じれったい|ガッカリ|セラピーの現場から(691)

「W」
今日は少し愚痴らせてもらいましょう。
「H」
賛成。たまには愚痴くらい言わせてもらわないと、やってけない。
「W」
セッションがうまくいって、その人が弾けたりすると、こちらまで元気になります。反対に・・・。
「H」
せっかくいいところまで行って、結局、後退してしまうようなことがあると、がっかりしてしまいますね。
「W」
ほんとにガックリきます。まるで自分の子供に裏切られたような・・・。セッションも交互の気持ちの流れがありますから。こちらの気持ちも大きく影響を受ける。
「H」
こちらも誠心誠意ですからね。人間ですからね。落ち込みますね。
「W」
つくづく思います。自分の心の傷を見るのは難しい。すぐに防衛が働いてしまう。知らないうちに、その傷を見ずに何とか生きていく道を探してしまう。
「H」
でもそれでは解決や癒しはやってこない。今までと変わらない。
「W」
そうですねえ・・・。全く。
「H」
リードする方としてはついついじれったくなってしまう。
「W」
しかし、当事者の立場になってみれば、もっともなことであり、丁寧に扱いわなければならない。
「H」
重々わかってます。
「W」
止まって立ち止まって待っているということが大切。そこから退かず、無理して進まず、でも目をそらさずに待っている。
「H」
分かりきるほどわかっています。
「W」
本当に傷を見る直前になると、ついつい、いつもの癖が出てしまう。口実を作って逃げてしまう。強がってしまう。いつもの防衛が出てしまう。馴染みのあるその人の防衛。そうではなく、ある意味弱くなってしまわなければならない。負けてしまわっなければならない。そのことがとても難しい。語弊がある。説明しにくいです。
「H」
私も説明はできません。言葉は出ませんが、じれったい気持ちが多分、顔に出ると思います。
「W」
私だって、ただただガッカリします。
「H」
そのことに関して、例えば初心者から「弱くなって傷を見るとどうしていいのか。」というような質問を受けることがあります。
「W」
本当のこと(傷)を受け入れると本当の強さが出てくる。本当のエネルギーが出てくる。湧いてくる。嘘をついていたのではそうはならない。やってみないとわからない。
弱くなるには勇気がいる。大きな勇気がいる。強くなることに勇気がいるわけではない。全く逆です。
「H」
私も「やれば分かる」といいます。
「W」
後退するときに使われる防衛は人それぞれですね。
「H」
仕事に逃げる。
「W」
これは良くありますね。
「H」
人への怒りを出す。
「W」
エネルギーは気持ちいいですから。
「H」
ニコニコしていい人をやる。
「W」
反対のもので覆うわけですね。
「H」
頭が真っ白という人も結構います。
「W」
正直ですね。

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