179 刺さった矢の鏃(やじり)

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刺さった矢の鏃(矢尻、アローヘッド)

私たちは苦しみの矢を抜きたい。葛藤という名の矢をこころに受けている。小さな赤ちゃんだったころ母親から受けた。その矢には、先端に2つの返しがついていて、抜くのに邪魔になっている。
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返しの1つは、愛着。もう一つの返しは憎悪。普通の人は憎悪が隠されているので、隠された憎悪を掘る必要がある。それだけでも大変。憎悪がある程度明らかになった時、それ以上、深まらないことが起きる。その時はもう一方の返しである愛着が邪魔をしている。今度は愛着を掘らねばならない。赤ちゃんだったあなたが、その至らない母親であっても、どれだけ深く全幅の信頼を捧げていたことか。そのことに思いが及ばなければならない。そして愛着が深くなる。十分に深くなった後で、再度、憎悪を扱う。憎悪はさらに感情豊かで人間的なものになる。愛憎を交互に行うことで、事の全体が観えてくる。矢が抜ける準備が整う。2つの返しを交互に抜かなければならない。

 

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