Entries by 雲泥 諸智

死ぬ事も生きる事も出来ず|封印してきた「大好き」から突破|セラピーの現場から(696)

<H> 今日はNさんの話を聞きたいと思う。大きな山を越えたように感じる。 Nさんは仕事では頑張れる人だ。成果もあげる。しかし、子育てや人間関係でトラブっていた。大事な場面ではシャッターを下ろして殻を閉じてしまう。シャッタ […]

大きな壁を突破して絶好調の毎日|絶望を手に入れたとき「私、解った!」|セラピーの現場から(695)

<W> 今日はYさんのインタビューをしたいと思います。 <H> Yさんは大きな壁を突破して、絶好調の毎日を過ごしています。 <Y> (笑) <H> ご自分でも、今まで経験した自分史のまとめを書き始めているということです。 […]

ほんとうは何を捨てたいの?|あなたはどちら派?断捨離の賛成派と反対派|セラピーの昼休み(693)

「W」 断捨離ブームが起きて久しいですが、変化が起きていますね。ネットを見ると断捨離の賛成派と反対派がいっぱい出てきました。 「H」 始めにゴミ屋敷や片付けられない人々がいて、それから、断捨離ブームが起き、物を捨ててすっ […]

理想の健康な母親だったら|あの母親にはいくら言ってもムダ・・・|セラピーの現場から(687)

理想の健康な母親だったら 「W」 ベビーブレスで深くまで入り、隠されていたいろいろな感情が出てくると、心のトラブルの底には、母親からの見捨てられ感があるように思われます。 「H」 そうですね。経験的には疑いようもないです […]

まるで当事者の気分|セラピーの現場から(685)

「H」 私事で恐縮ですが、普段カウンセリングやセラピーをリードさせていただいている立場とは違う話を、させてください。 「W」 どうぞ。 「H」 私の親戚で、前々から躁鬱の気があり、最近、老化に伴う認知症もあるのか、症状が […]

二番目の壁|セラピーの現場から(670)

<W>今日は、ベビーブレス(ブレスワーク)で乗り越える二番目の壁のようなものについて、例を挙げて、話したいと思います。<H>はい。<W>壁のようなものは大きく二つあるように感じます。一番目の壁は、「出せるかどうか」の壁で […]

生きている事自体が見っともなかった<実は子供を愛してなかった>1/2|セラピーの現場から(668)

Kさんは人生の謎が解け(「生きている事自体が見っともなかった」)、人生全体を細部まで語ります。セラピーの現場から(660)の中の<実は子供を愛してなかった>の細部1/2 です。 ********************* […]

本当は寂しいお母さん|セラピーの現場から(665)

解離性の状況を持つ女性:自分を殺すお母さんと優しいお母さんの2つに分裂していたが、今回のセッションで、その間の寂しいお母さんが出てきた。死の受け入れがあった。死に迫られ憎悪を受け持つ人格が、これをきっかけに、小さくなって […]

人生の息苦しさを解く最後の関門は一つの謎として立ちはだかった(その2)|セラピーの現場から(661)

<見っともない人生> そういう状況(660参照)の中で、「見っともない人生」を生きてきてしまった、という気持ちがあった。そして、「見っともない人生」をいまだに歩んでいるという、強い不満があった。何が見っともないのか。それ […]

人生の息苦しさを解く最後の関門は一つの謎として立ちはだかった(その1)|セラピーの現場から(660)

Kさんの人生の息苦しさを解く最後の関門は、一つの謎として立ちはだかった。自分の中に湧き起こって来て自分を苦しめる一つの思い。「自分の人生は見っともなかった。」しかし何が見っともなかったのか自分でも分からなかった。謎だった […]

途方も無く長い時間一人だったんだな|逆に宝物に思えるとは|セラピーの現場から(659)

○新生児の私は、何はともあれ7週間の間1人で耐え抜いた。親の支えもなく、自分自身の支えも乏しく、それでも堪えた。あまりに辛い人生のその部分は、なくなって欲しかった。しかし、今、その部分が、自分の宝物に変わっていった。 ○ […]

遠吠えのように泣けた|激しい怒りを担当する人格Kに近づけた|セラピーの現場から(644)

やまなかや Kと呼ばれる人格を扱っている。Kは、皆殺しや自分殺し母親殺しを一挙に担当する、破壊的な人格。その人格Kが隠れていて、隠れているのに時々、顔を出して、問題を起こす。これが実生活上の問題となっている。しかも顔を出 […]

子供達への虐待は母からの虐待|物凄く怖い母自身の恨み|セラピーの現場から(643)

○セッションを始めたのは、私の子供達への虐待が、止まらなかったからだ。今は、かなり改善された。私の職場での人間関係もやや改善された。それでも私の問題は残っている。奥の方では母との関係だ。表面的には、自分の感情が出にくい。 […]

閉じこもりだった子供の回復は続いている|でも母との関係は怖くて・・|セラピーの現場から(641)

○[閉じこもりだった子供は好調。でも・・] 閉じこもりだった子供の回復は続いている。子供は好調だ。問題は私だ。 私が自分の問題に取り組み始めたことで、子供の回復が起きて来ているようだ。しかし本格的に問題に取り組めるのか。 […]

大きなエネルギーが出るようになった|それでも納得できなかった謎の答え|セラピーの現場から(640)

納得できなかった謎の答え。 ○幼い頃から抑えていた自分自身を解放するセッションを重ね、ようやく心が開いて、大きなエネルギーが出るようになった。嬉しかった。 ○しかし、心底から喜べない気持ちがあった。何かどうしても納得でき […]

子供は命の浮き輪だった|子供に何をしたか震え上がるほど恐ろしい|セラピーの現場から(623)

閉じこもりだった子供が回復しつつある。どんどん回復している。その嬉しさの中で、でも、自分で気が付いたことがある。衝撃だった。 実は、あの子は自分の浮き輪だった。思えば自分も母親の浮き輪だった。そのことに気がついた。足には […]

甘えたかっただけじゃん|すごい剣幕で私を殺そうとする母|でも譲れない|セラピーの現場(621)

ハッキリしなかった私の心に届いた。ようやく見つけた。私の本音「甘えたかっただけじゃん」。 ある日のセッションで本気でやれた。それまで、(セッションは)やれば良いんでしょみたいだったが、本当にやれた。その後に出て来たのは虚 […]

死にさらされて死を拒否|心の蓋を開けてしまうよう|堤が崩れ物凄いエネルギー|セラピーの現場(618)

今は何があっても日常が楽しく、これからの自分が歩いて行く人生を思うとワクワクしてくる。 今、分かってみれば、昔の私は死にさらされていて、そして死を完全に拒否していた。死にたくなかった。死ぬのが怖かった。生きたかった。どう […]

自分の中のKさんを忘れていれば母から殺されることも忘れられる|セラピーの現場(608)

<表現できた人格> 自分の中に、破壊を担当する人格があったが、なかなか今まで、その人格をセラピーの場で表現することはできなかった。今回それができた(*1)。3歳の女の子だ。名前をKさんという。まっすぐで自由で活発で強い性 […]

うまくいっていたセッションが何度やってもうまくいかない|セラピーの現場(594)

セッションがそれまではうまくいっていたのに、何度やってもうまくいかなくなることがあります。うまくいっているときはご機嫌でも、そうでないと不愉快になってしまいます。誰かのせいにしたくなり、無駄をしているように思えます。 で […]

自分は何かが腑に落ちない何かが気に入らない|セッションの羅針盤|セラピーの現場から(582)

ベビーブレス(弊社で開発したブレスワーク)のようなセッションに臨むときには、自分自身が強く望むことが重要のようです。自分自身の欲求不満を大切にしてほしいと思います。自分の生き方は何かが腑に落ちない。自分は何かが満足してい […]

「自分を観たいわけではなくトラブルさえ解消できればいい」|「早く」と焦る気持ち|セラピーの現場(571)

登山ガイドが必ず教えてくれる山登りの秘訣があります。①できるだけ小さな歩幅で歩くこと。まるでお婆ちゃんのように。足元の小さな段差に合わせてひとつづつ丁寧に登ること。②焦らないこと。いつかは頂上に着くというつもりで、 1歩 […]

怒りを押し殺して人は病気にもなる|怒りのエネルギーは生のエネルギー|セラピーの現場から(562)

私たちは不快を避け、快の方向へ生きます。当たり前のようですが、セラピー(ベビーブレス)の中での理解には大切になってくる事柄です。例えば、怒りのエネルギーは生のエネルギーで心地よいものです。怒りを押し殺していては人は病気に […]

どうして?幼い子供たちは生きることに夢中であんなにかわいい|体験する似た感覚|セラピーの後で(540)

ありふれた場所、ありふれた時間に、幼い子供たちが遊んでいるのを見ることがあります。幼稚園の帰りに。立ち話の親の足元で。自宅の前で。買い物の途中の階段で。子供はどうしてあんなにかわいいのかと思います。彼らは生きることに夢中 […]

憎しみを感じるほど愚かな母親と自分の命のような母親と|同じとは認められない|セラピーの現場から(538)

  多くの人にとって、自分の苦しみが、母親との関係で苦しんできたことが分かってきます。しかしなぜ、それほどまでに苦しむのか。大人になった自分が、目の前の年老いた母(今は経済も肉体的力も失っている人)によって、な […]

ひと月の人気ブログ ベスト3

ひと月の人気ブログ ベスト3 ①実は母の側の愛情飢餓だった?|依存としての母娘関係|心理セラピーの現場から(503) ②頑張っても報われない職場への怒りが手がかり|実は心の中では母に認めてもらおうと頑張る|セラピーの現場 […]

ブレスワーク(弊社ではベビーブレス)の最中に、しらけてしまうのだけれど|セラピーの基本(536)

ブレスワーク(弊社の開発したものはベビーブレスと呼んでいる)の最中に、しらけてしまうのだけれどどうすればいいか、ということが時々あります。それほど心配することはありません。 しらけるのは、あなたの一部が、あなた自身にブレ […]

母に必要とされるため我慢していい子にしてきた|本当の人生を送りたい|セラピーの現場から(535)

気が付いた。今まで、我慢して頑張って良い子をやって来た。本音を言葉にできない。母に必要とされたいから。いらない子にならないために。死なないために、生きるために。 でもそれは、本当を生きていないことを実は知っていた。今、本 […]

人生への強い悔いと敵意|ケアマネが担当を辞退する老人介護の現場|セラピーの休憩時間(533)

  老人介護の現場を扱うケアマネさんたちの業界の、ある話を聞いたことがあります。一部に介護が困難になる人たちがいます。介護のシステムがうまくはたらかなくなるのです。その背景に、人間関係の崩壊があるというのです。 […]

毒親の世代間連鎖|いつの時代から女性は子供を愛せなくなったのか|セラピーの休憩時間(522)

毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり、やがて自分自身の子供を毒するようになる、という世代間連鎖は、何を意味するのでしょうか。世代を下れば、親、子、孫、ひ孫・・・。どこまでも続くように思われます。自分は親か […]

幼い頃に抱き閉じ込めた怒り(521)

自分の中に怒りがある。最近のことではない。普通に覚えているような頃の記憶でもない。かなり古い記憶。古い怒り。それしか「手がかりがない。」そうして、ベビーブレスをすると徐々に表れてくる。何か幼い頃の「象徴のようなものが出た […]

毒親はいかにして毒親になったのか3つの原因?|毒親のこころ|セラピーの現場から(520)

毒親の親もまた毒親であったというのは、セラピーの現場ではほとんど、あたり前のことのように思えます。つまり、毒親に毒されて育てられた子供も、また長じて毒親になり自分自身の子供を毒するようになる、ということのようです。世代間 […]

自分にある健忘に気が付かない|背景に幼い時の辛いことか|セラピーの現場から(517)

人は色々のことを忘れます。便利でもあります。でも、重要なことを、思い出そうとしても思い出せないと生活や職場でに困ることになります。度々だととても困ります。何か原因があるかもしれません。その場合には、幼い時に対応できないほ […]

毒親は「毒親」とは気がつかない?|私は全部押し殺してきた|セラピーの現場から(516)

毒親をテーマにした本が増えています。「毒親」とは厳しい非難の響きのある言葉です。センセーショナルな言葉です。しかし、親から毒された子供の側からすれば、そんな言葉でも足りないほどの気持ちがあるでしょう。一生を台無しにされた […]

辛い記憶が鍵|セラピーの現場から(514)

とても簡単に言ってしまうと、幼い遠い日の辛い記憶を思い出すことが、すべての鍵のようなのです。思い出す事は、辛いです。しかし、思い出した後では、何物にも変えがたい奥底の心地よさを感じさせます。たとえその記憶が自分の命を脅か […]

なぜ女性は禅寺の坊さんにはいないのか?|でも濃い関係性から温かい大きな理解へ|セラピーの現場から(510)

心理セッションやグループカウンセリングに立ち会わせていただいて、感じることがあります。男女の違いのことです。男性や女性がそれぞれ示す、人との関係性。 女性は、親や子供など人との関係性の中に、自分の問題の解決を見出そうとす […]

せっかくの大きな気づきからつい逃げてしまうのはなぜ?|心理セラピーの現場から(507)

心理カウンセリング等の心理セッションを続け、大切な気づきに次々と出会うと、実生活もいろいろな改善が起き、順調に進みます。それに伴い心理セッションへの意欲も出て、もっと進みたいと思います。そして、徐々に大きな気づきがありま […]

実は分かっているけれど・・?|現実的トラブルの勃発と自分の問題を見るチャンス|心理セラピーの現場から(505)

心理セッションを受けて、短期の内に、当面の目標に到達する人もいます。しかし、当面の目標には到達したものの、更に深く自分の問題に着手する人も多くいます。ひと月に一回、あるいは数か月に1回の割合で、心理セッションを受けます。 […]

始めは好きだった相手をなぜ害しようとするのか?|心理トラブルの謎は解ける|心理セラピーの現場から(504)

一方的な恋愛感情を相手に抱き、思うようにならないと、相手を傷つけたり殺したりする事件が起きています。悲惨な事件です。しかし、同様の事件は、古今東西、珍しくないようです。 では、そもそも始めは好きだった相手を、害しようとす […]

お互いを失いたくない:それはなぜか?その背後にある何かをこそ|相互依存としての母娘関係(501)

「母を棄ててもいいですか?」(熊谷早智子 講談社)という本には、次のような意味の文章があります。母娘関係の相互依存から抜け出せない仕組みとして、母親側からは娘へ「あんなにしてやった」「こんなに面倒を見てやった」と刷り込み […]