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おちんちんべー:孫の話その3(反抗)
私には血縁も法律上の縁もない気持ちの上の孫娘がいる。名前をなーちゃんと言う。私といるときは天真爛漫である。子供らしさの塊(かたまり)である。しかし、生い立ちを背景にして、強烈な否定を持っている。嫌なことには全く妥協しない。ある時、なーちゃんをコメダ珈琲に初めて連れて行った。彼女は公の場に慣れておらず自分の部屋の中と同じように大はしゃぎした。私は連れてきた事をコウカイしたが、シカタナク、社会性を教えようとして、彼女を抱っこし、店内を一巡した。「ほらこのお兄ちゃんは一人静かに勉強してるんだよ」「この人たちは仲良く見つめあって時間を過ごしたいんだよ」「このおじさんは静かに新聞を読みたいんだよ」などといいながら。元の席に戻って彼女を降ろした。彼女はしばらく柄にもなく考え込んでいるように見えた。一瞬おや?まさか本当に納得したのではあるまいに?と私。やがて彼女は自分のスカートを持ち上げ大声で「おちんちんべー」と言った(彼女はもちろん女である、念のため)。この見事な反抗に、私は心から大笑いした。こんなふうに私もまっすぐに反抗して見たかったとつくづく思ったものだった。もっとも、できなかったおかげでブレスを始め色々なセラピーを経験させていただいた。

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