出す|人からの判断はいらない

私たちは、社会の要求ばかりを受け入れ自分自身が小さくなってしまっているので、完全に個人的なことでも、人の判断を当てにしてしまう。いつも、これでいいのか、と思ってしまう。 ベビーブレスは完全に個人的な作業。ベビーブレスで、 […]

221 パソコンと母親:パソコンは無くても生きていける|愛情はインストールされていたか

パソコンと母親:パソコンは無くても生きていける パソコンが修理から戻ってきた。買った時の状態に初期化されてしまった。使い慣れた状態に復旧する作業は自分でしなければならない。大変。それでも自分を鼓舞して作業をはじめる。とこ […]

212 何が「不安」で「恐怖」なのか|実は明白

何が「不安」で「恐怖」なのか 心理学や精神分析学の本を読んだ人は気が付くでしょう。トラブルの根底に「不安」や「恐怖」があることに・・。「不安」や「恐怖」を回避するためにいろいろの症状が出現します。その症状の上にトラブルが […]

203 象徴的に理解する|すり寄ってきた母と祖母

ベビーブレスの中では、現実的でない映像を見る、あるいは思い出す、ということが多くある。その映像で、いろいろなことが理解でき、重要な手がかりになることが多い。 例えば、Gさんの場合のように、「自分と折り合いの悪い母と祖母が […]

200  人に頼る|本当の癒しから遠ざかる|

苦しさに追いつめられているとき、私たちは、その苦しさから逃れる助けとして、人に頼ります。まるで、失った親を求めるように。しかし、そのことも、あまり長く続くと、本当の癒しから遠ざかることが多いようです。人からもらえる愛情が […]

196 自分で治した|そんなの当たり前

大きな気づきは突然来ます。努力や準備は必要ですが、それがいつ来るかはわかりません。そして、それが来るのは、誰のおかげでもないのです。いわば、自分が自分を発見し、自分を癒すようなものです。そのとき、本当の癒しが起きます。本 […]

194 高い厚い大きな壁|母親へのアンビバレンツ

母親へのアンビバレンツは、父親へのアンビバレンツなどに比べ、乗り越えて、受け入れることに苦戦します。母親への恨みや殺意が出そうになると、命の大恩がある母親の面影が、それを引き留めます。逆に、母親への愛着が出そうになると、 […]

193 「観ている自分」と「しらけ」|違うもの

「観ている自分」は「しらけ」とは反対のこと ベビーブレスなどで、自分が再体験し味わっている感情、記憶、苦痛を観ている自分がいます。これは、自らすすんで再体験しつつ、しかも観ることができる力があることを意味します。この力に […]

192 生まれてすぐの自分と他の区別|既にある

ベビーブレスでは胎児期の記憶が出ることがある。というより、それが普通。精神分析の学者の世界では、生まれてすぐでは、自分と他(主に母親)の区別がないとするのが主流だったので、堂々と「胎児期の記憶」などといえない雰囲気だった […]

189 お母さんは変わった!|子供からのOK

子供は見ている。親は生活費を稼ぐために懸命に働き、子育てをないがしろにしてしまった。人間性をないがしろにした。その歪みを、子供はじっと見ている。子供自身にも歪みがあるかもしれないが、親を見る目には一定の信頼がおける。 セ […]