91 隠れた正気、本当の人格

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なかなかうまくいかないケースがある。ケースによって症状はいろいろである。症状に振り回されてはいけない。共通するのは、幼少期の記憶がほとんど思い出せないことである。そして思い出せないこと、そのことさえ隠されている。思い出すことを促しても、スルリするりと他のことに話題をすり替えられてしまう。
しかし、実はそのことこそが、その人の隠れた正気である。隠れた本当の人格である。絶対に思い出したくないことが、何であるかをよーーくわかっている。思い出したくない「そのこと」を微塵もあらわにしないように、神業的に巧妙に隠すことができる。全体を見渡すように理解しないとできない技である。その正気の人こそ、複数のバラバラの人格を統合できる能力を持った、鍵となる人格である。

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